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オリンピックTV観戦を一時離脱、姪っ子の劇団の演劇鑑賞に行く。

東京オリンピック2021が開幕して2回目の週末を迎えました。
現在のオリンピックのレギュレーションでは、週末が3回会えいますので、大会も中盤に入ってきたわけです。そして今日は7月の晦日です。

早朝からトライアスロンの混合リレーを見ます。
男女2人ずつ、4人で襷を繋ぎ(実際には手のひらでタッチするだけですが)ます。距離は実際のトライアスロンをギュッと短くしたスイム300m、バイク6.5km、ラン2,000mで行われます。
どんどん人は変わるし、種目も変わっていきますから、アイアンマンレースなどに比べてスポーディー、見ていて楽しいルールです。トライアスロン普及のために初心者がやるにはいい種目かもしれません。
結局、総合力に勝るイギリスが優勝、2位アメリカ、3位フランスという結果になりました。
日本は、解説者の人がかなり能天気な人でメダルも期待できるなんて言っていましたが、実力通り13位に終わりました。マラソンが強い日本ですが、なかなかトライアスロンで好成績は残せません。
何か抜本的な強化策の変更がない限り、日本の苦戦は続くでしょうね。

サッカーの天皇杯4回戦(8月18日)の取材申請をしようと資料のファイルを見ていたら、1枚のチラシが出てきました。6月19日に甥っ子の結婚式に出席した折、妹の家の末娘の未星から、
「今度、東京で私たちの劇団が公演するから見に来て欲しい」とチラシを渡されていたのです。すっかり失念していましたが、ひょんなことで分かってしまいました。
公演といっても通っている東京芸大のサークルの演劇です。しかも小屋は中野にある小劇場。新型コロナもかなり感染者数は増えてきているし、「ちょっと怖いな」と思い迷ったのですが、とりあえず行ってみることにしました。

11時に家を出発。昔は自転車でよく走ったあ青梅街道、久しぶりです。
日差しは強く、猛烈に暑いのですが、自転車は走っていると風を受けて結構涼しい。45分ほどで着いてしまいました、時間を潰すのが大変で、中野周辺の公園めぐりをしてしまいました。駅近くに帝京平成大や明治大学の校舎があるのには驚きました。
公演の始まる15分ほど前に中野テルプシコール劇場へ。
館内は舞台の他に階段状の観覧席が5段ほど。50人も入れば超満員といった感じ。今日は半分程度の入りか。まあ、お客さんに来てもらおうと一生懸命な姿勢は理解できました。
午後1時、劇が始まります。
まあ、内容は静岡の高校生が残した1冊のノート。お宅の男子高校生が原子核分裂を研究していて、周りの高校生が茶化していくという内容。ただエネルギー問題を取り扱っているわけでもなく、いわゆる今時の若者が演じるポップな内容、トイう印象。
劇場は、よく換気されていてコロナ感染はしていないと思いますが冷房が強しぎて寒気も強しぎました、途中から寒くなって1時間30分ほどで劇が終わった瞬間、外に出ました。感染も怖かったし。姪っ子と話せなかったのは残円だったけど、まあ仕方がないです。

新高円寺のマックで休憩して帰宅。
柔道の混合団体は、決勝でフランスに完敗。男子100kg超級の原沢が敗戦のショックで欠場。王者ルメールに 100kg級のウルフ・アローンが戦わなければいけないようでは話になりません。それに各級とも少しフランス選手をなめていたようです。1-4では油断といえsれても仕方がない。
現在、柔道人口はフランスの方が日本よりはるかに多いといいます。今回は地元開催ということで大健闘した日本も次回パリ大会ではフランスが巻き返すのではないか。そんなことを予感させる混合団体の結果でした。
そんなわけで、今日は柔道の混合団体の銀メダルと男子アーチエリー個人の古川高晴の銅メダルだけの日本選手。初めて金メダルが途切れました。

6時からはカシマスタジアムでサッカー男子準々決勝の日本vs.ニュージーランド戦が始まります。1次リーグ3戦全勝の日本ですが、ここからはノックアウトシステムの1発勝負。油断はできません。

続く

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東京襲うゲリラ豪雨とコロナ感染。サッカー日本女子ベスト8で敗退。

朝から東京地方は天気不安定。
突如として落雷があったり、ゲリラ豪雨がやってきたり。
kれじゃあ、常勝ジョコヴィッチも負けるわな。

新国立競技場では、メインエベントの陸上競技が始まりました。
陸上競技が始まれば、オリンピックも佳境です。
走高跳びや3000m障害で日本男子選手が活躍。決勝進出を決めました。
特に3000m障害の三浦竜司は、日本記録を6秒も更新しての2位通過。驚くばかりです。
それよりも私は、新国立の水濠が、日本ではトラックの外に作られることが多いのに、ヨーロッパのようにトラックの内側に作られていることにビックリ。おそらく日本では初めてでしょう、よく陸連が許したものです。これは完全にサッカーやラグビーが国立の主になることの証明でしょう。ピッチがスタンドから近くなります。

陸上競技が始まったということは、もう一つのメイン競技・競泳の終焉が近づいたということ。
男子200m個人メドレー、不調だった瀬戸がようやく決勝に進み、荻野も決勝に進みましたが、4位と6位。メダルには届きませんでした。

バドミントンは、女子シングルスでベスト8に奥原と山口が残りましたが、二人とも枕を並べ討ち死に。
最後の砦は、混合ダブルスの渡辺勇太・東原有紗が準決勝で中国ペアに敗れましたが、3位決定戦で香港ペアに2-0で辛勝。混合ダブルス日本勢初のメダルを手にしました。
しかし、全種目でメダルを目指していたのに、地元大会で銅1個に終わったバドミントン。何か戦い方に問題があるようです。そこを究明して次に繋げて欲しい。

柔道は、男子100kg超級と女子78kg超級の一番重いクラスの試合。個人戦は最終日です。
男子は原沢久喜が準決勝で敗退。3位決定戦は皮肉にもリオ五輪決勝で戦ったリメール(フランス)との対戦になり、指導3回の反則負けで5位。メダルにも手が届きませんでした。
逆に21歳と若くオリンピック初出場の女子素根輝が決勝もキューバのオルティスに指導3枚での反則勝ち。日本柔道9個目の金をゲットしました。

驚いたのは、男子エペ団体の日本。準々決勝で優勝候補のフランスに 1点差の辛勝。準決勝もアジアのライバル韓国に競り勝ち決勝へ。決勝でもロシアに対して最後まで攻めて、オリンピック初優勝を成し遂げました。
それに反して、金メダルも期待された女子トランポリンの森ひかるは、予選で規定の10ジャンプが飛べず、決勝にのこる8人には入れず予選敗退。もう一人の守山芽紅は5位と健闘しましたが、メダルなしに終わりました。ほんと、オリンピックには魔物がいますね。

バスケットボール女子の日本は、王者アメリカの胸を借り、第1Qは30-28とリードを奪う健闘。が、アメリカはシュートはうまいし、ゴール下など絶対ミスしない。最後は69-86で敗れましたが、リオの準々決勝では64-110で負けていたので、この5年間でだいぶ差を縮めた感じがします。渡嘉敷来夢が怪我をしないで居たらなあ、と残念に思ってしまいます。

