SSブログ

ミュンヘンへ移動、久しぶりにベッドで寝る。女子ワールドカップは初のレストデイ。

昨夜は小雨の中、午後10時過ぎにボルフスブルグのフォルクスワーゲンアレナを後にしました。

とりあえず22時33分発のICEに乗ってボルフスブルグを脱出、ベルリンを目指します。
最終的には南のミュンヘンを目指したのですが、ホテル代わりに使える列車は、1週間前にも乗った0時30分発のフランクフルト行きICしか無く、進行方向に座って行ける座席をゲット(ライプチッヒで逆行してしまうのですが)、さっそく寝に入ります。先週はドイツの開幕戦直後でかなり混んでいましたが、今日はガラガラでした。
ライプチッヒの記憶は無し。エアフルトでちょっと目覚めたくらい。フランクフルトまでトイレにも行かずグッスリと寝てしまいました。

午前6時42分にフランクフルト・アム・マインに到着。向い側のホームに6時54分発のミュンヘン行きICEがやって来るのは1週間前に学習済みです。先週は危うく逆方向の列車に乗りそうになりましたからね。
しかし、さすがにミュンヘンは遠い。フランクフルトで乗り換えてから約3時間20分。バイエルンの都に到着。
すぐに駅前のホテル「マイヤー」に飛び込み交渉。1泊88ユーロ(1万560円)のホテルを、チェックイン午後2時前から使えるように交渉。さすがに朝ご飯の時間は終わっていて朝食までは食べられませんでしたが、すぐに部屋に入る事ができました。
ドイツのホテルは、だいたい朝早く着いても1泊分のお値段で部屋を使わせてくれます。たまに満室だったり、まれに頭の固いお姉ちゃんがフロントにいると、
「チェックインは午後2時。それまで部屋にははいれません」なんてことがありますが、だいたいは早朝着いても部屋を使ってもOKです。シャワーを浴びられるし、洗濯も出来る。これが、まず1泊5日のミステリアツアーの正体です。

シャワーを浴びて旅塵を落とし、少しベッドで横になり、お昼過ぎに出かけることに。
日本女子がアウグスブルグでトレーニングをし、佐々木監督も公式記者会見に臨むそうなので、行く事にしました。恐らく休養日に試合前日の日本女子の様子なんて、他のチームの取材もあり、そんなには取材できないでしょうから。
メディアセンターは午後4時からしか開かないと、メディアガイドにあったので、まずはアウグスブルグの街を散策に。駅前から街の中心であるケーニッヒプラッツまで歩くと、元レッズ細貝萌選手が所属するFCアウグスブルグのファンショップがありました。昨シーズンのユニフォームの型落ちをバーゲンしていて、ユニフォームシャツが20ユーロ、買おうかどうか迷ったのですが、チームカラーが赤だったので止めときました。青だったら絶対に買ったのに……。
ケーニッヒプラッツからトラムに乗りグルグル街を回りました。
ウォルフガング・アマデウス・モーツアルトのお父さん、レオポルド・モーツアルトの生家が「モーツアルト・ハウス」として残されているのですが、今日は月曜日の休館日です。残念。

そろそろ4時も近くなったのでタクシーでアレナへ。タクシーで15ユーロ。けっこう町中から離れています。試合前日なので閑散としているし、
「どうやって帰ろうか?」と困ってしまそうな場所でした。
すでに4時前からメディアセンターはオープンしていました。でも居るのはNHKのクルーくらい。
ほんと、帰りはどうしよう?

少しづつ顔見知りの日本人メディア関係者も増えてきました。
一昨日、ジンスハイムで駅まで送ってくださったユアサさんもいらっしゃったので、思い切って、
「帰りアウグスブルグの駅まで送っていただきませんか?」とお願いしたところ承諾いただけて、やれやれ。なんとかミュンヘンまではもどれそうです。

イングランドも日本も練習公開は、最初の15分間だけ。
両監督の会見が6時45分にカンファレンスルームで行われました。
最初はイングランドのホープ・パウエル監督は、
「日本の速いパスに対しては、ラン、ラン、ランで対抗するしかないわ。一番気をつけている選手は21番(ゴールキーパーの海堀)の選手よ。でも日本選手はタフで、メキシコ戦のプレッシャーも凄かったから、日本との試合はタフな試合になると思うわ」
ユアサ記者の、
「イングランドは日本選手より体格がいいし、パワープレーでドンドン放り込んでくるのでは?」との質問には、
「あなたのおっしゃる通りよ。そんな作戦になると思うわ」と一刀両断に切られてしまいました。
う〜ん、明日の勝負、おっしゃる通りにタフな試合になりそうな……。

7時40分すぎにはミックスゾーンで選手たちのインタビューがはじまりました。チーム事情によるものらしいです。
初戦のボッフム戦で顔見知りになった山郷、安藤、丸山の3選手にインタビュー。日本人会の差し入れのシュークリームが滅茶苦茶美味しかったそうです。澤選手、永里選手が外国人記者から堂々とインタビューを受けていたのが印象的でした。
その後、佐々木監督と海堀選手の前日記者会見が行われました。
佐々木監督は、
「明日の試合を楽しみにしています。イングランドのやり方は分っているので、海堀を始め皆で対処して行きたいと思います」とかたっていました。
「もちろん勝ち点3は狙って行くが、試合の流れによっては引き分けを目指す形もあるかもしれない」と語りました。

8時30分にすべては終了。ユアサ車でアウグスブルグの駅まで送っていただき、フライブルグから来ている日刊スポーツの現地記者・中村さんとミュンヘンに帰ったスポーツ三昧でした。
<了>



nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。