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サッカー国際親善試合 日本女子代表vs.パラグアイ女子代表選をTV取材。

今春の青春18きっぷの使用期限の4月10日まで3日間。
私は、あと2回分使えるので、今日は旅をお休み。
ユアティック仙台で行われたサッカー国際親善試合、日本女子代表vs.パラグアイ女子代表選をテレビ取材しました。
日本女子代表の国際試合もコロナ禍の影響で1年ぶりです。
3か月後に控えた東京オリンピック2021に備えた数少ない強化試合です。
ちなみに、オリンピックの女子サッカーにはしゅる上制限がなく、各代表ともフル代表を送ってきます。

久しぶりに召集された日本女子代表。興味は尽きません。
日本女子代表のスターティングラインアップは、GK池田(浦和レッズレディース)。DF清水(日テレ東京ベレーザ)、宝田(ワシントン・スピリット/USA)、南(浦和レッズレディース)、鮫島(大宮アルディージャVENTUS)。MF中島(INAC神戸レオネッサ)、三浦(日テレ東京ベレーザ)のダブルボランチ、右翼が北村(日テレ東京ベレーザ)、左翼が杉田(INAC神戸レオネッサ)。FW岩渕(アストンビラ・ウイメン/ENG)、菅澤(浦和レッズレディース)。中盤ボックスの4:4:2の布陣です。
私は2011年のFIFAワールドカップ ドイツ大会の取材に行っているのですが、その時のメンバーは、鮫島と岩渕の2人だけ(海外組で今回不参加の熊谷とかはいますが)になってしまいました。そろそろ新たな伝説を作らねば元の木阿弥になってしまいます。FIFAランキングも10位までに下がってしまっています。
まあ、そのために今年から女子のサッカーもプロ化しWEリーグを立ち上げたわけですが、その効果が現れるには、数年を待たなければならないでしょう(男子でもJリーグを立ち上げてからワールドカップ出場に8年かかっています)。現在の代表チームが、国際試合で結果を出していかないと忘れ去られることになります。

この時期、地球の裏側(失礼)から親善試合のために来日してくれたパラグアイ女子代表。FIFAランキングは47位ですが、南米のチームです。ひどい事にはならないだろうと期待しました。先発は、
GKオルテス。DFクレテス、アロンソ、リン、クリスタルド。MFベガ、ボガリンのダブルボランチ、右翼がビジャマジョル、左翼がサンドル、トップ下がアグエロ。FWペーニャ。4:2:3:1の布陣です。FWペーニャは、相当な大柄。日本なら動きが緩慢なデブといった体型ですが、南米にはこの手のワントップが多く存在します。冷蔵庫のような体型ながら動きが俊敏で足も速い。日本には居ないタイプのストライカーです。

山下良美レフェリーの笛で午後4時30分、日本のキックオフで試合開始。
開始早々から日本女子がショートパスを小気味よくつなぎ試合の主導権を握っていきます。
3分、杉田がシュートを放ちますが、パラグアイGKがパンチングで逃れます。
4分には中盤でボールを拾った中島がバイタルエリアをドリブル突破、右サイドからクロスを上げますが、岩渕の突進が僅かに遅れてゴールキックに。
パラグアイ女子は、南米のチームらしく個人技に優れ球際に強いところを見せました。
7分、右中間から杉田がクロス、岩渕が競ったボールが南に溢れてシュート、先制しました。
8分には岩渕がシュートしますがGKがキャッチ。14分には杉田がシュートしますが左ポストに当たって跳ね返ります。
パラグアイも時折カウンターアタックを試みますが、前線で孤立、なかなかペナルティーエリア近くまで攻めこめません。16分にはSBクリスタッドが負傷。オヘタと交代します。
26分、中島がドリブルで中央突破左の岩渕にスルー、岩渕が左45度度決めました。2-0。
37分には右サイドライン寄りからのフリーキックを中島が蹴り、岩渕が頭でゴール前にそらすとパラグアイDFに当たってゴールイン。オウンゴールで3-0。
41分には杉田がシュートを放ちますが上に外れます。44分には岩渕のパスを受けた菅澤がシュートしますが、パラグアイGKがパンチングで逃れ事なきを得ます。
アディショナルタイム1分6秒、ハーフタイムを迎えました。

ハーフタイムにパラグアイ女子のキンターナ監督が動きます。MFアグエロをコルタサに交代。日本女子の高倉監督は動かず、後半も同じイレブンで試合に臨みます。
後半の立ち上がり、3点差で負けているパラグアイ女子が攻勢に出ますが、日本女子も落ち着いて対処。徐々に自分たちのペースに戻していきます。
7分、中央の岩渕がスルー、受けた三浦がポストプレー、左の菅澤にパスして菅澤がゴール。4-0。
18分、日本女子は自陣深くからのフィードを岩渕がプレッシャーをかけ、パラグアイ女子GKのミスを誘い岩渕が押し込んでゴール、5-0。
22分、日本女子の高倉監督がようやく動きます。MF北村を籾木(レインFC/USA)に、FW岩渕を田中(レファークーゼン・ブラウエン/GER)に、菅澤を浜田(マイナビ仙台レディース)に3枚替えします。
27分にはパラグアイ女子も2枚替え。MFペガをピコに、FWペーニャをロメロに替えました。
29分、日本女子にチャンスがきます。左サイドから鮫島がクロス、杉田がノーマクでヘディングシュートしますが右ポストに嫌われます。
31分にも鮫島のクロスを田中がヘディングシュートしますが右に外れます。
36分、日本女子はMF三浦を林(AIKフットボールダム/SWE)に、40分に杉田を木下(日テレ東京ヴェルディ)に替えました。
43分、スルーパスを受けた田中がシュート、右ポストに当たったボールをGKがキャッチ。
アディショナルタイムは「4分」表示。
ここからが途中出場組のショータイムでした。
45+2分、こぼれ球を拾った籾木がシュート、6-0。
45+4分には右からのクロスを田中がヘディングシュート、7-0。
面目を保ちました。
アディショナルタイム4分9秒、山下レフェリーがタイムアップの笛を吹きました。

まずは遠来のパラグアイ女子に1年ぶりの国際試合で快勝。東京オリンピックに向けて良いスタートが切れたと思います。
ただ、これから18人のオリンピック登録選手争いが残っていますし、2011年の世界一になった時に比べると、一段階も二段階も実力をアップしないと表彰台は難しい状況です。残り4か月。時間はありません。

男子のU-24日本代表と同様、女子もオリンピック本番を想定して中2日で試合があります。次はオリンピックで決勝戦の会場になる国t立競技場での試合。対戦相手は今日よりもFIFAランキングが上のパナマ代表。日本女子代表の戦いぶりを刮目して待ちたいと思います。

今日の東京都の新規感染者は545人と2日連続の500人越えです。愛知県は144人。大阪府は、医療体制厳重警戒に入ったようです。もう、大阪にはいけないですね。

そんなスポーツ三昧でした。
<了>
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