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サッカー皇后杯関東大会決勝とアイスホッケー関東大学リーグ2試合を取材。

9月最後の週末、台風24号接近中です。

朝から雨模様でしたが、9時過ぎに雨が上がっていたので早めに家を出て西が丘に向かいます。
目的地は、味の素フィールド西が丘ではなく、その先の北区赤羽スポーツの森球戯場。
25日のブログで書いた通り、皇后杯関東地区予選最終日を取材します。

第1試合は、3位決定戦かと思っていたのですが、これが勘違い。皇后杯には関東地区から7チーム出場できるそうで、7-8位決定戦が行われていたのです。
フェンスに慶応義塾大学ソッカー部の旗が掲げられていたので、なんと慶応ソッカー部が試合をしているのを知りました。すでにキックオフ10分すぎ。右のサイドバックは、昨年の台北ユニバーシアードでインタビューした工藤真子選手でした。7月の早慶戦以来の彼女の雄姿。
相手は、帝京平成大学。元日本女子代表の矢野喬子氏が監督を務めているチームです。
ほぼ、帝京平成が主導権を握っていた試合でしたが、慶應も健闘しました。
しかし、後半10分すぎ、コーナーキックからヘディングシュートを決められ1失点で惜敗。試合後のあいさつで一人タッチライン付近で立ちすくむ工藤選手の姿が印象的でした。彼女は日テレ・メニーナでプレーしていたので、敗戦はなかなか受け入れられないのでしょう。

第2試合は決勝戦。すでに両チームとも本大会出場を決めていますが、やhり関東地区大会という限り優勝チームを決めたほうが良いのでしょう。それに本大会のシード権みたいなものを決める必要なのでしょう。
早稲田大学ア式蹴球部は、全国インカレ3連覇を果たした後、松原有沙主将、中村みずき、平國瑞希の中盤の柱3人とDFの要・奥川千沙を含む6名の主力が学窓を去りました。大学スポーツの宿命ですが、その穴が完全に埋まっていない状態で、新年度から関東女子リーグ、関東大学女子リーグに望み、ここまで14戦11勝2分け1敗の成績を残しています。その1敗は、今日戦う日テレ・メニーナです。それも内容は完敗の1-3。すでに今季も関東女子10連覇を果たしていますが、ここは同じチームに連敗を喫することは出来ません。
早稲田大学ア式蹴球部女子のスターティングラインアップは、GK木付(日ノ本学園4)。DF渡部(日ノ本学園3)、小林(JEF千葉U-18・3)、源関(ちふれASエルフェン埼玉3)、中田(日ノ本学園3)。MF村上(十文字2)、柳澤(浦和ユース4)のダブルボランチ、右翼が冨田(作陽2)、左翼が熊谷(十文字4)、トップ下が安部(聖和学園4)。FW河野(藤枝順心4)。4:2;3;1の布陣です。(カッコ内)はユース年代の所属先。数字は学年。
木付、熊谷、河野の3人が昨年の台北ユニバーシアードの日本代表選手です。
対する日テレ・メニーナの先発は、GK野田(パディFC)。DF柏村(FC中原)、船木(東八王子フットボールクラブ)、後藤(ALTEえいあんじFC)、安積(富士見ヶ丘州球団)。MF大山(ヴェルディジュニア)、菅野(青梅新町フットボールクラブ)のダブルボランチ、右翼が岩崎(芝南SC、左翼が伊藤(関町サッカークラブ)、トップ下が土方(新庄片山FC少年団)。FW山本(AIRO FCパーシモン)。4:2:3:1の布陣です。
小雨降る中、午後1時30分、早稲田のキックオフで試合開始。

