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広島原爆忌の日、早朝から札幌で男子50km競歩が始まる。

昨日から始まった札幌シリーズ、今日は男子50km競歩と女子20km競歩が行われます。
暑さを考慮して、男子は早朝5時30分スタート。
それでも、日本人選手にメダルの期待がかかっているので、テレビ放送がありました。ありがたい。
2019ドーハ世界陸上で、日本の鈴木雄介がブッチギリの優勝で日本の競歩界は一気に世界のリーダーになりました。20kmも昨日3位になった山西が世界チャンピオンになっています。
ところが、鈴木がコンディション不良でドーハ陸上で得た東京オリンピックの出場権を放棄してしまいました。
残された日本3選手の方に重くプレッシャーがかかっていました。

早朝といえども、50kmは長丁場、過酷です(次回からは35kmで実施されるとのこと)。時間が経つにつれ気温は上がり日差しは強く買っていく。
昨日の20kmでも中国とインドの選手が飛び出してみましたが、実績のない選手で集団から有力選手は誰も追わず、
「そのうち、落ちてくるだろう」と有力選手は集団を崩しませんでした。15kmすぎに日本の選手を含め4人となり、勝負が決まったのは残り3km、イタリアのスタノがスパートをかけて勝負に出ました。
今日の50kmも同じような展開。最初は集団で行き、40kmすぎに勝負処がくるだろうと、有力選手は集団から動きませんでした。

さて、午前8時15分。私はNHK総合に一時チャンネル変更。広島平和式典を見ながら黙祷を捧げます。東京の組織委員会もIOCに働きかけて、一時競技を休止して大会全体で黙祷はできなかったのだろうか?  オリンピックって平和運動の祭典ですよね。それくらいの知恵は絞れよ。橋本さん。

そんな中、30km手前でポーランドのトマラという無名の選手が集団を飛び出て抜け出します。それほど実績がない選手なので、集団は無視しました。
2kmを25周するレースです。離れても何度もすれ違います。トラマの歩く様子はわかろうというものですが、誰も追いかけず。トラマは、よほど準備が良かったのか、調子が良かったのか。全くペースを落とさず残り20kmを歩ききってしまいました。記録は3時間50分8秒。
2位はヒルベルト(ドイツ)首位から36秒差。
3位はカナダのダーフィー、トップから51錨差。
日本の川野将虎の6位。首位との差は1分48秒差。メダルも期待されていただけにがっかりです。
勝木は30位、丸尾は32位でした。

卓球男子3位決定戦も早い時間から始まりました。
ドイツに一敗血に塗れた日本男子。韓国と戦います。
オーダーは元に戻して、まず水谷・丹羽のダブルス。第1ゲームを11-9と競り勝ちますが第2ゲームを8-11で落とし苦しい展開に。が、第3ゲームを15-13でとって流れをつかみ、第4ゲームは11-5で勝ちきりました。
第2試合のエース対決。日本の張本は、チャン・ウジンに苦戦しながら11-7、8-11、12-10、11-8で辛勝。2勝目を上げます。
第3試合は、丹羽vs.チョン・ヨンシク。3-11、8-11、7-11とストレート負け。これで2-1になりました。
第4試合は水谷vs.チャン・ウジン。14-12、11-9、11-8と苦戦しましたが、なんとか勝ち、銅メダルを獲得しました。

バスケットボール女子の準決勝、日本vs.フランスは、リーでシングガードの町田瑠唯が絶好調。アシスト18とういうオリンピック女子バスケの新記録を作り、3点シュートも決まって87-71と危なげなく勝ちました。これで初の決勝進出。相手はオリンピック6連覇54連勝中のアメリカです。

その他、日本選手はレスリング女子で向田真優、空手男子形(「空手形」と書くとなんかおかしい)の喜友名諒が金、スポーツクライミング女子の野中生萌が銀、野口啓代が銅を獲得。今日も日本チームは好調でした。

