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アイスホッケー関東大学リーグ戦Div.Ⅳ東京理科vs.独協医科戦を取材。

11月も最終週、それなりに寒い日が続いていましたが、今日は日中20度近くまで気温が上がり暖かい1日でした。

朝、フジテレビ「とくだね」を見ていたらMCの山﨑夕貴アナウンサーが、
「今朝は暖かかったので黒いタイツ脱いできました」と言うと、相棒の伊藤アナウンサーが、
「あなたが黒いタイツをい脱いだ話なんか知りたくなかった」とおバカな会話をしておりました。
こちらは週明けから軽い風邪をひいています。くしゃみ、せき、喉に痰がひっかかる、寒気がするといった症状ですが、この気温の寒暖差とアイスアリーナの寒さが風邪をこじらせてしまったようです。
それと同時に、我が家のインターネット解散は断続的に不具合になるは、愛用のSONY製VAIOのPCのい調子も今一つ。仕事になりません。メールを確認するのがやっと、という状態でブログの更新もままなりません。

午前からごごにかけて、そんなわけで「開店休養ガラガラ」状態です。

今宵の関東大学アイスホッケーリーグ戦のカードは、Div.Ⅳ東京理科vs.独協医科の対戦です。
ランク33位の東京理科は、一時の部員数激減の危機を脱し、オールメンバーを22人そろえ部員数も選手34人、女子マネ7人の盛況です。今季もここまで5勝1分けの好成績を残しています。今日勝てば無敗で優勝。念願の自動昇格Div.Ⅲ復帰をを果たします。
対するランク35位の独協医科は、昨年度から関東大学リーグに参戦。1年目でDiv.Ⅴを制しDiv.Ⅳに自動昇格。今季も破竹の5連勝。オールメンバー18人の少数精鋭ながら連続優勝でDiv.Ⅲへ昇格するかと思いきや、前節に独協に1-6とよもやの敗戦。今日を迎えました。ただ、今日東京理科に勝てば逆転で首位に立てます。
こんな重要な試合を、少し風邪をひいているからと言って取材しないわけにはいきません。午後8時30分過ぎ、いつものように東大和スケートセンターに向かいます。


予定通り午後9時30分練習開始。5分前に観覧席に座りましたが、今日もほぼ満員の盛況。さすがに優勝決定戦です。
オールメンバー22人の東京理科の先発は、GK志賀(東京学芸大付3)。DF藤井(山手学院4)、風間(相模原中等教育2。FW高橋(国際基督教大高3)、伊藤(札幌旭丘1)、新村(立川3)。
対するオールメンバー18人の獨協医科のスタメンは、GK國重(獨協6)。DF小堀(広島学院4)、井上(安積3)、FW旭(佐野日大4)、松山(慶應義塾4)、飯島(獨協3)。
午後9時40分フェースオフで試合開始。

前節はエース松山を欠き、GK國繁を中心としたDF陣が崩れて思わぬ大敗を喫した獨協医科。今日のリベンジぶりに注目しましたが、少々闘志が空回り。立ち上がりは反則が目立ちます。
33秒に旭が、1分59秒に川堀が、3分58秒に中村(開智5)が次々とペナルティーボックスに入り、いきなりショートハンド。ピンチに陥りましたが、なんとかキルプレーを乗り切ります。
ピンチの後にはチャンスあり。6分25秒に川堀のパスを受けた松山が中央から左にドリブルしながらシュート。獨協医科が先制します。
反撃したい東京理科でしたが、6分35秒に秋吉(桐蔭学園2)が、9分15秒に藤井が、11分32秒に伊藤が次々にペナルティーボックスに入り反撃のチャンスを逸します。
獨協医科は、12分34秒にパワープレーを利し、旭のアシストで大村(長生6)がゴール。2-0といして試合の主導権を握りました。
このまま第1ピりオッドが終了。シュート数は6-9と独協医科がリードします。

第2ピりオッドに入っても、ペナルティーのカオスは続きます。
5分12秒、東京理科の中村がスラッシングの反則で、独協医科の木村(秋田3)がラッフィングの反則で2分間退場。4 on 4に。
5分30秒に独協医科の松山がトリッピングの反則で2分間退場。4 on 3に。
とりあえず、このシチュエーションではゴールが生まれませんでしたが、独協医科は7分46秒にGK國重がトリッピングの反則。中川(宇都宮短大付5)が代わりにペナルティーボックスへ。
8分15秒には中村がトリッピングの反則。獨協医科は3 on 5の大ピンチ。
このパワープレーを最大限に生かせば、東京理科は試合を振り出しに戻せるチャンスでした。しかし、独協医科の必死の守りに1点も奪えず、勝利が遠のくパターン。
第2ピりオッドは、カオスの中、スコアレスで終了します。シュート数は7-6とほぼ互角でした。

12分の整氷インターバルの後、最終ピりオッドが始まります。
2点差はアイスホッケーではセーフティーリードではありません。東京理科が1点を返せば試合の流れは一気に東京理科に傾くでしょう。
そんな場面で4分5秒、独協医科の松山が東京理科パックをスチール。左サイドから中に切れ込んだ松山がシュート。勝負のカギを握る3点目を獨協医科がげっとします。
ここでようやく東京理科が覚醒します。6分21秒、ハーフライン上で相手パックをスチールした東京理科の清水がドリブルシュート、反撃の狼煙を挙げました。
9分39秒、独協医科の松山が右サイドでパックを拾い単独ドリブルで東京理科ゴールに迫りシュートしますが、東京理科GK志賀がセーブ。仕留めの1点が奪えません。
11分26秒、東京理科は中盤で中村(大濠2)がパックをスチール、スルーパスを伊藤に通して伊藤がシュート。2-3と1点差に迫ります。
ここで東京理科はタイムアウト。やはり優勝決定戦は簡単には終わりません。
しかし、今日の獨協医科は冷静でした。11分44秒、川堀のアシストで松山がゴール。優勝に大きく近づく仕留めのゴールを決めました。
東京理科の最後の反撃を期待しましたが、13分14秒、東京理科の伊藤が痛恨の安スポーツマンライクコンタクトの反則で2分間退場。残り1分36秒をショートハンドで戦うことになった東京理科、万事休すでした。
試合は、2-4のままタイムアップを迎えます。総シュート数は17-21でわずかに独協医科が上回りました。獨協医科は関東大学リーグに参加してから僅か2年でDiv.Ⅲ昇格を決めました。おめでとうございます。快進撃はどこまで続くのか。
東京理科は、入れ替え戦での戦いぶりを注目したいと思います。
シーズンは佳境に入ってきましたが、まだまだ戦いは続きます。

東大和市23時12 分の電車で帰ってきました。
風邪をこじらせてしまったようなスポーツ三昧でした。
<了>

[結果]
東京理科 2-4 独協医科(0-2、0-0、2-2)

この結果、独協医科がDiv.Ⅳ優勝。来季よりDiv.Ⅲに昇格。東京理科は2位となりDiv.Ⅲ7位の東京医科と12月8日に入れ替え戦を戦います。



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