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アイスホッケー東京都女子リーグSEIBUプリンセスラビツvs.日本体育大学戦を取材。

三連休中日。令和最初の天皇誕生日です。
今上天皇は今日で還暦の満60歳。まさか自分より歳下の天皇お誕生日をお祝いすることになるとは。
歳はとりたくないものです。

今年は日曜日と重なった祝日。
サンデーライブ、サンデーモーニング、ワイドナショーとベッドの中から梯子するのは恒例の行事です。

お昼前に起きだして自宅で作業。
2時からサッカーJリーグ横浜Fマリノスvs.ガンバ大阪戦をTV観戦します。Jリーグが地上波で放送されるのは珍しい。さすがにNHK総合、昨年度ディフェンディングチャンピオンの開幕戦をカバーするのはさすがです。
ガンバ大阪が2点を先行、マリノスが1点を返す展開。が、なんとかガンバが2-1で逃げ切り初戦を飾りました。

4時30分からはインターネット中継でアイスホッケーアジアリーグ・プレーオフ準決勝、レギュラーリーグ2位の安養ハルラvs.3位の王子イーグルスの2回戦を見ます。韓国語の放送ですが、ライオブで見られるのは有難い。昨日の第1戦は安養が先行して3-1で先勝しています。もし、王子が今日負けるとハルラの決勝進出が決まってしまいます。
初戦は、安養が3点を先行、王子が1点を返しましたが、そのまま安養が逃げ切り王子は敗れています。今日は先行したい王子。
果たせるかな、大津、高木のゴールで先行した王子。ヨン・サンフンのゴールで安養が1点返しますが、1ピリ終盤にレデンバーグのゴールで3-1と突き放した王子。第1ピリオッドを3-1とリードして終了します。
第2ピリオッド、安養のチョ・ミンホのゴールで1点差に詰め寄られますが、王子も大澤のゴールで突き放し2-4で第2ピリオッド終了。
3ピリもソン・ヒョンチョルのゴールで1点差と追いすがれますが、レデンバーグが貴重な5点目目入れかえしこれが決勝点に。安養も粘ってシン・サンフンが返し1点差としますが、最後はGKを氷上からあげ6人攻撃を仕掛けますが、王子が逃げ切り辛勝。25日午後7時からの第3戦に勝負を持ち込みました。
ところが、どうやらこの試合、新型コロナ肺炎の影響で無観客試合になるようです。ACLのインターネット無料ライブ中継があるようです。そちらをぜひご覧ください。

6時30分に家を出て丘の上のアイスアリーナへ。
今宵の東京都女子リーグは、全勝対決・SEIBUプリンセスラビッツvs.日本体育大学(スケート部女子アイスホッケー部門)の一戦です。
圧倒的に強いラビッツですが、一昨年の平昌オリンピックの直前、代表選手が6人ほど強化合宿で抜けた時にオールメンバー13人となり、日体大が3-0と善戦したことがありました。今回は22人オールメンバーのうち代表選手、ユニバー代表選手などほとんどが残っている状態。3人がスウェーデンに武者修行中ですが、ほぼベストのメンバー。一方の日体大は、すでに4年生で引退した新チーム、オールメンバーも10人で2セット回しもできません。どこまで頑張れるかが焦点でした。
SEIBUプリンセスラビッツのスターティングラインアップは、GK吉田有美可。DF服部菜那、床亜矢可。FW岩原知美、永野元佳乃、江口とも。
対する日本体育大学の先発は、GK星野じゅん。DF佐藤志畝、新垣友梨。FW奥本紫乃、北原紗綾、鈴木咲良。日体大はプログラムでは13人登録ですが、今日は10人しか参加できませんでした。
午後7時8分、フェースオフで試合開始。

アイスホッケーは、オールメンバー22人でやるものです。レベルの高いラビッツの選手が、22人で1分おきに選手を回していけば、オーツメンバー10人(GK1人FP9人)の日体大と対戦すれば有利であることは自明の理です。
しかし、ラビッツは試合当初いつものように相手の出方を見て慎重に戦います。
日体大は、CF北原をDFの前に置き、2:1:2の布陣。リトリートして自陣ゴール前を固めます。GK星野の反応も良く、なかなかラビッツにゴールを許しません。
ようやく6分22秒、ラビッツは岩原のパスを受けた服部がスラップショット。先制しました。
7分11秒には岩原、関夏菜美のダブルアシストで永野がゴール。2-0として試合の主導権を握ります。
畳み込むように7分20秒、ラビッツは山下光、久保英恵とつないで小山玲奈がゴール。3-0。
しばらく日体大GK星野とDF陣の頑張りで得点を許さなかった日体大ですが、多勢に無勢。疲れとともにラビッツの攻撃を支えられなくなります。
13分29秒、ラビッツは園田歩美のパスを受けた小菅栞がゴール、4-0。
14分9秒には、キャプテン床を起点に岩原、永野とホットラインをつないで華麗なゴール、5-0として最初の15分間は終わります。シュート数は46-0。ラビッツが一方的に試合を支配しました。

