サッカー東アジアカップ記者発表を取材。日本代表初めてJクラブユース出身者が過半数に。

午前11時キックオフ、味の素スタジアム西グラウンドでU-18日本代表vs.東洋大学のテストマッチがありましたが、起きたら11時すぎ。取材は諦めました（結果は０−２で東洋大学の勝ちだそうです）。

1時30分に自転車で出発。お茶の水のJFAハウスに向かいます。今週末から韓国で開催される東アジアカップの記者発表会を取材します。

午後3時、東アジアカップ事務総長のキム・ジュソン氏（名選手でした）、大仁JFA会長、TV放送を担当するフジテレビ亀田社長が登壇します。4階の会議室は200名近いメディア関係者、スポンサー関係者、TV関係者で埋まりました。
男子参加4ヵ国中（日本、韓国、中国、オーストラリア）、3ヵ国が来年のFIFAブラジルワールドカップ出場を決めており、レベルの高い大会になると思います。日本代表は、今大会で優勝経験がありません。なんとしても初優勝を見たいものです。
女子は3連覇がかかります。ワールドカップ・ディフェンディングチャンピオンの意地を見せて欲しいものです。
そしてフジテレビ。日本男女の代表戦は、全試合Live地上波デジタル放送されるそうです。その他、BSフジ、CSフジで他の試合も全試合放送してくれるとか。わざわざ韓国にいかなくてもいいや、と思えるほど。よくぞやってくれました。

大会概要の記者会見は40分ほどで終了。その後、ザッケローニ監督が登壇して新生・日本代表が発表されました。以下の通りです。

{東アジアカップ日本代表]

GK
林　卓人 ﾊﾔｼ ﾀｸﾄ （ベガルタ仙台←金光大阪）
西川　周作 ﾆｼｶﾜ ｼｭｳｻｸ （サンフレッチェ広島←大分U-1８）
権田　修一 ｺﾞﾝﾀﾞ ｼｭｳｲﾁ （ＦＣ東京←FC東京U-18）

DF
駒野　友一 ｺﾏﾉ ﾕｳｲﾁ （ジュビロ磐田←広島ユース）
栗原　勇蔵 ｸﾘﾊﾗ ﾕｳｿﾞｳ （横浜F・マリノス←横浜FMユース）
千葉　和彦 ﾁﾊﾞ ｶｽﾞﾋｺ （サンフレッチェ広島←日生学園第二）*
森脇　良太 ﾓﾘﾜｷ ﾘｮｳﾀ （浦和レッズ←広島ユース）
槙野　智章 ﾏｷﾉ ﾄﾓｱｷ （浦和レッズ←広島ユース）
森重　真人 ﾓﾘｼｹﾞ ﾏｻﾄ （ＦＣ東京←広島皆実）
鈴木　大輔 ｽｽﾞｷ ﾀﾞｲｽｹ （柏レイソル←星稜）

MF
青山　敏弘 ｱｵﾔﾏ ﾄｼﾋﾛ （サンフレッチェ広島←作陽）
髙萩　洋次郎 ﾀｶﾊｷﾞ ﾖｳｼﾞﾛｳ （サンフレッチェ広島←広島ユース）*
高橋　秀人 ﾀｶﾊｼ ﾋﾃﾞﾄ （ＦＣ東京←前橋商）
山口　螢 ﾔﾏｸﾞﾁ ﾎﾀﾙ （セレッソ大阪←セレッソ大阪U-18）*
扇原　貴宏 ｵｵｷﾞﾊﾗ ﾀｶﾋﾛ （セレッソ大阪←セレッソ大阪U-18）*
柴崎　岳 ｼﾊﾞｻｷ ｶﾞｸ （鹿島アントラーズ←青森山田）

FW
豊田　陽平 ﾄﾖﾀﾞ ﾖｳﾍｲ （サガン鳥栖←星稜）*
山田　大記 ﾔﾏﾀﾞ ﾋﾛｷ （ジュビロ磐田←藤枝東）
柿谷　曜一朗 ｶｷﾀﾆ ﾖｳｲﾁﾛｳ （セレッソ大阪←セレッソ大阪U-18）*
齋藤　学 ｻｲﾄｳ ﾏﾅﾌﾞ （横浜Ｆ・マリノス←横浜FMユース）*
工藤　壮人 ｸﾄﾞｳ ﾏｻﾄ （柏レイソル←柏U-18）
大迫　勇也 ｵｵｻｺ ﾕｳﾔ （鹿島アントラーズ←鹿児島城西）
原口　元気 ﾊﾗｸﾞﾁ ｹﾞﾝｷ （浦和レッズ←浦和ユース）

※「＊」は日本代表初選出。ユース年代の所属先は、Jクラブユースが13人、高体連出身が10人。ついにクラブ出身者が過半数を占めました。これはフル代表としては史上初のことです。

コンフェデレーションズカップの代表選手は、国内組といえども１人も選ばれていません。まさに新生ジャパン。楽しみです。
海外組がいないとはいえ、代表入りを待望されていた選手がいっぱい。どれだけ東アジアの強豪と戦えるのか。3戦全敗だけは勘弁してほしいですね。
代表監督以来、あまり新しい選手を使って来なかったザッケローニ監督。来年のワールドカップに向けその手腕も試されます。試金石の大会としては絶好の腕の見せところ。「さすが」と唸らせてくれるのか。それとも馬脚をあらわすのか。これまた楽しみです。

4時30分にJFAハウスの近くにある湯島天神に行き、受験生である友人のお子さんの学業成就、進学成功を祈願してきました。夏休みが受験には勝負の時ですからね。たいへんでしょうが頑張って欲しいです。

明後日から東アジアカップに韓国に取材に行くので、留守中の作業を護国寺の出版社でやってきました。5時すぎから9時まで、意外と時間がかかってしまいました。

10時30分過ぎに帰宅。気温が下がって気持ちが良い。今夜は久しぶりに熱帯夜にはなりそうもありません。

そんなスポーツ三昧でした。
＜了＞