今日の東京都の新規感染者は、3300人。とても感染するのが怖くて外出できないのですが、用事があったので夕方出かけたら運悪くゲリラ豪雨に遭ってしまいました。普通のお宅の軒先をお借りして雨宿りをしていたら、親切な方が「傘、よろしかったら使ってください」と言って傘を持ってきてくれました。
親切な方が世の中にはいらっしゃる。なんとか帰ってこられました。

さて、FIFAランク10位ながら「金メダル」が期待されている日本の女子サッカー。今日から負けたら終わりの決勝ノックアウトラウンドが始まります。1次ラウンドEグループで1勝1分け1敗と思わぬ苦戦を強いられた日本女子。そのために3位抜けになり、準々決勝の対戦が12チーム中唯一3戦全勝のスウェーデンと対戦することになってしまいました。FIFAランキング5位、ここのところオリンピックやW杯で好成績を収めているスウェーデンですが、2011年ドイツW杯で日本女子が優勝した時は、準決勝で対決しており、3-1で逆転勝ちしています。現地でその試合を取材した私は、あまり相性は悪くない印象でしたが
これが日本女子の「金メダル楽観論」を打ち砕く最強チームでした。
日本女子代表のスターティングラインアップは、GK山下(INAC神戸レオネッサ)。DF清水(日テレ・ベレーザ)、熊谷(バイエルン・ミュンヘン/GER)、南(浦和レディース)、宮川(浦和レディース)。MF三浦(日テレ・ベレーザ)、中島(INAC神戸レオネッサ)のダブルボランチ、右翼が長谷川(ACミラン/ITA)、左翼が杉田(INAC神戸レオネッサ)。FW岩渕(アーセナル/ENG)、田中(レファークーゼン/GER)。中盤ボックスの4:4:2の布陣です。(カッコ内)は現所属チーム。

続く

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オリンピックは進むもコロナも蔓延。ついには外国メディアからも不安の声。

7月も晦日に近づいてきました。
オリンピックも7日目を迎えます。

ゲームの方は、ほぼ予定通り続いていますが、バルーンの外が大変なことになっています。
今日の東京都の新規感染者は、3865人。2日連続の3000人超えで数日後には4000人を超えるでしょう。

この事態を見て、ついに外国メディアも不安な報道を流し始めたようです。
「バルーンの中は、なんとか爆発的な感染は抑えられているが、外がこれではバルーンの中も守れるのか?」と声を上げ始めて配信しています。
そりゃあそうでしょう。これだけ感染者が爆発的に増えているのに、繁華街の人出は減っていない。
緊急事態宣言下にもかかわらず、規則を破って午後8時を回っても酒類を提供している店がある。路上でお酒を飲んでいる奴も居る。路上で酒を飲んだら諸外国ではOutです。アル中のおっさんは、紙袋で酒ビンを隠して飲むものです。
こうした事態に、国は何の政策を施していません。
「コロナワクチン接種が済めば感染は抑えられる。事実高齢者の感染者は劇的に減っている」というだけ。そのワクチン接種も滞っている。
感染者のほとんどは、接種の進んでいない20〜40歳の人たちです。
尾身会長は「より以上の強いメッセージを出さないと危険だ」と言われるが、一体どんなメッセージを出すのか。
「オリンピックは中止」とでも言えば良いのか?

政府は、国会を休んでいないで、すぐに臨時で開いて法的整備を行うべきです。
ロックダウンもやむなしです。
この上昇率では、東京都の新規感染者が1日で1万人超える日もやってくるでしょうね。

何事もないかのように、朝からテレビでオリンピックを観戦します。
コロナワクチンの接種は2回目も終えていますが、観戦したくとも出来ないし、感染が怖くて新宿にも渋谷にも有明にも行く気がしません。

今大会好調が続く柔道ニッポンは、一番重いクラスから2番目の男子100kg級のウルフ・アロンと女子78kg級の浜田尚里が出場。危なげなく午前のセッションを勝ち抜きました。男女共各クラスの中でも強豪ぞろいの階級なのに、2人とも危なげない戦いぶり。これは夕方のセッションが楽しみになりました。

競泳男子の200m個人メドレー、期待されながら予想外の結果しか残せなかった瀬戸と荻野の2人が、ようやくエンジンがかかってきて何とか二人揃って準決勝を突破。明日の決勝に駒を進めました。
過去にどんな実績があっても、オリンピックは本番にベストかベストに近い記録を出さないと結果は出ません。
明日のレースも注目しようかと思います。

日本選手の活躍が続く中、残念な結果に終わった競技もありました。
バドミントンです。最近の国際大会の活躍によって男女シングルス、男女ダブルス、混合ダブルスの5種目で世界ランキングの上位に多くの日本人選手が入り、
「全種目で日本がメダルを取れる」と予想されていました。
バドミントンも卓球同様に私が子供の頃には日本が世界を席巻していたスポーツ。特に女子は団体のユーバー杯、個人の全英選手権(当時は世界選手権は存在せず全英選手権が世界一決定戦でした)で毎年のように日本人選手が優勝していました。その頃をいらない人は、「史上最強」なんて表現しますが、まさに現在の日本バドミントン界は男子も含め世界トップレベルにあります。
ところが、世界ランキング1位の桃田が、今大会では予選リーグ敗退。女子ダブルスも世界ランキング1位、2位の永原・松本、福島・広田ペアが順々決勝で枕を並べて討ち死に。男子ダブルスも勝ち切れず、残るは女子シングルスの奥原希と山口茜の2人と混合ダブルスの渡辺・東野ペアのみ。
もともとバドミントンには、世界ランキング1位の選手はオリンピックで勝てない、というジンクスがあるそうで、まさに「魔物がいる」大会なのです。
毎年YONEXオープンジャパンなどで取材しているバドミントン。ジャカルタのアジア競技大会でもバドミントンが国技と言われる国のメッカのp体育館で競技を取材し、真髄に触れてきました。思入れの高い競技だけに、我が家から自転車で3分程度の武蔵野スポーツの森アリーナで行われて居るオリンピックのバドミントン競技を取材できないのは残念です。

卓球も混合ダブルスの水谷・伊藤ペアの金メダルで勢いに乗るかと思いきや、やや失速状態。シングルスでベスト4に残ったのは中国から「大魔王」と名付けられて恐れられている伊藤美誠のみ。その伊藤も準決勝では中国の孫に0-4と鎧袖一触、全く歯が立ちませんでした。
3位決定戦で、石川を破ったシンガポールのユーに4-1で勝ち、日本女子初のシングルスのメダルを確保したに終わりました。

続く

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金メダル3個加えるも、期待のバド桃田、卓球・石川佳純らが早々と敗退。

開幕前に心配されていた通り、東京都の新規感染者数が爆発的に増えています。
今日の東京都の新規感染者は3177人。隣接の神奈川県、埼玉県、千葉県の感染者も急増していて、近いうちの3県揃って緊急事態宣言が発令されそうです。
これではバッハIOC会長が目論む「有観客」はとても無理。夢のまた夢です。

