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アイスホッケー関東大学リーグ戦開幕3試合を取材。

8月も晦日になりました。

子供たちは明日まで夏休み(9月1日が日曜日なので)のようですが。
まあ、わたしには関係ありません。

今年度の関東大学アイスホッケーリーグ戦は8月開幕。
お昼過ぎにDyDoドリンコアイスアリーナに向かいます。

すでに春の関東大学選手権で1年通しの取材用ADカードを取得していたので問題なく取材はできました。ありがとうございます。
さっそく入り口で1000円札を出して公式プログラムを購入すると500円お釣りをくれるではありませんか。
「?」と思ったら、今年度は定価500円のようです。昨年度の1000円から値下げになりました。1コインで公式プログラムが手に入るのは良いことです。
関東女子サッカーリーグは500円値上げされて1500円でしたから、計2000円。これで2競技合計昨年とタメになりました。
中を見ると、表紙回りだけ4色で中は1色。今年度からADカード(身分証明書)の写真が省略されたため、プログラムに顔写真を転用できなくなったのでしょう。選手の顔写真もありませんでした。
そのあたりの事を考慮されて500円の値引きになったのでしょう。
どちらにせよ、わたしは選手の氏名、出身校、背番号さえ分かればいいわけで、まったく内容には文句ありません。むしろ500円の値下げは嬉しいです。

開幕戦はDiv.Ⅱ筑波vs.駒澤戦です。昨年度のリーグ戦までは、Div.Ⅱの試合はDyDoドリンコアイスアリーナで全試合を行っていましたが、今年は東大和での開催が増えたようです。両校にとっては貴重なDyDoでの試合です。
アリーナ内は気温15度、湿度71%。むかし、うちのかみさんが良く本をもってアリーナに来て涼みながら読書を楽しんでいたものです。今は、入場料1000円しっかり取られるので、そんな人もいなくなりましたが……。

ランク17位、オールメンバー19人の筑波のスターティングラインアぷは、GK稲葉(並木中等5)。DF西川(富山4)、宮下(長野日大3)。FW小西(岡山4)、大森(膳所4)、内藤(立川4)。筑波は、春シーズンは主力の医科系学部の部員が学業の関係で参加していないのですが、秋シーズンからオール筑波でパワーアップされます。その変貌が今日見られるということです。ちなみに、春の選手権は筑波が1-0で駒澤に勝っています。
対するランク18位、オールメンバー19人の駒澤の先発は、GK菊池(甲府昭和3)。DF平入(岸根4)、西田(帯広柏葉1)。FW小笠原(埼玉栄2)、久保田(名古屋南4)、渡邉(関東学院3)。駒澤も西田ら1年生の有望選手が加わり、春よりもパワーアップしており、春のリベンジを狙っていました。
試合に先立ち、東京都アイスホッケー連盟の松本専務理が開会宣言。12月までの足かけ5か月の熱戦の火ぶたを切りました。
12時41分、フェースオフで試合開始。
両チームのスケーティングを見ていると、春シーズン後の陸トレと夏合宿の氷上練習の充実ぶりがわかります。一進一退の展開です。
2分6秒、筑波の大森が左からドリブルで切れ込みシュート。2019年度リーグ戦の初ゴールを挙げ筑波が先制。
その後、ゴールもペナルティーもなく15分間の第1ピリオッドは終了。シュート数は13-6と筑波がリード。
5分間の整氷なしインターバルを挟んで第2ピリオッド開始。
次の15分間は、ファールゲームの様相を呈しました。
2分19秒、駒澤の川野(浦和東4)がフッキングの反則で2分間退場。筑波はパワープレーのチャンスでしたが、これを生かせず。
5分36秒、今度は筑波の小西がTANGでミスコンダクトペナルティー10分間の退場。この反則ではパワープレーは生まれません。
小西がペナルティーボックスに入りっぱなしで試合に参加で参加出来ないでいる9分1秒、駒澤がメンバーオーバーのベンチマイナーペナルティーの反則で興津(日本学園1)がペナルティーボックスに入ります。
このパワープレーのチャンスを筑波は生かします。わずか6秒で峯(駒場東邦6)、村本(東海5)のダブルアシストで高口(芝4)がゴール。医学部トリオが2点目を決めました。パワープレーで1点を決める由緒正しきアイスホッケーです。
11分29秒、ゴールを挙げた高口が2分間ペナルティーボックスに入りますが、駒澤はゴールを奪えません。
そのまま第2ピリオッド終了。シュート数は5-2と筑波がリード。
12分間の整氷インターバルの後、第3ピリオッド開始。
2点を追う駒澤は、先に1点を取って反撃の狼煙を上げたいところでしたが、ゴールを挙げたのは筑波でした。
5分33秒、斉藤(花巻北1)がバイタルエリアからドリブルシュート。3点目を挙げました。筑波は、先制、中押し、ダメ押しと理想的な攻めを見せました。
この後、7分31秒、14分22秒と筑波の小西がフッキング、トリッピングの反則で4分間退場となりますが、駒澤はついにパワープレーのチャンスを生かせません。これが敗因となりました。
午後2時6分、タイムアップのブザーが鳴りました。総シュート数は26-8と筑波が大きくリード。8本のシュートを完封した筑波のGK稲葉の活躍も目立ちました。
筑波が攻守にわたって駒澤を圧倒。快勝した開幕戦でした。