5分間の整氷なしインターバルを挟んで第2ピリオッド開始。
2ピリの立ち上がりもラビッツは事を急がず慎重に試合を進めます。
ラビッツが一方的に攻めまくるわけですが、パスのスピードと正確さだけで日体大は振り回されるような感じです。
均衡を破ったのは三浦桃佳の個人技でした。5分34秒、左サイドからゴール前に侵入した三浦は、日体大GK星野のブラインド(狭い)サイドを破ってシュート。6-0。
6分1秒には、大宮旨世、ジェンキー利英奈のダブルアシストで三浦がゴール、7-0。
ここでラビッツはGK吉田を小林姫公に交代。余裕です。
そしてGKの交代を機にラビッツのアクセルが全開になりました。
6分55秒、小菅、園田とつないで宮崎千里がゴール、8-0。
7分59秒には、園田、笹田文香のダブルアシストで山下がゴール、9-0。
8分48秒に宗我部美月のパスを受けた三浦がゴール、10-0。10点差となったため大会規定により、これ以降はゴール後とペナルティー後のみ時間が止まり、それ以外は時計を止めない促進ルールに入ります。ラビッツは、これまで4試合すべて促進ルールに入っており、これも一つの記録です。
ラビッツの攻勢は、とどまるところを知りません。
11分8秒、太田愛、岩原と繋いで江口がゴール、11-0。
12分49秒、ラビッツの立石胡由起がトリッピングの反則で2分間退場。日体大は初のパワープレーのチャンスでしたが、あまり展開的には変わりがありませんでした。
そのまま第2ピリオッド終了。シュート数は30-0でした。

5分間の整氷なしインターバルの後、最終ピリオッド開始。
開始早々、日体大GK星野がアタックを受け、立ち上がれなくなりました。身体的接触があったように見えましたが、ペナルティーは無し。こういった駆け引きもラビッツは上手い。
ショックの癒えぬGK星野、簡単に失点を許し、氷上に蹲る回数が増えていきます。
3ピリに入ると、開始早々からラビッツもエンジン全開です。42秒、岩原、床のダブルアシストで服部がゴール、12-0。
1分18秒には小菅、太田のダブルアシストで岩原ゴール。13-0。
2分44秒、ジェンキーのアシストで三浦がゴール。三浦この日4点目のゴール。
3分11秒には曽我部、園田とつないでジェンキーがゴール。ラビッツには珍しくジェンキーが大きなポーズで喜びを表します。15-0。
6分35秒、久保のアシストで笹野がゴール、16-0。日体大GK星野が得点のたびになかなか立ち直れなくなります。
6分59秒、ラビッツは猛攻の手を緩めません。ジェンキー、小菅とつないで三浦がゴール、17-0。
9分24秒には岩原のアシストで江口がいぶし銀のゴール。18-0。もはやラビッツには遠慮などありません。
しばらく攻め疲れたのかラビッツのゴールが止まったかに見えましたが、14分47秒には宮崎、園田のダブルアシストで小菅がゴール。19-0。これがトドメのシュートになりました。
午後8時19分、タイムアップのブザーが鳴りました。
総シュート数98-1。日体大は北原が遠目から打ったシュートがゴールに向かって飛び、GK小林がスティックで止めたシュート1本だけでした。
それにしても98本のシュートを受け、フラフラになりながらも切れずにゴールを守った日体大GK星野、79セーブは立派です。
これでラビッツは5戦全勝で全日程を終了。優勝を決めました。一方の日体大は3勝1敗となりましたが、来週29日(土)午後6時30分から同じ勝ち星のTweedia Crestと2位を賭けたんい大一番に挑みます。こちらも楽しみです。

午後8時30分過ぎ帰宅。
遅めの夕食を摂り、早めに床に就いたスポーツ三昧でした。
<了>

[結果]
アジアリーグアイスホッケープレーオフ準決勝第2戦
安養ハルラ 4-5 王子イーグルス(1-3、1-1、1-2)

東京都女子アイスホッケーリーグ戦
SEIBUプリンセスラビッツ 19-0 日本体育大学(スケート部女子アイスホッケー部門)


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