サッカー日本高校選抜国内最終合宿２日目。高校選抜vs.早稲田大学戦を取材。
アイスホッケー日韓定期戦まであと2日。
初日の3月31日は午後6時にDyDoアイスアリーナでフェースオフです。
日本高校サッカー選抜チームの国内最終合宿の取材に千葉県市原に来ています。
今日は良いお天気。気温も上がりそうです。
午前7時、ホテルまわりを散策。軽く体操で身体をほぐします。
そのまま朝食会場へ。
バイキング形式の朝食は品数豊富。食後は暫し「親が死んでも食休み」。
午前練習は、9時に出発。9時30分から市原臨海競技場で行われます。
最初は40mを15秒で走り、約1000m走り脈拍計測。ストレッチ、３人でのボール回し。
その後、それぞれのポジションにつきシュミレーションのポジション取りの練習。私は相手のマーク役でピンクのビブ9番を付けてピッチに立ちました。たまにGKからのフィードボールをトリンピング、カウンターアタックを想定してワンタッチでボールを繋ぎシュートまで持って行く練習。
守屋コーチが付きっきりでコーチングしました。
次は相手チームを外してのシュート練習。かなり攻撃の精度が上がってきます。山下監督もコーチングに加わります。
最後はGKを付けてのシュート練習。GKの2人がけっこう止めていました。
かなり精度が上がってきました。今日の午後、早稲田大学ア式蹴球部とテストマッチです。
12時30分にいったんホテルに戻り昼食。午前中の練習がかなり厳しかったので暫し休養。
午後1時45分、再びホテルのバスで市原臨海競技場に向います。
すでに対戦相手の早稲田大学ア式蹴球部が来場してウオームアップ。高校選抜も準備に入ります。
20度を越える暖かいサッカー日和となりました。
日本高校サッカー選抜のスターティングラインアップは、GK山田修（山梨学院→青山学院大）。DF佐保（大分→九州産業大）、新井（清水商→順天堂大）、久保（済美→慶應義塾大）、帷（市立西宮→高知大）。MF差波（青森山田→明大）、國吉（四日市中央工→大阪体大）のダブルボランチ、右翼が宮市（中京大中京）、左翼が寺尾（四日市中央工→東海大）。FW浅野（四日市中央工3年）、田村（四日市中央工3年）。中盤ボックスの4:4:2の布陣です。（括弧内）は高校と進路先。学年は新年度。
対する早稲田大学ア式蹴球部の先発は、GK松澤（流経大柏2年）。DF菅井（浦和レッズユース4年）、畑尾（FC東京U-18・4年）、山地（浦和レッズユース4年）、三竿（東京ヴェルディユース3年）。MF野村（流経大柏４年）、島田（鹿島アントラーズユース4年）のダブルボランチ、右翼が近藤貴（三菱養和SCユース2年）、左翼が近藤洋（名古屋グランパスU-18・2年）。FW秋岡（FC東京U-18・2）、榎本（横浜FMユース3）。中盤ボックスの4:4:2の布陣です。（括弧内）はユース年代の所属先と新年度の学年。
午後3時1分、早稲田のキックオフで試合開始。
関東大学サッカーリーグも開幕直前。早稲田イレブンのメンバーは現段階考える限りトップチーム。４年生5人、3年生2人という強豪です。年齢的にも格上チーム。
開始早々の3分、早稲田は右からの崩しから近藤洋史がシュート、先制しました。
14分にも早稲田は秋岡がドリブルシュート。GK山田がセーブ。右に外します。
16分は左から榎木がシュート。GK山田が触ったボールは右ポストに跳ね返ります。
20分、ようやく高校選抜が反撃。田村がシュートを放ちますが早稲田DFがバックアップ、クリアします。
6秒でアデショナルタイムは終了。30分×3本の1本目が終了します。
2本目の30分に入る前、選手交替。DF佐保を山田真（奈良育英→近大）、MF寺尾を後藤（市立西宮→セレッソ大阪）に、FW浅野を菊地（浦和東→駒大）に、FW田村を遠藤（清水商→浜松大）に交替します。
早稲田もDF山地を福田（星稜4年）に、MF野村に池西（浦和レッズユース3）、FW秋岡を石川（日大高3年）に交替します。
4分、早稲田が榎本のゴールで2−０とリードを広げます。
6分、早稲田の右サイドバック菅井が遠藤に削られ負傷退場。一度引っ込んだ山地がピッチに戻ります。
