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サッカー関東大学女子育成リーグ、早稲田大ア女vs.日本女子体育大戦を取材。

8月の日曜日も残すところ2日。早いものです。

今朝も恒例の日曜日はしご視聴。5時50分から「サンデーLive」「サンデーモーニング」「ワイドナショー」と立て続けに見ます。

今日は、予定ではセイコーゴールデングランプリ陸上2020東京を取材するつもりでしたが、昨日の当ブログに書いた通り取材申請のミスで取材できなくなりました。昨日の前座に当たる「ライジング陸上」の申請書に、もし「この申請とは別にゴールデン陸上の申請もお済ませください」と断ってあったなら、とも思いますが、私の思い込みによるミスです。仕方がありません。

「ミライ・モンスター」という番組で、女子棒高跳びの古林愛理さん(明石商2)を取り扱っていました。身長が165cmあり、中学校まで体操競技をやっていたそうです。かのセルゲイ・ブブカ(ソ連→ウクライナ)は、
「棒高跳びは助走までは陸上競技、踏み切った後は体操競技だ」と語っていますが、空中の身のこなしは確かに体操競技。なかなか有望な感じです。東京は無理ですが、パリでは世界に伍して戦える選手になるかもしれません。
午前中は雨が降っていましたが、お昼頃には上がりました。
おかげで、今日は猛暑日にはならなかった東京。

12時15分、自宅裏の東伏見早稲田大学グラウンドに向かいます。
正しくは、グラウンド裏の石神井川のプロムナード。そこからネット越しにピッチを観戦します。が、木や草、蔦の類で十分に視野が確保されているとは言えません。
7月25日の関東女子リーグ初戦、早稲田ア女vs.東洋大女子戦の前に、主管の早稲田ア女に「取材させていただけませんか?」と問い合わせをしたのですが、主務の方から丁重なお断りのメールが返ってきました。
「取材には、早稲田大学広報の許可が必要です」と木で鼻をくくったような回答。ピッチサイドでの取材は諦めました。
非常に見づらいですが、バック側の石神井川の堤防(何年か前の改修でプロムナードのように綺麗になっています)から今日も取材します。

昨日の関東女子リーグの対浦和レッズ・レディースユースとの試合は、2-0で快勝した早稲田ア女。このリーグは、不滅の11連覇中の早稲田ア女ですが、今年はコロナの影響で本来なら8チームで2回戦総当たりのラウンドロビン(いわゆるリーグ戦)で順位が決まるのですが、今年は8チームを二つに分け4チームで1回戦総当たりのラウンドロビン、その順位で他の4チームのリーグと同じ順位のチームと順位決定戦を行うことになりました。つまり1試合でも落とすと、優勝はかなり難しくなります。とりあえず早稲田ア女は、東洋大と浦和レディースユースに2連勝。残る群馬ホワイトベアーズに勝てば優勝決定戦に進めます。

今日の試合は、育成リーグ。若い選手に試合の経験を積ませようというのが本来のリーグ戦の目的です。
直近のトップチームの試合に、45分間以上出ていない選手によって行なわれます。
トップチームで見られないネキスト・ジェネレーションの選手が見られるのは楽しみです。
アウェーの日本女子体育大が上下赤色のユニフォーム。ホームの早稲田ア女はお馴染みの臙脂色ユニフォームではなく、2ndの白色のユニフォームで登場しました。

早稲田ア式蹴球部女子のスターティングラインアップは、GK川端(十文字4)。DF藤田(神奈川県立大和1)、夏目(聖和学園1)、井上(十文字2)、關(大阪教育大付3)。MF黒柳(聖和学園3)、笠原(横須賀シーガルスJOY 1)のダブルボランチ、右翼が真田(広島文京女子大付3)、左翼が三谷(十文字1)、トップ下が並木(藤枝順心3)。FW吉野(聖和学園2)。4:2:3:1の布陣です。福田あや新監督は関東女子リーグ同様、若い選手を積極的に使います。また、本来の選手登録とは異なるポジションで選手を起用しています。
対する日本女子体育大学の先発は(HP等を探しましたが、選手名が不明、背番号で記すことをお許し願いたい)GK#45、DF#4、#39、#15、#51。MF#14と#44がボランチ、右翼が#9、左翼が#42、トップ下が#19。FW#13。4:2:3:1の布陣です。
12時45分、早稲田ア女のキックオフで試合開始。