菅さんも小池さんも無策です。
人流を止める、というならば、すべての店舗に休業要請をだし、人々が都会に出て来る目的を遮断しなければなりません。
そして相変わらず午後8時以降の飲食店の営業、飲酒の提供はしないはずなのに、掟破りの店は野放図状態。これをまず取り締まらなくては、感染は広がるばかりです。
何より路上飲みをやめさせるために、警官がどんどん職質をかけ、逆らえば公務執行妨害で引っ張るくらいのことをやらなければ、路上飲みは無くなりません。
頼みの綱のワクチン接種は、モノの輸入が滞っており、これまた停滞気味。しかも若者の多くは、感染しても軽症で済むなら、副作用がはっきりしないので接種したくないという人が50%以上いるとか。
これでは、集団免疫がいつできるのかも分からない。
全く政府も都政も無策です。
菅さんは、新規感染者が5000人を超えても時間切れ(オリンピック閉幕)まで知らず存ぜぬの姿勢。
もう、怖くて外出なんかできません。

そんなわけで、今日も朝からグダグダとオリンピック中継を見ておりました。
競泳女子200m個人メドレーで大橋悠衣が大逆転の金メダル。体操の男子個人総合も橋本大輝の優勝(これはテロップで知った)など日本人選手の活躍を見ておりました。
一方で、バドミントンの桃田が完敗を喫し予選リーグ敗退、卓球の女子シングルスでも伊藤美誠はべスト4に進出したものの石川佳純ちゃんはべスト8で敗れるなど、期待の選手も負けています。
オリンピックとは特別な大会です。

野球も今日から始まりました。
日本の初戦はドミニカ共和国。ドミニカが豪快に得点を挙げ先行して、日本は単打と送りバンド、スクイズなどの小技でせこく追いつき、なんとか最後にさよなら勝ちを収めました。
1996年のアトランタで日本vs.キューバ戦を取材した時のことを思い出しました。ヒット、送りバント、ヒットエンドランなど細かいプレーで日本が先行しても、キューバはどかーんと一発ホームランで逆転してしまいます。サムライジャパンは、そんな野球でしか勝てないのです。ちょっと寂しい。

柔道は、ここまで男子が全て金メダルを取ってきましたが、今日の男子90kg級の向翔一朗は3回戦で敗退。3位決定戦への出場権もありません。
その代わり女子の70kg級の新井千鶴が健闘しました。特に準決勝ではロシアのタイマゾワと延長戦12分41秒という熱闘。タイマゾワは技をかけられても受けがうまく、するりするりと逃げていく。抑え込んでも抜けていく。腕ひしぎ十字固めをかけても効かない。タコのような選手です。最後は送りエビ締めで落ちて新井の一本勝ちとなりました。決勝はポレレス(オーストリア)から4分以内に技ありを奪い金メダルを獲得。

続く

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オリンピック開催中というのに田無の中央総合病院で定期検診を受診。

台風号の接近で風は強いですが、気温はそんなに上がりませんでした。
ボートのように延期になった競技もあるし、サーフィンは
「これくらいの波が世界一流の選手にはちょうどいいんですよ」と日程を前倒しにして強行した競技もありました。

私は、朝からテレビ桟敷にへばりつきたいところでしたが、残念ながら2か月に1回の眼科検診と循環器内科の定期検診が田無の中央総合病院に予約されていて、10時すぎには家を出ました。
その頃には雨も上がっていました。

まずは眼科の検診。眼圧を測定、視力検査。そこへ瞳孔を開く薬を点眼。
「開くまで時間がかかるので、そのうちに循環器内科を受診してください」と看護師さんに言われ、眼科から循環器内科へ。
11時3分すぎにドクター波多野の検診を受けます。
「ところで白髭さん、ワクチン接種は?」と聞かれたので
「7月20日に2回目を接種しました」と答えると、
「じゃあ血圧測定と聴診器での検診をしましょう」とここ1年以上封印されてきた検診を久しぶりに受けました。
特に変わったこともなく、検診は終わり。菅さんじゃないけど、コロナ接種で検診方法も大きく変わってしまうんですね。

眼科に戻り、眼底撮影。そしてドクター阿部の検診。目の方も症状は落ち着いているようで、じゃあ、9月14日に次来てください」と言われただけ。
12時すぎには病院を後にしました。

野暮用で市役所に寄り、薬局で処方してもらった薬を受け取り、買い物を済ませて1時すぎに帰宅しました。

続く


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新しい週に入りました。東京オリンピック2021も2週目に入ります。

朝8時すぎからオリンピック放送が始まります。
先週の水曜日から競技が開始された東京オリンピック2021。今日は月曜日で第2週にはいいたと言っても良いでしょう。

昨日、一昨日と片道30分とはいえ自転車で武蔵野森公園近くまで往復したので、やや疲れました。
何しろ気温30度超え、湿度も高い。
そんなわけで、午前中は体を休めました。
でも、暑くて優雅に寝ているわけにもいきません。

ソフトボールは、今日が5試合め。すでに決勝進出を決めている4戦全勝同士の日本vs.アメリカ戦。
日本はエースの上野由岐子とストッパー後藤を温存。今日の試合は、勝手も負けても金メダルには関係ありません。結局、アメリカがサヨナラホームランで勝ちましたが、本番は明日です。

柔道は、リオで金メダル、今大会で連覇を狙う王者・大野将平の戦いぶりが見事でした。
もちろん、リオの時のような4分以内の本線での一本勝ちは少なくなりました。世界中の柔道家が「打倒・大野」を目指しています。それでも大野は、ゴールデンスコアの延長に持ち込み、技を決めていきます。そしてついに勝ち切りました。
まさに柔道ニッポンの体現です。
それでも、大野は試合後のインタビューで、
「リオで勝ってから、この5年間は本当に苦しかったし、不安だった」と吐露しました。
5年間弱音を吐かなかった王者・大野の武道家としての魂を見た思いでした。