10分、高校選抜がようやく一矢を報います。後藤が楔に入りリターンを菊地がシュート。ようやく良い形ができました。
しかし早稲田もすぐ反撃。15分に三竿が左からクロス島田がシュート。1-3。
16分、高校選抜GK山田修が積田（市立船橋→駒大）に交替。
その後、試合は膠着状態。展開としては、少しずつ高校選抜はポゼッションを上げて行きます。早稲田GKが1対1になったところでペナルティーエリア外でハンドの反則。得点機会の阻止、ということで1発退場かと思われましたが、高校選抜側の
「練習試合だから11対11で最後までいきましょう」という申し入れでイエローカードに留まりました。
高校選抜の遠藤も２枚目のイエローカードを貰いましたが、これも22分に浅野が再びピッチに戻ることでお目こぼしに。
ロスタイムは無し。2本目の30分が終了します。
３本目の30分、ポジションチェンジその他で、ケガで大事を取った磐瀬（市立船橋2年）と和泉（市立船橋→明大）以外は全員出場です。
早稲田もGK松澤を阿部（渋谷幕張3年）に交替します。
6分、高校選抜の山田真がシュート。GK阿部キャッチ。
8分、高校選抜は寺尾が蹴ったコーナーキックが直接クロスバーに当たりゴール成らず。
11分にも中央を抜け出した國吉がシュート。上に外します。
23分、早稲田はバイタルエリアから秋岡がシュート。積田がセーブ。
24分、早稲田は野村がコーナーキック、ヘディングシュートは上に外れます。
25分、高校選抜遠藤がヘディングシュート、左に外れます。
26分には宮市が左サイドを突破、GKと1対1でシュートしますが上に外します。ちょっと決定力不足。
守備では守りの要ボランチの國吉がボールの反応し過ぎて前に出過ぎ、センターバックの2人がカバーリングが上手く出来す、そこが弱点になっています。ここを如何に修正するかが重要です。
早稲田もスタメンは強いですが、メンバー交替した後は冴えませんでした。選手層の厚さが問題かもしれません。
ともかく、高校選抜は終盤にかけて良くなったのですが、決定力が足りません。まだまだ調整が必要かと思われました。国内合宿は、残り1日です。
ホテルに帰る途中、近所の健康ランドの天然温泉に寄りリラックスした高校選抜。7時30分に夕食、8時20分から1時間ミーティング。選手のボディケアが9時40分まで続き、2日目の全日程を終了しました。
10時から2時間30分ほど大人だけのレイトナイトミーティング。監督とコーチ、役員の方達がコミュニュケートしました。
0時30分にはホテルに戻り、最終日の取材に備えたスポーツ三昧でした。
<了＞
[結果]
日本高校サッカー選抜 1-3 早稲田大学ア式蹴球部（0-1、1-2、0-0）
初日の3月31日は午後6時にDyDoアイスアリーナでフェースオフです。
日本高校サッカー選抜チームの国内最終合宿の取材に千葉県市原に来ています。
今日は良いお天気。気温も上がりそうです。
午前7時、ホテルまわりを散策。軽く体操で身体をほぐします。
そのまま朝食会場へ。
バイキング形式の朝食は品数豊富。食後は暫し「親が死んでも食休み」。
午前練習は、9時に出発。9時30分から市原臨海競技場で行われます。
最初は40mを15秒で走り、約1000m走り脈拍計測。ストレッチ、３人でのボール回し。
その後、それぞれのポジションにつきシュミレーションのポジション取りの練習。私は相手のマーク役でピンクのビブ9番を付けてピッチに立ちました。たまにGKからのフィードボールをトリンピング、カウンターアタックを想定してワンタッチでボールを繋ぎシュートまで持って行く練習。
守屋コーチが付きっきりでコーチングしました。
次は相手チームを外してのシュート練習。かなり攻撃の精度が上がってきます。山下監督もコーチングに加わります。
最後はGKを付けてのシュート練習。GKの2人がけっこう止めていました。
かなり精度が上がってきました。今日の午後、早稲田大学ア式蹴球部とテストマッチです。
12時30分にいったんホテルに戻り昼食。午前中の練習がかなり厳しかったので暫し休養。
午後1時45分、再びホテルのバスで市原臨海競技場に向います。
すでに対戦相手の早稲田大学ア式蹴球部が来場してウオームアップ。高校選抜も準備に入ります。
