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登戸の通り魔事件に思う事。

5月も晦日。
早いものです。2019年も5か月が終わってしまいました。

28日早朝に起きた登戸の通り魔事件。
大変なことになっているようです。
事件現場に心ある方がお参りをし花とか飲み物とかお菓子とかお供え物を置いているようですが、通行の邪魔になり、場所を移動しているとのこと。
外務省ミャンマー通の公務員の方と小学6年生の栗林華子さんが亡くなられたわけですが、その栗林さんはチェロの演奏が大好きで、習っていたとか。それもバッハの無伴奏組曲第1番が大好きだったそうな。
わたしも昔、芸大をめざしてチェロを習っていたころ、大好きで弾いていた曲です。
栗林さんの無念さが心の中で増幅されました。
明日、等々力までJリーグの取材に行きますが、わたしもお参りに行ってこようかと思っています。

もうチェロを弾くことも無くなってしまったのですが、iPodには収めていて、しょっちゅう聴いています。よくCMのBGMにも使われている曲なのでお聴きになったこともあるでしょう。

「死にたければ一人で死ねばいい」というテレビのコメンテーター(だいたいがお笑い芸人の一言なのですが)の発言も物議を醸しています。それが自殺願望の人の暴発を誘引するというのです。

自殺はいけないことだと思うし、自分が死ぬとき見ず知らずの人を巻き込むことはもっといけない事だとわかっています。
今回の事件も、複雑な家庭環境、同居していた従妹が事件にあった私立の名門校に行っていて自分だけ公立の小が呼応に生かされた。そんな複雑な状況も事件の一因だと言われいますが、加害者が自殺してしまっているので動機とかはわからないまま。被疑者死亡で解決ということになりそうです。

もう日本の安全神話は崩壊しています。
これから日本で続く大きなイベント、何事もなく終われば良いのですが……。

そんな事を考えていたスポーツ三昧でした。

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テニス全仏オープンを思う。

5月も残すところ2日。
気温もそれほど上がらず、この季節なりの気候。

今日は特に予定もなく、自宅で作業をしておりました。

先週末からフランスのパリでテニスの全仏オープンが開催されています。
4大トーナメント2連覇中、なんとか女子世界ランキング1位をキープしている大坂なおみ、男子の錦織圭の二人のおかげで、連日テレビ東京が地上波で放送してくれるのは助かります。
それも二人ともスリル満点の試合展開で勝ち続けています。

前々から、ああしたビックトーナメントでは、準々決勝までストレート勝ちで進んでいかないと優勝するのは体力的にも難しいと書いています。大坂のように、つねに先行され第2セットはタイブレイクで同点に追いつき、3時間近くもフルセットで戦い勝っても、連戦続きの10日間、結局は息切れという感じになってしまいます。
今後、勝ち進んでいくとランキング上位の選手、今大会調子のよい選手に当たります。ますますスリル満点の展開になるのは必定。まあ、楽しみと言えば楽しみです。

もう30年以上前のことですが、全仏オープンの会場ローランギャロ(フランス語で書くと”Roland Garros"フランスの有名な飛行機乗りの名前らしい)に行ったことがあります。ホテルからタクシーに乗って「ローランギャロまで行ってください」と英語で言ったのですが、まったく通じない。まあ、フランスでは思った以上に英語が通じないし、英語が分かっていても知らないフリをする人も多い(全仏オープンのレフェリーコールもフランス語ですから)。パリに来ているんだからフランス語で喋れ、といったところです。仕方ないので「フレンチオープン、テニス、テニス」とラケットを振る真似をしたら、運転手さん曰く、
「ウィ、ムッシュ。ホ~ハンギャロ」といってテニス場まで連れて行ってくれました。発音が悪かったんですね。
フランス語の発音は難しい。「ルノー」だって字で書くと”Renault"です。「ムッセオ・ルーブル」(ルーブル美術館)も「ガレデ・リヨン」(リヨン駅)もまず通じません。
わたし大学では第2外国語はドイツ語を選択したので、フランス語は苦手でした。「セーヌ河」をドイツ語風に「ザイネ河」と発音して大笑いされたこともあったほどです。

1998年、FIFAワールドカップ・フランス大会。初めて取材用ADを手にしたとき、一念発起して4月から6月出発するまで2か月間でしたがNHKのテレビとラジオのフランス語講座を勉強したら、なんとか発音と簡単な会話くらいは習得できました。それも、今はすっかり忘れてしまいましたが……。
6月7日からFIFA女子ワールドカップ・フランス大会が始まります。
1998年の楽しいかった思い出もあり、取材に行きたかったのですが。まあ、仕方ない。

そんな事を考えていたスポーツ三昧でした。




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田無の中央総合病院に眼科の定期健診に行く。

昨夜の23時59分に東京オリンピック2020のチケット注文が終わるはずでしたが、アクセスが集中しため12時間延長。今日の11時59分まで予約できたようです。 わたしは午前中、田無の中央総合病院に出かけ2か月に1度の眼科検診です。 まず、眼圧測定と視力検査を受け、瞳孔を開く薬を点眼され、30分間待機。その後に眼底の撮影をして、その結果を視て真島麻子ドクター(若くて美人な女医さんです)の検診を受けます。 結果は、2か月前と同じ状態。良くも悪くもなっていませんでした。 次回は7月31日、また来てくださいとのこと。 予約票を見るとドクターの名前が「八木浩倫」になっていたのでドクターが変わるようです。残念(?)。 お昼前、帰宅しますが、例のごとく瞳孔を開く薬を点眼されているため、約半日は目が使い物になりません。 今宵は日本オリンピック・アカデミーのコロキウムの月例会とか、関東大学サッカーリーグ第7節、早稲田大学ア式位蹴球部vs.東洋大学戦などもあったのですが、自重しました。 残念です。 寝る前に早稲田大学ア式蹴球部のホームページを覗いてみたのですが、どうやら早稲田は今季初勝利をあげたようです。東洋の先制されたものの(またDFのミスで失点したのでなければ良いですが)、3点を奪い完勝したようです。メンバーは、先週土曜日に行われたアスルクラロ沼津戦の後半メンバーに近かったようです。 これを契機に上昇気流に乗ってくれると良いのですが……。 海の向こうポーランドでは、U-20日本代表がイタリアと引き分け、U-20ワールドカップ決勝トーナメントにグループ2位で通過したようです。南米チャンピオンのエクアドルに引き分け、メキシコを3-0で破った後の欧州2位抜けのイタリアとの引き分け。上出来とも言えますが、PKをはずしたり、何度も決定的なチャンスがありながらの引き分け。まだまだ褒められたものではありません。 率いるU-20日本代表の監督は影山雅永さん。1986年の日本高校選抜のメンバーでオランダとブルガリアに遠征していますが、その際にわたしは帯同取材でご一緒しています。 決勝ラウンドでも頑張って、結果を残して欲しいと願っていますが、ここからは負けたら終わり、引き分けたらPK方式で次戦に進むチームを決める決勝ラウンドです。まさに正念場。 前回の2017年韓国大会は現地で取材しましたが、結局ベスト16で敗れたU-20日本代表。ここから先が勝負の時です。 その戦いぶりを刮目して待ちたいと思います。 深夜、ようやく視力が回復してきたスポーツ三昧でした。
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ドーハ世界陸上、マラソン&50km競歩日本代表選手記者発表を取材。

