SSブログ

アイスホッケー関東大学リーグ戦Div.Ⅴ5位決定戦、聖マリアンナ医科vs.都留文科戦を取材。

雨は未明には上がり、今日も暖かい日中でした。

わたしの風邪は一進一退。そんなに簡単に治るものでもありません。

今宵の関東大学アイスホッケーリーグ戦のカードは、Div.Ⅴ5位・6位決定戦、聖マリアンナ医科vs.都留文科の一戦。
ランク48位(最下位)の聖マリアンナ医科ですが、近年リーグに参入した医科系チーム(埼玉医科、独協医科といったチーム)は、1年目で優勝。Div.Ⅳに自動昇格しています。東医体やサムス杯といった医科系大学アイスホッケー限定の公式戦で揉まれている医科系チームは、もともと実績があるのに、関東大学リーグに参加していないチームも多く、ひとたび参加すればDiv.Ⅳくらいの実力はあるので、今年度も聖マリアンナ医科にも大いに期待したのですが、埼玉医科の釜田や独協医科の松山といった傑出したプレーヤーが居ないレベルプレーヤー主体のチーム。やや期待外れに終わりました。
ランク43位の都留文科は、昨年度もDiv.Ⅴ7位。まずまずの成績。今日勝てば大躍進とは言えませんが、一歩前進という結果になります。
ともかく、どちらも負けたくない一戦でした。
Div.ⅠからⅣまで所属する36チームを一度は取材しているスポーツ三昧ですが、いまだに都留文科は取材しておりません。最後の機会となる今宵、東大和スケートセンターまで、いつものように足を運びました。

午後9時25分に東大和スケートセンターの観客席に着席。今日も夜遅くというのに関係者、父兄、学友らの多くの観客で狭い観覧席は満員盛況。両チームの今季最終戦ということもありますが、今季の盛り上がりは近年ないことです。
オールメンバー19人の聖マリンアンナ医科のスタメンは、GK鮫島(暁星6)。DF逸見(山形東6)、飯田(桐朋5)。FW金子航(山形南5)、宮本(慶應NY学院6)、井上(三田学園4)。
対するオールメンバー20人の都留文科の先発はGK須恵(加治木4)。DF三上(城東3)、河邊(明星2)。FW青木(國學院栃木4)、平野(京都教育大付4)、岡山(向上3)。
午後9時40分、フェースオフで試合開始。

立ち上がりから聖マリアンナ医科がアグレッシブに攻勢に出ます。
1分41秒、聖マリアンナ医科の宮本がトリッピングの反則で2分間退場。都留文科はパワープレー、先制のチャンスでしたが、これを生かせません。
6分22秒、聖マリアンナ医科は右60度から岩川(日大二5)がシュート、都留文科GK須恵がセーブしますが、リバウンドを佐々木(仙台二5)が押し込み聖マリアンナ医科が先制しました。
9分23秒、聖マリアンナ医科の吉見(名古屋2)がフェースオフの際にディレイド・オブ・ゲームスのい反則で2分間退場。今季からやかましくなった反則です。
都留文科は2度めのパワープレー、絶好の同点機でした。前がかりになってセーフティーの意識が弱まったところを聖マリアンナ医科の金子航がカウンターアタック、ドリブルシュートを決め2-0とリードを広げました。
都留文科もアタッキングサードに度々入って攻撃しますが決定力がなくスコアレスに終わります。シュート数は5-7で都留文科がリードしました。

5分間の整氷無インターバルを挟んで第2ピりオッド開始。
お互いにショートハンドになるのを恐れ、慎重に試合を運びます。
試合が動生きだしそうになったのは、10分40秒。飯田がチャージングの反則で2分間退場。都留文科は3度目のパワープレーのチャンス。アイスホッケーの常識では、そろそろゴールが生まれてもおかしくない状況でした。しかし、ここでも都留文科はチャンスを生かせませんでした。
2回目の15分間でスクランブルはこの1度だけ。思いもよらずディフェンシブな試合になってきました。シュート数は9-12と依然と都留文科がリード。

12分間の整氷インターバルの後、第3ピりオッド開始。
2点差は、アイスホッケーではセーフティーリードではありません。負けている都留文科は1点を返せば流れが変わり一気に攻勢に移り逆転の可能性もあったと思いました。
聖マリアンナ医科はパックポゼッションを上げ攻勢の時間帯を長くします。
都留文科は、アイスィングで窮地を脱することが多くなり、なかなかメンバー交代もできません。時折、アタッキングサードに入ることもありましたが、その際にメンバー交代するしかなく、なかなか組織的な攻撃が出来ませんでした。
最後の15分間、両チームともノーペナルティー、ノーゴール。結局、何事もなくスコアレスのまま終了。2-0で聖マリアンナ医科が5位の座を死守しました。
総シュート数は21-29。都留文科が上回りました。都留文科にとっては3度あったパワープレーを一度も生かせなかったのが敗因となりましたが、キルプレーで追加点を挙げ逃げ切った聖マリアンナ医科の試合巧者ぶりも見事でした。来季の再戦が楽しみです。

23時12分、東大和市初の電車で帰路に着きました。
なんとか日付が変わる前に帰宅。
遅い夕食を採り、床に就いたスポーツ三昧でした。
<了>

[結果]
聖マリアンナ医科 2-0 都留文科(2-0、0-0、0-0)

nice!(0)  コメント(1) 

nice! 0

コメント 1

みねお

風邪は我慢して自宅静養に限ります。お大事に♪
by みねお (2018-11-30 10:58) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。