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JFA第4回レフェリングブリーフィングと第20回サッカー女子早慶定期戦をネットで取材。

台風が近づいてきています。
そのせいか、9月末というのに蒸し暑い名古屋地方です。

今日も午前中は暇を持て余しておりました。
ネットサーフィンに励む毎日。

午後1時から、Zoomで日本サッカー協会審判位委員会のレフェリー・メディアブリーフィングがあったので、Zoomで参加しました。2か月に1回ほど、審判委員会が判定で問題があった場面をVTRを使ってメディアに解説してくれるイベントです。今日も50人弱が参加しました。
黛俊行審判委員長から挨拶。扇谷健司福井委員長が中心にプレーを解説してくれました。

まず、横浜F・マリノスvs.仙台戦で起こった、VARの故障についての説明。VAR室に不具合が発生。機能しなくなってしまった場面。いち早く、レフェリーに故障が伝えられ、両チームの選手と関係者には事故の件が伝わったのですが、電光掲示板では場内に伝えられなかったそうです。不具合は数分で復旧したのですが、VARが復活した際には電光掲示板で場内に伝えられ,再びVARが機能したそうです。

あと、問題になっていたのは、レフェリーの反則見逃しをVARでどこまでフォローするかという話です。これは難しい問題です。あくまでもサッカーはレフェリーの判定を重視する(ピッチonジャッジ)もので雨が、得点場面、PKに関すること、オフサイドに関すること、選手の間違いに対するフォロー、以上4点がVARの仕事なんですが、正しい判定を下すことが一番大きいことなので、審判が見落としたことを、どこまでフォローするのか?
その点で、VARの審判たちとレフェリーのやり取り(普段の試合では聞けない会話)が、大きな声で、また頻繁に行われていることにびっくりします。まるでテレビゲームを見ているようでもあります。
また、技術的な問題で日本のVARでは「オフサイド」の判定はピッチの上に仮想のラインを引く「2D」。UEFAなどは「3D」で行っているそうです。日本もいずれは3D(立体)にしなければならないと思いますが、どうなのでしょうか。
7つの具体的な場面が示され、解説がなされました。
その後、質疑応答があってブリーフィングは1時間30分ほどで終了しました。

Jリーグのクラビライセンスの記者発表は、プレスリリースが流されて終了しました。

午後5時からは、日吉の慶応義塾大学下田グラウンドで開催された第20回サッカー早慶女子定期戦をYouTubeで観戦取材しました。4時40分から開会式も放送されたし、いつもなら試合風景を垂れ流しにするだけの放送が、今日はメンバーまでしっかり伝えてくれました。ここまでやってくれれば、取材の体をなします。

慶応義塾大学体育会ソッカー部女子のスターティングラインアップは、GK野田(十文字2)。DF深澤(千葉東2)、福岡(横須賀シーガルス2)、藤田(慶応女子4)、中井(岡山作陽4)。MF高橋(常盤木学園3)、高月(村田女子4)、秦野(藤枝順心3)、大橋(慶応女子4)、田中(Wayzata High School 3)。FW及川(常盤木学園2)。4:5:1の布陣です。(カッコ内)は全所属先、数字は学年。総合政策部の学生さんが多いっですが、商学部、法学部生など総合大学の運動部というバランスの良さが感じられます。
対する早稲田大学ア式蹴球部女子のスタメンは、GK石田(大阪学芸1)。DF加藤(アンジュビオレ広島4)、田頭(十文字1)、夏目(聖和学園2)、船木(日テレ・メニーナ3)。MFブラフ・シャーン(スフィーダ世田谷FCユース3)、築地(ノジマステラ神奈川相模原1)、白井(常葉学園橘1)。FW高橋(日ノ本学園3)、廣澤(ノジマステラ神奈川相模原3)、黒柳(聖和学園4)。4:3:3の布陣です。高橋以外はスポーツ科学部の学生さんで「私学の雄」を標榜する早稲田にしては学部に偏りがある選手構成です。
午後5時、早稲田ア女のキックオフで試合開始。

この試合、関東女子大学リーグの試合も兼ねています。同リーグは2回戦総当たりで行われているのですが、最初の対戦は早稲田ア女子が8-0で買っています。これまで慶応ソ女は、史上早稲田ア女に公式戦で引き分けはありますが、勝ったことはありません。j今日もボコボコにやられるかと思っていたのですが、さすがに定期戦ともなると気合が入るようで慶応ソ女の健闘が目立ちました。
早稲田ア女は、バランスよくDFラインから上手くボールポゼッションして慶応ゴールに迫りますが、慶応ソ女も懸命の防御。なかなか得点を言えうしません。
ようやく16分、築地のパスを受けた白井が右45度遠目から慶応ソ女のマークが甘くなった隙をつきロングシュート。GK野田の頭上を破り先制します。
22分、飲水タイム。
29分、ほとんどの時間攻撃している早稲田ア女に心の隙ができました。中央のスルーパスが通り、慶応ソ女の田中がフリーでゴール正面からシュート。完全に1点ものでしたが、シュートはクロスバーの上を越えて行ってしまいました。こういうシュートを決めなければ慶応ソ女には勝機はありません。
艶支所なるタイム1分7秒、ハーフタイムを迎えます。

後半に入っても、なかなか早稲田ア女はチャンスを生かせません。
慶応ソ女は、守りでの健闘はありましたが、なかなかワントップの及川にボールが収まりません。もし、及川がボールをキープすることができれば、慶応ソ女の攻撃の押し上げができたのですが、ただ前にクリアしているだけではチャンスは作れ前ん。また、及川は守備でも淡白で、もう少し追回しができていれば、早稲田ア女の攻撃も余裕が生まれなかったと思います。こうした一人ひとりの頑張りが重要です。
25分、後半の飲水タイムに。
早稲田ア女の福田監督は、膠着したチーム状況を見て、高橋を笠原(横須賀シーガルスJOY2)に、廣澤を三谷(十文字2)に、築地を關(大阪教育大付池田4)に。DFも加藤を木南(ちふれASエルフェン埼玉マリ1)に、船木を浦部(スフィーダ世田谷2)に交代。
対する慶應義塾ソ女もDF深澤を大井(慶応女子1)に交代しました。

トド目を刺したい早稲田ア女。ようやく38分にショートコーナーを起点に三谷が遠目からシュート。物の見事に慶応ソ女ゴールに吸い込まれていきました。0-2。
44分には早稲田ア女の三谷が黒柳に通したパスを、慶応ソ女DFが黒柳を押し倒しPK。黒柳自身がPKを決めて0-3。勝負ありました。
後半のアディショナルタイムは3分55秒。最後は早稲田が快勝した試合でした。
MVPには、攻守に活躍した早稲田ア女のMFブラフ・シェーンが選ばれました。

久しぶりに見た大学女子サッカー。なかなかの好試合で楽しめました。

今日の東京都の新規感染者は、267人。愛知県は155人。大阪府は388人でした。

そんなスポーツ三昧でした。
<了>

{結果]
慶応義塾大学体育会ソッカー部 0-3 早稲田大学ア式蹴球部(前半0-1)

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