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アイスホッケー関東大学リーグDiv.Ⅳ東京都市vs.東京理科戦を取材。

東京地方、今日で雨が7日連続で降るぐずついたお天気。

雨がわたしを眠らせる。

気温も10度までいかず、午前中はベッドでグズグズしていました。

午後はTVerで見逃したTVドラマを見たり、ネットサーフィンをしたり。
自宅で時間を潰す。

夜は、JOAのオリンピックコロキウムも開催されていたのですが、東大和スケートセンターで関東大学アイスホッケーリーグ戦Div.Ⅳの最終戦、東京都市vs.東京理科戦があったので、クリスマスの頃と同じ厳冬でしたが、東大和まで行ってみることにしました。

今年度のDiv.Ⅳは好試合が多く激戦でした。すでに1試合を残し東京理科が5戦全勝で優勝をきめており、来季はDiv.Ⅲに自動昇格です。
今日対戦するランク最上位の東京都市は2勝1分け2敗の勝点7で今日勝てば勝点を10まで伸ばし、勝点9で全日程を終えている東京学芸、武蔵を上回って3位となります。Div.Ⅲ7位の東京医科と入れ替え戦を戦うのは勝点12で2位を決めている成城です。東京都市は、順天堂に引き分けており、そこで勝点2を失ったのが痛かったですね。
東京理科は一時部員数不足と、長年チームを率いられていた長谷川利和総監督が体調を崩されていたこともあり不振を極めていましたが、ようやく部員数も増えて上向きになってきました。今年は全勝優勝のチャンス。お互い負けられないDiv.Ⅳの掉尾を飾る大一番になりました。これを見逃す手はありません。

21時15分、東大和スケートセンターに到着。いつものようにリンクに向かって左側の観客席に座ります。今日は東京理科の応援席、今年度リーグ最終戦という事で観客も多く、立ち見も出る盛況です。お元気になられた長谷川総監督も開始直前にいらっしゃいました。
ランク29位、オールメンバー17人の東京都市の先発は、GK加茂田(熊本北4)。DF茂木(國學院4)、山本(雪谷4)。FW栗田(三田国際学園2)、秋草(東京3)、原田(海老名4)。
対するランク30位、オールメンバー20人の東京理科のスタメンは、GK志賀(東京学芸大付4)。DF中村(大濠3)、久保井(文京4)。FW高橋(国際基督教大付4)、伊藤(札幌旭丘2)、古川(釧路湖陵1)。
21時40分、フェースオフで試合開始。
今季、東大和にDiv.Ⅳを取材に来ると1点差の好試合が続いています。今宵はどうなのか? 期待に胸を膨らませました。
開始早々は一進一退の展開。両陣営をパックが行きかう展開。
7分8秒、東京理科の風間(相模原中等教育3)がノーアシストでゴール、東京理科が先制します。
8分53秒、東京理科の久保井がホールディングの反則で2分間退場。1点を追う東京都市はパワープレーのチャンスでしたが、これは生かせず。
逆に11分9秒に東京都市の栗田がフッキングの反則で2分間退場。東京理科、追加点のチャンスになりますが、このパワープレーもゴールにはつながらず、第1ピリオッドは0-1で終了します。シュート数は6-9と東京理科がリードしました。

5分間の整氷無しインターバルを挟んで第2ピリオッド開始。
同点に追いつきたい東京都市でしたが、東京理科は試合を優勢に進めます。
4分48秒、東京理科は伊藤のアシストでフレッシュマン古川がゴール。リードを広げ完全に試合の主導権を握ります。
5分2秒、東京理科は町田(日大二4)がスラッシングの反則で2分間退場。東京都市は反撃のチャンスでしたが、これも生かせません。
12分24秒、東京都市の水野(泉1)もスラッシングの反則でペナルティーボックスへ。東京理科はパワープレーのチャンスでしたが、リスクを賭けず時間の経過を待ちました。
このまま第2ピリオッドは終了。シュート数は9-9と互角。東京都市は最終ピリオッドに逆転の望みを賭けます。

12分間の整氷インターバルの後、第3ピッリオドオ開始。
次の1点が勝負の明暗を分けることは明らか。
2点を追う東京都市の反撃に期待しましたが、その東京都市の守りの集中力が上がる前に東京理科が速攻します。
43秒、古川のパスを受けた伊藤がゴール。東京理科がセーフティーリードの3点目をゲットします。
1点差の好ゲームを期待していたスポーツ三昧。ちょっと意外な感じもしましたが、ここからが面白かった。
3分ちょうど、東京都市の原田がチャージングの反則で2分間退場。3点差で負けている東京都市がショートハンドになり、正直なところ「これで試合終了だな」と思いました。
ところが、とどめを刺そうと前がかりになった東京理科に対し、東京都市がカウンターアタック。五十川(東京都市大付2)がカウンターアタックで盛り込みシュート。遅ればせながら反撃の狼煙を上げました。
試合の流れが変わるかと思われた4分44秒、東京理科はパワープレーを利して、中村のパスを受けた古川が今日初のパワーゴールを決めて1-4。勝負あったかと思われました。
ところが東京都市は試合を諦めてはいませんでした。
7分19秒、東京理科の神谷(東京電気大4)がインターフェアランスの反則で、7分42秒には風間がトリッピングの反則で2分間退場。2人がペナルティーボックスに入り5 on 3の大ピンチ。
9分19秒、東京理科の神谷がペナルティーボックスから出た瞬間に東京都市は、山本、茂木のダブルアシストで坂下(佼成学園4)がゴール、4-2とします。しかし、この1点でt号京都市のパワープレーは解消します。
試合のムードは、東京理科の反撃モードに入っていましたが、10 分28秒に東京都市の水野がインターフェアランスの反則で2分間退場。反撃ムードに水を差します。
しかし、東京都市は勝負を諦めません。13分9秒、タイムアウトを取り最後の反撃を試みます。
14分3秒、東京都市は五十川がノーアシストでゴール、3-4と1点差に追いすがります。
14分22秒、東京都市はGK加茂田を氷上から上げて乾坤一擲の6人攻撃を仕掛けます。が、薬石効なし、午後11時9分、タイムアップのブザーが鳴りました。
総シュート数は27-27。やはり今宵も1点差の勝負になりました。

これでDiv.Ⅳは全日程を終了。優勝は東京理科、準優勝は成城。以下、東京学芸、武蔵、東京都市、順天堂、獨協の順位です。不参加の帝京がDiv.Ⅴに自動降格します。表彰式は12月1日(日)午後7時30分からDyDoアイスアリーナで行われます。
それにしても東京理科の全勝優勝は見事でした。廃部寸前まで行っていた部を再建した4年生12人は学窓を去りますが、今日の試合で2ゴール、1アシストを決めた古川ら若いプレーヤーが後を継いでいくことでしょう。古川は、かつてのエース関田冬人いらいの逸材です。来シーズンの活躍も楽しみです。

23時13分の電車で帰宅。滅茶苦茶に寒い。
遅めの夕食を摂り、早目に床に就いたスポーツ三昧でした。
<了>

[結果]
東京都市 3-4 東京理科(0-1)、0-1、3-2)

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