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アイスホッケー早慶定期戦を取材。

新年2回目の週末。成人の日を含む三連休です。

一昨日、昨日と、またぞろネット回線が不通状態。1日でメールを確認するのがやっとの状態でしたが、どうしたわけか今朝は通じる。

急いで一昨日と昨日のブログだけ更新してDyDoドリンコアイスアリーナに向かいます。

今日は。高校サッカーの準決勝が埼玉スタジアムで、ラグビーの大学選手権決勝が秩父宮ラグビー場で開催と、何処に行こうか迷ったのですが、年に2回の早慶アイスホッケー定期戦も東伏見で行われます。春は慶應義塾のホームで新横浜開催。冬は早稲田ホームで東伏見開催です。したがって
DyDoドリンコアイスアリーナーに行くことにしました。
11時30分、家を出たら雪がチラホラ降っていました。寒いです。

12時から行われたOB戦からしっかり取材しようと思っていったのですが、取材申請が当日だと、いつもの机付きの記者席は使えない(高額の指定席になっているそうです)。ならば、
「どこで取材すればよろしいか?」と問うと、
「一般の自由席でお願いします」という返答。
まあ、早慶定期戦を取り上げるメディアは少ないですから、わざわざ記者席を用意することはないのでしょう。

指定された自由席は、東側のゴール裏低層席。おそらく慶応の応援席でしょう。仕方がないです。OB戦はメンバー表もないので、ハンバーガーでも食べながら、ノンビリと観戦することにしました。

早稲田OBの稲門クラブvs.慶応義塾OBの三田クラブの対戦。いつも1試合だけでしたが、今回は長老チームと若手OBの2試合が行われました。
いずれもランニングタイム(時計を止めない)12分間を3ピリ行いインターバルは整氷なしで1分
間。あっという間に終わります。長老戦は三田クラブが、若手戦は稲門クラブが勝ちました。

第3試合は、高校戦。早稲田は早稲田実業学校高等部が、慶應義塾は慶應義塾高校が出場しました。
オールメンバー12人の早稲田実業ののスタメンは、GK冨山(早稲田実中東部2)。DF松下(中野区立北中野中2)、林風汰(関東学院中3)。3)。FW林幹汰(横浜市立岡津中1)、冨田(三沢市立堀口中3)、豊田(苫小牧市立和光中1)。
対するオールメンバー22人の慶応義塾高校の先発は、GK及川(冨谷市立成田中1)。DF笹山(世田谷区立深沢中3)、小島(Stonepark Intermediate School 1)。FW坂本(横浜市立神奈川中3)、田原(西東京市立保谷中2)、川島(慶応義塾中東部1)。
この試合は1ピリオッド15分間で行われました。
第1ピリオッド2分21秒、慶應の安部(慶応中東部2)が反則でペナルティーボックスに入り早稲田実はパワープレーのチャンス。そして、これを生かします。4分3秒、林風、松下のダブルアシストで冨田がゴール。早稲田実が先制します。
慶應もすぐ反撃。7分3秒に田原、川島と繋いで笹山がゴール。同点に追いつきます。
畳みこむように8分57秒、田原のパスを受けた荘(千代田区立麹町中1)がゴール、1-2と逆転して第1ピリオッドを終えました。シュート数は6-6と互角でした。
5分間の整氷インタ^バルを挟んで第2ピリオッド開始。
1分29秒、慶應の荘が肺スティックの反則で2分間退場。しかし早稲田実は、パワープレーを生かせません。
逆に4分19秒、早稲田の金井(日光市立東中3)がトリッピングの反則で2分間退場。慶應はこのパエキシビジョンワープレーを利して5分2秒に田原のアシストで小島がゴール。1-3とリードを広げます。
この後、慶應は坂本がチャージングで、笹山がチャージングでペナルティボックスに入りショートハンドのピンチを迎えますが、ここでも早稲田実はパワープレーのチャンスを生かせません。結局、これがこれが敗因につながります。
シュート数は、早稲田実9本、慶應6本でした。
の12分間の整氷インターバルの後、第3ピリオッド開始。
序盤は互角の状態が続きました。
7分41秒、早稲田の金井がクロスチェッキングの反則で2分間退場。慶應はパワープレーのチャンスでしたが、8分41秒に慶應…小島もフッキングの反則で2分間退場。4 on 4になってしまいます。
金井が氷上に戻って今度は早稲田実のパワープレーのチャンス。ここで10分38秒、冨田のアシストで家内がゴール、2-3と1点差に追いすがる早稲田実。
次の1点が勝負の明暗を分けるのは明らかでしたが、慶應が僅か7秒後の10分45秒、田原のパスを受けた藤本(慶応普通部3)がゴール。2-4と突き放します。
ここで11分18秒に早稲田実の松下がクロスチェッキングの反則で2分間退場。慶應は再びパワープレーのチャンスを行けします。田原、須田(武蔵野市立四中2)と繋いで小島がゴール、2-5。
しかし、早稲田実も勝負を諦めず反撃します。13分21秒、林幹が左から右にクロス、林風が押し込み3-5。ここで早稲田実がタイムアウトを取り2点さながら勝負への執念を見せました。
ところが、この後がいけません。13分26秒に林風が、13分35秒に林幹が相次いでペナルティーボックスに入ってしまい慶應が5 on 3のパワープレーのチャンス。慶應は難なくこのチャンスを生かし、14分44秒、田原、坂本のダブルアシストで笹山がゴール。3-6として早稲田実を仕留めました。
やはり2セット回しの早稲田実、終盤にスタミナ切れ。4セット回しの慶應の前に涙をのみました。やはりアイスホッケーは22人で行う総合力が物を言うことを改めて知らしめる一戦になりました。
高校戦でもエール交換が行われ、伝統の一戦の雰囲気は盛り上がっていきました。

