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サッカーJリーグ第12節、FC東京vs.清水エスパルス戦を取材。

今日も空気はヒンヤリ。日向に出ないと上着が手放せない1日でした。

お昼過ぎに出発。自転車で味の素スタジアム向かいます。

今日はJリーグの誕生日。1993年5月15日。国立競技場でヴェルディ川崎vs.横浜マリノスの開幕戦がおこなわれた日です。きょうで17歳になりました。

ワールドカップ中断前の最終節。
ここまで暫定トップ、小野伸二が累積警告での出場停止の試合のみしか敗れていない清水エスパルスが今日のFC東京の相手です。清水は昨年もトップだったのに連敗で急降下した記憶があります。なんとしても連敗はさけたいところ。今季FC東京もホームで勝てず、ここは勝って後半戦に繋げたい展開です。

FC東京のスターティングラインアップは、GK権田(FC東洋U-18)。DF長友(東福岡)、森重(広島皆実)、今野(東北)、キム・ヨングン(韓国)。MF徳永(国見)、梶山(FC東京U-18)のダブルボランチ、石川(横浜FMユース)、羽生(八千代)のオフェンシブ。FW平山(国見)、重松(FC東京u-18)。中盤ボックスの4:4:2の布陣です。
対する清水エスパルスの先発は、GK西部(帝京第三)。DF辻尾(初芝橋本)、平岡(清水商)、ボスナー(オーストラリア)、児玉(ガンバ大阪ユース)。MF本田(桐光学園)のボランチ、右翼が小野(清水商)、左翼が兵働(八千代)。FW右が岡崎(滝川第二)、左が藤本(桐光学園)、トップがヨンセン(ノルウェー)。4:1:2:3の布陣です。普段は左の岡崎を右に配してFC東京の今野と藤本をマッチアップしました。(括弧内)はユース年代の所属先。外国籍選手は国名。

開始早々からFC東京がポゼッションを上げ優位に試合を進めます。が、ペナルティーエリアまで良い形を作れるのにフィニッシュが駄目パターン。とくに平山がシュートまでいくものの決めきれません。清水は岡崎が突貫小僧ぶりを発揮、守りで良い所をみせます。
右サイドで岡崎が得たフリーキック、小野がふわりとゴール前に上げて中央に平岡が飛び込んでヘディングシュート。26分に清水が先制します。
43分、FC東京は石川のコーナーキックを今野がドンピシャのタイミングでヘディングシュート、右に外れます。
前半は圧倒的に押しながらFC東京は1点のアヘッドを負って終了します。シュート数は6-5、アデショナルタイム2分5秒で終了です。

後半も同様の展開。先に動いたのはFC東京の城福監督(徳島城北)。7分、FW重松をリカルジーニョ(ブラジル)に交替。重松は先発で使うよりも途中交替で出場させたほうが良いようです。
リカルジーニョを左サイドに入れた途端、FC東京の流れが良くなります。
12分には長谷川監督(清水東)が動きます。MF小野を山本(清水ユース)に交替。
その2分後、FC東京はMF羽生を赤嶺(鹿児島実)に交替。平山をトップ下に下げ、赤嶺をFWに上げました。
21分、FC東京は左サイドのリカルジーニョが絶好のクロス、赤嶺がヘディングシュートを右に外します。
チャンスの後にはピンチあり。清水が攻め込み、バイタルエリアで岡崎がファールを受け転倒。このフリーキックを藤本がシュート。直接ゴール、0-2。
FC東京は、圧倒的に押しながらデススパイラルに巻き込まれたような状態。もう、後が無くなります。28分、右サイドのキーマンMF石川を松下に交替。松下を左サイドバックに入れ、キムをセンターバックに。今野をボランチに上げ、徳永を右サイドバックに、長友をMF右翼に上げます。またまた、スクランブルです(どうせなら試合頭から出来ないもんですかね。その方が積極的でいいのに)。
39分、キムが攻め上がってバイタルエリアからミドルシュート。このシュートは清水GK西部がセーブしますが、これで流れが変わりました。
直後、清水はMF藤本をDF太田(麻布大淵野辺)に交替。前線からの追廻し役に入れます。
コーナーキック。
松下が蹴ったCKを清水GK西部がパンチング、そのボールが長友の前に。清水DFのカバーが遅れる所を長友が右足ボレーを一閃、シュートは見事に清水ゴールに吸い込まれていきました。
残り5分、同点を信じて疑わないFC東京イレブン、もうイケイケです。
42分、敵陣でボールをスチールした長友が右サイドの赤嶺へ。赤嶺がクロス、清水DFがクリアしますが、またFC東京の松下の前に。松下が思い切ってシュートするとGK西部の右足横をすり抜けて行きました。ゴ〜ル!!! FC東京、土壇場で同点に追いつきました(相変わらず勝負所がが遅すぎます。そしてDF登録選手が2ゴール。前の選手は何やっとるの?)。
ロスタイム46分、長谷川監督は3枚目のカードを切ります。FWヨンセンを永井(三菱養和)に交替しますが、これまた時間稼ぎ?
49分+、松下のコーナーキックを赤嶺がヘディングシュート。これも逆転シュートになってもおかしくないシュートですが、今季の赤嶺まったく不調。左にはずしました。
これを見て、東城穣レフェリーがタイムアップの笛を吹きました。アデショナルタイム4分39秒でした。
痛み分けという感じです。負け試合を引き分けに持ち込んだFC東京ですが、またホームゲームで勝てません。トップ清水としては、勝ち試合をおとした感はありますが、まあアウェーで勝ち点差は縮まらず、という結果です。悪くはないでしょう。
城福監督は、
「前半からうちがボールを回し、それが最後に清水の足が止まる結果になった」なんて語っていましたが、なんか釈然としないコメントです。失点する前にゴールするのが王道でしょ。それをホームでやれないんですから。長谷川監督は、
「これがサッカーだ、という感じですね」と語っておりましたが、NHKの解説者だった頃よりも数段話術が上手くなっていますね。

引き分けのせいかアフターファンクションのお誘いの連絡が入りました。
調布のい志井に5時6人が集合「勝ち点1」を祝い(?)ました。久しぶりにモッコリ(韓国のマッコリ酒を生ビールで割ったもの)を痛飲。
それでも7時15分頃には、お開きになりました。
<了>

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チェリーチェリー

Jリーグ開幕戦、確か国歌斉唱はTUBEの前田さんではなかったでしょうか?ずっと楽しみで、テレビの前で凄いワクワクしながら見てました!
今とは全然違います・・
昨日、青森山田サッカー試合、観戦してきました。(雨で野球と時間が重なってサッカーをとりました)素人目にも素晴らしいプレーの連続で惚れ惚れしました。サッカー好きになって、お友達も増えて、試合後のお茶会も楽しみのひとつになりました。
スポーツっていいですね。
by チェリーチェリー (2010-05-16 14:41) 

スポーツ三昧

チェリーチェリーさま、コメントありがとうございます。
雨ですか? 日本は広いですね。東京は五月晴れでした。
今年も青森山田は強そうですね。
アフターファンクションはお茶会ですか? FC東京サポは毎回呑んだくれておりますよ。呑まないと応援していられない、というかストレスが溜まるんですよね。あまり勝たないから。
でも、スポーツは本当に楽しい!
by スポーツ三昧 (2010-05-17 00:54) 

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