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我慢の3連休2日目、JFL MIOびわこ滋賀vs.東京武蔵野シティFC戦をリモート取材。

東京に戻ってきた夜から始まった体調不良、
1日おとなしくしていたら、なんとか治まりました。

朝の検温は35.7度(1日で体温が約1度下がりました)。食欲も普通で朝食をきちんと食べ投薬することができました。

日曜日、恒例の「サンデーLive」、「サンデーモーニング」、「ワイドナショー」のはしご視聴をしましたが、最初の「サンデーLive」は夢うつつ。一番見たいスポーツものの「東京応援宣言」のところは録画してあるので、あとでみることにします。

午後は、クィーンズ駅伝をテレビで見ながら、YouTubeでJFLの第29節、MIOびわこ滋賀vs.東京武蔵野シティFC戦をリモート観戦します。
今日もDyDoアイスアリーナでは関東大学アイスホッケーリーグ戦Div.ⅠグループAの試合が、新横浜スケートセンターではアジアリーグの試合があるのですが、昨日も書いたような理由で取材に行くことはしませんでした。悪しからず。

JFLは残り2節。今日にも優勝やJ3昇格チームが決まりそうです。
昨年の今頃、東京武蔵野シティFCが最後の試合で観客5000人を集めればJ3昇格が決まる、と大騒ぎしていたことを思い出します。結局、その野望はフロントや行政の腰抜けで断たれるわけですが、そこまでチームを持って行った池上寿之監督や選手諸君の頑張りは永遠に記憶しておきたいところです。そして、その夢を断たれてもなお挑戦し続ける監督、選手の姿を記録したいと、今シーズンも変わらず取材してきました。
今日はアウェー戦、滋賀県東近江布引運動公園陸上競技場での試合。一つでも順位を上げるため、勝点3が欲しいところでした。
勝点17、上位進出が望めるMIOびわこ滋賀の先発は、GK永富(北九州U-18)。DF早矢仕(市立船橋)、小畑(津工)、山口(神戸U-18)、内野(野洲)。MF松田悠(ガンバ大阪ユース)、松田康(野洲)、嘉茂(藤枝明誠)、小山(帝京)。FW坂本(野洲)、久保(セレッソ大阪U-18)。4:4:2の布陣です。(カッコ内)はユース年代の所属先。
対する勝点16、上位進出に望みを残す東京武蔵野シティFCのスターティングラインアップは、GK西岡(神戸科学技術)。DF小野寺(修徳)、金守(四日市中央工)、中川(浜松開誠館)、望月(洛北)。MF高(尚志)、鈴木裕(武南)、小林(流経大柏)、本田(新潟工)、鈴木翔(横浜FCユース)。FW後藤(矢板中央)。4:2:3:1の布陣、ようやく怪我人が戻ってきてベストに近い布陣になってきました。
午後1時、宇田川恭弘レフェリーの笛で東京武蔵野がキックオフ、熱戦の火ぶたが切られます。

試合開始早々から両チーム活発に攻防を繰り広げました。
MIOびわこは、DFラインから丁寧にボールを繋ぎ東京武蔵野陣に切れ込んでいきます。一方の東京武蔵野も、4BKとダブルボランチでしっかりブロックを作って跳ね返し、得意のカウンターアタックを狙います。何度か形を作りますが、最後の前でコントロールミスをしてしまいシュートまでいけません。
先手を取ったのはMIOびわこでした。22分、内野、嘉茂と繋ぎ、久保がバイタルエリアから思い切ってシュート。ものの見事にゴールが決まります。
飲水タイムを挟んだ29分にも、松田のスルーを受けた小山が右からクロス、坂本がヘディングシュートを決めてリードを2点とします。
東京武蔵野にとっては、最近の負けゲームの悪いパターン。33分に池上監督が試合の流れを変えるため早めの選手交代2枚替えをします。MF小林を差波(青森山田)に、鈴木翔を石原(市立船橋)に交代。そうすると中盤に攻めのリズムが生まれます。
39分、こぼれ球を拾った差波がドリブルで持って出て石原にパス。石原が左足でシュートを決めて2-1と1点さに追いすがります。これで勝負の興味を繋ぎました。
アディショナルタイムは2分。ハーフタイムに入ります。