整氷作業のあと、エキシビジョンのフィギュアスケートの演技がありました。
今回は男子シングルスの演技。
早稲田から橋本将太選手、慶應から石塚玲雄選手が演技を披露したのですが、ジャンプにミスが多く残念なエキシビジョンになってしまいました。
かつては、荒川静香さんとか村主章枝さんとかが出演していてレベルの高い演技を見せてくれていました。すこし早慶両校のフィギュア部門の低迷が気にかかります。

大学戦が始まるころには、アリーナは満員。立ち見を含め3500人ほどの観衆。もちろん関東大学リーグや全日本選手権よりもお客さんが多い。早慶戦の人気の高さが伺えます。
アリーナの照明が消され、スポットライトの中、選手が紹介されリンクに登場してきます。役員の挨拶、優勝杯の返還、ペナントの交換のあと、現役戦が始まります。
春の早慶戦では、慶應が42年ぶりに勝利。秋のリーグ戦でも1勝1敗と今季は慶應に分が良い早慶の対決。もし今日慶應が勝てば、秋は45年ぶりの勝利になります。大いに接戦を期待してフェースオフを待ちました。
早稲田大学のスターティングラインアップは、GK谷口(早稲田実3)。DF坂本(八戸工大一4)、篠田(苫小牧東3)。FW鈴木(苫小牧東4)、高橋(東京インターハイスクール4)、飛田(早稲田実
4)。
対する慶應義塾大学の先発は、GK小池(浦和3)。DF在家(埼玉栄4)、小島(慶応1)。FW滝(慶応4)、田中(慶応3)、運上(埼玉栄2)。
午後4時59分、フェースオフで試合開始。
お互いに手の内は知り尽くした同士。慎重な立ち上がり。
3分5秒、慶應の運上がインタ^フェアランスの反則で2分間退場。しかし、慶應はキルプレーを耐えました。
しばらく膠着した試合展開。ようやく12分1秒、早稲田は青木(埼玉栄3)、杉本(駒大苫小牧1)のダブルアシストで澤出(武修館2)がゴール、先制します。
13分17秒、慶應の小島がマイナーペナルティーで2分間退場。早稲田は2回目のパワープレーのチャンスを生かします。14分45秒、飛田、篠田と繋ぎ坂本がゴール。2-0とリードを広げ、試合の主導権を握りました。
その後、両校とも得点機を生かせず第1ピリオッドが終了します。両チームとも少し気合が入りすぎ固さが目立ちました。シュート数は12-12と互角でした。

