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映画「蹴る」をメディア向け先行上映会で鑑賞する。

2月も押し詰まりました。

午後3時45分に自転車で田無にある西東京市役所まで用事で行き、その足で東伏見へ。
都心まで電車で向かいます。

JFAハウスのヴァーチャルスタジアムで行われた電動車椅子サッカードキュメンタリー映画「蹴る」バリアフリー先行上映会に参加しました。
会場では、電動車椅子サッカーの体験会も催されたようです。
参加者受付まで時間があったので、3階の記者室で資料集め。昨日行われた「デンソーカップ」の記者会見資料、今季の日本フットボールリーグ(Jリーグの下部組織全国リーグ)の報道資料(全チームの登録選手表、日程表など)をゲットしました。

午後6時30分から関係者の舞台挨拶がありました。中村和彦監督、北沢豪JIFF会長、映画で主役を務めた永岡真理選手が挨拶しました。それに続き映画が約1時間30分上映されました。

無いようについては、ネタバレになりますので詳しくはここでは書きません。
ただ電動車椅子サッカーというものを初めて見ましたが、かなり激しいスポーツです。
映画が始まっていきなり主演の永岡選手が脳震盪を起こし退場、救急車で搬送されるシーンが現れます。
映画では2011年から2017年アメリカで開催されたワールドカップを扱ったドキュメント。
中村監督は、あれもこれもとテーマ、人物を絞り込めず、盛りだくさんの内容にしてしまいました。それが映画の印象を散漫なものにしてしまいました。
やはり、テーマを絞りこんで、捨てる部分を多くしないとだめですね。それが残念。

日本の電動車椅子サッカーは、筋ジストロフィーの選手が多い。どちらかといえば、電動車椅子サッカーのスポーツはできない人がやっています。中には、人工呼吸器をつけている人もいる。痰が喉に詰まって急死した代表候補も紹介されていましたが、ワールドカップの開催国アメリカに行くのも命がけの選手もいました。
それに比べワールドカップ優勝国のフランスや準優勝国アメリカ(日本を9-0で破った)は、電動車椅子のお世話にならなか打ても十分生活できる人が多い。それだけハンディがあるわけです。
「あんな選手とはサッカーできないよ。俺、もう辞める」といっていた日本選手が印象的でした。
主役の永岡選手も女子選手として史上初の代表になった選手でしたが、大会直前の合宿で代表落ち。キーちゃんがフランス・ワールドカップ直前に代表から落とされた話を永岡選手にするのも印象に残りました。

途中、15分ほどトラブルで映画が途切れましたが、なかなか興味深い映画。心臓の冠動脈が詰まったくらいで泣き言を言っている自分がなさけなくなりました。
電動車椅子サッカーの選手が「命がけ」でプレーをしているのが良く分かりました。

この映画は、3月23日からポレポレ東中野を川気鋭に全国でロードショーが行われる予定です。サッカー関係者、サッカー愛好家の方には、ぜひ見ていただきたい作品です。

10時30分、小雨の中帰宅。
遅い夕食を摂り、床に就いたスポーツ三昧でした。
<了>


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