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アイスホッケー日本学生氷上選手権関東予選、立教vs.神奈川戦を取材。

秋らしい日本晴れの1日でした。
昨夜、東大和から帰ってきたのが午前様ギリギリ。
身体に悪いですよね。
今朝は、例によって朝のルーティーンは8時までに済ませ、再び休息。

今日も自宅でネットサーフィンをしておりましたが、
立教大学アイスホッケー部のHPを見ていると、「次戦」のコーナーに、
「令和元年日本学生氷上選手権関東予選 立教vs.神奈川 10月30日 23時15分 東大和スケートセンター」とありました。
目を疑いました。どんなスポーツの公式戦に「23時15分練習開始」なんてありますか(ドーハ世界陸上のマラソンは23時59分スタートなんてのがありましたが)。
まあ、アイススケートの会場を抑えるのが、いかに難しいのかを物語る好例ですね。IOCのバッハ会長にしらせたいところです。
でも、立教の試合があるのなら、と行ってみることにしました。

時間が遅くて、電車で帰ってこれないので自転車で行くことにしました。
10時少し前に出発。東大和スケートセンターを目指します。

日本学生氷上選手権、いわゆるインカレですが、けっこう関東予選はけっこう狭き門で、今回も東海、神奈川、立教、上智が参加していますが内2校しか全国大会に進めません。立教は初戦で神奈川に2-3のPSS負け。敗者復活戦で上智に4-1で勝ち代表決定戦に進んできました。神奈川は東海に敗れて再び立教と戦うことに。
今季、この両校は3試合目の対戦です。10月2日に行われた関東大学リーグ第1レグでは立教が5-2で5年ぶりの勝利。立教は前節でも青山学院に1-0と辛勝。今季はリーグ戦ですでに2勝を挙げ久しぶりの好調です。ちなみに両チームは春の選手権でもグループA敗者リーグで対戦しており、その時は神奈川が5-2で勝っています。つまり実力接近、どちらが勝ってもおかしくない試合になると思いました。取材のし甲斐があるというものです。

ランク14位、オールメンバー13人の立教のスターティングラインアップは、GK川上(埼玉栄1)。DF上床(拓大一4)、吉田(立教新座3)。FW佐山(立教池袋3)、竹高(水戸啓明3)、矢部(学習院2)。前の青山学院の試合から僅か中2日。疲労困憊での試合でした。
対するランク13位、オールメンバー19人の神奈川の先発は、GK山本(北海道栄3)。DF三戸(苫小牧東2)、高瀬(武相4)。FW星野(水戸啓明3)、石川(軽井沢4)、塚本(武相4)。前の試合は10月14日の専修戦、中15日の休養十分です。
午後11時26分、フェースオフで試合開始。

試合開始早々から立教の動きが鈍い。中2日の影響か。それに2セット回しで氷上に滞在する時間が長い立教。神奈川に比べて動きが悪い。
そんな立教に対して、勝負を長引かせたら粘りのアイスホッケーをされて拙いと神奈川は感じていたのでしょう。立ち上がりから猛攻をかけてきます。できれば1ピりで勝負を決めてしまえ、という勢いでした。
その猛攻を立教GK川上が必死のセーブ。なんとか失点を防いでいきます。
3分20秒、星野のパスを受けた塚本がリターンパス、石川が左60度遠目からシュート、先制します。
立教も反撃に出ますが、なかなかアタッキングサードでの有効な攻めが出ません。
7分5秒、星野のアシストで石川がゴール、0-2とリードを広げます。
この日の神奈川のGK山本は絶好調でした。リーグ戦の時の立教戦は登録メンバーにも入れず、インカレ予選の1回戦では出場機会がありませんでした。今日はそのうっ憤を晴らすような好セーブを連発します。
神奈川の猛攻は、留まるところを知りません。11分27秒には塚本がノーアシストでゴール、0-3。1ピり15分間(関東インカレ予選は15分制で実施)で先制、中押し、ダメ押しをしてしまたような形になってしまいました。
第1ピリオッドもシュート数は3-15と神奈川が圧倒して終了しました。

5分間の整氷無しインターバルを挟んで第ピリオッド開始(これもインカレ関東予選ルール)。
立教、これ以上得点差が開いてはいけません。何とか先に1点が欲しい。
1分すぎ、神奈川の塚本がクロスチェッキングの反則で2分間退場。立教パワープレーのチャンスでしたが、これを生かす事ができません。
神奈川はペナルティーを連発。ここに立教も突けいる隙もあったと思うのですが……。もう少しパワープレーの研究と練習が必要です。
8分26秒、神奈川の田名部(八戸商4)がトリッピングの反則で2分間退場。立教としては最後と言っても過言ではないチャンスでした。が、取ろう取ろうは取られの元、とは勝負の鉄則。パワープレーを前係で行ったところを神奈川はカウンターアタック。石川のアシストで星野がゴール。1ピり15分間での第2ピリオッド8分40秒の4点差は立教にとては致命的でした。
立教は、このパワープレーでもノーゴール。無得点のまま第2ピリオッドを終えました。シュート数は5-12と神奈川がリード。

12分間の整氷インターナルの後、第3ピリオッド開始。
ようやく立教のエンジンが暖まり調子が出てきました。
思うに、今日の立教はウォーミングアップが足りなかったのでは? 疲れている時は往々にしてウォーミングアップを軽めにしてしまうのですが、逆に疲れている時だからこそウォーミングアップは多めにした方が結果的に身体が動くという報告もあります。
ともかく立教、第3ピリオッドの動きが一番良かったように思います。
神奈川は4分54秒に石川がスラッシングの反則で2分間ペナルティーボックスに入りますが、ショートハンドになったも守りは堅い。15分間、リスクを賭けず立教の反撃を抑えました。
日付代わって10月31日0時56分、タイムアップのブザーが鳴りました。
総シュート数19-40。スコアは0-4。神奈川が快勝した試合でした。
神奈川のGK山本の攻守と立教にコンディショニングの悪さが目立った試合でした。立教は、この敗戦を引きずらず、次戦に臨んでいただきたいと思います。

午前1時に東大和スケートセンターを後にして帰路につきます。
帰宅は2時。軽い夕食を摂り、床に就いたスポーツ三昧でした。
<了>

[結果]
立教 0-4 神奈川(0-3、0-1、0-0)



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