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名古屋スティ8日目、猛暑の名古屋で巣ごもりをしていました。

猛暑が続く日本列島。
今日は午前中の通り雨(”朝立ち”にあらず)もなく、水銀柱はグングン上がります。

今日も特にやることなし。
敗戦記念日を翌日に控え、今日も戦争関係のドキュメンタリーが数多く放送されました。
その多くは再放送ですが、見ていないものも多く、再放送するくらいだからレベルも高いドキュメンタリーばかりです。
中でも秀逸だったのが「独裁者ヒトラー 演説の魔力」でした。
「ボヘミアの伍長」と影では揶揄されながら、巧みなプロパガンダで合法的に政権を掴み、最後は「総統」となってドイツを掌握。一時はヨーロッパの大半を手にした独裁者。
ヅノ雨明晰なドイツ国民をたぶらかした演説の手法と時勢に敏感な政治能力を時系列に沿って解説した番組でした。
今でもドイツの高齢者たちが、うっとりとヒトラーの演説を聞き、当時のドイツの国民歌を口ずさむ姿には驚きました。

もう一つは戦後初めてのプロ野球の東西対抗戦を復元した「戦火を駆け抜けた男たちのプレーボール」。昭和20年11月23日に神宮球場で行われたこの試合。映像も音声も残されていないのですが、スコアーブックだけは残っていたようです。そのスコアーブックを忠実に再現、残されている写真や映像、再現放送で振り返ります。
ナビゲーターの古田さんと解説の杉下さんが適時にコメント。聞いていて面白かった。
他の試合(例えば中京商vs明石商の延長25回)もこの手法で再現してくれると面白いんですがね(プロだけじゃなくて早慶戦の延長18回なんかも個人的にはやってほしい)。
ともかく音楽には楽譜、野球にはスコアブックというものがあり、これが後世に名作や名試合を残すんですね。

今日のファブリ世界名曲集のデジタル化は、第22巻ベートーヴェンⅥのピアノ協奏曲第5番<皇帝>。第23巻ウェーバーの<舞踏への勧誘>、クラリネット小協奏曲、アンダンテとハンガリーふうロンド、オペラ<オベロン>序曲の5曲。
ウェーバーの3曲は、かなりマニアックですが、こういう曲を聴くのも楽しいですね。

今日のコロナ新規感染者は東京が389人、再び300人超えで400人に迫る勢い。愛知県は88人と減りました。お盆休み中の数字ですから、あまりあてにはなりません。

私は、ついに今日は1歩も外に出ませんでした。
巣ごもり自粛です。

そんなスポーツ三昧でした。

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みねお

こんばんは。今日は終戦記念日。毎年父に思いをはせる特別な日です。
今年も戦没者追悼式が執り行われました。昭和天皇、上皇、そして今上天皇と3代にわたる追悼式での「お言葉」を聞いてきましたが、日本国民とアジア諸国民に対する深い反省は一貫しているようです。
それに比べて今年の安倍首相は、歴史もお詫びも反省もなく、「積極的平和主義」というまやかしの言葉で自らの施策をアピールする場に貶めました。彼には歴史を学ぶという姿勢が皆無ですね。不幸なことです。
ここ数日、先生が指摘されるように秀逸なドキュメンタリーとドラマが次々と放映されています。心強いことです。アジア太平洋戦争の体験者、そして語り部の方々が次第に少なくなっていることを考えると、次世代の我々がその役割の一端を担い、子々孫々、加害と被害の歴史を伝えていく義務があると考えています。
歴史修正主義という誤った「愛国主義」ではなく、不幸な歴史も含めて正しく伝えていく事こそ未来の日本を作り上げていく事につながると信じています。
猛暑は終息する気配もありません。くれぐれもご自愛ください。

by みねお (2020-08-15 22:33) 

スポーツ三昧

みねお様、コメントありがとうございます。
どうしても「終戦記念日」とは言えない日ですね。
間違いなく「敗戦記念日」です。生前、川本先生にも同じ様なことを申し上げたら「たしかに敗戦ですね」と言われたことを思い出しました。
安部ちゃんは、お父様は立派な人でしたが、どう間違ったのか不思議です。私と同じ歳ですが、やはり環境なのでしょうね。ああいう思考になってしまうのは。
今の若い人が、戦争に対してどう思っているのか。語り継がねばなりませんが、全く興味のない人も多いでしょう。
なんとか「平和」の尊さを語り継いでいきたいものです。
残暑とは思えない猛暑、お互いに気をつけましょう。
by スポーツ三昧 (2020-08-16 17:08) 

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