ジンスハイムでアメリカvs.コロンビア戦を取材。
今朝まで同宿していた安藤選手のお母さんと伯母さんが帰国されるとの事。その前にケルンからアウグスブルグに移動する日本女子選手たちを見送りに行くという事で、早朝からマツイさんの車で出発。御見送りをしてから、朝食、入浴、未繕いをして、出かける事にします。
今日から1泊5日（？）のショートトリップ（3泊は車中泊）に出かけます。まずはジンスハイムへ。翌日はボルフスブルグ、休養日はミュンヘンで過ごし、アウグスブルグで日本vs.イングランド戦を取材し、最後はボッフムで北朝鮮コロンビア戦を取材する予定です。
ミュンヘンだけはホテルを取ろうと思っていますが、あとは試合前になるべく早く次の競技場に行っていたいので車中泊となります。
いつもの取材用荷物に、御泊まりセットをメディアバッグとしていただいたアディダスのバッグに入れて出発します。今日もアムゼーシュテルンからトラムでデュッセルドルフ・ハウプトバーンホフへ。
ここでマンハイムに行くICE105バーゼル行きを待ったのですが、予定の10時22分から30分遅れ。すっかり予定が狂いました。
マンハイムからはS バーン乗り継ぎ。ハイデルベルグでふたたびS5に乗り換え、ようやくスタジアム最寄り駅のジンスハイム・ミュージアムーアレナに到着しました。
ここで駅前の交通技術博物館で歩く方向を誤り、えらい遠回り。畑の中に目指すライン・ネッカー・アレナを発見しました。まるでドイツの田舎に舞い降りた宇宙人の円盤の様でした。
プレスセンターが開く午後3時直前に到着。さっそくプレスセンターで今日の第1試合スウェーデンvs.北朝鮮戦をTV観戦しようとしたのですが、ここでは放送できないとの事。無線LANも来ておらず（有線LANがサクサク繋がったので、まあ問題はないですが）ちょっとプレスセンターの機能としては今一つ。まあ、ウインナーとドイツ特有のオープンサンド、デザートのクーヘン（ケーキ）はあったので腹を立てる訳には行きませんが……。
記者の先輩・ユアサさんがハイデルベルグのコインランドリーまで洗濯物を取りに行くと言う話しで、ドライブに連れて行ってもらいました。
ちょっとだけ有名なハイデルベルグの街をドライブできました。25年ほど前、旧友・高橋稔くんが奥さんのちづるさんとハイデルベルグに旅行し、たいへん良い街だと言っていましたね。ドイツ最古の大学がある街です。なかなか情緒のある街でした。
時間があまりなく、すぐにとって返しました。スタジアムの回りは大混雑。早く帰って来てよかったです。今日の観衆はソールドアウト（ドイツ絡み以外では初めて）の2万5,475人。
キックオフ20分前に記者席へ。もうピッチが手に届くような見易さ。ミュンヘンのアリアンツ・アレナを一回り小さくしたようなスタジアムです。こんな田舎に、こんなスタジアムがあるなんて、まったくドイツサッカーの懐の深さを見たようです。
すでに初戦で北朝鮮を2-0で破っているアメリカのスタメンは、GKソロ。DFクーリガー、ランポン、ブェフラー、レ・ピエルベルト。MFリンズィー、ロイドのダブルボランチ、右翼がオライリー、左翼がチーニィー。FWワンバッハ、ロドリゲス。中盤ボックスの4:4:2の布陣です。
対するコロンビアはスウェーデンと０−１の惜敗、後がありません。先発は、GKセプルベタ。DFアリアス、ペディズネ、ハイタン、モンタノ。MFボランチがドミンゲス、右翼がオスピナ、左翼がロダレガ、トップ下がサラザール。FWカストロ、ウスメ。中盤ダイヤモンドの4:4:2です。
アメリカは早いプレッシャーで前線から追い込みます。
8分、10分とGKセプルベタの好守でピンチを逃れたコロンビアでしたが、13分に先制を許します。オライリーがバイタルエリアからシュート。コロンビアゴールに突き刺さります。
コロンビアは細かいパスを繋げ、トップ下のサラザールが昔のバルデラマの様にボールを裁こうとしますが、ちょっと時代遅れのサッカーかもしれません。ほとんどチャンスがなく前半を終えてしましました。
アデショナルタイム2分、ダンコバ主審（チェコ）が前半終了を宣します。
後半に入ると、ますますアメリカのプレッシャーが強くなります。
5分、中央のオライリーがスルー、左から走り込んだパピノエ（ハーフタイムにロドリゲスと交替）がゴール。
12分、ロイドがバイタルエリアからシュート。これをコロンビアGKセプルベタがはじいてゴールイン,
3-0。勝負ありです。
アメリカは、その後も15分、22分、24分、36分と得点機を迎えますが、クロスバーやポストにゴールを阻まれました。
コロンビアは、まったく単発的なチャンスしかなく、ほとんど得点機もないまま試合を終えてしましました。
アデショナルタイム2分2秒。コロンビアは2敗で1次リーグ敗退が決まりました。第1試合の北朝鮮もスウェーデンに0-1で敗退。これまたコロンビアと同じく最終戦を待たずに望みは断たれました。
A組もフランスとドイツが3戦目で1位抜けを賭ける事になりました。C組もアメリカとスウェーデンが雌雄を決することに。なかなか面白い展開です。
プレスカンファレンスにもミックスゾーンにも行かず、プレスセンターで作業。今日はシュツットガルトまで車で帰るユアサさんに車で駅まで送っていただきました。
あとはボルフスブルグ行き方面の夜行列車に乗るだけです。
