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雨の昭和の日、アイスホッケー関東大学選手権2試合を取材。

今年も「我慢のゴールデンウィーク」が始まりました。

雨の昭和の日です。小学生時代からの親友・緩利忠邦くんの誕生日、私は近所のDyDoドリンコアイスアリーナでアイスホッケーの試合を取材しました。
12時30分開始予定でしたが、第1試合の明治vs.東洋の試合は、中止になってしまいました。明治の選手の一人が高熱を発し、明治側から棄権を申し出て東洋の15-0の不戦勝になりました。今大会初の出来事です。
私は1時30分頃に家を出て、アリーナ横のマックで昼食。3時前にアリーナに向かいました。
第2試合、ベスト4の激突・決勝リーグ早稲田vs.中央戦を取材します。
ランク3位の早稲田は、昨秋は部内で起こった新型コロナのクラスター発生で全試合棄権。今大会は1回戦を立教に11-1で、2回戦で日本に3-0と勝ち決勝リーグに進んできました。
対するランク2位の中央は、1回戦はシードで不戦勝、2回戦は慶応義塾に8-2で快勝して決勝リーグに進出してきました。
決勝リーグ初戦ですが、明治がこういう状態なので今日の試合が優勝への必勝条件になりそうです。
ともに4セット回しのオールメンバー22人の対決。これぞアイスホッケーという接戦を見せてくれました。
早稲田のスターティングラインアップは、GK千葉(武修館2)。DF沼田(八戸1)、務台3)。FW林幹(早稲田実1)、杉本(駒大苫小牧4)、鎌田(駒大苫小牧2)。
対する中央の先発はGK石川(駒大苫小牧2)。DF米山(白樺学園3)、長岡(釧路江南4)。FW渡辺(日光明峰4)、夏野(白樺学園1)、矢島(駒大苫小牧4)。
午後3時24分、フェースオフで試合開始。
気温が多角なったせいかリンクコンディションを維持するのが難しいようです。1分38秒、試合を止めてリンクを整備。
2分4秒、中央の大野(八戸工大一1)がハイスティックの反則で2分間退場。
早稲田は最初のパワープレーのチャンスでしたが、これを生かせません。この後も中央は、渡辺と畑山
(白樺学園2)がペナルティーボックスに入りますが、数的有利を生かす頃ができません。自分たちがペナルティーを封印。ショートハンドにならないのは良かったのですが、相変わらずパワープレーが下手で先制することができませんでした。シュート数は、10-9とほぼ互角でした。
12分間の整氷インターバル挟んで第2ピリオッド開始。
3分57秒、早稲田の林幹がクロスチェッキングの反則で2分間退場。中央、この試合初めてのパワープレーのチャンス。
4分57秒、バイタルエリアからのシュートがゴールインしますが、早稲田ゴール前のクルーズに中央プレーヤーが立って早稲田 GK千葉の動きを阻止したとしてインクルーズの判定。ノーゴールとなります。
お互いにショートハンドになるのは避けたいところ。両チーム、慎重な試合運びを見せ、試合は膠着します。
ようやく10分31秒、早稲田の住友(早稲田実4)がホールディングの反則で2分間退場。中央、この試合2回目のパワープレーのチャンス。これを中央は生かします。
11分6秒、中村(八戸工大一4)のパスを受けた種市(武修館1)が右60度遠目からスラップシュート。このシュート、GK千葉が早稲田DFのブラインドとなり反応できず。中央が先制します。
11分19秒、今度は中央の矢島がハイスティックの反則で2分間退場。早稲田、この日4回目のパワープレーのチャンスですが、生かすことができません。
しかし、早稲田はパワープレーが明けた14分24秒、川本(白樺学園2)のパスを受けた金井(苫小牧東1)がゴール裏右からクロス、仲見(苫小牧東1)がゴール、同点に追いつきます。
すると試合が急激に活性化します。
15分35秒、中央は矢島、夏野と繋ぎ、米山がゴール。再び1-2とリードします。
反撃に出たい早稲田でしたが、15分45秒に有賀(白樺学園1)がトリッピングの反則で2分間退場。。なんとかキルプレーは堪えますが、直後の18分42秒に中央は小原(武修勘4)のパスを受けた荒木(駒大苫小牧3)がシュート、左ポストに当たってゴールイン、1-3とします。
このまま第2ピリオッドは終了。シュート数は9-17と中央が大きくリードしました。
12分間の整氷インターバルを挟んで第3ピリオッド開始。
2点のビハインドを追う早稲田。なんとか早い時間帯にゴールが欲しいところ。
ここで中央は、3分52秒に堤(武修館1)がクロスチェッキングの反則。堤はペナボックスをスティックで叩いたり、立って叫んだり。非常に態度が悪い。アンスポーツマンライクコンダクトで10分間退場を追加すべきでした。
9分42秒に大島が、14分42秒には権平(武修館3)が相次いでペナルティーボックスに入りますが、早稲田のパワープレーの稚拙さは目を覆うばかり。7回のチャンスを 1回も生かせません。
ペナルティーのやり得の中央。16分46秒に大野がラッフィングの販促で2分んかん退場。
ここでようやく早稲田が奮起、16分58秒にパワープレーを利して大塚(埼玉栄1)、棚橋(東海1)のダブルアシストで北村(早稲田実4)がゴール。2-3と1点差に迫り勝負の興味をつなげます。
追い上げムードの早稲田でしたが、18分9秒メンバーオーバーで痛恨のベンチマイナーペナルティー。金井がペナルティーボックスに入ります。
ところが19分4秒、中央の米山がラッフィングで2分間退場。4 on 4になります。
ここで早稲田はタイムアップを取り、最後の56秒の作戦を練ります。
ここで当然早稲田はGK千葉を氷上から上げ乾坤一擲の5人攻撃に出ると思いました。が、早稲田はGKを上げませんでした。中央、東洋、早稲田が1勝1敗になった時の三すくみになった時の得失点差を考えてのことでしょうか? 不可解です。
試合は、そのまま5時31分にタイムアップになりました。
総シュート数33-36。早稲田の健闘むなしく中央が辛勝した一戦でした。

続く

[結果}
早稲田 2-3 中央(0-0、1-3、1-0)
大東文化 3-2 青山学院(0-2、2-0、0-0、GWS 2-0)





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