開始早々、メニーナがコーナーキックからヘディングシュート。早稲田GK木付がキャッチ。
早稲田もすぐ反撃。メニーナに激しいプレッシャーを掛け、前回の敗戦時のようにメニーナにボールポゼッションを許しません。
12分、左中間でフリーになった柳沢が得意のミドルシュート。これがメニーナGK柏村の手の届かない所に飛んでゴールイン。早稲田が先制します。
18分、今度はメニーナの大山がバイタルエリアからシュートを放ちますが、早稲田GK
木付がキャッチします。
37分、メニーナは土方が右サイドから左の菅野にパス。菅野がシュートしますが、早稲田GK木付がキャッチ。メニーナ、なかなか木付の堅陣は破れません。
40分、早稲田の柳澤が左サイドの中谷スルーパス。中田はドリブルで中に切れ込んでシュートしますがメニーナGK野田がキャッチ。ともにアタッキングサードまでは攻め込むのですがシュートが決まりません。
アディショナルタイム15秒、前半が終了します。

後半も両チーム同じイレブンでスタートします。
8分、ペナルティエリア近く(わたしはPKかと思いました)でメニーナがFKを得ました。早稲田は4人で壁を作ったのですが、その間をすり抜けたシュートが早稲田ゴール隅に飛びましたが、木付がセーブ、コーナーキックに逃れて事なきを得ます。
その直後のCK。メニーナのヘディングシュートは木付のセーブできない位置に飛びましたがDF渡部がヘディングで弾き出しました。この日、早稲田最大のピンチでした。
メニーナの古川将大監督が先に動きます。15分、DF柏村を野原(ベルナールFCz9に交代。
22分には早稲田の川上喜郎監督も動きます。MF安部に替えて桝田(ちふれASエルフェン埼玉1)をピッチに送ります。
26分、早稲田は中盤に下がっていた河野が左の柳澤にパス、すると柳澤が再びミドルシュート。メニーナGK野田が辛うじてパンチングで逃れます。
メニーナはMF岩崎を菊池(パディFC)に交代。
直後の28分、早稲田が決勝点を挙げました。「必ず1試合に1ゴール」を目標にする河野が左から中田が挙げたアーリークロスをヘディングシュート。2-0とリードを広げます。
30分に早稲田は熊谷がシュートしますが、これは左に外れます。
32分、メニーナは3枚目の交代カードを切りました。FW山本に替え樋坂(上北沢サッカークラブ)をピッチに送ります。
35分、早稲田もMF富田を蔵田(十文字1)に交代。
そのままタイムアップ(この試合は40分ハーフで実施された)を迎えるかと思われたのですが、さすがメニーナ。完封はされませんでした。
39分、土方が右サイドをドリブルで突破。早稲田DFの対応が遅れて後方から倒してしまいました。このPKを菅野が決め一矢を報いました。
アディショナルタイム2分14秒、タイムアップを迎えました。
これで早稲田とメニーナの対戦は今季1勝1敗。もう1試合、12月3日にメニーナのホームで対戦が残っています。その試合が両チームの雌雄を決する試合になります。

しかし、この両チーム。個人のポテンシャルはかなり高かった。前の7位決定戦と比べると、キックの正確さ、トラップの見事な事、個人もチームも戦術が高度。その差がはっきりしました。あまり決勝戦の前に7位決定戦が実施されることは少ないので、余計にその差を感じました。とくにメニーナは、年齢のハンディを感じさせない試合でした。

雨の中、一度帰宅。身体がびしょぬれ。着替えないと、とてもアイスホッケーを取材できる状態ではありませんでした。凍え死んでしまいます。

関東大学アイスホッケーリーグ戦第3試合は、Div.ⅠAの東洋vs.明治戦です。

続く

[結果]
皇后杯サッカー関東地区予選
7位決定戦
帝京平成大学 1-0 慶応義塾大学ソッカー部(前半0-0)
決勝戦
早稲田大学ア式蹴球部女子 2-1 日テレ…メニーナ(前半1-0)

関東大学アイスホッケーリーグDiv.ⅠA
東洋 0-4 明治(0-1,0-1、0-2)
早稲田 3-1 中央(0-1、1-0、2-0)

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