第2試合はDiv.Ⅲの明治学院vs.独協医科の対戦です。
明治学院は、昨年はDiv.Ⅱで戦っていましたが、武運つたなく5位に。入れ替え戦で学習院に2-4で敗れてDiv.Ⅲに降格しました。1年でのDiv.Ⅱ復帰を狙っています。対する独協医科は、昨年度はDiv.Ⅳで6勝1敗で優勝。自動昇格してきました。DIv.Ⅲでの定着を狙っています。そんな両チームの対戦でした。
ランク21位、オールメンバー20人の明治学院のスタメンは、GK藤巻(東京都市大付4)。DF成瀬(明治学院東村山2)、宮崎(市立銚子3)。FW内田(関東学院2)、中田(市が尾4)、冨塚(日大高3)。
対するランク28位、オールメンバー26人の独協医科の先発は、GK國重(独協2)。DF井上(安積4)、五十嵐(海陽4)。FW宮崎(専大松戸4)、竹田(海陽4)、島崎(浦和2)。
午後2時37分、フェースオフで試合開始。
3分15秒、明治学院の成瀬がホールディングの反則で2分間退場。
8分5秒には独協医科の川堀(広島学院5)がデイレイド・オブ・ゲームスの反則で2分間退場。ともに両チームともパワープレーを生かせず、試合は進みます。
13分11秒、明治学院の冨塚がようやくゴールを決め先制。畳み込むように13分35秒にも寺崎(多摩大目黒4)のアシストで中田がゴール。2-0とリードを広げます。
第1ピリオッドはこのまま終了。シュート数は9-1と明治学院が大きくリードしました。
5分間の整氷無しインターバルを挟んで第2ピリオッド開始。
先に1点をゲットしたい独協医科でしたが、1 分33秒に明治学院の高橋(小平南4)のインターフェアランスの反則で生まれたパワープレーも得点できません。
ピンチの裏にはチャンスあり。8分25秒、明治学院は内田、成瀬のダブルアシストで冨塚がゴール、3-0として勝利に大きく近づきます。
9分23秒、独協医科の島崎がトリッピングの反則で2分間退場。逆に明治学院はこのパワープレーのチャンスを決めきります。9分38秒、宮崎のパスをうけた中田がゴール、4-0とダメを押しました。
10分34秒、独協医科はメンバーオーバーのベンチマイナーペナルティー2分間退場。渡邊(宇都宮2)が2分間退場を代行。ショートハンドとなり反撃のチャンスを逸します。
そのまま第2ピリオッド終了。シュート数は6-1と明治学院がリード。
12分間の整氷インターバルの後、第3ピリオッド開始。
4点のリードに明治学院は、いかに15分間を消化するかに力を注ぎました。独協医科も5分35秒、川堀がインターフェアランスの反則で2分間退場。これだけが、記録に残るプレーでした。
総シュート数20-3。妥当な結果であったと思います。明治学院が優勝に向けて快勝で初戦を終えた試合でした。

第3試合は、一橋vs.東京医科の一戦。一橋は昨年度はDiv.Ⅱで戦ったのですが7戦全敗で最下位。厚い壁に阻まれました。自動降格でDiv.Ⅲに下がってきましたが、捲土重来を狙っています。対する東京医科は、昨年度もDiv.Ⅲで戦い1勝2分4敗、7位に終わりDiv.Ⅳ2位の東京理科と入れ替え戦を戦い2-1で辛勝。Div.Ⅲ残留を決めています。今年は降格圏を回避したいところです。そのためには引き分けないで勝ち切ることが需要です。
この試合にも一橋の応援団が駆けつけてくれました。学生スポーツの雰囲気を盛り上げるためにも貴重な存在なのですが、駒澤や学習院、東京六大学系の応援団に比べると、アイスホッケーの本質がわかっているのかな、と首をかしげることが多い。
ともかく初めから終わりまで、フェースオフ以外の時間は、校名、選手名の連呼で叫びっぱなし。場内のアナウンスはほとんど聞こえません。やはりアナウンスのタイミングでは静かにしてほしい。もう、センスの問題です。それもブラバン無でチアリーダー10人、応援リーダーも5人ほどしかいません。
他チームの応援団は、たとえブラバンが入っても、アナウンス時は綺麗にしずかになります。もう少しアイスホッケーの応援の勉強をしてほしい。まあ、学校の伝統とか校風はあるのでしょうが……。
ランク22位、オールメンバー22人(毎試合22人そろえてくるのは凄いです)の一橋のスタメンは、GK野上(富山2)。DF妹尾(帯広柏葉3)、猪瀬(九段中等4)。FW牛山(明大付属明治4)、瀧澤(新潟3)、高橋(新潟)。
対するランク27位、オールメンバー14人の東京医科も先発は、GK会沢(水戸葵陵5)。DF出光(早稲田実5)、朝田(小山台4)。FW早川(名古屋2)、須田(新潟南4)、花田(城北2)。
お互いにペナルティーの多い試合でした。一橋は5、東京医科も5。しかしパワープレーが生かされたのは1回だけ。どちらも1点勝負と分かっていたようで、東京医科は第1ピリオッドの11分22秒にも関わらず5 on 3のチャンスにタイムアウトを取ったほどでした。それを生かせなかったのは痛かったし敗因になったと思います。第1ピリオッドのシュート数は3-5で東京医科がリードしました。
第2ピリオッド、1分28秒に一橋はメンバーオーバーのベンチマイナーペナルティー。一橋は山口(International School of Dusseldorf 4)がペナルティーボックスに入ります。東京医科は、このチャンスも生かせません。
しばらく均衡が保たれたのですが、12分18秒に東京医科の朝田がラッフィングの反則で2分間退場。一橋は、このパワープレーのチャンスを生かします。
13分46秒、松岡(浅野3)、妹尾とパスを繋ぎ河野(直江津中等1)が右60度からシュート。東京医科は体を投げ出してのブロックも僅かに及ばずゴールイン。貴重な1ゴールを挙げました。
第2ピリオッドのシュート数は6-2。
12分間の整氷インターバルの後、第3ピリオド開始。
1点を追う東京医科に対して4分13秒に一橋はメンバーオーバーの反則でベンチマイナーペナルティー、高橋が2分間ペナルティーボックスに入り、東京医科にパワープレーのチャンスをプレゼントしてしまいます。ところが、東京医科は同点に追いつくべく絶好のチャンスを生かすことが出来ません。
パワープレーのチャンス、1回だけ生かせた一橋、一つも生かせなかった東京医科。これが勝負を分けることになりました。
以降、東京医科は、朝田が2回、早川が1回ペナルティーを犯しショートハンドに。14分24秒には3 om 5になり大ピンチ。追加点を奪われなかっただけ良かった、という¥結果になりました。
総シュート数は18-11で一橋がリード。
両チームとも。もう少しパワープレーで得点することを研究した方が良いかもしれません。2回に1回くらくぃはゴールになるよう練習をしてほしいものです。反則のやり得はいけません。

予定されていたDiv.Ⅲ東京vs.首都東京の試合は、東京の出場辞退で中止になりました。
東京の出場辞退の理由に対しては発表されておらず、わたしも存じ上げません。東京大学運動会スケート部アイスホッケー部門のHPには「不測の事態のため」と書いてあるだけです。
ただ、最近は他競技で部員のSNSが不適切な書き込みをした、というだけで出場辞退などというケースもあるようです。各校、十分に気を付けていただきたいところです。

第4試合中止のおかげで6時過ぎには帰宅。
柔道の世界選手権など見ながらのんびり過ごしたスポーツ三昧でした。
<了>


[結果]
筑波 3-0 駒澤(1-0、1-0、1-0)
明治学院 4-0 独協医科(2-0、2-0、0-0)
一橋 1-0 東京医科(0-0、1-0、0-0)

