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東京オリンピック2021開幕まで半年の日に、海外で中止の報道がありました。

2021年4回目の週末土曜日を迎えました。

今日は、7月23日に開幕予定の東京オリンピック2021(組織委員会は「2020」としているが、やはり2021とすべきでしょう)が開幕する半年前にあたる日だそうです。

そんな日に、イギリスのタイム誌が、
「日本の与党関係者は、東京オリンピックを中止せざるをえない状況だ、と語っている」と報じて物議を醸しています。

もちろん、組織委員会、東京都、日本政府の見解は、今も変わらず、
「予定通り開催することを目指して粛々と準備している」と発表していますが、実際のところはどうなのでしょうか。

最近の日本の報道機関による調査では、約8割の人が、
「中止せざるをえない」と「延期が望ましい」という7月開幕は難しいという意見が大勢を占めているという情勢です。

これに対して、オリンピックの最高責任者バッハIOC会長は、
「ファンの皆さんは、東京オリンピック開催を楽しみにしている。中止という選択肢は考えていない」と報道に対する見解を発表しました。
ただ、IOCが意見を求めるであろうというWHOの関係者は、
「科学的なリスクと根拠に基づいた判断が、IOCや主催者に求められる」と語っており、世界的にパンデミックが収まらない状況を見るや、悲観的にならざるをえません。

期待されるワクチンの接種も、未だに不透明。
すでに接種が始まっているイギリスやアメリカでも、なかなかスムースに接種が進んでおらず、新規感染者の数も収まらない。日本の接種もこれからで、果たしてうまく進むのか問題は山積。
今日の東京の新規感染者は1070人と11日連続で1000人越え(愛知県は246人)。少し下降気味とはいえ、まだまだ安心できる数字ではありません。

ホスト国の日本が、聖火リレーが始まる3月末までに、感染者を限りなく0に近い数字にしない限り、安全な開催は難しい。海外からの選手、関係者、そして観客をどのように受け入れるかは、その後の問題。
「無観客の開催は考えていない」と昨年語っていたバッハ会長も、年が改まってからは、
「無観客での開催も考慮している」と発言を変えている。

最悪、無観客の開催になってしまうのか?
それでは、本来のオリンピック・ムーブメントとは、かけ離れた大会になってしまうかもしれません。

聖火リレーが始まるまで、あと2か月。
この辺が、開幕か中止かの選択をするギリギリの分岐点でしょう。
その歴史的な「決断」を刮目して待ちたいと思っています。

外は久しぶりのまとまった雨。
気分も憂鬱になるスポーツ三昧でした。

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