今日は日本のサッカー競技はレストデイ。
夜のメインエベントは、バドミントンとともに期待の卓球、最初の決勝種目、今大会から始まった混合ダブルス。
日本の水谷隼・伊藤美誠のペアは、準々決勝でドイツペアに3-3の第7ゲーム、2-9という断末魔に追い込まれながら大逆転。決勝戦までたどり着きました。
対するは世界ランキング1位、現世界チャンピオンの許昕・劉詩雯ペア。ここ数年負けなし、水谷・伊藤ペアも4戦して4敗です。しかもずべてが完敗です。
日本ペアに勝って欲しいのは山々。しかし、世界選手権やその他の大会をずいぶん取材してきましたが、日本が中国に勝った試合を見た子ことがありません。
立ち上がり、中国ペアが好調でした。男子の水谷がチャンスメイクして女子の伊藤がスマッシュを決めるというミックスダブルスでは珍しいパターンの日本ペアですが、中国ペアがまともな試合をして力を発揮したら勝ち目がない感じでした。5-11、7-11とあっという間に2ゲーム連取されます。
第3ゲーム、ようやく日本ペアが五分五分の勝負をしだします。7-7から水谷が前陣に出て攻勢に出ると4ポイントを連取。1ゲーム取り返すと試合の流れが一気に変わります。
伊藤は、男性の許に対して堂々と勝負を挑み、ポイントを挙げていきます。11-9、11-9と2ゲームを連取。王者中国に対して3-2と王手をかけます。
しかし、さすがに世界チャンピオン。第6ゲームは開き直ったように反撃、6-11としてゲームカウント3-3、ファイナルゲームに入ります。
一旦は中国に傾きかけた試合の流れが、最終ゲームに入ると一気に日本に傾きます。伊藤の秘密兵器未公開サーブがどんどん出ると、中国の許がまともに返せず、そこを水谷が強打。さすがの劉も対応できません。スコアは一気に8−0に。中国に6点を返されましたが、日本ペアは3点取れば勝利です。最後は、伊藤のサーブを許がネットしてゲームセット。4-3で日本がついに中国の厚い壁を破りました。
文化大革命で世界の一線から去って以来、国際スポーツ界に復帰してこの方、中国が卓球でこんな完敗を喫したのはなかったように思います。
私が子供の頃は「卓球ニッポン」という言葉があり、団体個人男女7種目中、日本が6種目くらい制覇した時期がありました。そんな時代を彷彿とさせる水谷・伊藤の快勝でした。

今日はスケートボードの女子ストリートで西矢椛が優勝、中山楓奈が3位と若い世代(西矢は13歳とあの岩崎恭子の最年少金メダル記録を破りました)。なんかスポーツの感覚が変わってきました。

東京都の新規感染者は1429人。月曜日にしては桁外れの多さ。大阪府374人。愛知県70人。パンデミックは迫っています。

そんなスポーツ三昧でした。
<了>

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武蔵野森公園に自転車女子個人ロードを見に行く。

オリンピックが開幕してから最初の日曜日。
朝早くから起き出し、恒例の「サンデーLive!!」「サンデーモーニング」「ワイドナショー」のハシゴ視聴。なんとワイドナショーのMCまっちゃんは、夏休みでお休みです。彼の居ないワイドナショーは毒気が半減でつまらないい。
番組が終わる頃、自転車で武蔵野の森記念公園に向けて自転車を走らせます。
昨日の男子は11:00スタート。今日の女子は13:00スタートです。

今日も沿道上の警備は物々しい。というか、訳がわかっていない学生アルバイトみたいな人がいっぱいいて、マニュアル通りの対応。たまに制服警官や迷彩色の制服を纏った自衛官が巡回するだけ。
私は、昨日よりも少し坂の上に陣取りレースを待ちました。そこは日陰なのでやや涼しい。
1時間前に道路の安全を確認するパトカー、バン、バス、TOYOTAの乗用車、前輪が二重になっているオートバイなどが走っていきます。
30分前にも、再び規模を多くした隊列がきます。中には沿道の観覧客に手を振ってくれるオフィシャルもいます。お互いにレースを楽しもうという雰囲気。
10分前になると、沿道がかなり密になってきました。直前の大名行列(?)が走り去り、いよいよレーススタートも間近。上空のヘリコプターが爆音を出しながら舞っている。
13:02分過ぎ、最後の、そいて本体の行列がやってきました。
道いっぱいに広がる自転車に乗った選手、かなりの傾斜の坂道だが、なんでもないように選手は自転車を漕ぎながら進めて行く。今日も一瞬、あっという間に集団は人見街道を登りきり、東八道路を左折してゴールの富士スピードウェーに向かって走っていきました。
選手が走り去った後も、自転車を屋根に積んだ救援車や救急車、メディア関係者を乗せるバス(ほとんど誰も乗っていませんでした)など走っていきました。
それを見送り、コースを離脱しました。
これで、おそらくスポーツ三昧の東京オリンピック2021は終わりました。

昨日のような熱中症のような症状もなく、お昼ご飯どきだったのでマック武蔵野市緑町店へ赴き昼食。
その近くにある武蔵野体育館でFree Wi-Fiを利用(マックのFree Wi-Fiと私のタブレットの相性が悪い)。そのあと、近くのSEIYUで買い物を済ませ5時30分ごろ帰宅。
柔道女子52kg級の阿部詩と男子66kg級の阿部一二三兄妹の優勝をテレビ観戦。まあ、阿部兄妹の強さは認めるとして、私個人的には、どうもこの兄妹のことを好きになれない。
まず、妹の詩。22歳ということだそうですが、未だに兄・一二三のことを「お兄ちゃん」と呼んでいる。もう二十歳になったら」「兄」と呼ぶべきだと思う。誰か注意してあげる人が周りにいないのか? それともメディア向けにわざと言っているのか? 今回、別のインタビューでは「兄」と言っていた。なんだ使い分けてるのか? どうでもいいけど、気持ちが悪い兄妹である。
兄・一二三の方は、オリンピック代表に選ばれるまで、最後の最後までライバルと戦い続けた。その最終決定戦に買った直後の態度が、あまりにも敗者に対する労わりを欠くものだったのだ。その時の印象が強浮く筆者の心に刻み込まれていた。
今回のオリンピックでは、道場に上がる時恭しく礼をしたり、優勝直後も畳の上に正座して頭を垂れるなど礼儀正しくしていた。おそらく、最終予選のあと、うがった見方をすれば、師範筋の方から厳重に注意されたものだと思う。ともかく、あの時の印象は、簡単には覆られないのです。
まあ、阿部兄妹の偉業に対してケチをつけるものではありませんが…。

午後7時30分から男子サッカー第2戦、日本vs.メキシコ戦が始まります。
メキシコは、最近のエイジグループのW杯でも優勝しており、前々回のロンドン大会では金メダル、日本は準決勝で完敗を喫しています。グループリーグ最大の難敵です。
大会前のテストマッチで優勝候補のスペインと引き分けている日本。ここは是非メキシコにリベンジしてグループリーグ突破に近づきたいところでした。
日本オリンピック代表のスターティングラインアップは、GK谷(ガンバ大阪坂ユース)。DF酒井(柏U-18)、吉田(名古屋u18)、板倉(川崎U-18)、中山(柏U-18)。MF遠藤(湘南ユース)、田中(川崎U-18)のダブルボランチ、右翼が堂安(ガンバ大阪ユース)、左翼が相馬(三菱養和SCユース)、トップ下が久保(FC東京)。FW林(履正社)。4:2:3:1の布陣です。(カッコ内)はユース年代の所属先。

続く

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武蔵野森公園近くに自転車男子個人ロードを見に行く。

東京オリンピック2021、昨夜のわけのわからない開会式が終わり、今日から本格的に競技が始まりました。
今日は土曜日ですが、8時15分からは、いつもの「あさイチ」のメンバーでオリンピック特番の「あさナビ」が始まりました。早朝からオリンピックが見られるのは嬉しいけど。
9時からはNHK総合のほか、Eテレ、テレ朝、フジテレビなどほ放送開始。8月8日の閉会式まで、こんな状態が続きます。まさに4年に1度「オリンピック」です。
卓球の今回から新種目に採用された混合ダブルスで伊藤美誠と水谷隼が1回戦を戦っていました。