そんな女子ワールドカップ7日目のスポーツ三昧でした。
<了＞
今日から1泊5日（？）のショートトリップ（3泊は車中泊）に出かけます。まずはジンスハイムへ。翌日はボルフスブルグ、休養日はミュンヘンで過ごし、アウグスブルグで日本vs.イングランド戦を取材し、最後はボッフムで北朝鮮コロンビア戦を取材する予定です。
ミュンヘンだけはホテルを取ろうと思っていますが、あとは試合前になるべく早く次の競技場に行っていたいので車中泊となります。
いつもの取材用荷物に、御泊まりセットをメディアバッグとしていただいたアディダスのバッグに入れて出発します。今日もアムゼーシュテルンからトラムでデュッセルドルフ・ハウプトバーンホフへ。
ここでマンハイムに行くICE105バーゼル行きを待ったのですが、予定の10時22分から30分遅れ。すっかり予定が狂いました。
マンハイムからはS バーン乗り継ぎ。ハイデルベルグでふたたびS5に乗り換え、ようやくスタジアム最寄り駅のジンスハイム・ミュージアムーアレナに到着しました。
ここで駅前の交通技術博物館で歩く方向を誤り、えらい遠回り。畑の中に目指すライン・ネッカー・アレナを発見しました。まるでドイツの田舎に舞い降りた宇宙人の円盤の様でした。
プレスセンターが開く午後3時直前に到着。さっそくプレスセンターで今日の第1試合スウェーデンvs.北朝鮮戦をTV観戦しようとしたのですが、ここでは放送できないとの事。無線LANも来ておらず（有線LANがサクサク繋がったので、まあ問題はないですが）ちょっとプレスセンターの機能としては今一つ。まあ、ウインナーとドイツ特有のオープンサンド、デザートのクーヘン（ケーキ）はあったので腹を立てる訳には行きませんが……。
記者の先輩・ユアサさんがハイデルベルグのコインランドリーまで洗濯物を取りに行くと言う話しで、ドライブに連れて行ってもらいました。
ちょっとだけ有名なハイデルベルグの街をドライブできました。25年ほど前、旧友・高橋稔くんが奥さんのちづるさんとハイデルベルグに旅行し、たいへん良い街だと言っていましたね。ドイツ最古の大学がある街です。なかなか情緒のある街でした。
時間があまりなく、すぐにとって返しました。スタジアムの回りは大混雑。早く帰って来てよかったです。今日の観衆はソールドアウト（ドイツ絡み以外では初めて）の2万5,475人。
キックオフ20分前に記者席へ。もうピッチが手に届くような見易さ。ミュンヘンのアリアンツ・アレナを一回り小さくしたようなスタジアムです。こんな田舎に、こんなスタジアムがあるなんて、まったくドイツサッカーの懐の深さを見たようです。
すでに初戦で北朝鮮を2-0で破っているアメリカのスタメンは、GKソロ。DFクーリガー、ランポン、ブェフラー、レ・ピエルベルト。MFリンズィー、ロイドのダブルボランチ、右翼がオライリー、左翼がチーニィー。FWワンバッハ、ロドリゲス。中盤ボックスの4:4:2の布陣です。
対するコロンビアはスウェーデンと０−１の惜敗、後がありません。先発は、GKセプルベタ。DFアリアス、ペディズネ、ハイタン、モンタノ。MFボランチがドミンゲス、右翼がオスピナ、左翼がロダレガ、トップ下がサラザール。FWカストロ、ウスメ。中盤ダイヤモンドの4:4:2です。
アメリカは早いプレッシャーで前線から追い込みます。
8分、10分とGKセプルベタの好守でピンチを逃れたコロンビアでしたが、13分に先制を許します。オライリーがバイタルエリアからシュート。コロンビアゴールに突き刺さります。
コロンビアは細かいパスを繋げ、トップ下のサラザールが昔のバルデラマの様にボールを裁こうとしますが、ちょっと時代遅れのサッカーかもしれません。ほとんどチャンスがなく前半を終えてしましました。
アデショナルタイム2分、ダンコバ主審（チェコ）が前半終了を宣します。
後半に入ると、ますますアメリカのプレッシャーが強くなります。
5分、中央のオライリーがスルー、左から走り込んだパピノエ（ハーフタイムにロドリゲスと交替）がゴール。
12分、ロイドがバイタルエリアからシュート。これをコロンビアGKセプルベタがはじいてゴールイン,
3-0。勝負ありです。
アメリカは、その後も15分、22分、24分、36分と得点機を迎えますが、クロスバーやポストにゴールを阻まれました。
コロンビアは、まったく単発的なチャンスしかなく、ほとんど得点機もないまま試合を終えてしましました。
アデショナルタイム2分2秒。コロンビアは2敗で1次リーグ敗退が決まりました。第1試合の北朝鮮もスウェーデンに0-1で敗退。これまたコロンビアと同じく最終戦を待たずに望みは断たれました。
A組もフランスとドイツが3戦目で1位抜けを賭ける事になりました。C組もアメリカとスウェーデンが雌雄を決することに。なかなか面白い展開です。
プレスカンファレンスにもミックスゾーンにも行かず、プレスセンターで作業。今日はシュツットガルトまで車で帰るユアサさんに車で駅まで送っていただきました。
あとはボルフスブルグ行き方面の夜行列車に乗るだけです。
そんな女子ワールドカップ7日目のスポーツ三昧でした。
<了＞
2011-07-02 03:29
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