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サッカーTRM早稲田大学ア式蹴球部vs.東北大学サッカー部戦を取材。

朝から雨が降ったり止んだり。
気温はそれほど上がりませんでしたが蒸し暑い。

今日も午前中はグダグダしておりました。

午後3時すぎ、雨も上がり自宅裏の早稲田大学グラウンドで、サッカーのトレーニングマッチあるというので行ってみました。
カードは早稲田大学ア式蹴球部vs.東北大学学友会蹴球部。
もっとも早稲田大学は、今週末にトップチームは関東大学リーグ1部の試合が、セカンドチームは関東リーグ2部の試合が控えており、今日出場できるのは、それなりの選手たちです。東北大がベストで戦えば、けっこう面白い試合になると思い簡易スタンドに座りました。
他に観戦者は、選手のご両親らしいご夫婦が1組だけ。小雨がパラつく中、試合が始まります。

早稲田大学ア式蹴球部のスターティーングラインアップは、GK谷口(近大和歌山3)。DF秋元(早稲田実2)、坂本(横浜FMユース3)、松浦(エストレーラ姫路2)、西尾(流経大柏2)。MF松高(浦和ユース3)、楠(本郷4)のダブルボランチ、右翼が吉岡(早稲田実1)、左翼が伊藤(守山4)、トップ下が森岡(岡山学芸4)。FW平田(早大本庄1)。4:2:3:1の布陣です。(カッコ内)はユース年代の所属先、数字は学年。
東北大学学友会蹴球部の先発は、GK#1。DF#2、♯22、#11、#27。MFアンカーが#18、右翼が#10、左翼が#6。FW#36、#34、#15。4:3:3の布陣です。練習試合でメンバー表もなく、東北大HPでも背番号が分かりません。背番号だけでお許しください。
午後3時1分、早稲田のキックオフで試合開始(この試合は45分×3本でおこなわれた)。

続く

[結果]
早稲田大学ア式蹴球部 2-0 東北大学サッカー部(0-0、1-0、1-0)

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サッカーJFAレフェリーブリーフィングとAIPSメルロ会長を囲む会に出席。

ここ数日、自宅と東伏見で活動しておりましたが、今日は都心で2件行ってみたい催し物があり、電車で出かけてみました。

久しぶりに真夏日になったのですが、背広など腕にかけて出かけました。AIPS(国際スポーツプレス協会)の会長さんにお会いするためです。

まず、御茶ノ水のJFAハウスで2か月に1回ほど開催されるメディア対象のレフェリーブリーフィングです。JFAハウス3階の記者室で小川佳実委員長と上川徹副委員長が最近のJリーグで問題になった判定をVTRで再生し解説するという会合です。
今回話題になったのは、ハンドの判定が3件、オフサイドが2件、チーム役員のケースが2件、ドロップボールの事象が2件、選手交代の件が1件、フリーキックが1件、その他が1件(ピッチ上空のカメラにインプレー中のボールに当たる)話題になりました。
そこで来週開幕するルヴァンカップの準々決勝からVARが正式に採用されると発表されました。テレビカメラを8台から12台を使用するそうです。
実際の試合でどう使われるか、取材したいものです。
ブリーフィングは、約1時間20分ほどで終わりました。

すぐに月島の共同通信の研修センターに移動します。

続く

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サッカー関東大学女子リーグ第2節、早稲田ア女vs.東京国際大戦を取材。

朝起きてニュースを見ていたら北部九州(福岡、佐賀、長崎)が大変なことになっていました。
大雨です。秋雨前線に南から湿った空気が入り込み線状降水帯が出来たようです。
佐賀駅前の大通りが川になっていました。
その中を膝まで水に浸かって会社に向かう人。
どこまで日本人って勤勉なの?

東京地方も未明から雨が降ったり止んだり。
関東大学女子サッカーリーグのHPによると、今日予定されていた神奈川大vs.大東文化大の試合が延期になっていました。神奈川大湘南ひらつかキャンパスのグラウンドは窪地になっていて、この雨で池になってしまったのでしょうか。わたしは、行ったことがないので分かりません。

今日も午前中は大人しくしておりました。

午後2時すぎ、小雨の中を自宅裏の早稲田大学グラウンドへ。
平日の水曜日ですが、関東女子大学リーグ第2節の試合がありました。見ない手はありません。
カードは、ホームの早稲田大学ア式蹴球部女子vs.東京国際大学。
早稲田ア女は、開幕戦で武蔵丘短大に2-0とリードしながらミスが出て2-2の引き分け。勝点2を落としています。
一方の東京国際大は、東洋大に2-1と勝利。がっちり勝点3をゲットしています。
4年ぶりの関東大学女子リーグ制覇を狙う早稲田ア女としては、これ以上負けるわけにはいきません。

早稲田大学ア式蹴球部女子のスターティングラインアップは、GK川端(十文字3)。DFブラフ・シャーン(スフィーダ世田谷ユース1)、小林(JEF千葉4)、中條(JFAアカデミー福島4)、源関(ちふれASエルフェン埼玉4)。MFアンカーが高瀬(JEF千葉U-18・4)、右翼が阪本(大商学園3)、左翼が松本(十文字3)、トップ下が並木(藤枝順心2)と村上(十文字3)。FW山田(大商学園4)。4:1:4:1の布陣です。(カッコ内)はユース年代の所属先。数字は学年。松本と村上が日本ユニバーシアード代表。DF船木(日テレ・メニーナ1)と廣澤(ノジマステラ神奈川相模原U-18・1)はU-19日本代表のアメリカ遠征で不在です。
対する東京国際大学の先発は、GK松家(ちふれASエルフェン埼玉1)。DF成田(暁星国際3)、関(聖和学園2)、北久保(村田女子3)、大貫(帝京長岡1)。MF坂入(村田女子2)、中西(大阪学芸1)のダブルボランチ、右翼が田中(鎮西学院4)、左翼が大竹(山村学園4)。FW松山(文教学院女子大付4)、高村(暁星国際3)。中盤ボックスの4:4:2の布陣です。
小雨の中、午後3時に早稲田ア女のキックオフで試合開始。

