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アイスホッケー関東大学リーグ東京理科vs.拓殖。サッカーJFL横河武蔵野vs.岡崎戦を取材。

7時30分起床。
昨日はバドミントン取材のためアイスホッケーは取材出来ませんでしたが、今日は10時にはDyDoアイスアリーナに足が向かいます。
関東大学アイスホッケーリーフ4日目、第1試合は、Div.Ⅴ東京理科vs.拓殖戦を取材します。
ランク40位、オールメンバー13人の東京理科のスタメンは、GK稲田(日本工大筑波2)。DF蒲池(桐蔭学園2)、中嶋(市川4)。FW渡辺久芳(桐蔭学園4)、東(渋川4)、武笠(蕨4)。
対するランク41位、オールメンバー9人の拓殖の先発は、GK大森(水戸啓明2)。DF渋谷(八王子実践2)、島田(拓殖2)。FW清野(伊達緑丘1)、伊藤(八王子実践2)、田丸(千歳工2)。
理科系、医科系大学は、実験が多く、なかなかトレーニング時間を取るのは大変と聞きます。それでも医科系は6年間選手生活が続けられるのでまだしも、理科系は4年間で選手が卒業してしまうので大変です。今年の東京理科は、4年生部員が多く、ある意味集大成の年といえるでしょう。長谷川利和監督が手塩に欠けて育てて来た選手がようやく実力を蓄えてきた結果を見せました。
一方の拓殖は、春シーズンの選手権は欠場、満を持しての秋シーズンですが、氷上練習時間が、少し足りない感じがしました。スケーティング、パスワークともに東京理科が上回っていました。その差が試合の結果にはっきり表れました。
立ち上がりから東京理科の猛攻が続きました。
48秒、東がノーアシストでゴール、東京理科が先制します。
3分には小山(芝浦工大柏4)のアシストで渡辺久芳がゴール、2-0。
7分19秒にはキャプテン渡辺健太(成蹊3)がノーアシストでゴール、3-0。
9分57秒には、DF中嶋がノーアシストでゴール。4-0。
10分49秒には藤井(山手学院1)のパスを受けた渡辺健太がゴール。最初の15分間で5-0と上々のスタートでした。シュート数は17-2。
5分間の製氷無しインターバルを挟んで第2ピリオッド開始。
少しだけ拓殖が東京理科のスピードに慣れて来た様な感じがしました。
しかし、東京理科は的確に拓殖ゴールに迫ります。
2分38秒、武笠のアシストで村上瞬太がゴール。6-0。
6分には渡辺久芳がゴール裏左からクロス、右ポスト前で武笠が叩き7-0。
畳み込む様に6分16秒には藤井のアシストで渡辺健太がゴール。ハットトリック達成で8-0。
10分23秒には、バイタルエリアからシュートを打った渡辺健太がゴール。9-0として第2ピリオッドを締めました。シュート数は12-3でした。
12分間の製氷ありインターバルの後、第3ピリオッド開始。
5分14秒、東が右から左へドリブルしながらダイビングシュート。10-0となり10点差、拓殖としては屈辱の促進ルール(ゴールとペナルティー直後以外は時計を止めない)に入ります。
東京理科は攻撃の手を緩めません。6分23秒には渡辺健太が左45度からシュート、11-0。
8分14秒には、渡辺久芳のアシストで渡辺健太がゴール、12-0。
10分25秒には中嶋のパスを受けた東がゴール、13-0。東もハットトリックを達成。
11分41秒には渡辺健太がアシスト役に回りフレッシュマン藤井がゴール、14-0。
なんとか一矢を報いたい拓殖でしたが、13分11秒に島田がボーディングの反則で2分間退場。この試合両チーム最初のペナルティーでしたが、これでショートハンドになってしまい反撃のチャンスを逸しました。
そのままタイムアップを迎えます。ファイナルスコア14-0。総シュート数は40-6。東京理科が初戦を快勝で終えました。