5月の熱波は4日間で終わりました。
お天気は下り坂。気温も平年並みに戻りました。

朝、テレビのワイドショウを見ていてびっくり。
川崎市の松戸近辺で通り魔事件があり、2人が死亡、17人が死傷した。
犯人はのちに51歳の男性。数十秒での短い犯行だった。
なぜ、びっくりしたかというと。犯行現場がウチから等々力スタジアムに自転車で行くときの通勤路(?)近くだったからだ。
日本の安全神話も崩れてきました。事故が絶対ないと政府も電力会社も思っていた原発は、事故から8年たった今もメルトダウンしたまま。汚染水は溜まる一方。
こんな国でオリンピックをやっていいものか、と疑問に感じる次第です。

夕方、新宿まで自転車で行ってみました。
青梅街道のサイクリングは半年ぶりくらいでしょうか。
新宿のホテルで開催されたドーハ世界陸上2019のマラソン、50km競歩の日本代表選手の記者会見に出席しました。

午後5時30分、オンタイムで発表会は開会。
まず、マラソン男女各3人と補欠1人の発表。世界陸上は9月27日から10月6日までドーハ(カタール)で開催されます。当然、MGC(東京オリンピック代表選考レース)は9月15日にあるわけで、間隔が短すぎて両方のレースに出場は出来ません。果たして、世界と戦える選手でMGCを選ばず世界陸上を選ぶ選手はいるのか注目されましたが、それが意外(日本陸連の強化委員会もそう思っていたらしい)にもいたわけです。
小縣貢専務理事の挨拶の後、瀬古俊彦戦略部長から発表がありました。
男子
二岡 康平(中電工)
川口 優輝(あいおいニッセイ同和損保)
山岸 宏貴(GMOアスリート)
(補欠・川合 代二 トーエネック)

女子
谷本 観月(天満屋)
池端 綾乃(鹿児島銀行)
中野 円花(ノーリツ)
(補欠・阿部 有香里 しまむら)

河野委員の話では、「我々が思っている以上に選手は世界選手権を目標にしていた」とのこと。川口選手は、「最初からドーハ世界陸上の日程に合わせて練習スケジュールを立てている。もし、どうしてもMGCに出ろ、といわれても、いまさらスケジュール変更は無理。前回のロンドン世界陸上で3秒差で入賞を逃した。その時から世界陸上で入賞を目指すか、それとも引退するか迷ったが、前者を選び、プロになった。いまさら、その目標変更はない」と語りました。
なお、補欠の選手でMGCの権利を持っている河合は、両方のレースに走ることも自由という。

50km競歩の代表は、浅田競歩強化委員長が発表。
男子
勝木 隼人(自衛隊体育学校)
野田 明宏(自衛隊体育学校)
鈴木 雄介(富士通)

女子
渕瀬 真寿美(建装工業)

鈴木は20km競歩の世界最高記録ホルダーだが、東京オリンピックまでは金メダルの可能性が高い50km競歩に専念するそうだ。20kmは、若い選手が出てきているので、ニューカマーにチャンスを与えたいそうです。

川口、鈴木両選手の囲み取材をして、午後7時過ぎにホテルを後にしました。

8時30分帰宅。なんとか雨に降られずにすみました。

そんなスポーツ三昧でした。


続く

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海軍記念日の日。東京オリンピック2020チケッティングの申し込みをする。

5月27日は、かつての海軍記念日。日本連合艦隊が、世界最強といわれたロシアのバルチック艦隊を日本海で撃破した日です。
この勝利は、世界史的に見てもひじょうに大きな出来事です。おそらく、近代史上、黄色人種の国が白人の大国を初めて破った日です。

今日も蒸し暑かった。大陸性高気圧の影響で比較的湿度の低い真夏日でしたが、4日も30度を越すと待機自体が温まってきます。まるで東南アジアです。
昨日、アイスアリーナから帰宅するために外に出たとき、昨年8月のアジア競技大会でジャカルタに行った時の事を思い出しました。ギンギンにエアコンで冷えたメインプレスセンターから外に出た時と温度差が似ていたのです。ほんと、身体に悪い。

今朝は未明に起きだし、バドミントンの男女国別対抗戦カップの放送を見ながら、明日に締め切りが迫った東京オリンピック2020のチケット申し込みをしてみました。
東京オリンピック組織委員会のホームページから申し込むわけですが、これが煩雑。そもそも、なかなかアクセスできないし、「しばらくお待ちください」画面も長い。
申し込み画面に行きついても、突然消えてしまったり(さすがにカートに入れたものはきえていませんでしたが)、なかなか完了しません。
チケット代金は高額(安い2020チケットもあるのですが、2枚以上の購買が義務付けられおり、一般席と同じ値段になってしまう)。わたしは、見たい競技を1日ずつ購入きぼうしたが、あっという間に5万円をこえてしまいました。買うときは一括購入。クレジットカードの購入はVISAカードだけ。
だいたい、試合の場所と時間だけ決まっていて、対戦相手も出場国も決まっていない。長野オリンピックも2002ワールドカップの時も、こんなことはありませんでした。
まあ、この時期に訳の分からない切符でお金を集めて、投資でもするんでしょうね。切符かっても行かない人が多くて、いわゆる「死に席」が出るのは必定です。本当にその試合が見たい人が「ソールドアウト」で会場に入れなくなることは多くなるでしょう。
最後に「この電話番号に電話をして確認ボタンをクリックしてください」というので電話をします。ここまではなんとか通過できました。

まあ、どうせ申し込んだチケットが全て当選するわけがなく、当たっても数枚でしょう。

朝のルーティーンを済ませてから再び床に就きました。
午前中は潰れ、PCを見ると、東京都組織委員会からメールが入っています。
申し込み受け取りの連絡かと思いきや、
「あなたの注文はは確定していません。所定の手続きをして確定してください」
おっとり刀で再び組織委員会のチケット購入ページに戻ると、
購入規約の了解部分にチェックし忘れたようです。大急ぎでチェックして、しばらくすると
「申し込み手続き完了。たしかに受け取りました」とメールが来ました。
やれやれ。これで来月の抽選結果を待つのみです。

明日はチケット申し込みの最終日。またHPも混雑するでしょうね。
早めにやっておいて正解でした。

そんなスポーツ三昧でした。

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アイスホッケー関東大学選手権4試合とサッカーブロッサムリーグ早稲田ア女vs.流経戦を取材。