両チームともDFラインからビルドアップしていくというよりGKから中盤にフィードし、そこからゲームを作ろうとしていました。早稲田ア女にとっては、武蔵丘短大戦のDFラインでのミスからの失点がトラウマになっているのか? ともかく中盤までボールポゼッションを省略するサッカー。
ところが、両チームとも、なかなかGKのフィードを収めることが出来ません。相手チームに跳ね返されることが多い。早稲田ア女のワントップ山田は、トリッキーに味方につなげようとしますが、確率が低い。ここは確実にボールを収めて、2列目からのサポートに正確に繋ぐことが寛容です。
それに反して右サイドバックのブラフ・シャーンの攻撃的姿勢は評価できました。最近、双子の姉妹、慶應義塾ソ女のブラフ・フェイはFWで起用されているようですが、その影響なのか、積極的なオーバーラップ、攻撃に直結するクロスが多いような気がしました。まだ、余裕があるにも関わらず簡単にバックパスしてしまう場面も多いのが気になりますが。ともかく、守備だけをやっているプレーから攻撃にも見るべきものが出てきました。
さて、試合展開ですが、早稲田ア女が攻勢でした。
8分、山田がシュート。東京国際GK松家がキャッチ。
13分には、左サイドを松本がドリブル、リターンパスを受けた源関が遠目からシュートしますがGK松家がキャッチ。
21分、中條がフリーキックを直接ゴールを狙いますが右に外れます。
今日は雨のせいかWBGTC温度計が28度を越えておらず、飲水タイムはなし。
途中から一進一退の展開になり、激しい中盤の潰しあいが続きます。
41分、東京国際が数少ないチャンス。松山がシュートしますが、右に外れます。
44分、早稲田ア女は右サイドからブラフ・シャーンがクロス、山田がヘディングシュートしますが、ボールはゴールの天井に乗っかります。
アディショナルタイム6秒、ハーフタイムを迎えました。

早稲田ア女は、ここ数試合お決まりの選手交代。DFブラフ・シャーンを富田(作陽3)に、MF右翼の阪本を蔵田(十文字3)に交代。蔵田は左翼に入り、左翼の松本が右翼に回ります。
東京国際は前半と同じイレブンで後半に臨みます。

後半も互角の展開ながら、やや早稲田ア女の優勢で進みましたが、6分に早稲田ア女GK川端の判断ミスで大ピンチ。なんとかコーナーキックに逃れ事なきを得ます。
11分、東京国際が数少ないチャンス。高村がバイタルエリアからシュートしますが右に外れます。
14分、後半から左翼に入った蔵田が左サイドをドリブルで切り裂きゴールに迫ります。なんとかクリアする東京国際DFですが、源関がカットしてシュートしますが右に外れます。
こういう試合になると。決勝点はミスからかリ・スタートから生まれるケースが多い。
19分、早稲田ア女はコーナーキックのチャンス。これが決まらないと今日も引き分けか、というパターンです。高瀬の蹴ったボールは正確にファーに飛びます。そこに外側から現れた小林がヘディングシュート。なんと今リーグ3点目(早稲田ア女の全得点)の貴重な1点をたたき出しました。東京国際は、まったく小林をノーマークでした。
22分、東京国際の梅原美砂子監督が動きます。FW高村を青塚(ちふれASエルフェン埼玉2)に交代。26分にもFW松山をシャネル・ジュカ(クラシック3)に交代。前線を2枚替えました。
30分、早稲田ア女は蔵田がドリブルシュート。東京国際のブロックに会います。
33分、東京国際はDF成田を西城(聖和学園3)に交代。
36分、早稲田ア女は右サイドの富田が絶妙なクロスを出し、チャンスメイクしますが、早稲田ア女の前の選手に決定力がありません。何しろ今リーグの全得点はDF小林が挙げたものです。
富田は、今日は相棒の蔵田が逆サイドに入ったため、変幻自在のポジションチェンジは見せられませんでしたが、右サイド際をドリブルでマーク選手を躱したり、かなり切れキレのプレーを見せてくれました。できれば試合最初から彼女のプレーを見たいものです。
36分、早稲田ア女はMF並木を田中(セレッソ大阪堺U-18・4)に交代します。
39分、東京国際はMF田中キャプテンを芳田(帝京長岡1)に交代。なんとか活路を見出そうとしますが、チャンスを作れませんでした。
アディショナルタイムは「2分」表示でしたが、替えのボールが無くなる不手際。結局、アディショナルタイムは3分7秒、タイムアップとなりました。

早稲田ア女、なんとかCB小林の1点で勝ちきり、勝点3をゲットしました。公式戦では連敗の後、引き分け。4試合ぶりの勝利。しかし、前の選手でゴールが奪えないのはいけません。それが得点力不足の最大の原因。なんとかしないといけません。次戦は中3日で慶應義塾ソッカー部との再戦です。定期戦ではお互いにユニバー代表の松本、村上、工藤が不在でした。今度は両チームともベストで戦ってほしい(慶應ソ女の工藤キャプテンは、初戦の対神奈川戦は欠場でした。怪我でもしたのでしょうか)。
試合後、円陣をつくり試合を反省した早稲田ア女。最後に「今日は荻(荻原優花・常盤木学園3)の誕生日です」とハッピーバースデイ・トー・ユーの大合唱。仲良しですが、2年前の松原有沙キャプテンの時は無かった風習。ちょっと甘いかな、とも思います。
東京国際は、初戦で2ゴールを決めた攻撃力が今日は不発でした。あの1失点は悔いが残ると思います。小林をマークしないで誰をマークするのか、といった感じでした。
試合後、上代圭子部長を中心に円陣を組んだので聞き耳を立てると、
「明日から後期が始まります。履修登録をして、しっかり授業に出ること。それとSSNには注意すること。変なこと書くと一発でアウトだからね」と訓示していました。大変だな、と思う一方、大学はサッカーをやるところだけど、学生の本分は学問をすることですからね。そんな事にも気を配らないといけないチームスタッフ、大変です。東京国際でもサッカー部員は76人もいます。全員が全員、優等生でないでしょうし。

午後5時過ぎ帰宅。
今日も世界柔道のTV中継を見ましたが、男子81kg級では前回銀メダルの藤原崇太郎が初戦の2回戦でボルタボエフ(ウズベキスタン)に敗退。その後の放送はなしで、誰が優勝したのかも分かりません。この男子81kg級は日本柔道の鬼門で20年ちかく金メダルをとれていないクラス。他の世界の強豪の試合も見たかった。
女子も前回銀メダルの63kg級の田代未来が決勝まで進みましたが、前回決勝で敗れたフランスのアグベニューに延長11分1秒の熱戦の末、払い巻き越しで敗退。今回も銀メダルに終わりました。
今日は盛り上がりに欠けた世界柔道でした。

そんなスポーツ三昧でした。
<了>

[結果]
早稲田大学ア式蹴球部女子 1-0 東京国際大学(前半0-0)
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昨日に続き体調不良。休養をいただきました。