20度を越える暖かいサッカー日和となりました。
日本高校サッカー選抜のスターティングラインアップは、GK山田修（山梨学院→青山学院大）。DF佐保（大分→九州産業大）、新井（清水商→順天堂大）、久保（済美→慶應義塾大）、帷（市立西宮→高知大）。MF差波（青森山田→明大）、國吉（四日市中央工→大阪体大）のダブルボランチ、右翼が宮市（中京大中京）、左翼が寺尾（四日市中央工→東海大）。FW浅野（四日市中央工3年）、田村（四日市中央工3年）。中盤ボックスの4:4:2の布陣です。（括弧内）は高校と進路先。学年は新年度。
対する早稲田大学ア式蹴球部の先発は、GK松澤（流経大柏2年）。DF菅井（浦和レッズユース4年）、畑尾（FC東京U-18・4年）、山地（浦和レッズユース4年）、三竿（東京ヴェルディユース3年）。MF野村（流経大柏４年）、島田（鹿島アントラーズユース4年）のダブルボランチ、右翼が近藤貴（三菱養和SCユース2年）、左翼が近藤洋（名古屋グランパスU-18・2年）。FW秋岡（FC東京U-18・2）、榎本（横浜FMユース3）。中盤ボックスの4:4:2の布陣です。（括弧内）はユース年代の所属先と新年度の学年。
午後3時1分、早稲田のキックオフで試合開始。
関東大学サッカーリーグも開幕直前。早稲田イレブンのメンバーは現段階考える限りトップチーム。４年生5人、3年生2人という強豪です。年齢的にも格上チーム。
開始早々の3分、早稲田は右からの崩しから近藤洋史がシュート、先制しました。
14分にも早稲田は秋岡がドリブルシュート。GK山田がセーブ。右に外します。
16分は左から榎木がシュート。GK山田が触ったボールは右ポストに跳ね返ります。
20分、ようやく高校選抜が反撃。田村がシュートを放ちますが早稲田DFがバックアップ、クリアします。
6秒でアデショナルタイムは終了。30分×3本の1本目が終了します。
2本目の30分に入る前、選手交替。DF佐保を山田真（奈良育英→近大）、MF寺尾を後藤（市立西宮→セレッソ大阪）に、FW浅野を菊地（浦和東→駒大）に、FW田村を遠藤（清水商→浜松大）に交替します。
早稲田もDF山地を福田（星稜4年）に、MF野村に池西（浦和レッズユース3）、FW秋岡を石川（日大高3年）に交替します。
4分、早稲田が榎本のゴールで2−０とリードを広げます。
6分、早稲田の右サイドバック菅井が遠藤に削られ負傷退場。一度引っ込んだ山地がピッチに戻ります。
10分、高校選抜がようやく一矢を報います。後藤が楔に入りリターンを菊地がシュート。ようやく良い形ができました。
しかし早稲田もすぐ反撃。15分に三竿が左からクロス島田がシュート。1-3。
16分、高校選抜GK山田修が積田（市立船橋→駒大）に交替。
その後、試合は膠着状態。展開としては、少しずつ高校選抜はポゼッションを上げて行きます。早稲田GKが1対1になったところでペナルティーエリア外でハンドの反則。得点機会の阻止、ということで1発退場かと思われましたが、高校選抜側の
「練習試合だから11対11で最後までいきましょう」という申し入れでイエローカードに留まりました。
高校選抜の遠藤も２枚目のイエローカードを貰いましたが、これも22分に浅野が再びピッチに戻ることでお目こぼしに。
ロスタイムは無し。2本目の30分が終了します。
３本目の30分、ポジションチェンジその他で、ケガで大事を取った磐瀬（市立船橋2年）と和泉（市立船橋→明大）以外は全員出場です。
早稲田もGK松澤を阿部（渋谷幕張3年）に交替します。
6分、高校選抜の山田真がシュート。GK阿部キャッチ。
8分、高校選抜は寺尾が蹴ったコーナーキックが直接クロスバーに当たりゴール成らず。
11分にも中央を抜け出した國吉がシュート。上に外します。
23分、早稲田はバイタルエリアから秋岡がシュート。積田がセーブ。
24分、早稲田は野村がコーナーキック、ヘディングシュートは上に外れます。
25分、高校選抜遠藤がヘディングシュート、左に外れます。
26分には宮市が左サイドを突破、GKと1対1でシュートしますが上に外します。ちょっと決定力不足。