気温32度越え。3日連続の真夏日は5月では史上初とか。
太平洋高気圧の影響ではなく、大陸性の高気圧のお陰で湿度が高くないのが救いです。

5月最後の週末。
日曜日は、ゆっくり寝てられる事は少なく、朝早くから取材です。
サッカーJリーグ開催日ではありますが、あえてあえて東伏見近辺で取材対象を探しました。
まず、10時にはDyDoアイスアリーナへ。
すでに4月月29日に関東大学選手権のAグループは終了していますが、BとCは佳境に入ってきました。
まずは、決勝リーグ3チームを選ぶCグループ2回戦3試合のうち、2試合を取材します。

第1試合は、1回戦でランキング37位の埼玉医科を4-1で破ったランキング36位の順天堂vs.1回戦不戦勝ランキング31位の東京学芸の対決です。
順天堂といえば、体操、駅伝、サッカーなどスポーツの名門校ですが、アイスホッケーはスポーツ推薦の学生が多いスポーツ健康科学部の選手は22人中4人で、ほとんどが医学部の学生です。一時、部員数の減少で弱体化して苦戦していましたが、ここ数年でレベルアップしています。
東京学芸は、ランキング31位。国立大学法人でディシプリンのある伝統校です。こちらも一時の不振を脱し、上昇傾向のチーム。楽しみな一戦でした。
オールメンバー15人の東京学芸のスタメンは、GK鎌田(淑徳4)。DF渡邊(磐田南3)、三田(木更津3)。FW吉武(西尾3)、金川(米子東4)、別所(市川3)。
対する順天堂の先発は、GK楢葉(芝6)。DF伊藤(暁星5)、梨田(青稜4)。FW黒田(千葉北
4)、稲垣(立川3)、須山(甲陽学院6)。
第1ピりオッドは、順天堂の江川(東邦大東方)と須山がペナルティーで退場になり、東京学芸に2回のパワープレーのチャンスがありましたが、これを生かせず。15分間スコアレスに終わります。シュート数は8-4と東京学芸がリードしました。
5分間の整氷なしインターバルを挟んで第2ピりオッド開始。
2分54秒、試合が動きます。順天堂は須山のアシストで黒田が唐突なゴール。先制しました。結局、これが決勝点になってしまいます。
畳み込むように3分46秒、順天堂は澁谷(暁星6)のパスを受けた江川がゴール。2-0として完全に試合の主導権を握りました。
なんとか反撃に出たい東京学芸でしたが、4分36秒に西原(法政大高2)がトリッピングの反則で分間退場。ショートハンドとなりチャンスを逃します。
キルプレーを耐えた東京学芸、11分48秒に順天堂の稲垣がチャージングの反則で2分間退場。パワープレーのチャンスを掴みますが、これも生かせません。
ピンチの後にはチャンスあり。14分39秒に順天堂は稲垣のアシストで須山がゴール。駄目押しと行言ってもよい3点目をゲットしました。
ここで2回目の15分間終了。シュート数は6-7と順天堂は1本リード。
12分間の整氷インターバルの後、第3ピりオッド開始。
最後の反撃に出たい東京学芸でしたが、3分10秒に山下(藤枝東3)が、6分12秒に金川がペナルティーボックスに入ってしまいショートハンドに。順天堂は、あえて深追いはせず悠々と逃げ切りました。
総シュート数は18-23。それほど差のない両チームの実力でしたが、第2ピりオッドに先制、中惜し、駄目押しと効果的にゴールを挙げた順天堂が、快勝した試合でした。

第2試合は、1回戦でランキング38位の慶應義塾医学部に2-1で辛勝したランキング34位の獨協vs.1回戦不戦勝ランキング33位の武蔵の対戦です。壮絶な試合になりました。
オールメンバー9人の獨協のスタメンは、GK工藤(札幌清田3)。DF坂野(淑徳巣鴨3)、新垣(沖縄尚学3)。FW小林(Saint Paul American School 4)、高橋(開智3)、中舘(八戸工大二3)。
対するオールメンバー15人の武蔵の先発は、GK石川皓(墨田川4)。DF細川(与野3)、野村(広尾3)。FW泉(駒場学園3)、高倉(石神井3)、石川和(渋川4)。
開始早々の1分10秒、武蔵の坂本(小金井北3)がフッキングの反則で2分間退場。このパワープレーは生かせなかった獨協ですが、2回目のパワープレーを生かします。
7分34秒、武蔵の野崎(川越東3)が)ペナルティーボックスに入ると、9分4秒に武蔵は小林ののアシストで高橋がゴール、先制しました。
その後、試合は膠着し第1ピりオッド15分間が終了します。シュート数は10-7と独協がリードしました。
5分間の整氷無しインターバルを挟んで第2ピりオッド開始。
武蔵は2分新垣が、2分14秒に坂野がペナルティーボックスへ。武蔵は5 on 3、絶好のパワープレーのチャンス。ところが、これを生かせません。
5分22秒にも武蔵の坂野が反則でペナルティボックスへ。このパワープレーも生かせない武蔵。これ
では勝機が逃げてしまいます。
ピンチの後にはチャンスあり。8分33秒、8分57秒、13分44秒に新垣が3連続ゴールを決めハットトリックを達成。4-0とリードを広げた武蔵。これで勝ったかと思いました。
14分45秒、ようやく獨協が反撃の狼煙をあげます。高倉のパスを受けた石川がゴール、1点を返して最終ピりオッドを迎えます。シュート数は7-12と武蔵がリードしました。
12分間の整氷インターバルでも試合の流れは変わるような雰囲気はありませんでした。
とくに1分12秒、武蔵の野崎がホールディングの反則で2分間退場。ここで獨協の勝利が決まったかに思えました。
しかし、オールメンバー9人、選手の替えが利かない獨協は疲れのためか徐々に動きが悪くなっていきます。
そんな6分2秒、野村のアシストで石川がゴール。4-2と2点差にすると一気に流れが変わりました。
それでも10分53秒、武蔵の泉がトリッピングの反則で2分間退場。少々反撃ムードの水を差してしまいます。
13分1秒、武蔵はタイムアウトを取り、最後の作戦タイム。「諦めるな」と気合を入れます。
果たせるかな13分58秒、武蔵は高倉のパスをゴール前で受けた石川和が1回転、トリッキーなゴールを決め1点差にします。
こうなると武蔵も最後の1分2秒を守ろうとタイムアウトを取ります。
1点差になったことで、武蔵は氷上yからGK石川皓を上げ乾坤一擲の6人攻撃に出ます。しかし、時間も経過していき、もはやこれまでか、と思えた14分54秒、武蔵は細川、野村、野崎と繋ぎ起死回生の同点ゴールを挙げてしまいます。
劇的でした。最後の6秒は空しく過ぎ、タイムアップを迎えました。
大会規定により、ペナルティーシュートアウト(それぞれ3人ずつPSを行い勝者を決める)を行います。
先攻は、武蔵。高倉が綺麗に決めました。獨協1番手・高橋のPSは武蔵GK石川皓が左足でストップ。
2番手は、武蔵・野崎、独協・中舘が失敗。
武蔵の3番手・石川和がGK工藤の股間を抜きゴール。決着がつきました。
PSSは0-2でしたが、記録上は4-5。。武蔵が勝者扱いとなり、決勝リーグに駒を勧めました。
総シュート数は、23-30。武蔵が上回りました。最後まで勝利に執念を燃やした武蔵が辛勝した試合でした。