朝晩は随分と涼しくなってきました。
でも、まだ日中は30度前後の暑さ。

夏バテなのかもしれません。肝臓がいかれているのかもしれません。
ともかくだるい。
それに、一時に比べれば暑くないので良く寝られます。
少し横になるとぐっすりお昼寝もできる。

別に、今日やらなくてはいけない予定なし。
ダラダラしてしまいます。
そういえば、ゴルフの澁野日向子プロもツアーを1週間お休みしたようです。

夜は柔道の世界選手権を見るのが今週のルーティーン。
今日は男子73kg級の大野将平、女子57kg級の芳田司の登場。
オリンピックのディフェンディングチャンピオンと世界選手権ディフェンディングチャンピオンの登場です。
大野は、圧倒的な強さで世界選手権制覇。まったく危なげなし。初めて安心してみていられました。
芳田の方は、高校時代からのライバル、デグチ(カナダに国籍変更している選手)に決勝で1本負け。銀メダルに終わりました。
まあ、日本が全種目勝つのは難しい(ですよね、フジテレビさん)。金1 、銀1はいいところです。

テニスの全米オープンは、男子の錦織、女子の大坂が鬼門の1回戦突破。
こちらは地上波のテレビ放送が無く、視ることが出来ないので、スポーツニュースでダイジェスト放送を見るだけですが……。
それでも、しばらく楽しめそうです。

そんなスポーツ三昧でした。

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8月も最終週。体調不良で自宅で休養。

新しい週に入りました。

今日、月曜日は特に取材の予定なし。
昨日、一昨日と炎天下のサッカー取材に少し疲れたよう。
身体がだるくて日中は自宅で休んでおりました。

昨日まで、スイスのバーゼルで行われていた世界バドミントン選手権で日本チームは大活躍。
男子シングルスでは桃田賢斗が1ゲームも落とさず2連覇を達成。昨夜の決勝もアンデルス・アントンセン(デンマーク)にまったくバドミントンをさせず完勝でした。
女子シングルスは、奥原希望が決勝戦まで行きましたが、インドのシンドゥ・パサルラに完敗。2週間前のYONEX JAPAN OPENでは優勝した山口茜が、準々決勝でシンドゥに完勝していただけに、山口だったら勝てていたと思います。山口は今大会腰痛で1回戦敗退でした。
女子ダブルスは、現在世界ランキング1位から3位まで日本が独占しているカテゴリー。
今回も永原和可那・松本麻友ペアが優勝。準優勝の福原由紀・広田彩花をフルゲームの末、第3ゲームもジュースで決着。逆転で2連覇を果たしました。170cmと177cmの日本人離れした長身ペア。超攻撃的バドミントンは魅力的ですが、2週間前は韓国の新興ペアにコロリとやられています。どちらにせよ、高橋・松友ペアも含めて東京オリンピックの日本代表権争いは熾烈です。
男子ダブルスも保木拓朗・小林優吾ペアが銀メダル獲得。この種目はインドネシアペアが強く、勝つのは容易ではない。
混合ダブルスでも銅メダル獲得。日本は金2、銀3、銅1という計メダル6個の大成果を上げました。
めでたしめでたし。

昨日からは柔道の世界選手権も日本武道館で始まりました。
初日は男子60kg級と女子48kg級の2種目が実施されました。かつて男子の野村、女子のヤワラちゃんの鍵盤種目でしたが、昨夜は男子が高藤直寿と永山竜樹が3位決定戦で戦うという予想外の展開。女子も渡名喜風南がコソボの選手に敗れて銀メダル。
すこしフジテレビさんは、日本選手のことを盛りすぎです。世界には強豪がたくさんいる。
まあ、視聴率獲得のため多少の盛り上げは必要でしょうが、やりすぎです。金メダルが取れなかった時の喪失感というか落胆が半端ないです。

一夜明け、2日目の今日は男子66kg級と女子52kg級。今宵も日本人選手が2人ずつ出場。男女とも準決勝が日本人対決になってしまい、男子は三連覇を狙った阿部一二三が国内で二連敗を喫している丸山城志郎に完敗。そも勢いで丸山は決勝でも負傷をおして優勝。初金メダルを獲得。
女子は阿部詩が元世界チャンピオンの志々目愛亜を破って決勝に。阿部は二連覇を達成しました。
男子の阿部、女子の志々目も3位決定戦を勝ち銅メダル獲得。今日はフジテレビが盛っても大丈夫な1日でした。

今週いっぱい柔道の世界選手権は続きます。
海の向こうではテニスの全米オープンが始まっています。
今週もスポーツの話題に事欠きません。

そんなスポーツ三昧でした。
<了>


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サッカー関東リーグ2部第14節、早稲田大学ア式蹴球部FC vs.Criacao Shinjyuku戦を取材。

早いもので8月最後の日曜日。
ゆっくり目に起きて、朝のルーティーンを済ませば10時すぎ。
用意を済ませて自宅裏の早稲田大学東伏見グラウンドを目指します。

今日は11時キックオフ予定で関東サッカーリーグ2部第14節(後期第5節)、早稲田大学ア式蹴球部FC vs.Criacao Shinjyuku戦が行われます。

今季、すべてのカテゴリー(大学対抗ジュニアリーグのみ好調でしたが)で良い結果が出せないでいる早稲田ア式蹴球部。トップの関東大学リーグ1部も、ようやく前期終盤に入って上向きになってきました。2ndチームも今年から参戦した関東リーグ2部で、なかなか勝ち星が挙げられず、10節までは4分6敗の勝点4で最下位の10位と沈んでおりました。
ところが、ここ3節で3連勝。勝点を13に伸ばし順位も7位に浮上。降格圏内を脱しています。どうしたのでしょうか。トップからの選手を部内移籍してテコ入れしたのか。それとも戦い方を変えたのか。興味のあるところでした。今日の相手は2部トップを走っているCriacao Shinjyuku。第1レグの戦いでは早稲田FCが不調にもかかわらず0-1と善戦したチーム。この試合を見ない手はありません。
少し早目にグラウンドに駆けつけました。

ところが、いつも観戦するアウェー側簡易観客席はCriacao Shinjyukuのサポーターで超満員。1席だけ応援の旗で死に席になっていた角に割り込み、なんとか1席確保。応援の旗は移動させてもらいました。
Criacao Shinjyukuは、簡単な4ページ4色のマッチデイプログラムまで配布しています。これがサッカー文化です。選手のお子さんなのか子供たちの組織的な応援もあるし、なかなかの盛り上がりです。
早稲田側は、特段変わったことはありません。少し寂しい。