早稲田ア女はトップチームがインカレ優勝を狙うレベル。一方の日本女子体育大はトップチームが関東大学女子リーグの2部に所属しています。育成リーグといえども、両チーム個々の選手のクォリティーに差があることは致し方ないところ。開始早々から早稲田ア女が速い攻めで優勢に試合を進めます。
5分、早稲田ア女は吉野のパスを受けた黒柳が思い切りシュート。クロスバーにはばまれますが、ゴール前に詰めた吉野が押し込んで先制します。
1分後、右サイドから真田がクロス、笠原が難しい角度からシュートを決め2-0とします。
サッカーの世界ではよく言われることですが、アタックは個人の力、ディフェンスは組織の力、と言われます。早稲田の個々の選手の攻撃力が、日本女子体育大の守りを凌駕していました。もう少しここの頑張りだけでなく、カバーリングなど組織を整えることが日本女子体育大の今後の課題になりそうです。
12分、早稲田ア女は笠原と吉野がワンツーリターン、最後は笠原が右ポストに当てるきわどいコースのシュートで3-0。
16分には笠原のパスを受けた吉野が絶妙のトラッピングからシュート、4-0とし試合の主導権を完全に握りました。
19分、飲水タイムに入ります。本来なら飲水タイムは選手がピッチ内に止まり1分程度と決められていますが、この暑さのため選手は木陰に入り、5分近くの長めのものでした。本来は、作戦を授けることもタブーですが、おそらく選手は何らかの指示を受けたでしょう。
飲水タイム後、早稲田ア女は速さだけでなく、ポゼッションにも気を使い始めました。DFラインから丁寧にボールをつなぎ始めます。
27分、早稲田ア女は右サイドから真田が逆サイドまでクロス、受けた 左サイドの三谷が中央に走りこんだ黒柳に繋ぎ5-0。
35+4分にも早稲田ア女は、吉野のパスを受けた並木がシュート、6-0として試合を決めました。
アディショナルタイムは6分、ハーフタイムに入ります。

ハーフタイムに早稲田ア女は選手交代。GK川端を近澤(JFAアカデミー福島2)に、DF右SBの藤田を佐々木(常盤木学園4)に交代。

後半に入ると、日本女子体育大の守りにも落ち着きが出てきました。早稲田ア女も6点のリードに若干攻勢が緩んだようです。
後半9分、早稲田ア女が選手交代。DF左SBの關を堀内(常磐木学園1)に、右翼の真田を渡邊(大宮開成2)に交代。
直後に早稲田ア女は笠原がドリブルで中央突破してシュート。7-0とします。
後半に入ってから早稲田ア女の攻撃が右サイドからが多くなりました。我々(観客は20人程度いました)がネット越しに見ているサイドで近くて嬉しかったのですが、日本女子体育大も片側だけケアすれば良いので、なかなか守りに齟齬は出ません。
18分、後半も飲水タイムに入ります。長めの4分間でした。
早稲田ア女は5枚目の交代カードを切ります。左翼の三谷を大森(八王子学園八王子1)に交代。
24分、早稲田ア女の黒柳が右サイドをドリブルで切り裂きクロス、必死にマークについた日本女子体育大DFの股間を抜いたボールはファーに詰めた並木の前に。並木は落ち着いてゴールにボールを流し込みました。8-0。
35分には途中交代出場の堀内がバイタルエリアから思い切りシュート、ゴールポストに当たったボールは物の見事にゴールイン、9-0。
35+1分には、並木の蹴ったコーナーキックをファーサイドの吉野が高い打点でヘディングシュート、10-0。
35+4分には、黒柳のロングボールに対応した途中交代出場の大森が走り込み、前進してきた日本女子体育大GKの鼻先でシュート。11-0とトドメを刺しました。
アディショナルタイムは3分33秒。11点目が決まった直後にタイムアップの笛が鳴りました。

早稲田ア女は攻守にわたり完璧に近い試合を展開。格の差を見せつけました。暑い中、最後まで試合を捨てずにボールを追い続けた日本女子体育大も立派でした。

普通、公式戦の後に試合に出られなかったメンバーで練習試合をするのが大学女子サッカーの恒例になっていますが、今日は日本女子体育大に余力がないようで、早稲田ア女の部内マッチが行われましたが、私は3時からTBSでゴールデン陸上の放送があったので失礼して帰宅しました。

女子1500mの日本新記録、男子100mなど興味ふかいレースも多かったです。
が、まあ無観客試合だし(昨日のライジングスターは、家族など関係者は入場できたようでした)、取材しなくても良かったかな、と感じました。

今日は、気温は低かったけど、湿度が高くて寝苦しかった。
女子全英オープンゴルフ最終日を見て床についたスポーツ三昧でした。

[結果]
早稲田大学ア式蹴球部女子 11- 0 日本女子体育大学(前半6-0)
(35分ハーフ)

<了>


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