第3試合は、ランキング40位の東京慈恵会医科に4-1で勝ったランキング39位の千葉vs.1回戦不戦勝のランキング32位の成城の対戦でしたが、サッカーの取材をするため残念ながら見られませんでした(4-3で千葉が逆転勝ち)。
お昼ご飯をマックで買って坂の下の早稲田大学東伏見グラウンドに移動しました。
関東大学女子育成リーグ(ブロッサムリーグ)の早稲田大学ア式蹴球部女子vs.流通経済大学戦を取材します。早稲田ア女は関東女子リーグ1部で10連覇中、流通経済大は関東女子リーグ2部所属ですから、早稲田ア女が実力的には上であることは確かです。
しかも、早稲田ア女はメキシコに遠征していたU-19日本女子代表のGK近藤、DF船木、FW廣澤の凱旋試合になりました。育成リーグは、関東リーグ直近の試合で46分以上出場している選手は出られない(男子のジュニアリーグと同じ)と思うので、控え部員にとっては絶好の出場機会になりました。
早稲田大学ア式蹴球部女子のスターティングラインアップは、GK川端(十文字3)。DF黒川(大泉4)、井上(十文字1)、源関(ちふれASエルフェン埼玉4)、關(大阪教育大付2)。MF桝田(ちふれASエルフェン埼玉2)、田中(セレッソ大阪堺4)のダブルボランチ、右翼が秋山(八王子4)、左翼が阪本(大商学園4)、トップ下が並木(藤枝順心2)。FW山田(大商学園4)。4:2:3:1の布陣です。(カッコ内)は前所属チーム、数字は学年。
対する流通経済大学女子の先発は、GK井藤(京都精華学園)。DF井上(不明3)、#44不明、石川(聖和学園)、小泉(帝京長岡)。MF矢野(鎮西学院)、中村(鎮西学院)のダブルボランチ、右翼が#42(不明)、左翼が島津(帝京長岡)。FW宮本(京都精華学園)、吉田(宇都宮短大付)。中盤ボックスの4:4:2の布陣です。
午後2時59分(TBSラジオの時報で確認、定時より数秒早くキックオフのフォイッスルが鳴った)早稲田ア女のキックオフで試合開始。

関東女子リーグ不滅の10連覇中の早稲田ア女。目下のメインテーマは「1試合相手を完封すること」。今季、公式戦で唯一敗れている群馬FCホワイトスター戦は、1点を得たものの2点奪われて敗れている。その他の試合も2点以上挙げていても失点は喫している。完全に崩されていないのに何故かミスが出て失点してしまう。その守りでの齟齬をなくすのを急務としている。それと、できればシンプルな形、たとえばスルーパス1本でゴールを挙げる形を作るのも急務。
この試合は、格下(失礼)の流経大相手ながら、その二つのテーマを具現化した試合だった。
いつものようにDFラインからボールポゼッションを上げ、ゲームを作っていく早稲田ア女。流経大は完全にリアクションサッカー。
5分、早稲田ア女は田中が流経大DFラインの裏を突くスルーパス。黄色のキャプテンマークを巻く山田が走りこんで流経大GK井藤と1対1となり慎重にゴールにボールを流し込みます。早稲田ア女が狙い通りの先制ゴールを挙げます。
17分、流経大が反撃。カウンターアタックで吉田が抜け出しシュート。早稲田GK川端がセーブしますがリバウンドを吉田が再びシュート。早稲田DFがカバーしてクリア。事なきを得ます。
18分、レフェリーは飲水タイムを入れます。が、ここは正式にタッチラインで速やかに1分間(少し長すぎ)で終わらせてほしいものです。一応、公式試合ですから(試合前に選手とレフェリーがじゃれあうのも見ていて気分の良いものではありません)。
しばらく膠着した状態が続きます。早稲田ア女が圧倒的に押して攻め込みますが、流経大もリトリートの指示がでたのか(本来、引水タイムでの指示は禁止のはずですが)、早稲田ア女に攻撃のスペースを与えません。
この膠着状態を破ったのが並木の遠目からのシュートでした。惜しくもクロスバーに阻まれますが、フォローした阪本が押し込みゴール、31分に2-0とします。
畳み込むように34分、流経大のクリアボールをカットした並木が左にドリブルシュート。ゴールなって3-0。
37分には、再び田中が綺麗にスルーパスを通して並木がシュート。4-0となりました。
アディショナルタイム表示はなく、引水タイムでのロスを足しただけでハーフタイムを迎えました(育成リーグは40分ハーフで実施されています)。

育成リーグは、男子のジュニアリーグと同様、リザーブ登録さえ試合前にしておけば、何人でも交代できます。ホームの早稲田ア女は、ハーフタイムで8人の選手を交代します。
GK川端→近藤(JFAアカデミー福島1)。DF黒川→渡邊(大宮開成1)、井上→荻原(常盤木学園1)。MF田中→高橋(日ノ本学園1)、阪本→秋山(八王子)、MF並木→廣澤(ノジマステラ神奈川相模原1)。源関をCBから中盤左翼に、桝田をボランチからCBに、廣澤はトップ下というよりも
トップに入り、4:4:2の布陣になります。ポリバレントも素晴らしい。
アウェーの流経大は、リザーブも少なく、少数精鋭。MF#44を須田(流経大柏)と交代します。

メンバー交代によって早稲田ア女の組織が機能しだまで若干の時間が必要でした。
ようやく16分、早稲田ア女は關のスルーパスを受けた廣澤がドリブルで抜け出しますが、ペナルティエリア内で流経大の石川が倒してPKに。このPKを廣澤自身が決めて5-0とします。
PK直後の17分に飲水タイム。ここで早稲田ア女は3枚替え。MF源関→並木に(本リーグは交代で一度下がった選手の再出場も可能)、DF桝田を高瀬(JEF千葉U-18・4)に、秋山を阪本に交代。
早稲田ア女の攻勢は続きます。22分、並木のスルーパスを受けた高橋がゴール、6-0。
畳み込むように24分、高瀬のスルーパスを受けた廣澤が中央突破、落ち着いて決めました。7-0。
29分には、田中のスルーパスを受けた廣澤がシュート、8-0。この辺りまでくると流経大の守りでの集中力が切れてしまっていました。早稲田ア女のスルーパスが、面白いように決まります。
38分には右サイドを阪本がドリブルで切り裂きシュート。9-0としました。
アディショナルタイムは3分38秒、タイムアップを迎えました。

