SSブログ

サッカーJFL鈴鹿ポイントゲッターズvs.東京武蔵野ユナイテッドFC戦を取材。

一昨日の日韓戦、昨日のU-24日本vs.アルゼンチン・オリンピック代表戦と取材し、今日はJFLの取材をしました。
3日連続、サッカーが見られて楽しめるというのは、実に楽しくて嬉しいことです。

今日は三重県のAGF鈴鹿陸上競技場でJFL第3節の試合が午後1時キッキオフでありました。
決してホームではない鈴鹿まで、9時30分には自宅を出て取材に出かけます。

まずはJR枇杷島駅近くのアオキスーパーまで自転車で出かけ自転車をデポ。
枇杷島10:36→10:41名古屋10:45→11:33四日市。
東海道本線、関西線で四日市へ。そこから伊勢鉄道に乗り換え。昨年から3回目のAGF鈴鹿行き。
四日市11::44→11:59玉垣。
無人駅です。そこから杜甫5分。玉垣運動公園に到着。
すでに鈴鹿ポイントゲッターズのGKウォーミングアップが始まっていました。

スタンド外側を、バック側からほぼ3分の1回ってメイン側に。関係者受付で申請書を出したら取材用ビブをくれました。ここには記者用のADカードもスタンド下の記者ルームもありません。
「記者席希望の記者」と事前申請していますが、机付きの記者席もなし(以前、用意してあった机に座っていたら「ここはマッチコミッショナーとレフェリーアセッサーの席だからどいてくれ」と言われた)。
JFLのチームによっては、まだまだ記者対応が酷いところも多いです。
鈴鹿も何年か後には、専用のサッカー場を作るといいますから、その時を期待しましょう。

メンバー表も受付でお願いして1枚ゲット。中央の関係者席に着席して試合を待ちます。
第2節まで鈴鹿は1勝1分けの勝点4。3年目を迎えたスペイン人女性監督ミグロス・マルティネス女史は、まずまずのスタートを切っているようです。
対する東京武蔵野ユナイテッッドFC。こちらも池上寿之監督が変わらず指揮を執っていますが、東京武蔵野と東京ユナイテッドがシーズン直前に合併(それでユナイテッド)。アマチュアチームで練習の時間にも制限があり、なかなかチーム作りに苦戦しているようです。もっとも対戦相手がラインメール青森、FC大阪と100年構想チームばかり。格上の強敵に2引き分けがやっとです。
今日の鈴鹿もJ3を目指しているチーム。苦戦はまのがれません。

鈴鹿ポイントゲッターズの先発は、GK池未(横浜FCユース)。DF今井(東京学館)、佐藤昴(大分U-18)、中村(流経大柏)、蓮沼(柏U-18)。MF和田(神戸ユース)、西村(野洲)のダブルボランチ、右翼が田村(四日市中央工)、左翼が遠藤(中京)。FW海口(桐蔭学園)、エフライン(中京)。中盤フラットの4:4:2の布陣です。(カッコ内)はユース年代の所属先。
対する東京武蔵野ユナイテッドFCのスターティングラインアップは、GK古島(帝京)。DF鳥居(東京ヴェルディユース)、金守(四日市中央工)、中川(浜松開誠館)、椿(三菱養和SCユース)。MF高(尚志)、日高(桐蔭学園)のダブルボランチ、右翼が伊藤光(柏U-18)、左翼が鈴木(武南)、トップ下が時里(浦和ユース)。FW梅内(FC東京U-18)。4:2:3:1の布陣です。(カッコ内)はユース年代の所属先。
レフェリーは手塚優。スタントレフェリーは清水拓、山口隆平、第4の審判が鈴木規志の4氏。

