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アイスホッケー関東大学リーグ4試合を取材。

三連休3日目。日曜日の秋分の日の代休です。

今日も10時からDyDoアイスアリーナでは関東大学アイスホッケーリーグ戦の開幕日です。
ところが起きられません。雨も降っていないのに……。
昨日まで2日間、外は30度近く、アイスアリーナ内は16度。その気温差と寄る年並みで体が悲鳴を上げていました。第1試合はパス。午前中は休養しました。

第2試合は12時30分練習開始で早明戦です。
Div.ⅠAグループは、今日から1周り目の上位4強の激突です。好カードに、けっこうお客さんも入りました。
Div.ⅠA、ここまでランクしたのチームが上位チームを破ったのは1試合(法政9-7東洋)のみ。今日は番狂わせも起きる予感がしました。それが3試合も続くとは……。

第1試合は、早稲田vs.明治の伝統の一戦。早明戦といえばラグビー、野球の印象も強いですが、アイスホッケーも何度も覇権を競ってきたライバル同士。ここ数年は四強の4番手の位置にいる早稲田ですが、そろそろ明治に一泡吹かせたいところ。
今季の明治は、東海に13-1、日本体育に3-0、法政に6-3、慶応義塾に3-0と25得点4失点と隙の無い強さを見せています。そんな明治に付け入る所はあるのか?
楽しみな一線でした。
ランク4位の早稲田のスターティングラインアップは、GK谷口(早稲田実3)。DF坂本(八戸工大一4)、篠田(苫小牧東2)。FW矢島(駒大苫小牧4)、高橋(東京インターナショナルハイスクール4)、鈴木(苫小牧東4)。
ランク1位の明治の先発は、GK香田(白樺学園2)。DF廣田(清水1)、京谷(清水3)。FW府中(武修館4)、池田(北海3)、高木(日光明峰2)。明治はスタートリストの第2セットで試合を始めました。
開始早々から明治が押し込みます。
1分32秒、青山(釧路江南1)、徳田(武修館2)と繋いで松本(清水4)が左サイドボード際45度から豪快なスラップショット、明治が先制しました。
その後、早稲田は高橋、青木(埼玉栄3)が相次いでペナルティーボックスに。明治も松本、徳田がぺなボックスに入り4 on 4や3 on4などの状態になり、お互いにチャンスが作れません。
11分40秒、早稲田の矢島がスラッシングの反則で2分間退場。パワープレー得意の明治は、13分9秒に京谷のパスを受けた廣田がゴール裏左から右に回り込みクロス、池田が左60度からシュート。0-2とします。
早稲田は15分15秒、高橋のアシストで鈴木が左から中に切れ込みシュート、1点を返します。
18分2秒にもゴール成ったかに見えたのですが、これは審判団協議の結果、アフターフォイッスルのゴールインということで認められません。
その後、明治は植村(清水4)、府中がペナルティーボックスに入り早稲田5 on 3のチャンス。しかし明治はキルプレーも上手い。この5 on 3は2ピりに持ち込まれます。シュート数は24-12と早稲田がリードしました。

12分間の整氷インターバルの後、第2ピリオッド開始。
早稲田は5 on 3スタート。しかし、「パワープレーの上手なチームはキルプレーも強い」の諺の通り明治のショートハンドは堅い。早稲田に付け入る隙を与えません。
早稲田も1分8秒に高橋がスラッシングの反則で2分間退場。植村はペナルティーボックスを出ていたので4 on 4になってしまいます。2分にはGK谷口がディレイド・オブ・ゲームス、2分間退場。最近、,
GKのペナルティーを良く目にします。矢島が代ってぺなボックスに入ります。逆に明治のパワープレーに。
この一連のペナルティー合戦が終わった後、5対5になってから早稲田の同点ゴールが生まれます。
5分7秒、小澤田(早稲田実3)のパスを受けた鈴木がゴール前にクロス、オーバーラップした高橋がシュートして2-2になります。
その後、再びペナルティー合戦。明治が先に2人(徳田、青山)ペナルティーボックスに入り、早稲田もハリデー(埼玉栄4)がトリッピングの反則。カオスは続きましたが、ゴールは生まれません。
ハリデーが氷上に戻った後、12分53秒にハリデーのパスを受けた杉本(駒大苫小牧1)が左ボード際60度からクロス、ゴール前に青木が滑り込み押し込んでシュート、逆転に成功します。
その後7分間、ゲームは動かず2ピりは終了します。シュート数は19-11と早稲田がリード。さすがの明治もショートハンドの時間が長く、攻勢には出られませんでした。
そして勝敗を分ける最後の20分間が始まります。
次の1点が勝敗を分ける大きな1点になることは自明の理でした。
2分57秒、ハリデー、澤出のダブルアシスト、受けた青木がトリッキーなドリブルで中央突破。見事なゴールが決まります。4-2、この1点がダメ押しのゴールになりました。
その後、早明両チームに1回ずつパワープレーのチャンスがありましたが得点は生まれず、試合は終焉を迎えますが、敗退が決まった後に明治の池田がアンスポーツマンライクコンタクトで10分間退場になったのは後味が悪かった。好ゲームに水を差しました。
総シュート数は、59-37。ランク4位の早稲田が意地を見せた1戦でした。

続く

[結果]
Div.ⅠAグループ
東海 3-0 慶応義塾
早稲田 4-2 明治(1-2、2-0、1-0)
東洋 4-3 中央(0-1、2-1、1-1、GWS 1-1、SV 2-1)
日本体育 3-2 法政(0-0、1-1、1-1、GWS 1-0)

Div.Ⅱ
一橋 2-5 明治学院(0-1、1-2、1-2)

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