後半も前半終了時と同じイレブンで後半に臨む両チーム。
しばらく一進一退の展開が続きました。
13分、MIOびわこの大月紘士監督が動きます。MF嘉茂を竹下(磐田U-18)に交代。
24分に東京武蔵野が相手ペナルティーエリアにボールを送ったところでMIOびわこDFが反則で望月を倒しPKに。これを望月が決めて2-2の同点に。試合を振り出しに戻します。
ゴール直後に後半の飲水タイムに入ります。
31分、MIOびわこベンチが動きます。MF松田康キャプテンを長谷川(神戸弘陵)に交代。
東京武蔵野も勝ちに行くため2枚替え。DF小野寺を小口(川崎U-18)に、望月を小松﨑(青森山田)に交代。
39分、MIOびわこの山口がラフプレー、これに対して東京武蔵野の高も報復で押し倒すというスクランブル。両者にイエローカードが出ましたが、これはいけません。
42分、双方とも勝負を諦めず切り札を切ります。MIOびわこはMF松田を原口(市立尼崎)に、東京武蔵野はMF本田に替えて澤野(横浜創英)をピッチに送ります。
アディショナルタイムは「4分」表示。
東京武蔵野は、最後まで勝点3にこだわりました。サッカーの世界では、
「取ろう取ろうは取られの元」という格言があります。
前のめりに攻め込んだ一瞬の隙を突かれました。
45+3分、MIOびわこは乾坤一擲のカウンター攻撃。右から西口がクロス、受けた山口がワンタッチで坂本にパス。坂本が落ち着いて右足で決めました。
劇的な決勝ゴール、3-2で勝ち越しです。
キックオフの時間はありましたが、東京武蔵野に反撃の時間はありませんでした。タイムアップを迎えました。
「サッカーは3-2が面白い」というのが私の持論ですが、まさに最後の最後まで勝負の行方がわからぬ試合でした。
ただ、今シーズンの東京武蔵野は、アディショナルタイムに失点して引き分けになったり敗れた試合が多い。昨年は逆でした。これで上位進出は夢と消えました。
今日の結果でヴェルスパ大分の優勝と、テゲバジャーロ宮崎の4位以内=J3昇格が決まりました。
次週、11月29日がJFL最終節です。東京武蔵野は武蔵野陸上競技場で松江シティFCと今季最終戦を行います。骨を拾うつもりで取材に行こうと思っているスポーツ三昧です。

さて、テレビモニターの方のクィーンズ駅伝。
花の3区には東京オリンピックのマラソン代表の2選手(天満屋の前田穂南、ワコールの一山麻緒)が出場しましたがブレイクしたのは新谷仁美(積水化学)。大会新記録で区間1位の激走。12月4日に行われる日本選手権1万mでの好記録が期待されており、代表決定の確率も高いでしょう。
しかし、なんといっても印象的だったのは、もう一人のオリンピック・マラソン代表の鈴木亜由子(JP日本郵政グループ)の走りでした。55秒差2位でタスキを受け取るとあっという間に戦闘の積水グループを抜き去り、決定的なリードを奪い、チームを2連覇に導きました。タイムは大会新記録の2時間13分34秒。
もう一人、記憶に残るランとなったのはワコールの福士加代子。20回目のクィーンズ駅伝で通算109人を抜き去った実績は光る。数々のレースで活躍した福士、駅伝はラストランだそうです。彼女のラストランに拍手を贈りました。

午後3時から自宅裏の東伏見早稲田大学グラウンドでは、早稲田大ア式女子が育成リーグで東京国際大学女子と対戦しましたが、無観客試合で石神井川の河川敷からの取材。けっこう人も集まるので「密」は避ける意味でも取材はしませんでした。

テレビでゴルフのエリエールカップを見ましたが、渋谷日向子くらいしか詳しく知らないし、日本の女子ゴルファーの選手は幼く見えて少女がゴルフみたいな感じ。

大相撲は、久しぶりに真剣に見ました。
千秋楽の結びおの一番では2敗の照の富士が意地を見せ大関・貴景勝を背中から叩きつけて優勝決定戦に。しかし、その一番では、貴景勝が得意の突き押し相撲で一気に照の富士を押し出し、大関になったから初めて、2回目の優勝を果たしました。2横綱2大関が休場し、唯一の大関だった貴景勝が面目を保ちました。

プロ野球の日本シリーズは、ダイエーホークスが強すぎます。というか巨人が弱すぎ。見ていても全く面白くない。

サッカーJリーグは、ガンバ大阪が浦和レッズに逆転勝ち。今度の水曜日に優勝を先延ばしにしました。

コロナ禍でもスポーツは、花盛りでした。
行楽地も物凄い人だったようです。
東京都の新規感染者は391人(日曜日としては最多)。愛知県も144人。全国では2,168人。いよいよ不要不急の外出は避けたほうがよさそうです。

そんなスポーツ三昧でした。
<了>

[結果]
MIOびわこ滋賀 3-2 東京武蔵野シティFC(前半2-1)

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みねお

お疲れ様です。体調が回復したご様子何よりです。東京も急に冷えてきましたね。乾燥状態も続き、コロナ、インフル共に流行しないかと懸念しています。
さて、11月23日は恒例のラグビー早慶戦。秩父宮は一席ごとの間隔を空け、9000人強の観客動員。つまり満員です。
明治に勝った慶應だけに早稲田も油断できませんでしたが、案の定慶應の魂のタックルが炸裂して、早稲田も攻めあぐねましたが、しっかりと勝ち切りました。今年の早稲田は普通に強いです。相良監督になってチーム全体に活気が出ています。やはり指導力なのでしょうね。
とはいえ、ワセダラグビーはAチームに資源を注力するだけに2本目以降は他校と比較すると実力的には厳しいものがあります。仕方ありませんね。
これから寒さ厳しくなります。お体ご自愛ください。

by みねお (2020-11-24 14:55) 

スポーツ三昧

みねお様、コメントありがとうございます。
早慶戦はテレビで拝見しました。
両校のタックル、セットプレーがしっかりできている好試合でした。
早稲田のSO、FB、WTBの決定力が勝負の明暗を分けましたね。

by スポーツ三昧 (2020-11-25 15:00) 

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