早稲田ア女、課題であった守り、そして攻めのテーマを完璧に具現しました。各選手のポリバレントも確認できたし、期待の新入生の活躍も見事でした。
関東リーグ次節の対戦相手は、昨年度2位の東洋大。そしてアウェーで敗れている群馬FCホワイトスターとの再戦は6月30日。11連覇のためには絶対に負けられない試合になります。
早稲田ア女の戦いぶりを刮目して待ちたいと思います。

坂の上のアイスアリーナに戻ると、第4試合のBグループ決勝リーグ第1戦、昭和vs.駒澤の1ピり4分過ぎでした。駒澤の小笠原(埼玉栄2)がペナルティボックスに入っていました。
その小笠原が2分間の退場を終えペナルティボックスを出た直後の事でした。
5分20秒、昭和は金森(桜丘5)、渡(東海2)のダブルアシストで杉山(栄東5)がゴール、先制しました。
しばらく均衡は保たれましたが、11分43秒に昭和は下野(東邦大当方)のパスを受けた渡がゴール。2-0とリードを広げます。
11分55秒、駒澤の矢口(武相2)がインターフェアランスの反則で2分間退場。昭和は、このパワープレーを利して12分37秒に宮坂(金沢泉丘6)のパスを受けた石井(日大山形6)が中央遠目からスラップショット、ものの見事に決まって3-0。完全に試合の主導権を握りました。
13分57秒、駒澤は渡辺(関東学院3)が得るボーイングの反則で2分間退場。しかし、これは2ピりに積み残しとなり第1ピりオッドは終了します。シュート数は13-4と大きく昭和がリードしました。
5分間の整氷無しインターバルを挟んで第2ピりオッド開始。パワープレースタートの昭和でしたが、3秒間では何もできす終了。5 on 5に戻ってからは膠着状態に入ります。15分間はノーゴール、ノーペナルティーであっという間に過ぎ第2ピりオッド終了。シュート数は6-5とやや低調でした。
12分間の休憩の後、第3ピりオッド開始。
27秒、昭和の谷口(桜丘4)がスラッシングの反則で2分間退場。
駒澤、パワープレー反撃のチャンス。1分7秒に平入(岸根4)、矢口のダブルアシストで茂内(駒大高4)がゴール。1点を返します。これで駒澤が一気に勢いに乗りました。
それを感じた昭和ベンチは5分39秒、タイムアウトを取り一息入れます。これでまた流れが変わります。
9分34秒、駒澤の興津源人(プログラムに記載なし)がラッフィングの反則で2分間退場。このチャンス、昭和は見逃しませんでした。パワープレーを利して10分26秒、谷口のアシストで石井がゴール。試合を決める駄目押し点になりました。
11分44秒、今度は駒澤がタイムアウトを取り、なんとかもう一度反撃ムードを醸成しようとしましたが、昭和はそれを許しませんでした。
午後5時30分、タイムアップを迎えました。昭和、第1ピりオッドの集中攻撃が見事でした。GK伊藤悠吾(学習院5)のゴールキーピング、伊藤圭吾(暁星5)らディフェンスも堅い守りを見せてくれました。次週の筑波、最終戦の上智との戦いも楽しみです。


第5試合はBブロック決勝リーグ、ランキング16位の上智vs.17位の筑波との対戦です。
オールメンバー14人の上智の先発は、GK近本(錦城3)。DF小池(桐蔭学園3)、和田森(インターナショナル・バンコック4)。FW竹河内(多摩)、相馬(長野日大4)、柳川(南山国際2)。
オールメンバー22人の筑波のスタメンは、GK小堀(広尾学園3)。DF川又(水戸第一3)、河原(天王寺2)。FW園木(作新学院4)、齋藤(磐田南3)、内藤(立川4)。
均衡した状態で試合が進んでいきます。
7分6秒、上智の竹河内が得るボーイングの反則で2分間退場。筑波、最初のパワープレーのチャンスでしたが生かすことが出来ません。
14分50秒、上智のシュートが決まり赤ランプも転倒したのですが、レフェリーの判定はハイスティックでのゴールという事で取り消されました。
そのまま第1ピりオッド終了。シュート数は7-7と同数でした。
5分間の整氷無しインターバルを挟んで第2ピりオッド開始。
早々の30秒、上智は竹河内のアシストで小池がゴール。先制します。筑波の集中力が高まる前の速攻でした。
3分59秒、上智はメンバーオーバーのベンチマイナーペナルティー。高木(東京都市大付4)がペナルティボックスに入ります。しかし、ここでも筑波はパワープレー不発。
8分37秒、今度は高木がチャージングの反則で2分間退場。ここでも筑波のパワープレーは不発。2度の同点機を逃し、第2ピりオッドは終了。シュート数は10-3と上智が圧倒しました。
12分間の整氷インターバルの後、第3ピりオッド開始。
先にゴールを挙げ同点に追いつきたい筑波でしたが、ここでも上智が先制します。1分38秒、柳川のパスを受けた竹河内がゴール、2-0と点差を開きます。
こうなると上智はディフェンシブになります。試合は、膠着状態に。
なんとか試合を動かそうと筑波が9分にタイムアウトを取ります。どこかでGK小堀を氷上から挙げて乾坤一擲の6人攻撃に出ようと機会を狙っていましたが、肝心の12分36秒に小西(岡山4)がチャージングの反則で2分間退場。ショートハンドになってしまいました。6人攻撃に出る機会を失いました。上智もパワープレーでリスクをかけることなく2分間を過ごします。
筑波・小西がリンクに戻って24秒、何事もなく過ぎてタイムアップのブザーを迎えました。
総シュート数は22-13。ペナルティー数は3-1。パワープレーの拙さが筑波の敗因になりました。
これで昭和と上智が1勝、駒澤と筑波が1敗。波乱なく最終日を迎えるのか?
6月2日(日)の決勝リーグ第2節も楽しみになりました。

アリーナ内の気温も19度まで跳ね上がりました。外に出ると30度近い暑さ。
なにか昨年8月のアジア競技大会ジャカルタの気候を思い出しました。ちょうどエアコンの効いたメインプレスセンターだったジャカルタ・コンベンション・センターから外に出た時もこんな感じでした。
身体おかしくなります。

午後8時過ぎに帰宅。早めに夕食を摂り、床に就いたスポーツ三昧でした。

<了>

[結果]
関東大学アイスホッケー選手権C、ブロック2回戦
東京学芸 0-3 順天堂(0-0、0-3、0-0)
獨協 4-5 武蔵(1-0、3-1、0-3、PSO 0-2)