ここまで3勝4分6敗の勝点13、7位の早稲田大学ア式蹴球部FCのスターティングラインアップは、GK鈴木(駒大高3)。DF中村(静岡学園1)、西尾(流経大柏1)、坂本(横浜FMユース3)、水野(大津1)。MF松高(浦和ユース3)、金田(早稲田実)のダブルボランチ、右翼が西堂(市立船橋1)、左翼が奥野(早稲田実3)、トップ下が中山(日章学園3)。FW宮脇(早稲田実3)。4:2:3:1の布陣です。(かっこ内)はユース年代の所属先。数字は学年。西堂、水野がトップから降りてきた選手です。
対する10勝1分2敗と勝点31と暫定首位のCriacao Shinjyukuの先発は、GK村上(関西学院大)。DF須藤(中央大)、黄(朝鮮大学校)、井筒(関西学院大)、恩田(早稲田大)。MF大野(中央大)、高橋滉(東京学芸大)のダブルボランチ、右翼が伊勢(立教大)、左翼が大和田(中央大)。FW岡本(順天堂大)、原田(慶應義塾大)。中盤ボックスの4:4:2の布陣です。(カッコ内)は出身大学。東西の大学強豪校OBが主体となったチームです。
午前11時、早稲田FCのキックオフで試合開始。

開始早々からCriacao Shinjyukuの選手が試合を席巻します。
とくに早稲田FCの動きだ悪い。コンディショニングの失敗かウォーミングアップが悪いのか。ともかく敵の動きについていえません。
2分、Criacao Shinjyukuの岡本に対するマークが甘くなったところをフリーで左45度からシュートを打たれて先制されます。リーグのトップを走るチームに対して、こんなに早い時間帯に先制されては勝つチャンスは半減です。
その後も一方的に押しまくられる早稲田FC。
そんな中,10分。Criacao Shinjyukuはコーナーキックのチャンス。大和田の蹴ったボールは早稲田FCゴール前で混戦に。この浮き球のボールの処理を怠る早稲田FC。そこを井筒がシュートを決めて2-0。早稲田FCのボールへの反応が遅すぎます。
20分には右サイドをスルーパスを通され高橋滉がシュート。3-0となってしまいます。まさに先制、中押し、ダメ押しを前半半ばまでにされては、打つ手なしですね。早稲田FC、4節前に戻ってしまいました。
25分、飲水タイム(クーリングオフ)に入ります。ベンチ裏の木陰に入り4分後に再開。
これで、ようやくCriacao Shinjyukuの猛攻も一休みになったような感じでした。
37分、早稲田FCは左サイドから奥野がクロス、中山がシュートを放ちますが、GK村上がセーブ。
その後は、一進一退の展開になり、お互いにチャンスを作れず、アディショナルタイム5分5秒、ハーフタイムに入ります。

前半の出来の悪さに、早稲田FCはすぐ手を打ちました。DF西尾を小川(早稲田実3)に、FW宮脇を小野寺(専大北上3)に交代。ポジションも大幅に変更しました。
GK鈴木。DF小山、金田佑、坂本、奥野。MF松高、小野寺のダブルボランチ、右翼が中村、左翼が中山、トップ下が水野。FW西堂としました。本来、中盤の選手の水野をサイドバックに使ったり、ちょっと解せない起用も改善されました。
Criacao Shinjyuku は、前半と同じイレブンで後半に臨みます。

後半に入ると、本来のポジションに選手を戻した早稲田FCが、ようやく落ち着きを取り戻しました。やはり水野はサイドバックよりトップ下の方がフィットします。西堂も右翼よりもトップで生き生きしだします。チーム事情はあるのでしょうが、後半の布陣で最初から戦っていれば、と思いました。
ところが、早稲田FCの調子が上向きになった頃、とんでもないミスが起きて反撃ムードは雲散霧消します。
12分、Criacao Shinjuku は、最初の選手交代。FW原田を大谷(駒澤台)に交代。
14分、早稲田FCの坂本主将がCriacao Shinjyukuのプレーヤーにボールをスチールされると、前線に待ち受けていた替わったばかりの大谷に繋がれ大谷がシュート。0-4とします。これで、ほぼ終戦です。
4点のリードに余裕を持ったCriacao Shinjyuku、選手をどんどん交代していきます。
17分、MF伊勢を高橋亜(浦和南高)に交代。20分にMF小和田を剣持(中央大)に交代。
25分、クーリングブレイクに入ります。その前の21分にも飲水タイムがありました(アシスタントレフェリーが「タッチラインから出ないで」と言っていたし1分以内ですから飲水タイムでしょう)。かなり運用はいいかげん。
31分に試合は再開(規定ではクーリングブレイクは3分以内)しましたが、ピッチに出るとき、タッチライン上にCriacao Shinjyukuの控え選手が並び、ハイタッチで選手を送り出します。これって、監督にイエローカードでしょう。かなり滅茶苦茶な試合です。
ここで早稲田FCは、2枚替え。MF中村を楠(本郷3)に、FW西堂を平田(早大本庄1)に交代。
クーリングブレイクあと、早稲田FCは集中力を切らしていたのか、33分にゴール前でCriacao Shinjyukuのシュートを許し、GK鈴木がセーブするもリバウンドを大谷に押し込まれ0-5。勝負ありました。
Criacao Shinjyukuは、34分にFW岡本を石川(早稲田大)に、35分に負傷したDF恩田を金(同志社大)に交代。5枚の交代カードを切り終えました。
45分、早稲田FCh\はDF奥野を佐藤航(早稲田実2)に交代。
45+3フン、Criacao Shinjyukuは右からのクロスをファーで大谷がヘディングシュート。左に外れます。
早稲田FCも45⁺5分、小野寺がシュートしますが、上に外れます。少ないチャンスを枠に飛ばせないのは大きな課題です。
アディショナルタイムは7分6秒。とりあえず試合は無事にタイムアップを迎えました。

東西の強豪校若手OBを集めたCriacao Shinjyuku は、個々の高いクオリティーで若い早稲田FCを圧倒しました。さすが2部リーグをダントツでトップを走っていることはあります。実力通りの結果が出た感じの試合でした。
ただ、早稲田FCの選手たちに、「なんとか一矢報いよう」とか、「この試合で良いとこを見せて上にあがろう」みたいな気概が、まったく感じられませんでした。戦術的な工夫もなかったし、新しいポジションの開拓みたいな感じで戦っているような気がします。よく前の節まで3連勝していたものだ、と不思議に思いました。
いずれにせよ、このままでは再び下位に落ちてしまうのは明白です。チームの立て直しを括目して待ちたいと思います。