9時30分頃、味の素スタジアム方面に自転車で向かいます。
おそらく、今回のオリンピックで唯一実際の競技おが見られそうな自転車男子個人ロードレースを見に行きます。
ゴールは静岡県の富士スピードウェー250kmほど先ですが、味の素スタジアム横の武蔵野森公園がスタート地点になっており、その周辺に行けば、おそらくレース」が見られるはずだと予想したのです。
ただ、他の競技が無観客になったように、公道と言っても一切観戦はまかりならん、ということになっているのかもしれません。ただ、その状況を取材するのもいいかな、と考えたのです。

味スタまでの道は、勝手知ったる道路です。
三鷹の東八通りと天文台通りの交差点辺りから交通規制が始まっていました。自動車は通行止めですが、自転車は歩道を走れたので人見街道の急坂に行ってみると、バリケードで道を区切っていました。
「なんだ、ここ走るんだ」とわかり、10時10分頃からレース開始予定の11時まで待つことにしました。
お巡りさん、機動隊の人、自衛隊の人、ボランティアの人に混ざって、かなり観客(無料で見られるから野次馬みたいなものです)も居る。最初はそうでもなかったが、レースが始まる頃には、かなりの蜜ができました。

そうなると主催者側は、仕切りたくなるのでしょう。
「歩道に自転車は置くな」とか「密になるから東八通りの方へ移動してください」だの要求してくる。
私は、自転車は側道に移しましたが、最初から観覧席と決めた場所は意地でも動くか(だって1時間前から居るんだよ)と坂の途中を死守しました。

レースの方は、一瞬でした。100選手を超える集団が固まって坂を登って行きました。この区間は、まだテストのデモランの区間で、そんなにスピードを出しておらず、激しい競り合いもありませんでした。日本の3選手が、最後尾から追いかけているのは確認できましたが。
あとは、屋根の上に10台くらいの代替自転車を搭載した車や関係者を乗せたバスなどが通過していきます。
それだけでした。
明日の個人女子ロードレースも見に行こうと思っていますが、これが実際に取材できる私の東京オリンピック2021になるかもしれません。

11時15分過ぎには、人見街道を後にしました。
トイレに行きたくなり、JR武蔵境駅南口のローソンへ。会場付近には簡易トイレもありません。
店内のあまりの涼しさに、冷たい飲み物を購入。少し涼んでから帰路につきました。ひょっとすると、かなり暑く湿度も高かったので、軽い熱中症にかかっていたかもしれません。ぶっ倒れるところまではいきませんでしたが。

その頃、選手は富士スピードウェに向けて、一生懸命自転車を漕いでいたのでしょう。ゴールは夕方の5時過ぎであったと聞きました。エクアドルの選手が優勝したようです。
自転車ロード、本当に苛酷なスポーツだと思います。

買い物をして、午後3時すぎ帰宅。
すでに一斉に競技が始まっており、テレビも柔道、体操、ウエイトリフィティング、競泳、卓球などやっています。

日本期待の柔道は、一番軽い級から行われます。
女子は、48kg級の渡名喜風邪南が決勝でコソボのグラスニチに技ありを奪われ敗退。銀メダルに終わります。かつては谷亮子がいたクラスですが、彼女が去ってから日本選手は勝てなくなっています。
男子60kg級は前回のリオデジャネイロで銅メダルに終わっている高遠直寿が、決め手に乏しい柔道ながら準々決勝、準決勝、決勝とゴールデンスコア戦にもつれ込む苦しい戦いをしのいで、決勝も中華台北の揚偉勇に指導3回の反則負けに持ち込んでの優勝。少し情けない感じもしましたが、ともかく日本の金メダル第1号に輝きました。

夜の7時30分からは、札幌ドームでサッカー女子、日本代表の第2戦の対イギリス戦が始まります。
初戦、日本女子は強敵カナダに1点を先行されながら後半39分に岩渕の起死回生のシュートでなんとか同点に追いつき勝点1を手にしました。1次リーグ突破を確実にするため第2戦は勝ちたいところ。
ただ、日本女子はイギリス(イングランド)のパワープレーを苦手としており、2011ワールドカップで優勝した際も、唯一イングランドには0-2で敗れています。苦手イギリス(今回のオリンピックはイングランド、スコットランド、ウェールズの選抜チーム)にどのように戦うのか。注目されました。
日本女子代表のスターティングラインアップは、GK山下(INAC神戸レオネッサ)。DF清水(日テレ・ベレーザ)、熊谷(バイエルン・ミュンヘン/GER)、南(浦和レディース)、宮川(浦和レディース)。MF中島(INAC神戸レオネッサ)、林(OLレイン/USA)のダブルボランチ、右翼が塩越(浦和レディース)左翼が杉田(INAC神戸レオネッサ)。FW田中(レファークーゼン/GER)、長谷川(ACミラン/ITA)。(カッコ内)は現所属チーム。4:4:2の布陣です。日本女子は、エースの岩渕を温存(?)。菅澤はあてにならず本来球の出どころの長谷川をFWで使います。はっきり言って疑問です。
対するイギリスは、エース・ホワイトを1トップに置く4:2:3:1の布陣。
キックオフ直前にピッチ上の両イレブンが芝生に片膝をつき「差別」に対する抗議のデモンストレーション。無観客の札幌ドームが静寂に包まれ荘厳な雰囲気になりました。
7時30分、日本女子のキックオフで試合開始。

開始早々からイギリスは、早め早めから縦にボールを運び、日本ゴールに迫ります。なんとかボールポゼッションをあげ、落ち着いた試合展開に持ち込みたい日本でしたが、1試合目のカナダ戦と同様、対応が0コンマ1秒遅い感じ。しかも長谷川を前線に上げた関係で、どうしても中盤にボールの納まりところがありません。
それでも日本女子は、時折シュートチャンスを迎えますが、決定力がありません。12分、長谷川の蹴ったFKをイギリスGKがセーブしたボールを林がシュートしますが右にはずれます。
16分CKのチャンスから最後は林がシュート。GKがキャッチ。
33分、カウンターアタックから田中がシュートに持ち込みますが、左にはずれます、前半最大のチャンスだったかもしれません。
37分にも田中はシュートしていますがGKにキャッチされます。
終盤、イギリスも得点機を迎えます。40分、43分と得点機を迎えますが、日本女子もなんとか無失点で前半を終えました。初戦では、あっさり先制点を許し苦戦した日本女子としては、最低ラインの及第点サッカーでした。