一度帰宅して昼食を摂り、武蔵野市営陸上競技場に移動しました。
サッカーJFL 2ndステージ第8節、横河武蔵野FC vs.FCマルヤス岡崎戦を取材します。
JFLは交通費、ホテル代節約のため早い時間にキックオフされますが、夏の暑い時期はサッカーに不向きということで、8月1日を最後に夏休みに入っていました。復活の試合、どちらも勝ちたいしあいでした。
横河は、第7節まで勝点4の暫定114位。マルヤス岡崎は勝点3の最下位16位とともに苦しい戦いが続いています。
ホーム横河は。大スポンサー横河電機の関係者が多く駆けつけており、2350人の観衆が集まりました。芝生席にまで観客が溢れていました。飲み物の売り子まで出る盛況です。
横河武蔵野FCのスタメンは、GK飯塚(静岡学園)。DF小山(FCトリプレッタ)、佐藤(実践学園)、金守(四日市中央工)、林(岐阜工)。MF岩田(川崎U-18)、東郷(鹿児島実)のダブルボランチ、右翼が本田(新潟工)、左翼が都丸(前橋商)、FW角田(東大和)、野田(東亜学園)。中盤ボックスの4:4:2の布陣です。(括弧内)はユース年代の所属先。
対するFCマルヤス岡崎の先発は、GK木下(鹿児島実)。DF松井(尾関学園)、朴珉秀(韓国)、福ケ迫(中京大中京)、安藤(名古屋U18)。MF日下(名古屋U18)、梅村(磐田ユース)のダブルボランチ、右翼が濱崎(奈良育英)、左翼が地主園(アミーゴス鹿児島U-18)。FW築館(四日市中央工)、佐野(清水商)。中盤ボックスの4:4:2の布陣です。(括弧内)の外国籍選手は国名。
午後1時、横河のキックオフで試合開始。
横河はポゼッションサッカーをめざします。この試合のアウェー戦、6月7日に豊田市運動公園球技場で行われた試合は、3-0で横河が完勝しています。その試合も取材したのですが、岡崎は何度もあったチャンスを自らのミスで潰し、横河が少ないチャンスを生かし3-0(前半2-0)で勝っています。今日の試合は、五分五分の展開でした。
岡崎は、ロングボールを横河DFの裏に放り込みチャンスを作ろうとしましたが、横河のDFもなかなか齟齬を見せません。
押されながらも岡崎のディフェンスもGK木下を中心に踏ん張りました。
23分、横河の金守がフリーキックを直接狙いますが、惜しくも左に外れます。36分には、本田のスルーパスを角田がシュート。上に外れます。岡崎は佐野の蹴ったコーナーキックをヘディングシュートで横河ゴールに迫りますが、GK飯塚の真正面に飛びキャッチ。このワンチャンスくらいでした。
スコアレスのままアディショナルタイム1分9秒、船橋昭次レフェリーがハーフタイムを宣しました。

後半も同じイレブンでスタート。
先に動いたのは横河の吉田監督(東海大一)でした。後半6分、MF都丸を石原(市立船橋)に交代。
13分、横河は岩田の蹴ったコーナーキックを混戦から角田がヘディングシュート。主審と副審が協議の結果、ゴールが認められました。
岡崎の山村監督()も動きます。後半18分にMF濱崎をレオジーニョ(ブラジル)に交代。
23分、横河はFW野田を若狭(市立船橋)に交代。
26分、岡崎は2枚替え。DF朴を平野(岡崎城西)に、MF梅村を杉山(清水工)に替えます。
その後、横河は替わって入った若狭がクロスバーに当たるシュートを打ちますが、それ以上チャンスは生まれません。
40分、FW角田を金子(鹿沼東)に替え、試合を締めました。
アディショナルタイム4分9秒、2-0でタイムアップを迎えました。