1時30分、帰宅。
柔道の世界選手権、バドミントンの世界選手権とテレビで観戦したスポーツ三昧でした。
<了>

[結果]
早稲田大学ア式蹴球部FC 0-5 Criacao Shinjyuku(前半3-0)

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サッカー関東女子大学リーグ第1節 早稲田大vs.武蔵丘短大戦を取材。

8月も残すところ1週間。
まだまだ残暑は続いていますが、今日から第33回関東大学女子サッカーリーグ戦が開幕しました。

自宅裏の早稲田大学東伏見グラウンドでは、早稲田大学ア式蹴球部女子vs.武蔵丘短期大学の試合があったので取材に行ってみました。

12時15分にはグラウンドに着きましたが、すでに熱心なファンが多数来ており、目的の日蔭スタンドには座れませんでした。
さっそくプログラムを買い求めましたが、昨年度より500円アップの定価1500円(税込)と値上がりしていました。表紙回りや広告ページが4色(カラー)になっていましたが、まあ昨年までの1000円では赤字になってしまうのでしょう。156ページのかなり厚いプログラムですから。
例年通り1部10チーム、2部9チーム、3部13チームの全選手の氏名、背番号、ポジション、顔写真、学年、生年月日、出身地、前所属チーム、出身高校、サッカープレー年数、身長、選抜チーム代表歴などかなりの個人情報の塊。それに関東女子リーグのプログラムのように欠番だらけの不良品ではありません。かなり役に立つと思うし、十分に1500円の価値はあると思います。
試合会場での購入のほか、関東女子大学サッカー連盟のHPからも購入可能のようです。
まあ、これで11月中旬まで楽しめそうです。

関東女子リーグ1部では10連勝中の早稲田ア女ですが、関東女子大学リーグでは2015年を最後に優勝から遠ざかっています。昨年は新興の帝京平成に1-2と敗れ優勝を譲っています。今年は何としても4年ぶり7度目の優勝を狙いたいところです。
11連覇を目指している関東女子リーグでは、直近の神奈川大、日テレ・メニーナ―に思わぬ連敗を喫し、暫定4位に(消化試合数が1試合少ないが)。よほどジョックだったようで部のHPにも日テレ・メニーナ戦の試合レポートは最近まで1か月近くアップされませんでした。その後、練習試合・定期戦などで4連勝していますが、やはり公式戦とは別物。それにどんな大会でも初戦はむつかしいものです。
対戦する武蔵丘短大は、関東女子リーグでは2部で戦っています。定期戦で慶應義塾大学ソッカー部女子に4-1で勝っている早稲田ア女。その慶応義塾ソ女は、早慶定期戦の翌々日に武蔵丘短大と戦い4-0で快勝しています。その試合を取材したスポーツ三昧ですが、その試合では武蔵丘短大は、全く元気がありませんでした。果たして今日はどうでしょうか? 早稲田ア女は、抜かりなく勝点3が欲しい試合でした。

早稲田大学ア式蹴球部女子のスターティングラインアップは、GK川端(十文字3)。DFブラフ・シャーン(スフィーダ世田谷ユース1)、小林(JEF千葉4)、中條(JFAアカデミー福島4)、源関(ASちふれエルフェン埼玉4)。MFアンカー高瀬(JEF千葉U-18・4)、右翼が阪本(大商学園3)、左翼が松本(十文字3)、トップ下が高橋(日ノ本学園1)と村上(十文字3)。FW山田(大商学園4)。4:1:4:1の布陣です。(カッコ内)はユース年代の所属先、数字は学年。松本と村上が日本ユニバーシアード代表。ここ数試合CBを守っていたブラフ・シャーンをSBに戻しました。吉とでるか凶とでるか。
対する武蔵丘短期大学の先発は、GK今村(聖和学園1)。DF有馬(宮崎日大2)、栗原(開志学園2)、一ノ瀬(明成2)、村上日(東海大熊本2)。MF後藤(前橋育英1)、富井(聖和学園2)のダブルボランチ、右翼が村上真(鎮西学院2)、左翼が小林(福井工大福井2)。FW狩野(前橋育英1)、中貝(開志学園1)。中盤ボックスの4:4:2の布陣です。慶應義塾ソ女に敗れた時と7人同じメンバーです。
トスに勝った武蔵丘短大が風上の陣地を取りました。午後1時ちょうど、坊薗真琴レフェリーの笛で早稲田ア女のキックオフで試合開始。

立ち上がりから一進一退の展開が続きます。
早稲田ア女は、DFラインからボールポゼッションしつつ両翼にボールを散らし阪本、松本がチャンスメイク。山田にボールを当てて武蔵丘短大ゴールに迫ります。
4分、早稲田ア女は左中間から源関がシュート。左に外れます。
武蔵丘短大は、中盤を省略し早めに前線にボールを入れ、トップの狩野、中貝、両翼の村上真、小林が個人技で突破を図ります。早稲田ア女は、アンカーが高瀬一人で、ここを抜けられるとDFが1対1で対処するしかなく、何度もピンチを迎えます。日テレ・メニーナに完敗を喫した際もつかれた部分。武蔵丘短大は研究していました。
5分、7分と武蔵丘短大は早稲田ゴールに迫りますが、シュートに正確性がなく得点できません。10分にも狩野がシュートしますが、早稲田ア女GK川端がキャッチ。
早稲田ア女は、村上が中盤底に下がって高瀬と2ボランチ気味に守りに入り、ようやく武蔵丘短大の攻勢を支えました。
23分、早稲田ア女がようやく反撃。自陣から村上が高橋にフィード、高橋は得意のドリブルで武蔵丘短大ゴールに迫りシュート。武蔵丘短大GK今村がなんとかセーブ、コーナーキックに逃れます。
このコーナーキック、高瀬が蹴ったボールは武蔵丘短大にクリアされますが、こぼれたボールを中條が拾って遠目からシュート、クロスバーに当たったボールは、コーナーキックの際ゴール前に詰めていた小林の前に。小林が押し込んで早稲田ア女が先制します。
直後に飲水タイム(クーリングオフが入り、両チームは木陰に入って涼を採ります。
6分近く中断の後、30分に試合再開。
35分、今度は武蔵丘短大がコーナーキックのチャンスを掴みます。中貝の蹴ったボールはファーで待つ村上真へ。村上真が頭で折り返したボールを走りこんだ狩野がヘディングシュートしますが上に外れました。
40分、早稲田ア女は左CKのチャンス、中條がヘディングシュートしますが右に外れます。
41分、武蔵丘短大がカウンターアタック。中貝がドリブルで抜け出てシュートまで行きますが、左にはずします。
アディショナルタイムは、飲水タイムがあったので「4分」表示。このままハーフタイムになると思われたのですが、45+1分に早稲田ア女は再びコーナーキックのチャンス。高瀬の蹴ったボールを小林が再びヘディングシュート。ものの見事に決まりました。2-0。
アディショナルタイム4分5秒、ハーフタイムに入ります。