12分間の整氷インターバルの間、なぜか慶應応援団が早稲田の応援歌「紺碧の空」の演奏。これも
エール交換の一種でしょう。たぶん早稲田の応援団は「若き血」を演奏しているのか。わたしが陣こうかnn取った席の横を慶應のチアガールのお嬢さんが立っているので気になります。

第2ピリオッドに入っても早稲田の攻勢は止みません。立ち上がり1分過ぎには杉本、澤出のダブルアシストで青木がゴール。早稲田がリードを3-0に広げます。
反撃に出たい慶應ですが、永田(日光明峰1)、在家、若森(苫小牧東1)が相次いでペナルティーボックスに入ってショートハンドに。これではゴールが奪えません。
逆に早稲田は13分59秒、このピリオッド3回目のパワープレーを利し大塚(佐久長聖1)、飛田と繋いで坂本が決め4-0。膠着した試合で4点のリードは、ほぼ勝負ありといった感じです。
あまりの不甲斐なさに慶應ベンチはタイムアウトを取りました。そして不調のGK小池に代え木村(苫小牧東1)を氷上にあげました。
ここでようやく慶應のディフェンスが安定しだします。早稲田も小澤田(早稲田実3)、河田(早稲田実3)が相次いでペナルティーを犯し、慶應は2回パワープレーのチャンスを迎えますが、これも生かせず。第2ピリオッドが終了します。シュート数は14-9で早稲田がリード。

12分間の整氷インターバルの後、第3ピリオッド開始。
慶應のペナルティーが止まりません。2分48秒の滝のペナルティーによるキルプレーは耐えましたが、9分38秒に永田がペナルティーボックスに入るとショートハンドを支えきれません。

10分12秒、早稲田はパワープレーを利して澤出、ハリデー(埼玉栄3)のダブルアシストで羽場(早稲田実4)がゴール。5-0としてダメを押しました。
12分8秒、早稲田の杉本がフッキングの反則で2分間退場。慶應は一矢報いる絶好のチャンスでしたが、ここでもパワープレー生かせず。
逆に早稲田は15分56秒に鈴木、高橋、飛田の第1fwのトリオでゴールを挙げ6-0。、
慶應は、ここでもペナルティーの連鎖。櫛野(慶応1)、金谷(慶応4)が相次いでペナルティーボックスへ。早稲田は5 on3のパワープレー、タイムアウトを取って作戦を練り、19分49秒にハリデーのシュートを慶應GK木村のセーブしたリバウンドを鈴木が押し込み7-0。試合を閉めました。
総シュート数は56-31。慶應もシュートは放っているものの、ノーゴールに終わりました。MVPは当然のように早稲田GK谷口が獲得。早慶両校のGKの出来が、そのまま勝敗を分けました。

試合後のエール交換で久しぶりに早稲田校歌、慶應塾歌を歌って会場を後にしました。それにしても観客が試合が終わってもすぐに会場を後にしないのには驚きました。

帰宅して夕食を摂り、サッカーのアジアカップをTV観戦。
格下のオマーンに対して日本は原口のPK1点で辛勝。危ないしあいでした。PKもお情けでもらったような微妙なもの。
アジアカップは、なかなか一筋縄ではいきません。
まあ、とにかくベスト16入り(2次ラウンド進出)は果たした日本。これからを期待しましょう。

そんなスポーツ三昧でした。
<了>

[結果]
長老OB戦
稲門クラブ 3-5 三田クラブ(2-0、0-1、1-4)
若手OB戦
稲門クラブ 8-4 三田クラブ(2-0、2-4、4-0)
高校選
早稲田実業学校高等部 3-5 慶応義塾高校(1-2,0-1、2-2)
大学戦
早稲田大学 7-0 慶応義塾大学(2-0,2-0,3-0)、
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