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アイスホッケー関東大学リーグ戦Div.Ⅲ順天堂vs.首都東京線を取材。

9時に起床。さっそく原稿執筆にかかります。

夕方煮詰まり、近所の図書館に資料を捜しにいくことに。ところが、今日は月曜日ということを忘れていました。図書館は休館日。
そこで、ちょっとした買い物をしたり、久しぶり(最後にいったのは南アフリカに行く前?)に床屋さんに行ったり。男はヘアサロンなどに行ってはいけません。

6時に帰宅。ふたたび原稿書き。ところが買って来た掛け布団カバーが気持ちよすぎて、ちょっと仮眠(?)。
夕食も食べずに10時にDyDoアイスアリーナに。関東大学アイスホッケーリーグ戦Div.Ⅲ順天堂vs.首都東京戦を取材しました。
夕食代わりのカップヌードルをすすっていたら、オフィシャルのお嬢さんが、
「オールメンバー表です。よろしかったら使ってください」と持って来てくださりました。アイスホッケーでは初めてですね。こんなこと。
さて、ランク25位の順天堂は今季ここまで3勝1分け1敗で3位。ランク28位の首都東京は前試合は審判不在で順延になった明治学院には2-7と大敗を喫してしまいましたが、残る4試合はいずれも1点差負けの惜敗の連続。残り2試合を勝たなければ自動降格になってしまいます。並々ではない意欲で今宵の試合に臨んでいるはず。両チームにとって負けられない一戦でした。
オールメンバー16人の順天堂の先発は、GK海渡(武蔵4)。DF小泉(海城4)、渡邊(早稲田5)。FW武田(横浜翠嵐5)、中村(豊田南5)、釜田(長野日大3)。
対するオールメンバー20人の首都東京のスタメンは、GK椋田(桐朋4)。DF深澤(東京都市大附1)、鈴木(小坂井3)。FW柳瀬(神奈川大附2)、岡本(希望ヶ丘2)、塗本(山口4)。首都東京のベンチ後ろには父兄が作られたのか、きょうも選手オールメンバーの背番号が入った団扇が飾ってあります。親兄弟は、ありがたい。
試合開始早々から順天堂が攻勢にでます。しかし首都東京はGK椋田を中心にブロックで固く守る作戦。先制点が欲しい順天堂を深く攻め込ませ、逆にカウンターアタックを狙うという首都東京の作戦が効を奏します。
5分14秒、岡本が抜け出し左遠目60度からシュート、ものの見事に決まって首都東京が先制しました。
こうなると順天堂は1点のアヘッドを追って、ますます前がかり。ここを首都東京がカウンターアタック。10分58秒、飯田(桐蔭学園2)の右60度からのクロス川井(恵那4)が左から押し込んで2-0。14分1秒には岡本が左サイドをドリブル、中に切れ込んで右からシュート、3-0とリードして第1ピリオッドを終了します。シュート数は15-10と順天堂がリードしました。

5分間のインターバル後、第2ピリオッド開始。徐々に順天堂が地力を発揮してきます。しかし首都東京も必死で守ります。
ところが、首都東京の齟齬から痛恨のメンバーオーバー。ベンチマイナーペナルティーで藤原(日大三3)がペナルティーボックスに入ります。順天堂は10分7秒、パワープレーを利して釜田のアシストで小泉がゴール。1点を返します。
こうなると試合は一気に順天堂のペースに。順天堂は脚のある釜田が中心にパックを首都東京陣内でポゼッションし完全に試合の主導権を握ります。首都東京はアイスィングで逃げるのが精一杯の状況に。
14分51秒、ゴール裏の小泉がゴール前に待つ釜田にクロス。釜田が落ち着いて決め2-3となりました。
ここで第2ピリオッド終了。シュート数は15-5で順天堂が大きくリード。

12分間のインターバルの後、最終ピリオッド15分に入ります。
両チームともショートハンドになるのを恐れ慎重な入り。徐々に順天堂ペースになって行きますが、首都東京も必死の守り、特にGK椋田のナイスセーブが続きます。今季、首都東京の試合は6試合中4試合を見ていますが、最高の出来ではないでしょうか。
が、15分間を守り切るのは難しい。11分22秒にタイムアウトを取った順天堂は、残り1分50秒になった時点でGK海渡を氷上から上げて乾坤一擲の6人攻撃に出ます。
果たせるかな14分50秒、順天堂は武田、小泉のダブルアシストで渡邊がゴール前の混戦からパックを首都東京のゴールに押し込み同点に追い付きました。
しかし、勝負は下駄を履くまで分りません。残り10秒で同点に追い付いてホッとした順天堂の隙を突き、首都東京の最後の反撃が10秒で敢行されました、フェースオフのこぼれ球に追い付いた岡本がGKと1対1。冷静にパックを順天堂ゴールに押し込みました。残り3秒、14分57秒、再び首都東京が1点をリード。
試合はそのまま終了。首都東京、うれしい初白星です。なんでも最後まで諦めたらいけない、という教訓の様な試合でした。総シュート数45-20。雨あられのシュートを防いだ首都東京がゴールを守り切り、カウンターに活路を見出す作戦を実行した勝利でした。

試合中、首都東京の選手のお母様から声をかけていただきました。知り合いのカメラマン冨越さんのご子息と高校時代に同級生だった選手のお母様でした。GK椋田くんは桐朋高校時代はサッカー部。桐朋高校サッカー部の監督さんは伊藤先生、かって高校サッカー年鑑の編集委員長をされていて、わたしも随分お世話になりました。なにかのご縁ですね。でも大学からアイスホッケーを始めて、あそこまでナイスセーブを繰り返すとは。凄いですね。これは国際アイスホッケー連盟会長に伝えたい話です。

昨夜の昭和vs.慶應医学部の熱戦(1-1)といい、今日の試合といい、下部ディビジョンでも好試合は多いです。明日の夜も午後10時15分練習開始で東京慈恵会医科vs.帝京の試合があります。入場無料、通用門から入れば観戦できます。試合終了ただちに東伏見の駅に走れば西武新宿行き最終の準急に間に合います。お時間のある方、ぜひ応援にきてください。

きょうも帰宅したら0時15分。明日も朝から原稿書きのスポーツ三昧です。
<了>


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