守備では守りの要ボランチの國吉がボールの反応し過ぎて前に出過ぎ、センターバックの2人がカバーリングが上手く出来す、そこが弱点になっています。ここを如何に修正するかが重要です。
早稲田もスタメンは強いですが、メンバー交替した後は冴えませんでした。選手層の厚さが問題かもしれません。
ともかく、高校選抜は終盤にかけて良くなったのですが、決定力が足りません。まだまだ調整が必要かと思われました。国内合宿は、残り1日です。
ホテルに帰る途中、近所の健康ランドの天然温泉に寄りリラックスした高校選抜。7時30分に夕食、8時20分から1時間ミーティング。選手のボディケアが9時40分まで続き、2日目の全日程を終了しました。
10時から2時間30分ほど大人だけのレイトナイトミーティング。監督とコーチ、役員の方達がコミュニュケートしました。
0時30分にはホテルに戻り、最終日の取材に備えたスポーツ三昧でした。
<了＞
[結果]
日本高校サッカー選抜 1-3 早稲田大学ア式蹴球部（0-1、1-2、0-0）
2012-03-29 06:49
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先日はお忙しい中、お返事をありがとうございました。
早速『2012高校サッカー年鑑』を購入しました！
タイトルの通り内容ギッシリ・見どころ・読みどころ申し分ない本でした。
最終合宿二日目ですね。
白髭様の現地レポート楽しみにしております。
by シマリス (2012-03-29 11:56)
シマリス様、コメントありがとうございます。
「2012高校サッカー年鑑」お買い上げありがとうございます。1978年に創刊され、今年の版で35冊目になります。
現在「高校サッカー90年史」も製作中。7月に発行の予定です。
最終合宿も残り半分。現地レポート楽しみにしていて下さい。
by スポーツ三昧 (2012-03-29 13:37)
行って参りました市原まで。埼玉県民には新鮮に感じられる潮風の香りをくんくんかぎながらのラスト・高校サッカー最高でした！
さらにさらに日の丸を背負ってからの菊池将太の初ゴールにも立ち会えて、こりゃあ職員室をほふく前進で逃げ出してきた甲斐があったってものです。しかも久々の左足からの王道ゴール。きっと将太も出発前に自信がもてたと思います。
一声かけたのですが、珍しくいい子ちゃんモード。逆に謎でした。
結局白髭さんには会えず。やっぱり一般人が取材陣に近寄れる雰囲気ではありませんでしたー。
今日ここまで楽しませていただけたのも、細かな情報を下さった白髭さんのおかげです。明日のラスト・リアルレポートも楽しみにしております。飲み会終わったら即チェックさせていだたきます。
by ププリエ (2012-03-29 22:52)
３月３１日、日韓戦、行く予定です。ホッケーの国際試合、久しぶりな気がしてます。かつては、ソ連ナショナルBとかチェコナショナルBなんかがよく来てましたよね。やはり強いところの胸を借りないと強くならないですよ。これからも強い相手と試合して強化していって欲しいものですね。
by 南 立夫 (2012-03-30 04:18)
ププリエさま、コメントありがとうございました。
ついに菊地選手、ゴールを決めましたね。早稲田を相手のゴールだけに駒大に進学する菊地くんにとって良いアピールだったし自信もついたと思います。この調子でヨーロッパでも頑張って欲しいものです。
かれは高校選抜では「いい子ちゃんモード」のようですよ。やはり人間成長しますから。
最終日のレポートもキッチリやりますので、よろしくお願いします。また、ヨーロッパの詳報は、プーマジャパンさんのフェースブックを検索してみてください。写真とレポートがアップされるようです。
by スポーツ三昧 (2012-03-30 06:34)
南立夫さま、コメントありがとうございます。
アイスホッケー日韓戦、盛り上がって欲しいですね。
もちろん、わたしも31日は取材に行くつもりです。
いろいろな事情もあるでしょうが、ナショナルチームの試合、ホームでみたいですよね。期待しましょう。
by スポーツ三昧 (2012-03-30 06:36)