前半終了間際の追加点で意気上がる早稲田ア女。ほとんど攻撃では貢献できなかったDFブラフ・シェーンに替えて復調著しい富田(作陽3)をピッチに送ります。
武蔵丘短大は、同じイレブンで後半に臨みます。

後半に入っても早稲田ア女の攻勢は続きます。特に右SBの富田が度々前線に顔を出しチャンスメイクします。
12分、山田がシュートしますが左に外れます。15分には村上がシュートまでいきますがGK今村がキャッチ。ここでダメ押しの1点が取れていれば早稲田ア女の勝利は盤石になったであろうと思われました。
ところが、思わぬところに落とし穴がありました。
18分、早稲田ア女は左サイドで思わぬパスミス。武蔵丘短大の狩野にインターセプトされ、そのままゴール前に持ち込まれGK川端と1対1。狩野は落ち着いて早稲田ゴールにボールを流し込みました。2-1と1点差に。2点差はセーフティーリードでは無い、というのはサッカーの鉄則。1点差に追いついたチームに一気に試合が傾きます。
しかし、このミス、前半から予兆はありました。源関が、全く周りを見ずにヘディングで相手にパスしてしまったり、緩い横パスを乱発したり。やはり直近の試合で18-0で勝つという緩い試合をやっているとプレーに甘さが出てしまうものです。
22分に飲水タイム。29分に試合が再開されます。
32分、早稲田ア女はMF高橋を蔵田(十文字3)に交代。右サイドの阪本、富田とのコンビ、サイドチェンジに活路を見出そうとします。
しかし、37分にも阪本のバックパスをカットされ危うい場面を作るなど、今日の早稲田ア女、どうかしていました。
44分、早稲田ア女は阪本に替えて並木(藤枝順心2)をピッチに送ります。前の選手を替えて最後まで攻める意思を見せたのですが……。
アディショナルタイムは6分。少し長めの感じ。
そんな45分+1分、中盤の守りが手薄になり、武蔵丘短大選手にドリブルへの対応が遅れ、バイタルエリアで松本がひっかけて倒してしまい武蔵丘短大はゴール正面でフリーキックを与えてしまいます。
このフリーキックを、後藤が直接狙いゴールが決まってしまします。2-2。試合は振り出しに戻ります。ここで武蔵丘短大は、ようやく選手交代。MF小林を深井(聖和学園1)に交代。
45+5分にも武蔵丘短大の田本育代監督が動きました。DF一ノ瀬を宮川(仙台育英2)に交代。
早稲田ア女は、1点を狙いに行きますが、得点は生まれず。アディショナルタイム6分2秒、タイムアップを迎えました。

早稲田ア女、負けに等しい引き分けで勝点2を失いました。しかし、力を落としている暇はありません。中3日で次戦、東京国際戦が待っています。東京国際は、初戦で東洋に2-1で勝っています。ここで勝点を落とすようだと、開幕スタートで失敗ということになり、早くも優勝は黄信号です。
なにしろ関東女子大学リーグは、1回戦総当たりなので挽回するチャンスがありません。格下チームへの取りこぼしが取り返しがつかないのです。
それにしても武蔵丘短大、1年生と2年生しかいないのに、ここまで毎年良いチームを作り、総合大学に対抗するのは立派としか言いようがありません。敬意を評したいと思います。

早稲田ア女が次戦でどんな戦い方をみせてくれるのか。怖いようであり、楽しみです。
水曜日を括目して待ちたいと思います。

3時すぎに帰宅。バスケットボールの日本vs.ドイツを見たり、バドミントンの世界選手権を見たりして過ごしました。
そんなスポーツ三昧でした。
<了>

[結果]
早稲田大学ア式蹴球部女子 2-2 武蔵丘短期大学女子(前半2-0)

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スポーツ三昧の夏休み2日目。

8月初めに体調を崩して、復活。暑い中、動き回っていたら再び疲労もピークに。

昨日もお休みをいただいたのですが、今日も取材の予定はなく1日自宅で沈没していました。
まあ、少し涼しくなってきた(東京地方は2日続けて猛暑日にならなかったようです)ので、よく寝られること。
横になるといくらでも寝られる状態です。

そんなこんなで1日経つのが早い。
明日から関東女子大学リーグが開幕しますが、その下調べなどちょいとしました。

夜もTBS「凪のお暇」とかフジ「本音ではしご酒」なんか見たのですが、遠藤社長が出演したのにはビックリ。まあ、社員女子アナの結婚式をバラエティー番組でやっちゃう放送局だから、これもありか、と腹を抱えて笑いましたけどね。

そんなスポーツ三昧でした。



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第101回全国高校野球選手権大会決勝戦をTV観戦。

先週末から多忙な日が続き、久しぶりに予定のない1日。

朝のルーティーンだけ済ませて、午前中は休養に充てました。

午後は、8月6日に開幕して今日決勝戦を迎えた全国高校野球選手権の決勝をテレビで観戦。
最近では高校野球などテレビでさえ最初から最後まで見ることはありません。
が、昔は野球少年だったせいで、スコアブックなど付けながら観戦したものです。

今年の対戦は、大阪府の履正社vs.石川県の星稜。どちらが勝っても初優勝。
星稜が先制したものの、履正社はフォアボールでランナーを二人溜めたあとホームランで3-1と逆転。ここまで自責点0の好投手でも、四死球でランナーを溜め、一発を食らうという負けパターン。
一度は3-3の同点に追いついた星稜でしたが、エースに疲れのため球威がなく2点を奪われそのまま敗戦。尾大阪の履正社が初優勝を遂げました。

まあ、どちらが勝っても良いと思いますが、大阪府はこれで14回目の優勝。浪商、PL学院、大阪桐蔭、履正社と全国から選手を集めたような地元(甲子園は兵庫県にあるのですが)が、ここ数年よく優勝するのは、あまり感心しない。星稜は、優勝すれば北信越初の優勝だったので密かに応援していたのに夢破れました。

いろいろと問題山積の高校野球ですが、ことしもなんとか無事に終了。
マイナーチェンジはしているものの、根本的な問題は解決せず、来年の課題です。

例年、夏の甲子園が終わるころに秋の気配を感じるものですが、今年はまだまだ暑い。
そんなスポーツ三昧でした。

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