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バドミントンYONEX JAPAN OPEN第4日目(ベスト8)を取材。

今夏初の熱帯夜。気温が25度以下に下がりませんでした。

7時起床。朝のルーティーンを済ませて、今日こそは9時に家をでます。
すでに気温は30度越え。久しぶりのクリアーな晴天。日差しが強い。
こんなに連日ひとつのところに取材に出かけるのも最近では珍しい。
もう、ヘロヘロになりながらの武蔵野サイクリング。

9時50分になんとかメディアセンターに到着。今日あたりから取材陣も増えて、記者席の確保も大変になってきます。
1席確保して、エアコンで涼んでいると、第1コートで混合ダブルス準々決勝、東野有紗・渡辺勇大vs.リューイン・ベンスン(マレーシア)戦が始まっています。
昨日までは4コートで実施されていましたが、今日は3コートで行われています。
WBF世界ランキング3位の日本ペア対5位のマレーシアペアの対戦は接戦になりますが、第1セットは18-21でマレーシアが先行。
第2セットもジュースにまでもつれますが、ペンスーンの強打が適時決まり、最後は東野のショットがネットに引っ掛かり万事休す。日本勢初の混合ダブルス制覇は夢と終わりました。
第2試合第1コートでは、女子ダブルス福島由紀・廣田彩花vs.李文妹・鄭雨の一戦。ランキング2位の”福廣ペア”としては、15位の中国ペアには負けるわけにはいきません。ところが中国ペアに主導権を握られ、一度もリードを奪えず16-21で先行されてしまいます。第2セットも立ち上がり2-0でリードしたものの、逆転をゆるしてから一度もリードを奪えず14-21で奪われ完敗。
日本勢は2連敗です。
ミックスゾーンで中国ペアから話を聞いてみたが、李はショートカット、まるで男性のようで混合ダブルスのペアかと思ってしまったほど。昨年の10月からペアを組んだばかりだそうだが、相性はいいそうです。
「世界チャンピオンになった福廣ペアに勝てて嬉しいし自信にもなった。日本のペアは粘り強く守るペアが多いので、私たちも粘り強く戦ったのが良かったのだろう。もちろん、東京オリンピックは目指しています。明日の韓国ペアとは何回も戦っているし、今日と同じように戦えれば、良い結果が出ると思う」と語っていました。

第1コート第3試合は。男子シングルス。期待の世界ランキング1位の桃田賢斗の登場です。相手はインドネシアのギンティング。世界ランキングは8位の選手。
この試合も接戦になりましたが、第1セット途中から桃田が抜け出し21-13と先行。第2セットも桃田リードで11-9でブレイク。ところが、ここからギンティングも粘りを発揮。ジュースの末20-22で1セットを奪い返します。
ファイナルセット、4ポイントを先行した桃田。が、ネット際小技やinのシャトルをウオッチしてしまうミスが多く4-4の同点に追いつかれてしまいます。ここからは壮絶なポイントの奪い合い。
なんとか11-9でコートチェンジを迎えた桃田。しかし、ここからも取って取られての展開。引き離しにかかる桃田16-11とリードを広げヤレヤレと思いきやギンティングも粘ります。16-14に追いついてきます。が、ようやく桃田が本領を発揮。21-15でセットを奪い準決勝に駒を進めました。そして、やっと日本勢連敗にストップをかけてくれました。

第2コートだけ進行が早く、第4試合の女子ダブルス松友美佐紀・高橋礼華vs.牡月・李茵フィ戦が始まりました。第1セットは"高松”ペアが21-16で先行。
並行して第1コートでは女子シングルス奥原希望vs.ジンダポル(タイ)戦も始まります。
高松ペアは、ランキング3位。対戦する中国ペアは8位。東京オリンピックに出場するためには、2位の福廣ペアが今日、敗れているだけにどうしても勝っておきたいところです。強打の中国ペアの攻撃に苦しみながら21-16、21-18で勝ち切りました。特に第2セット、16-18でリードを許しながら最後は6ポイント連取して逆転した集中力は見事でした。
一方の奥原、ジンタポルに16-21で1セット先行されますが、第2セットは21-16で取り返し、ファイナルセットへ。
第3コート第5試合は、女子ダブルス日本選手同士の対戦、他のコートやミックスゾーン取材しているうちに終わってしまっていました。不覚ですが、大きな大会ではよくあること。明日、準決勝で高松ペアと戦うのは、松本麻佑・永原和可那”松永”ペアとなりました。松山奈未・志田千陽ペアを23-21,21-18とすとレートで破りました。
第1コートは第4試合を戦っているのに、第3コートは第6試合が始まってしまいます。男子ダブルスの遠藤大由・渡辺勇大vs.李俊慧・劉雨辰(中国)戦。
奥原は第3セット21-19で何とか勝ち切りました。そしてすぐ山口茜vs.プサルラ・シンドゥ(インド)戦が始まります。4階記者席に行ってみることにします。
遠藤・渡辺のペアは22-24,21-12、21-12で敗退。しかし山口は、インドの強豪・プサルラに21-18、21-15と快勝。日本人同士の決勝対決に望みを繋げました。
第1コート第6試合(すでに第2、第3コートは全日程終了)は、嘉村健士・園田啓悟vs.ランキレッディ、シェッティ(インド)戦。インドペアの健闘でWBFランキング2位の、嘉村・園田も苦戦しましたが、21-19、21-18とストレイトで勝ちました。長身のインドペアに対して徹底的に低空戦で挑んだ嘉村・園田ペアの作戦勝ち。

第1コートは、残り2試合。
ここの会場は、4階の記者席に上がると、得点が掲示されるオーロラビジョンが照明の鉄骨に引っ掛かる最悪の設計。記者席で見ていると物凄いストレスがかかります。なんでこんな作りにしたのか? オリンピック本番も、これで実施するのか。心配です。

日本選手は、ベスト4、準決勝に男子シングルスの桃田賢斗、女子シングルスの奥原希望と山口茜の二人、男子ダブルスは嘉村・園田の1組。女子ダブルスは、松本・永原と松友・高橋の2組が残りましたが、準決勝で特設対決になってしまいました。”高松”ペアにとっては東京オリンピック出場権の掛かった重要な試合です。
混合ダブルスは、唯一ベスト8に残っていた東野有紗・渡辺勇大が敗れて全滅です。
明日も9時開場、10時試合開始です。台風6号が関東地方に接近しておりお天気が心配です。

大会も4日目、前日のブリーフィング・レセプション取材も含めると5日連続の取材。プレーする選手も大変ですが、じつは取材する方も大変なんです。選手は1日1試合(掛け持ちしている選手は大変ですが)ですが、取材は朝から夕方、夜まで続きますからね。
今日は、早めに6時45分ころ失礼することにしました。

8時30分帰宅。
世界水泳は、男子200m平泳ぎで銅メダル、男子100m背泳は5位と振るわず。
突然、台風の影響か雨が降り出したり、今日も暑い夜になりそうです。
<了>



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