関東大学アイスホッケー選手権B、決勝リーグ
昭和 4-1 駒澤(3-0、0-0、1-1)
上智 2-0 筑波(0-0、1-0、1-0)

関東大学女子育成(ブロッサム)リーグ
早稲田大学ア式蹴球部女子9-0 流通経済大学(前半4-0)


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サッカー早稲田大学ア式蹴球部vs.アスルクロラ沼津戦を取材。

今日も30度越えの東京地方。
朝から日差しがマックスです。

今日はサッカーJ1、J2リーグ開催日。しかし、暑くて遠くに出かける気力なし。
Fリーグも駒澤で開幕セントラル3試合開催日(前座にフットサルの早慶戦もあったようです)でしたが、取材申請を忘れていて取材できません(最近Fリーグなども当日に行っても取材不可)。
調べてみたら、自宅裏の早稲田大学東伏見グラウンドで早稲田大学ア式蹴球部vs.アスルクロラ沼津のトレーニングマッチがあるというので行ってみました。
今日は天皇杯1回戦開催日で、J3リーグやJFL、関東大学リーグ1部などはレストデイになっているようです(J1,J2チームはシードされていて1回戦不戦勝)。それで、このトレーニングマッチが組まれたようです。
早稲田大学ア式蹴球部は現在、関東大学リーグ1部で第5節まで終了。1分け5敗も勝点1で11位(12チーム中)と大不振。一方の、アスルクロラ沼津はJ3リーグで3勝3分け3敗の勝点12、暫定9位(18チーム中)です。
JFL所属の流経大ドラゴンズ龍ケ崎の手呂内勝政監督は、
「JFL上位はJ3並みの実力があるが下位は関東大学1部の上位の方が強いと思う」と語っておられました。多分、今季の両チームでは、沼津の方が若干強いという印象です。
早稲田にとっては、絶好の胸を借りるにふさわしい試合でした。
今日は早稲田セカンドチームのア式FCは関東リーグ2部の東邦チタニウム戦があり、Iリーグでも東海大U-22と戦っています。同時に3試合こなせる選手層の厚さは驚きですが、「二兎を追うものは一兎も得ず」の諺ではありませんが、その分戦力的には分散してしまうのは仕方のないところです。
早稲田大学ア式蹴球部のスターティングラインアップは、GK上川(浦和ユース2)。DF牧野(JFAアカデミー福島4)、杉山(三菱養和SCユース4)、鈴木俊(早稲田実1)、阿部(横浜FMユース
3)。MF西堂(流経大柏4)、鍬先(東福岡3)のダブルボランチ、トップ下栗島(流経大柏4)。FW杉田(名古屋U18・2)、武田(ガンバ大阪ユース4)、加藤(山梨学院大付1)。4:3:3の布陣です。(カッコ内)はユース年代の所属先。数字は学年。
対するアスルクロラ沼津の先発は、GK朴昇利(大阪朝鮮)。DF熱川(藤枝東)、徳武(帝京)、藤原雅(セレッソ大阪U-18)、#27(氏名不詳)。MF伊東(東海大一)、#47(氏名不詳)がボランチ、右翼が岡(東山)、左翼が山田(帯広北)。FW坂本(初芝橋本)、清水(向上)。中盤ボックスの4:4:2の布陣です(選手名はJ3登録選手名簿とチームのHPで確認)。

予定より12分遅れて10時12分、沼津のキックオフで試合開始。
早稲田は、DFラインからボールをポゼッション。ビルドアップしていく戦法。これだけ負けが混んでいても作戦がぶれないのは立派と言えば立派です。
ただ、DFラインから前線にフィードするにも、横につなぐにもパスミスが多いのが珠に傷です。そして何よりもゴールが奪えない。後ろのラインでボールをキープしても、なかなか前線にボールが入らないし、いかに早くアタッキングサードにボールを運ぶかもメインテーマです。
そんな心配をしていると16分、またしても早稲田DFにイージーミスが出ます。DFラインでポゼッションして中盤にフィードしようとしたパスを沼津の伊東(アトランタ・オリンピックでブラジルからゴールを奪った選手です)がインターセプト。素早く前線の清水にスルーパス。抜け出た清水が早稲田GK上川と1対1になり落ち着いて決めました。このあたりの精度は、さすがにJリーガーです。早稲田、早い時点でやってはいけないミスで先制点を奪われました。
1点のビハインドを負いつくため、早稲田は積極的に攻めました。
23分、左からのクロスを加藤がヘディングシュート。沼津GK朴の正面に。
24分、早くも早稲田は2枚替え。右SBの牧田を金田拓(神戸U-18・4)に、左SB阿部を大里(鹿島ユース4)に交代します。
36分、左タッチライン際からの早稲田フリーキック。大里の蹴ったキックを中央の加藤が頭でそらしファーで待っていた杉田がシュート。右サイドネット外に外れます。
40分、早稲田の武田が負傷退場。代わって山崎(松本U-18・3)がピッチに入ります。
アディショナルタイム35秒、ハーフタイムに入ります(40分ハーフで実施されたようです)。

早稲田はハーフタイムで大幅にメンバーを交代しました。
GK山田(浦和ユース3)。DF工藤(日大藤沢3)、大桃(帝京長岡4)、坂本(横浜FMユース3)、大里。MF金田拓、山下(柏U-18・1)のダブルボランチ、トップ下が田部井(前橋育英2)。FW蓮川(ガンバ大阪ユース4)、鈴木(FC東京U-18・3)、山崎。4:3:3の布陣にフォーメーション変更。
沼津もメンバーを替えます。
DF熱川を#40に、徳武を藤原拓(武相)に。MF伊東を#39(J3登録では中山・藤枝東ですが、違うようです)に、#47を深井(札幌U-18)に、岡を#29に。FW坂本を川森(広島ユース)に、清水を#26に交代しました。
後半から早稲田はトップのレギュラーが登場、沼津は控え選手が出てきた感じです。

そんな力関係で1点を追う早稲田が攻勢に出ます。
7分、左からのクロスを蓮川が右45度からシュート。左に外れます。
18分にシュートが枠外に。飲水タイムを挟んで27分には右からのクロスを受けた鈴木がドリブルで左から中に切れ込んでシュート。沼津GK井藤がキャッチ。
28分、早稲田は選手交代。左SB大里に替えて阿部が再度登場します。
33分にもMF金田に替えて練習生が出場。
34分、右サイドからのクロスを中央の選手が頭でそらし左サイド45度からシュート。大きく上に外れます。
40分には山崎が右サイドをドリブルで切り裂きシュート、右にがずれます。
何度もアタッキングサードに入りシュートまでいけるようになった早稲田。決めきれませんでしたが前節の駒澤戦よりはよくなっているようです。
専修、明治戦辺りでは、前に向けるのに簡単に後ろに返してしまったり、敵陣に入るのに滅茶苦茶時間がかかっていたのに、だいぶ改善されたように思います。しかし、フィニッシュに精度がないのを修正しないと勝利は遠いような気がします。
また唯一の失点となったターンオーバーからのカウンターアッタック。ああいったミスは絶対にいけません。ここを改善しないと得点力がないだけに勝点3は遠いような気もします。