3時に武蔵野市営陸上競技場を後にして東京体育館に自転車を走らせます。
やはり、バドミントンを最後まで取材しないと気が済みません。最後の第5試合の男子ダブルスの途中から取材できるでしょう。

午後4時、東京体育館着。
なんと熱戦続きで試合の進行が遅く、第3試合の男子シングルスの林丹(中国)vs.アクセルセン(デンマーク)のファイナルゲームの最中でした。遅すぎることは無かったのです。
第3ゲーム、15-15からアクセルセンが先行、林丹も粘り強く追い付きます。19-19から林丹が3ポイント連取。9年ぶりの優勝を飾りました。まさに強豪復活。林丹は記者会見で、
「中国の若手がモタモタしている。わたしは来年のオリンピックも勲メダルを狙っているし、来年のヨネックスオープンにも必ず戻ってきます」と力強く誓ってくれました。
女子ダブルス決勝、ランク3位のデンマークペアvs.ランク8位の中国ペアの対戦。暗くてコートが見渡せない記者席でAIPSの同僚記者小野さんと見る事にしました。小野さんとは久しぶりに色々なスポーツの話しが出来たのは良かったです。
中国ペアの調子が良く、21-12、21-16であっさり快勝。本来なら日本女子が一番可能性の高い種目だけに、惜しいなと感じました。
最後の種目は男子ダブルス。韓国の世界ランク1位・李龍大/柳延星が強さを発揮。中国ペアも粘りましたが、21-19、29-27というモノ凄い試合でした。第2ゲームは30-30まで行くかと思いました(以前、この大会の女子シングルス決勝、中国人選手同士の対決で見た事がある)。世界最高峰の試合でした。
柳選手の奥様は日本人の方で、彼は日本語、日本の文化にも造詣が深く、インタヴューも日本語で受け答えができます。世の中変わって来ています。
わたしが東京体育館に付く前に行われた混合ダブルスは、デンマークペアが世界タンク1位の中国ペアを破り優勝。女子シングルス、日本人同士の対決は、過去対戦成績4勝0敗の奥原希望が山口茜に21-18、21-12で快勝。この種目2人目の日本人チャンピオンに輝きました。3歳先輩の奥原、両足膝の故障で2シーズン棒に振りましたが、見事に復活を遂げました。来週の韓国オープンで活躍してリオ五輪まで繋げて欲しいですね。

最後は恒例のメディア関係者の大抽選会。ヨネックス製品が箱に入れた名刺で抽選されます。なんと小野記者は靴下が、わたしはTシャツが当たりました。
これで今年のYONEX OPEN JAPANも終了です。
無理して東京体育館まで行って良かったです。

帰路は、バレーボールのワールドカップ、男子日本vs,イタリア戦を聴きながら帰ってきました。
0-3で日本は完敗、広島シリーズは3勝2敗。これで、今大会での日本がリオ五輪出場権獲得は難しくなりました。

9時に帰宅。夕食を摂り、ノンビリと過ごしたスポーツ三昧でした。
<了>

[結果]
関東大学アイスホッケーリーグDiv.Ⅴ
東京理科 14-0 拓殖(5-0、4-0、5-0)

サッカーJFLセカンドステージ
横河武蔵野FC 2-0 FC岡崎マルヤス(前半0-0)

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小野哲史

白髭さん、今大会ではいろいろお世話になりました!
私も久しぶりにいろいろお話できて楽しかったです。今度はお時間があるとき、ぜひ飲みながらスポーツ話を聞かせてください。
by 小野哲史 (2015-09-15 08:50) 

スポーツ三昧

小野様、コメントありがとうございます。
こちらこそ久しぶりに小野様と取材ができて楽しかったです。ぜひ、今度アフターファンクションしましょう。よろしくお願いします。
by スポーツ三昧 (2015-09-15 11:03) 

6点目を決めた人の知り合い

村上“舜”太(石巻2) です。よろしくお願いします。
by 6点目を決めた人の知り合い (2023-11-24 22:33) 

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