前半、攻撃を抑え気味だったイギリス。後半に入るとサイドアタックを多用。センターに3人のアタッカーをつぎ込んでゴールを狙います。
7分、南が苦し紛れのロングシュート。これは上にはずれます。
11分、高倉監督は、MF右翼の塩越を籾木(OLレイン/USA)に交代。
イギリスの攻勢は続きます。19分にフォートンが、22分にはバリスがシュートしますが、決まりません。
23分、日本女子は、なんとか局面を打開すべく2枚替え。MF林を三浦(日テレ・ベレーザ)に、FW田中を遠藤(日テレ・ベレーザ)に交代。
30分、イギリスは日本女子ペナルティー近く右中間にフリーキックを得ます。ブロンズの蹴ったボールは、ゴールから離れた地点で待つホワイトへ。GK山下の出足が遅く、マークする中島も競ることができず、ホワイトは頭で日本女子ゴールにボールを流し込みました。
今日も先制を許した日本女子。
35分、高倉監督は、ここでようやくエース岩渕を起用、中島と交代。岩渕と長谷川の2トップで1点を狙いに行きますが、やはり長谷川の前線起用は失敗でした。
41分、籾木がシュートしますが、右にはずれます。
アディショナルタイム3分5秒、タイムアップを迎えます。
日本女子、2戦を終えて勝点1。「金メダルを狙う」と威勢は良かったのですが、全く格上チームに力を発揮できませんでした。残るは格下チリ。女子は12チーム中8チームが準々決勝び進めるため、これでノーチャンスになったわけではありませんが、得点力不足は重症です。ともかくグループリーグ最終戦は(この大会日本唯一の有観客で行われる)「勝点3」が絶対条件です。
どうやってチームを立て直すのか? 刮目して待ちましょう。

今日の東京の新規感染者は1128人。大阪府374人。愛知県69人。週末にしては多い数字。
国や都は、どうやって感染者数を抑えて行こうとしているのか。まったく見えてこない。
そんな、恐ろしい状況の中でオリンピックは開催されています。

そんなスポーツ三昧でした。
<了>

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まるで他国で行われていうような東京オリンピック2021開会式。ともかくゲームが始まりました。

7月23日は、今年だけ体育の日(スポーツの日に変更になっている?)の休日。
何で政府は、わざわざ4連休など作ったのか?
「都県の境をまたぐ移動はご遠慮を」「人流の流れを抑えたい」「オリンピックは自宅でテレビで見よう」などと
ちんぷんかんぷんな事を言っている。それならば4連休など作らなければいいのです。
誰もが夏休みに入って最初の週末が4連休なら、帰省しよう、久しぶりに行楽を、たまには自然に触れようぜ、となってしまう。
相変わらず禁止のはずの河原でマスクもせずにバーベキューをしている馬鹿者が多いという。一発でクラスターだ。

選手村の中でも新型コロナ陽性患者は増えているようです。
もう、怖くて都庁で行われた聖火到着式もブルーインパレスの大空に描く五輪の輪も、見に行きませんでした。
今日も、夕方に田無の書店まで「テレビガイド」と「サッカーダイジェスト オリンピック特集号」を買いにいったくらい。おとなしくしておりますよ。コロナワクチン接種2回目は住んでいるものの、まだ5日目です。抗体ができるところまでは行っていません。

今日は、新国立競技場で開会式が行われるというので、多くの人が記念にと、入れもしないのに国立競技場近くまで行っているらしい。オリンピックミュージアムの横のオリンピック・シンボル(巨大な五輪)の前には長い行列ができているそうです。
1988年、ソウル・オリンピックの際も、オリンピックスタジアムの前には、物凄い人が集まっていたのを思い出します。皆、オリンピック・スタジアムに入るのではなく、ただただ見学に来る人が多かったのです。家族で写真を撮って帰っていく人たちが多かった。1枚、開会式の切符を持っていた知人が、
「よろしかったら1枚切符が余っているのでお譲りしますよ」と持ちかけたら、
「とんでもない。そんなに高い切符が我々に買えるわけがない」と言って断られたそうです。
現在の東京は、切符自体が庶民の手には入りません。

その新国立競技場は、「ベルリンの壁」よろしくバリケードで固められている様です。
国民の税金で建てられたものなのに。

テレビでは、ぼちぼちオリンピックの特番が始まっています。ところが、どの番組でもジャニスのお兄ちゃん(と言っても皆40歳くらいのおっさんなんですが)がコメンテータを務めています。こんな国、世界中でも日本くらいじゃないでしょうか。
若いスポーツジャーナリストの登場が待たれます。

夜の帳がすっかり降りた午後8時、開会式が始まります。
オリンピックの様な「総合スポーツ競技大会」では、開会式というものがその大会の理念を具現化したもの、という位置付けに正しいと思います。
開会式が無事に終われば、その大会は「大成功」としても良いと思います。それほど重要です。
果たして,式直前に総合プロデューサーや楽曲作曲者が解任された開会式が、どんなものになるか刮目してテレビの画面を注視しました。

無観客、戒厳令下のような東京・新国立競技場での開会式。
午後8時、場内は暗転。ピッチに2013年にロゲ前IOC会長から「Tokyo」とコールされた場面から、昨年までのコロナ禍で大会が延期になるまでの風景がコンピューターグラフォックでフィラッシュバック。
冒頭の5分間、楽曲作曲の小山田圭が解任され、彼の音楽は使わないと発表され知多ので、どんなもんか注意していたのですが、特に問題だな、と感じたことはありません。
カウントダウンがあり、藍色と白色の花火がスタジアムの天井から上がり、開式の合図。
ランニングマシンやローイングマシンをジムで行う風景。アスリートが走り出し暗転。

天皇陛下、バッハOPC会場がロイやつボックスに現れます。
日の丸が入場。持っているのは三宅義信、高橋尚子、田畑桃菜、酒井響、土井圭太、浅田みずきの6人。
MISYAの「君が代」斉唱で日の丸が掲揚されます。

新型コロナで亡くなった方、そして1972年のミュンヘン・オリンピック期間中にテロの犠牲になられた選手に対する黙祷。森山未来が舞いました。

次に木やりの集団が入ってきます。頭領は女優の真矢みき。
木工職人が日本の木の文化を表現。家を組み立てていきます。
ピッチは多様性と調和を表現するブルーに染まります。

熊谷一範のタップダンス、提灯の山車が登場、巨大な木製の五輪が登場します。そして花火。
前半のパフォーマンスの印象は、ともかくマンパワーが足りない。コロナ禍で「密」を避けたのかもしれませんが、各パフォーマンスの人が少なくて、これまで見てきたオリンピックの開会式に比べると、圧倒的に迫力不足。何か日本の少子化とかを連想させ、寂しくさえ感じさせ、これでは未来が見えません。
いっそ、日本に住む外国人の子どもたちにも参加してもらって、国際生とか多様性を出せばよかったのにな、と思いました。ともかく「マンパワー」が足りません。

オリンピック・ローレルプライスの授賞式。ムハネス・ユネス博士に贈られます。

次に、オーケストラのチューニングが始まり、「A(アー)」の音で楽器を調整。
指揮者が登場して演奏開始。聞きなれた曲です。今回の行進曲はドラゴンクエストの「序曲ロトのテーマ」。スパーマリオのテーマです。
そこから選手団の入場が始まります。伝統にのっとりオリンピックの母国ギリシャ。
2番目は難民選手団。シリア、イラン、ボスニア、南スーダン、その他です。
今季から書く選手団の旗手は、男女1名ずつ2名と決められています。また、英語のアルファベト順で入場してくることが多かったのですが、今回から開催国の国語の順番、アイウエオ順になりました。
アイスランド、アイルランド、アゼルバイジャン、アフガニスタンと続き、本来なら次はアメリカ合衆国のはずですが、アラブ首長国連邦(UAE)が入ってきました。何らかの特例があるのでしょう。