午後1時、鈴鹿のキックオフで試合開始。
バックスタンド側からメイン側に強い数が吹いていました。GKがキックを蹴ると度々直接タッチを割ってしまうほどの強風です。
3年目を迎えた鈴鹿のマルティネスのポゼッションサッカーは、ますます習熟度を高めてきています。
DFライン、中盤のラインはフラットにして終盤から前線への距離は短い。FWは2トップと言うよりもエフラインが1トップ気味で海口が引き気味のトップ下、縦の関係です。
エフラインはポストをこなすだけのキープ力、突進力があり、DFラインが気を抜けば容赦なくシュートを狙います。
対する東京武蔵野は、攻撃に決め手がない。何をしたいのかわからない状態。昨年までのカウンター狙いでもないし、得点の匂いがするのはロングスローだけといった状態です。
鈴鹿の押し気味の展開で試合は進みます。
20分、鈴鹿は右サイドから前線にボールをフィード、梅内が抜け出しましたが、東京武蔵野GKが体当たりで突進を止めフォイッスル。手塚主審は躊躇なくペナルティスポットを指差しPKに。このPKをエフラインが決めて鈴鹿が先制します。
先手を取りたかった東京武蔵野、今日も後手に回ってしまいました。
23分、飲水タイム。24分に再開。
29分、鈴鹿は2度目のビッグチャンス。中盤からのほうり込みを海口がヘディングシュートしますが、惜しくもゴールの天井に。
32分にも同じような攻めを見せる鈴鹿。西村の縦パスをエフラインがヘディングシュート。GK古島がキャッチしました。
ようやく40分、東京武蔵野はスローインからチャンスを掴み、ニアのポストプレーからシュートまで行きますが、鈴鹿GK池未がパンチングで逃れます。
44分、鈴鹿がカウンターアタック。エフラインのスルーパスを本日のマッチデイプログラムで特集されていた遠藤が追いついて右45度からシュート。ものの見事に決まりました。2-0にリードを広げます。
アディショナルタイムは「2分」表示。手塚レフェリーは3分41秒にハーフタイムを宣しました。

後半頭から、東京武蔵野の池上監督が動きます。2点差のビハインドを取り返すべく攻撃モードにするため3枚替えです。MF伊藤光を伊藤大(浦和東)に、MF時里を石原(市立船橋)に、FW梅内を田口(九州国際大付)に交代します。勝っている鈴鹿は先発イレブンで後半戦に臨みました。

2点差を追って東京武蔵野が反撃に出ます。
10分、フリーになった田口がバイタルエリアからシュート、鈴鹿DFに当たってコーナーキックに。これを生かせない東京武蔵野。
17分、右サイドからのクロスをエフラインがヘディングシュート。GK古島の正面に飛びキャッチ。
19分、東京武蔵野は、後半からキャプテンマークを巻いた石原が右45度からシュート。GK池未がパンチングでコーナーキックに逃れます。
22分に飲水タイム。23分に再開されます。
24分に両チームの監督が動きます。鈴鹿は殊勲のMF遠藤を平墳(清水ユース)、東京武蔵野はDF椿を飯島(武蔵工業大学第二)に交代します。
その後、試合は膠着状態に。
34分、鈴鹿のマルティネス監督が2枚替え。MF田村を佐藤和(初芝橋本)に、FWエフラインを北野(三重)に交代。
41分、東京武蔵野のシュートが右に外れた直後に鈴鹿が4枚目のカードを切ります。FW海口を坂本(熊本ユース)に交代。
アディショナルタイム表示は「4分」。
45+4分、東京武蔵野は最後のチャンス。コーナーキックを中川がヘディングシュート。左に外れました。
直後の45+4分14秒。タイムアップの笛が鳴りました。

総シュート数は8-6。ほぼ互角でしたが、内容的には鈴鹿が圧倒していました。東京武蔵野も攻めましたが、MVPに選ばれた鈴鹿GK池未の好セーブが目立ちました。
鈴鹿が目指しているサッカーがはっきりしていて、東京武蔵野は未だに目指しているサッカーがぼんやりしている感じがしました。

公式記録もピックアップせずに即帰路につきました。
15時1分の列車が行った直後にホームに着いたようです。次の四日市方面行きは16時3分でした。
ここで約1時間ロス。
諸般の事情で南四日市で乗り換えようと下車(四日市まで行くより10円安い)。直後に快速みえが通過していきました。ここで30分ロス。
なんとか17時34分に名古屋着。枇杷島に着いたのは6時近く。行きは1時間ちょっとで行けたのに帰りは3時間近くかかってしまいました。待ち時間の多いローカル線の恐ろしさよ。

アオキスーパーで買い物をして帰宅しました。

今日の東京の新規感染者は3日ぶりに400人越えの430人。愛知県は68人。相も変わらず高止まりです。
東京武蔵野ユナイテッドの次戦は、東京の西が丘サッカー場で行われます。来週中には1度東京に戻らないといけません。リスキーですが仕方がない。

そんなことを考えていたスポーツ三昧でした。
<了>

nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。