次戦は5月29日(水)の東洋大戦(NACK5スタジアム大宮)です。今日の試合の改善点を修正して初勝利を目指してほしいものです。方向的には間違ってはいないように感じました。

少しホッケー場を覗いて、買い物をして12時過ぎに帰宅。
午後は、大相撲など視ながらのんびり過ごしたスポーツ三昧でした。

<了>

[結果]
早稲田大学ア式蹴球部 0-1 アスルクロラ沼津(前半0-1)

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サッカーCONMEBOLコパアメリカ2019日本代表メンバー記者発表をjfa.comで取材。

東京地方、5月24日というのに30度越え。夏が来ました。
全国142か所(午後2時現在)で真夏日を記録しました。

最近、運動不足気味なので、自転車で記者会見を取材し、その足でサロン2002の月例会に久しぶりに顔を出そうかとも思ったのですが、熱中症になったら大変と思い、自宅のPCでjfa.comのライブ中継でコパアメリカの日本代表の記者危険を取材しました。

午後2時、関塚隆技術委員長と森保一代表監督が登壇。記者会見が始まりました。
発表された代表選手23名は、下記の通りです。

GK
川島 永嗣(浦和東)
小島 了介(名古屋U18)
大迫 敬介(広島ユース)

DF
植田 直通(大津)
板倉 滉(川崎U-18)
岩田 智輝(大分U-18)
立田 悠梧(清水ユース)
原 輝■(市立船橋)
杉岡 丈樹(浦和ユース)
菅 大輝(札幌U-18)
富安 健洋(福岡U-18)

MF
柴崎 岳(青森山田)
中島 翔哉(東京ヴェルディユース)
中山 雄太(柏U-18)
三好 康児(川崎U-18)
伊藤 洋輝(磐田U-18)
松本 豪志(昌平)
渡辺 皓大(東京ヴェルディユース)
安部 裕葵(瀬戸内)
久保 建英(FC東京)

FW
岡崎 慎司(滝川第二)
前田 大然(山梨学院大付)
上田 ■世(鹿島学園)

以上、23名です。(カッコ内))はユース年代の所属先。高体連出身者が9名。クラブ出身者が14名です。
コパアメリカは、FIFAが決めるIMD(インターナショナル・マッチ・デイ)には開催されません。したがって日本代表もオフになっているヨーロッパのクラブに所属しているベテラン、中堅5人と東京オリンピックを狙う世代18人で構成されました。
「経験を積む」という意味では、良いチョイスかもしれませんが、果たして南米の真剣モードのナショナルチームに対して、どこまで戦えるのか未知数です。わたしは苦戦すると思っていますが……。まあ、まあ、森保監督のお手並み拝見といったところでしょうか。

大相撲は関脇栃ノ心が平幕に3連敗。今日も10勝(大関返り咲き)はなりません。横綱鶴竜も敗れて、2敗は朝乃山ただ一人。トランプ大統領は、誰に優勝カップを渡すのか?

夜は「白い巨塔」第3話など視てのんびりと過ごしました。

そんなスポーツ三昧でした。
<了>


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サッカーキリンチャレンジカップ日本代表記者発表をjfa.comで取材。

東京地方は真夏日に迫る気温に。ただ湿度が低く過ごしやすい。

今日はJFAハウスのヴァーチャルスタジアムで6月2日と9日に行われるキリンチャレンジカップに出場する日本代表の記者発表がありました。
ワールドカップ2014ブラジル大会の日本代表惨敗に失望して以来、代表チームにモチベーションが保てないスポーツ三昧。あれから5年。取材しているのも数試合だけです。
今日もjfa.comでライブ中継があったので、それで取材してしまいました。
まあ、記者会見は最初から最後までライブで見られますから便利といえば便利です。

関塚隆技術委員長と森保一監督の二人が登壇。挨拶の後、スクリーンに27名の選手が発表されました。以下の通りです。

GK
川島 永嗣(浦和東)
権田 修一(FC東京U-18)
シュミット・ダニエル(東北学院)
大迫 敬介(広島ユース)

DF
長友 祐都(東福岡)
槙野 智章(広島ユース)
酒井 宏樹(柏U-18)
昌子 源(米子北)
室屋 成(青森山田)
植田 直通(大津)
畠中 愼之輔(東京ヴェルディユース)
中山 健太(柏U-18)
富安 洋(福岡U-18)

MF
香川 慎司(FCみやぎバルセロナユース)
原口 元気(浦和ユース)
小林 祐希(東京ヴェルディユース)
柴崎 岳(青森山田)
伊東 純也(逗葉)
橋本 拳人(FC東京U-18)
中島 翔哉(東京ヴェルディユース)
南野 拓実(セレッソ大阪U-18)
守田 英正(金光大阪)
堂安 律(ガンバ大阪ユース)
久保 建英(FC東京)

FW
岡崎 慎司(滝川第二)
大迫 勇也(鹿児島城西)
鈴木 武蔵(桐生第一)

以上。(カッコ内)はユース年代の所属先。高体連出身者が12名。クラブ出身者が15名です。

大迫健介と久保建英がが初招集。川島や大迫勇也、らが岡崎慎司らがカムバックしています。
この中からコパアメリカ行きの選手23名が選ばれるのか。それとも別のメンバーが入るのか。それは明日の午後2時から発表されるとか。なにか二回に分けるのには、重大な理由があるのか。単に話題つくりを2回したいのか?
不思議です。

そんなスポーツ三昧でした。


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サッカー大学対抗ジュニアリーグ、早稲田 vs.東京経済戦を取材。

台風一過のような天候の東京。
その割には気温も25度、湿度35%くらいの過ごしやすい1日でした。

今日も朝寝坊。
早めに朝のルーティーンだけ済ませ二度寝。
そして10時すぎに起きだして自宅で作業。

大相撲、関脇栃ノ心の敗北を確認して自宅裏の早稲田大学グラウンドへ。
今日はサッカーACL、ルヴァンカップなど開催日ですが、交通費節約で大学対抗ジュニアリーグ第5節を取材しました。

今季の早稲田大学ア式蹴球部、大不振に陥っています。
トップチームは、関東大学リーグ1部で第6節を終わって1分け5敗の11位(12チーム中)。セカンドチームは、関東リーグ2部で第5節を終わって1分け4敗の10位(10チーム中)。唯一、ジュニアリーグだけが、第4節まで終わって3勝1分けの勝点10で暫定2位(1位は慶應義塾大学ソッカー部)です。早稲田ア式ファンにとっては希望の星的存在なのです。
今日の対戦相手は、2試合全敗の東京経済大学体育会サッカー部。もっか0勝2敗の勝点0で最下位。ただトップチームは東京大学リーグ1部に所属しており、ジュニアリーグ前節に早稲田と引き分けた朝鮮大学校は東京都大学リーグの2部。そんなに力が劣るとも思えません。
それに今日の早稲田は、外池大亮監督の方針か1年生だけで戦いました。まさに早稲田ジュニアのお披露目のような試合になりました。