行進は、延々に続きます。国名表示のプラカードは、日本の漫画の吹き出しの中にありました。
104番目に中華台北(いわゆる台湾)、110番目に中華人民共和国、170番目に中国香港が入場。国際的に問題になっている国や地域も行進していきます。これもオリンピックの良いところです。
ただ、中国マカオが参加していないのが気にかかりました。コロナの影響か、代表権を得た選手がいないのか(それでも男女1人ずつは参加できるはずです)、中国に吸収されてしまったのか? 理由はわかりませんが、心配です。
行進の終盤、202番目のレバンの後、203番目にアメリカが入ってきました。今回から、次回以降に開催が決まっている国と地域は、最後に入ってくるのが慣例になったようです。
204番目が次回2024年開催パリのフランス、そして最後が今回の開催国の日本が入場します。ならば2032年に開催が決まったブリースベンのオーストラリアも後ろに持って行きべきでしょう。

日本の旗手は、八村塁(バスケットボール)と須崎優依’レスリング)。二人の身長差は50cm以上。
開催国の日本は選手数も多いのですが、明日からの競技の関係で参加している選手は少ないtようでした。ここでも数で他国を圧倒してほしかった。

選手の入場が終わると、すぐに選手・審判・役員の宣誓。これも男女各1名づつ。
山縣亮太と石川佳純選手中心に行われました。

この後、子供達のパフォーマンス。キューブを使った演技は良かったけど、すでに時間は10次30分を回っている。児童福祉法違反にならないのか?
イマジンの大合唱は、万国にはウケがいいでしょうが、復興オリンピックを標榜するなら「花が咲く」の方が良かったのでは?

橋本聖子OOC会長、バッハIOC会長が登壇して挨拶。いずれも話が長くて言い訳に終始している。これに反して、天皇陛下の開会宣言は、オリンピック憲章通りのもので短くて人に訴えるものがある。
一箇所「第32回オリンピアードを祝し」を「記念し」に変更されていたのは、陛下らしいお心使いであったのでしょう。

オリンピック旗が入場。桃田賢斗、オセアニア代表、難民代表、アメリカ代表、アフリカ代表、ヨーロッパ代表の6名によって保持された旗は。エッセンシャルワーカー8名を経由して自衛隊の隊員へ。サマラ作曲のオリンピック讃歌合唱(日本語でなかったのは残念)で掲揚。開会式で唯一ジーンときた場面でした。
鳩をモチーフにした紙飛行機が飛び(本物の鳩は動物愛護の問題で飛ばせないそうです)、「翼をください」のBGM。
ピクトグラム50種類を3人のパフォーマンスコンビで5分間で演じる離れわざ。
愚息・隆大の高校の先輩であるジャズピアニスト上原ひろみが演奏、市川海老蔵が「歌舞伎十八番・暫の演技。

この後、開会式はクライマックスのせいか入場。いろいろと最終聖火ランナーが予想されていたメンバー総出演という感じ。
野村忠宏・吉田沙保里の二人で入場、長嶋茂雄・王貞治・松井秀樹の3名がつなぎ、大橋ドクターと北川ナースに。車椅子に乗った土田和嘉子が6人の子どもたちに託し、最後に登場したテニスの大坂なおみに。富士山を模した台の頭の部分が割れて花の形をかたどった聖火台に点火。父がハイチ人、母が日本人。日本で育った大坂なおみが最終点火ランナーでした。
まあ、アベマリオとかの点かじゃなくて、アスリートでよかったです。
開会式が終わったのは午後11時51分でした。

1996年アトランタの開会式が終わってから、宿舎に帰ったら明け方だったことを思い出しました。
なんでもっと早い時間から始めないんだろう。
そして、どこの国のどこのスタジアムでやっていたのか、分からない開会式でした。
もっと日本色を出し、マンパワーを発揮するセレモニーでもよかったのに。

まあ、総合ディレクターが前日に雲散霧消してしまった式典ですから、仕方がないか。

そんなことを考えていたスポーツ三昧でした。
<了>

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東京オリンピック2021競技2日目が始まりました。開会式のショーディレクターが解任。

二十四節気の大暑の日。1年で一番暑い日です。その通りの気候でした。

昨日、東京オリンピック2021の開会式前競技が始まっています。
今日は、正午からソフトボールの日本vs.メキシコ戦。午後8時からサッカー男子の日本vs.南アフリカ戦がターゲットです。
午前中は、のんびりとワイドショーなど見ていました。モーニングショーの女性MC斎藤ちはる嬢が新型コロナの陽性患者になりお休み。「助っ人にユッキ〜ノ」の山本雪乃アナウンサーがピンチヒッターに立っていました。彼女は東京オリンピックの担当なので、めちゃくちゃ忙しいはずなのに。よく働きますね。
南アフリカのサッカーチームから2名の選手陽性者が出て、18人が濃厚接触者。FIFAのルールによると13人の選手が6時間前のPCR検査で陰性にならないと試合はできません。そのことが気になる午前中でした。

11時30分のフジテレビのニュース、冒頭で女性アナウンサーが、
「明日開幕する東京オリンピック開会式のショーディレクター小林賢太郎氏が解任されました」とニュースを読み上げます。
おいおい、ちょっと待てよ。開会式は明日ですよ。
なんでも20数年前に、ユダヤ人のホロコーストを題材にしたネタをやらかしたらしい。数年前に雑誌「マルコポーロ」も「ホロコーストは存在しない」と掲載したら、あっという間に廃刊処分になったことがありましたね。このレケースは見逃せないはずです。昨日までに辞任に追い込まれた楽曲担当の小山田圭吾、パラリンピックの絵本担当のぶみ、全て女性タレントへの不適切発言で辞任している佐々木宏への丸投げ人事なのでしょう。橋本さん、遠藤さんも寝耳に水だったでしょう。
開会式は、どうなるのか?
もう、ショー的要素は全て省いて、オリンピック・プロトコルに規定されている選手の行進、オリンピック旗の入場、聖火点火、開会宣言、選手宣誓など粛々と行うしかないな、と思います。
どうせ観客はいないし、問題はアメリカのテレビ局だけ納得してもらえばいいでしょう。
小林氏が辞めても予定通り同じようなショーを演じたら、それは小林氏のショーでしょう。
ユダヤの人たちは許さない。
しかし、こう災難が続くと東京オリンピック2021は、呪われているとしか思えない状況です。
これもアベマリオが嘘八百並べて(アンダーコントロール、とか日本の7月は温暖でスポーツをやるには最も適している、とか)東京にオリンピックを引っ張ってきた報いでしょう。