続く

続く
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みねお

おはようございます。
2020東京オリンピックが終わりました。限られた人生の中で、2度も東京オリンピックを見ることになるとは、まさにお互い奇跡としか言いようがありませんね。
しかも、今大会、日本は金メダル27個をはじめ獲得メダル数は58個。種目数が増えているとはいえ、史上最多のメダル数は立派なものです。
しかし、私にとってはこの大会は限りなく幻影に近いものとしか受け止められないのです。実感がない。実体がない。もっと言えば実在感がない大会であったとしか思えません。私にとっては、テレビ画面の向こう側で展開されている仮想空間の出来事としか思えません。選手たちの喜びも涙も・・悲しいことに実体というか実在感が無いんです。
パンデミック下のコロナの爆発的感染者の拡大、そして無観客での五輪開催、都内では国立競技場に近づく事さえできない厳戒警備。そして今夏のすさまじい猛暑。
日本のメダルラッシュは祝福すべき慶賀ではあるものの、来日した諸外国の選手たちは全ての行動が厳しく制限され、「温暖な」開催地であったはずの東京の猛烈な暑さの中で、これほどストレスフルな大会はなかったのではないかと思います。
オリンピックが本来果たさねばならない友好・親善。それは今回日本の文化を諸外国の人々に理解をして頂くものであったはずです。
おためごかしのような閉会式の演出で日本文化を紹介しても・・。なんか開会式は退屈で、閉会式は軽かったですね・・。
そんな果たすべき意義もなく、ただただ「ニッポン最多メダル獲得万歳」ではあまりにも寂しすぎるのではないでしょうか。
諸外国の選手たちが受けた強いディスアドバンテージは、開催国の国民として深く理解しておくべきことではないかと思います。
NHKは嵐を使い倒し(笑)、これでもかと「感動」「勇気」「元気」「感謝」の押し売りをしていました。こうしたことに違和感を感じるのは私だけでしょうか。テニスの大坂さん、女子1万㍍の新谷さん、男子100㍍×4リレーの各選手へのお涙頂戴の残酷なインタビューは、アスリートへの尊厳を無視した見ていて実に不快なものでした。
彼ら、彼女たちに「申し訳ない・・」と言わせたいのでしょうか。
日の丸、ニッポンのために彼ら、彼女たちは競技に打ち込んでいるわけではないことを毎回指摘しなければいけないのは情けないことです。
色々あったオリンピックですが、ヨーロッパ各国の代表選手も格段にアフリカからの移民選手が増えました。こうした実態を見ると、もはや国別対抗ではなく、ボーダーレスな個人対抗、クラブ対抗こそ五輪本来の理念に相応しいのではないかと思います。
開会式、閉会式に流れた「ladies&gentleman」のアナウンスは次回パリ大会では絶対に流してほしくないものであることをIOCに強く求めたいと思います。
先生のレポートはまだ閉会式まで至っておらず、私が勝手に総括したような感じになってしまいましたがお許しください。
お会いしてじっくりお話しできることを楽しみにしております。


by みねお (2021-08-09 11:57) 

みねお

追伸
今夜、IOCが、菅首相と小池都知事にオリンピックオーダー金章を授与するという発表がありました。狂気です。安倍晋三氏も金章を受章しています。しかし、ご承知の通り、過去本当の意味でのオリンピック功労者は全て銀章です。あの田畑政治さんも銀です。
今回の授与は「例外的」だとバッハが言っているようですが、政治家だけに金を与えるというのはIOCが自らオリンピックの政治利用を促しているようなものです。
「例外」と称してこうしたことを続けていくのはオリンピックの理念を自ら壊していく行為だと思います。
本当に情けない。言語道断です。
by みねお (2021-08-09 23:37) 

スポーツ三昧

みねお様、コメントありがとうございます。
みねお様が、私の書きたいことを皆書いてしまわれたので、どうしようかと困っております。
なんか、終幕に向かって日本選手の頑張りは評価できるのですが、オリンピック自体がつまらなく、この暑さにすっかり執筆意欲をなくしています。
「東日本復興オリンピック」は何処に行ったのか? 巨額の設備投資は首都圏に集中、閉会式でも「花は咲く」のメロディすら聞こえない。外国選手に少しだけ受けたのが「東京音頭」ではね。何も発信していませんでした。
なんか、選手、関係者の内輪の人だけの自己満足で終わってしまった大会でしたね。
8月6日は、大会全体で黙祷ぐらいやってほしかった。
オリンピックオーダー金賞は、東ドイツの独裁者ホーネッカーも受賞しているいわくつきの賞です。菅さんも小池さんも「これは日本国民に贈られたもの」「都民に贈られたもの」くらいのコメントを出せんのか?
バッハも銀座で散歩して蜜を作ったとか。最後の最後までやってくれるわ。
パラリンピックの終わる頃には新規感染者が1万人ですよ。
そして菅さんの支持率は20%代になるでしょう。
テレ朝のオリンピック放送関係者が閉会式後に朝まで宴会開いて、そのうち1人がビルから落下して足を骨折ととか。がっかりです。
私は、感染爆発の東京都を離れて、しばらく名古屋に疎開してテレビで高校野球を満喫しています。
ではまた。
by スポーツ三昧 (2021-08-10 16:27) 

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