早稲田大学ア式蹴球部のスターティングラインアップは、GK宍戸(桐光学園1)。DF西田(東福岡1)、竹浪(国学院久我山1)、監物(清水ユース1)、鈴木(早稲田実1)。MF丹羽(ガンバ大阪ユース1)、中村亮(静岡学園1)のダブルボランチ、右翼が西尾(流経大柏1)、左翼が水野(大津1)。FW平田陸(早大本庄1)、北本(暁星1)。中盤ボックスの4:4:2の布陣です。(カッコ内)はユース年代の所属先。数字は学年です。
このブログで、公式戦のメンバー表の氏名欄に「練習生」は如何なもの、と書いていたせいではないでしょうが、今日のメンバー表は全員氏名が書かれていました(ただしア式蹴球部HPの試合レポート欄には、西田、監物、生方、平田周、安達、中村直、戸苅、柴田の8人は「練習生」になっていた)。
東京経済大学の先発は、GK宮島(横浜創英3)。DF松本(狭山ヶ丘3)、関根(日大明誠3)、武内(保谷3)。MF右翼が矢越(関東第一3)、左翼が志賀(浦和東4)、アンカーが竹内(桐生第一3)、ダブルボランチが高須(実践学園2)と小榑(西部台4)。FW小松(弥栄3)、金子(鹿島学園2)。メンバー表では3:4:3の布陣になっていましたが、MF両翼の矢越、志賀が守りの際はDFラインに加わり5バックに、ただ攻撃時には積極的にオーバーラップしていました。
午後6時ちょうど、松木友宏レフェリーの笛で早稲田がキックオフ、試合が始まりました。

出身校をみても、東京経済の選手たちは、思っていた以上にテクニカルでした。
早稲田大学ア式蹴球部は、今季のチームコンセプトを守り、DFラインからボールをポゼッションしゲームをビルドアップしていきます(これが上のカテゴリーではうまく機能していない)。たびたび中盤右翼の西尾と右SBの西田がポジションチェンジを繰り返し、東京経済のDFを混乱させます。
東京経済のMF両翼は、早稲田の両翼・西尾と水野をマンマークしながら、ディフェンス時には自陣深くまでリトリートし、早稲田に攻めるスペースを与えません。が、キープ力ある小榑がパスを受けタメを作ると一気に攻め上げり、早稲田DFラインの裏を突き左オープンスペースからクロス。この攻撃が有効でした。
3分、東京経済の金子がバイタルエリア遠目から唐突にシュート。これは右に外れましたが、ご挨拶がわりのシュートでした。
7分、東京経済は早稲田陣深くまで攻め込み、ペナルティエリアすぐ外にFKを得ます。小榑の蹴ったフリーキックは早稲田の壁に当たって跳ね返り事なきを得ます。なでしこジャパンの宮間だったら確実に決めていました。
ここまで早稲田はシュート1本だけ(GK宮島がキャッチ)。予想外に攻められません。
そんな13分でした。東京経済は、左サイドを小榑がドリブルで切り裂きクロス、中に詰めた金子がシュートを決め先制しました。
21分にも東京経済は小榑の蹴ったフリーキックが早稲田ゴール前で混戦になるところを志賀がシュート。上に外れます。
33分、早稲田ベンチが早くも動きます。GK宍戸を生方(日体大1)に、DF監物を大場(柏U-18・1)交代します。リザーブ登録8人を使い切る(このリーグは試合開始時にリザーブ登録しておけば何人でも交代できる)予定なのでしょう。左SB鈴木をCBに大場を左SBに入れます、
しかし、早稲田の中盤にミスが出ます。ボールをスチールした東京経済は、左サイドにボールを運
び武内がクロス、中に詰めた小松がヘディングシュート。38分に2点目をゲットします。
42分、早稲田はFW北本を戸苅(市立浦和1)に交代。
そして、このまま前半は終了かと思われた45+1分、またしても左サイドの志賀からパスが出て高須がシュート。3点目が決まります。早稲田、前節と同じ3点のビハインドを負って前半を終えます。アディショナルタイムは「1分」表示でしたが、2分6秒でした。

ハーフタイムで早稲田はDF竹浪を安達(札幌大谷1)に、MF中村亮を柴田(東海学園1)に交代します。
東京経済もリザーブ4人を全員交代。MF矢越を佐藤(関東第一3)に、MF志賀を上利(狭山ヶ丘3)に、をMF竹内を菅谷(水戸商2)に、FW金子を高橋(清水桜ケ丘3)に交代しました。

次の1点が勝負の分かれ目と早稲田が激しく反撃に出ます。CB竹浪に代わって入った安達がボランチに、右SBの西田をCBに入れ、ボランチの丹羽を右翼に上げ、右翼の西尾を右SBにポジションチェンジ。そしてようやく14分、練習生がゴールを決め早稲田ベンチは一気に反撃ムードになります。
17分には早稲田はGK生方を平田周(國學院久我山1)に交代。
ところが、東京経済は、2点を守ろうとせず、最後まで攻めの姿勢を崩しませんでした。
28分、小榑の蹴ったコーナーキックを高橋がドンピシャのタイミングでヘディングシュート。再び3点差とします。早稲田DF競らないと。ノーマークでした。
ここで早稲田が2枚替え。FW平田陸を中村直(筑波大付駒場1)に、戸苅を小林俊(東京工大付科学技術1)に交代。これでリザーブ選手全員がピッチに立ちました。
なんとか3点のアヘッドを挽回しようと早稲田は攻めましたが、東京経済も攻め返し、ついにそれ以上の得点を許しませんでした。
アディショナルタイムは3分14秒。タイムアップを迎えました。

やはり3点を先に奪われると挽回するのは難しい。この試合は1年生だけで戦った早稲田。相手が最下位の東京経済という事で思い切った起用でしたが、フレッシュマンだけで勝てるほど大学さっかーは甘くありませんでした。
東京経済も早稲田にたいして必要以上にリスペクトせず、早稲田の弱点である右サイドからの崩しを反復して攻め立てました。完勝といってよいでしょう。
ジュニアの試合は、勝利だけが全てではないと思いますが、基本的にはあれだけディフェンスが破られては勝負になりません。
この敗戦を教訓に生かし、強い早稲田復活を期待したいものです。

8時過ぎ帰宅。
「白い巨塔」など視て夜を過ごしたスポーツ三昧でした。
<了>

[結果]
早稲田大学ア式蹴球部 1-4 東京経済大学(前半0-3)
(勝点10→10)     (勝点0→3)

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