さて、正午プレーボールのソフトボール。日本は初戦でオーストラリアに8-1でコールド勝ち。対するメキシコはカナダに敗れていますが、王者アメリカからの帰化選手がいますし。これ以上負けると金メダルが難しくなる手負いの獅子。難しい試合が予想されました。
そして先発は、今日39歳の誕生日を迎えた上野由岐子。連投です。他に信頼できるピッチャーはいないのか? ともかく上野に負担がかかりすぎるチームは、心配です。
2回裏、藤田のホームランで先制した日本。上野も昨日のような乱調はなく1点を守る態勢。
しかし、やはり1点では勝てません。5回表にウルテスのホームランで同点に追いつかれました。
が、日本もその裏に藤田がヒット、送りバントで2塁へ。そして上野の女房役の我妻が2塁打を放ち、虎の子の2点目をゲット。このまま、上野が抑えるかとも思えました。
しかし、メキシコもウルテスがセンター前の適時打を放ち、土壇場で同点に追いつきました。
ここで、ようやく宇津木麗華監督が上野を諦め、20歳のメンバー最若の左腕・後藤をマインドに送ります。後藤はノーアウト満塁のピンチを三者三振で切り抜けました。
ついに試合は8回タイブレークへ。ノーアウト2塁からイニングを始めます。後藤はなんとか無得点に抑え、8回裏、日本は2塁ランナーをセカンドゴロにで3塁へ、最後はショートゴロ(記録は内野安打)で山田がホームイン。さよなら勝ちを収めました。
ようやく上野の後継者のピッチャーが出てきました。これは大きな発見です。
これで日本は連勝。アメリカと並んでトップです。次戦はイタリア。開会式の翌日、横浜スタジアムで行われます。

午後は、ワイドショーのはしご。さすがに「バイキングMORE」でも時間がなくて小林賢太郎の話題はニュースで流しただけでした。

東京都の今日の新規感染者数は、ついに1979人。今日は4連休の初日(海の日の代替日)。人出もすごいようなので、瞬く間に感染者は急増するでしょう。愛知県も146人、大阪府は461人。
危機的状況です。

今日も夕方、買い物に出かけただけ。小池さんの言い付けを守って自宅でおとなしくしておりました。

夜、8時キックオフで男子サッカー1次リーグ、日本vs.南アフリカ戦が行われました。
実施が心配されましたが、18人の濃厚接触者は全員陰性のようでした。その試合が行われると発表されたのは4時30分頃のニュースでした。

試合ができるといっても、月曜日までホテルに缶詰になっていて練習もできなかった南アフリカ。対する日本は、富安と三苫のレギュラー2人が体調不良のためベンチ外に外れました。
東京スタジアム(味スタのこと)は、風もなく蒸し暑いようです。スタジアムの外には多くの人が集まっていたようです。そうです、感染対策を十分に施し、有観客でやるべきだったのです。菅さんが自身の人気の事だけを考えての判断。裏目でした。
FIFAランク28位の日本オリンピック代表のスターティングマラインアップは、GK谷(ガンバ大阪ユース)。DF酒井(柏U-18)、吉田(名古屋U18)、板倉(川崎U-18)、中山(柏U-18)。MF遠藤(湘南ユース)、田中(川崎U-18)のダブルボランチ、右翼が堂安(ガンバ大阪ユース)、左翼が三好(川崎U-18)、トップ下が久保(FC東京)。FW林(履正社)。4:2:3:1の布陣です。(カッコ内)はユース年代の所属先。林は「背番号19」のバックアップメンバーでしたが、レギュレーションの変更により、登録メンバーが18人から22人となり、試合ごとにベンチ入りメンバーを決められるようになりました。それからレギュラーに定着です。
FIFAランク75位の南アフリカは、5:4:1の布陣。リトリートした守備優先のフォーメーション。
午後8時、日本のキックオフで試合開始。

試合は、概ね日本がボールをポゼッションし、支配しました。6:4くらいの感じでしょう。
ただしBKを5人にして、MF中2人も中央に蓋をしリトリートする作戦の南アフリカ。そう簡単に崩せるものではありません。しかもGKウイリアムスの出来も良く、日本は度々良い形を作りましたが、ゴールを上げることができません。手負いの獅子・南アフリカも必死です。そんなに簡単にはいきません。

開始早々、遠藤のパスが林に通りゴールに迫りますが倒されます。PKかとも思われましたがギリギリFK.久保が直接狙いますが、壁に跳ね返ります。
15分、左からのクロスをファーで待ち受ける久保がシュート。サイドネットへ。
32分、右の堂安がクロス、中央でポストプレーの林が降る向いてシュート。GKの正面へ。
直後にも三好が抜け出てシュート。GKセーブするとシュートは僅かに右へ。
このコーナーキックのこぼれ球を吉田がスルー、林がゴールしますが、これはオフサイド。何度も期待を裏切る背番号19です。
45分、久保がfKを直接狙いますが、これもゴールギリギリ右にはずれます。
南アフリカは45+1分、コーナーキックのGK林のこぼれ球をシュートしますが右にはずれます。
前半はスコアレスで終了。日本の決定力が心配です。

後半に入っても同じような流れで試合が続きます。
南アフリカは、攻められる時間帯は長いのですが、時折1トップのコディサンをボールターゲットにして、適時MF両翼をあげてオープンスペースを使って攻めてきます。最後のシュートが拙くて得点には至りませんでしたが、もし釜本邦茂級のストライカーが一人いれば、勝機も十分にあるサッカーでした。
とは言え、後半も日本が攻めます。
14分、森保監督が動きます。右翼の三好を相馬(三菱養和SCユース)に交代。
2分、左の田中からのアーリークロスを久保がシュート、右にはずれますが、この一連のプレーが勝負の明暗を分けました。
そして田中から久保へのホットラインで決勝ゴールが生まれます。今度は右から左にドリブルしてシュート。左ポストに当たって「カシャ〜ン」という金属音を残してゴールイン。
久保は若い時から注目されてきたプレーヤーでテクニックもあり上手なプレーヤでした。メディアもずいぶん持ち上げてきましたが、なかなか結果が出ずにきました。ここ数試合、ようやく結果が出るようになってきました。中田英、本田に次ぐエースに成長したと思います。
27分、日本が2枚替え。不発の林を怪我のためリハビリ中だった上田(鹿島学園)に、中山を旗手(静岡学園)に交代。
32分、南アフリカはオープン攻撃から大チャンスを迎えますが、GK林が抑えて事なきを得ました。
35分、日本は堂安を町田に交代。町田を左サイドバックに入れ、旗手を右翼にあげました。
45+2分、南アフリカはペナルティエリア付近からのFK。右に大きく外れて万事休す。
日本、勝点3をゲットしましたが、ゴールは1点。
他グループの戦いを見ても「日本は死のグループに入った」といって喜んでした韓国が、ダークホースのニュージーランドに-1で負け。優勝候補といわれたフランスも1-4でメキシコに負け。ドイツもブラジルに大敗。といったくらいに一寸先は闇。といったオリンピックトーナメント。
そんなに簡単に金メダルは取れない状況です。
日本の次戦はメキシコ。ロンドン・オリンピックの準決勝で日本が大敗を喫した相手です。

明日は、ついに開会式の日。
何か信じられないスポーツ三昧です。
<了>

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