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アイスホッケー関東大学リーグ戦Div.ⅠBグループ大東文化vs.神奈川戦を取材。

12月に入っているというのに、気温20度越えの東京地方。
10月初旬の暖かさ。
寒くないのは嬉しいですが、少し不気味な感じです。

あまりの暖かさに朝寝坊(?)。
朝のルーティーンが10時すぎになってしまいました。

自宅で作業の後、夜はDyDoアイスアリーナに向かいます。
今宵の関東大学アイスホッケーリーグ戦、ウイークデイ・ナイト2日目。Div.ⅠBグループ大東文化vs.神奈川戦が行われました。
ここまでランク2位の大東文化は、7勝1分(GWS負け)1敗の勝点22。今日勝つと勝点25になり、すでに全日程を終えている日本と並びますが、日本に1分け1敗のためわずかに及ばず2位となります。敗れても専修が最終戦に勝っても勝点21にしかならないので2位は決定です。
対するランク5位の神奈川、近年強化に努めていてアイスホッケー強豪高校からのスカウティングも進み、オールメンバー22人が揃って今季は3勝(勝点9)を挙げています。もし、今日勝てば勝点12となり、青山学院が明日の専修戦で敗れると勝点10のまま。神奈川が4位となり入れ替え戦を逃れることになります。
どちらかといえば神奈川のモチベーションが高い試合。第1レグでは大東文化が6-1で神奈川に勝っていますが、どうなるでしょう? 神奈川の健闘を期待しました。

午後8時過ぎ、自宅を出発。
今日は報道受付の役員の方から手渡しでメンバー表をいただきました。
いつもありがとうございます。

予定とおり午後8時30分、練習開始。
大東文化の先発は、GK清水(盛岡中央3)。DF熊谷(東北2)、馬場(埼玉栄4)。FW松渕(埼玉栄4)、矢島(埼玉栄4)、茂木(埼玉栄3)。
対する神奈川のスタメンは、GK荒木(軽井沢2)。DF新村(武相4)、松坂(八戸商1)。FW長谷(龍谷富山3)、石川(軽井沢3)、星野(水戸啓明2)。
午後8時54分、フェースオフで試合開始。

ランクしたの神奈川が勝つためには、まずは簡単にショートハンドにならぬこと。格上チームにパワープレーのチャンスを与えては話になりません。
次に得失点差で最後まで食らいつくこと。できれば先行したい。得点差が離れれば守りの緊張がなくなり、失点を重ねますし、勝っているほうは余裕をもって攻撃できます。実力がそのまま出たら勝機は薄れます。特にGKの好守は絶対条件。
お互いに慎重な試合の入りでした。大東文化が試合の主導権を握っていましたが、神奈川もよく守っていました。
8分21秒、大東文化の夏堀(八戸工大一3)がトリッピングの反則で2分間退場。神奈川、先制のパワープレーのチャンス。ここで1点ゲット出来ていれば試合の流れは変わっていたと思いますが、さすがに大東文化、キルプレーを耐えました。
ピンチを凌げばチャンスが来ます。
14分15秒、大東文化は茂木のアシストで矢島がゴール。今季の大東文化は第1セットでの得点率が高い。期待に応えます。
しかし、神奈川もすぐ反撃。15分38秒に塚本(武相3)のパスを受けた田名部(八戸商3)がゴール。試合を振り出しに戻します。
一進一退の展開のまま第1ピりオッドは終了します。シュート数は17-6と大東文化がリード。最初の20分間は神奈川の意図とおりの試合展開でした。

12分間の整氷インターバルを挟んで第2ピりオッド開始。
大東文化の選手は、そうとうインターバルで指導陣に喝を入れられたのでしょうか、本気モードになっていました。
1分41秒、山崎(埼玉栄1)、夏堀のダブルアシストで相馬(八戸商4)がゴール。再びリードを奪います。
神奈川も、その後の大東文化の猛攻をよく耐えたのですが、6分15秒に塚本がインターフェアランスの反則で2分間退場すると、攻守のバランスが崩れます。
6分52秒、大東文化はパワープレーを利して茂木のパスを受けた松渕がゴール、3-1とリードを広げます。
11分54秒、再び神奈川の塚本がトリッピングの反則で2分間退場。大東文化なh、このパワープレーのチャンスも生かします。
12分12秒、田代(八戸工大一2)のアシストで茂木がゴール、4-1とすると大東文化は勝利を確信したのかGKを清水から富谷(江陵1)に交代します。
3点差が開くと神奈川の守りの集中力が鈍ってきます。、そこを大東文化は畳み込むように猛攻を仕掛けます。12分49秒、山崎、寺西(埼玉栄1)と繋ぎ夏堀がゴール、5-1。ほぼ勝利を確実なものにしました。
16分6秒、大東文化の矢島がトリッピングの反則。神奈川にとっては、最後のパワープレーのチャンスでしたが、これも生かせません。
大東文化は19分43秒にも山崎のパスを受けた相馬が右からクロス、中央に詰めた田代がゴール。仕留めの6点目をゲットして第2ピりオッドを閉めました。シュート数は20-4。

2回目の12分間整氷インターバルの後、第3ピりオッド開始。
神奈川は、集中力の切れたGK荒木から山本(北海道栄2)に交代。
6-1と5点差ではありましたが、神奈川にとっては最後のチャンス。1点を取れば何が起こるかわかりません。早い時点で1点を返したいところでした。
ところが3分39秒、神奈川の小芝(八戸学院光星3)がインターフェアランスの反則で2分間退場。ショートハンドになってしまいます。
このキルプレーは耐えた神奈川でしたが、なかなか得点できず時間だけ経過していきます。
なかなか追加点が奪えず苦労した大東文化でしたが、ついに14分1秒、夏堀、のパスを受けた田代が右中央からクロス、左サイドに滑り込んだ相馬がシュート。7-1として勝負を決めました。
さらに19分13秒、松渕が右から左に大きくパス、出田川(水戸啓明4)がゴール、8-1としてゲームを閉めました。
19分42秒、大東文化の茂木がエルボーイングの反則で2分間退場しますが、18秒では神奈川のパワープレーも生かせずタイムアップ。10時42分と昨夜より20分も早く試合が終わりました。
総シュート数は、49-16。実力差がそのまま出て大東文化が快勝した試合でした。

10時50分には帰宅。
今日も遅い夕食を摂り、床に就いたスポーツ三昧でした。
<了>

[結果]
大東文化 8-1 神奈川(1-1、5-0、2-0)



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