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ラグビー第96回早明定期戦をテレビ取材。

12月最初の日曜日。

昨日は久しぶりの4時間のサイクリング。少々疲れました。
日曜日は、朝5時50分から「サンデーLive」、「サンデーモーニング」「ワイドナショー」のはしご視聴が恒例ですが、なんか見たのか見ないのか夢うつつの状態。

12時からは福岡国際マラソン。今年で第74回を迎える国内最高の大会ですが、今年はコロナ禍のために海外の招待選手がいない。
放送したテレビ朝日さんは、記録が出そうな少数精鋭の大会と風蝶しましたが、やはり平凡なレースに終わりました。
優勝したのは吉田祐也(GMOインターネットグループ)。記録は2時間7分5秒。2位は大塚祥平(九電工)、3位は寺田夏生(JR東日本)。外国人の最上位はマイケル・ギザエ(スズキ)の4位。注目の設楽啓太(日立物流)は7位、川内優輝(あいおいニッセイ同和損保)は19位に終わりました。

2時、レースを最後まで見ることなくテレビのチャンネルを変え、大学ラグビーに切り替えます。
12月の第1日曜日といえば早明戦。両校が全勝で対決、優勝することが多かったので自然に、この時期に早明戦が設定されたようです。大学選手権がなかった頃は、東西の大学定期戦が年末年始に行われており、東の優勝校と西の優勝校同士の定期戦が事実上の大學選手権を争う試合だったのです。
まあ、それはともかく、今年も早稲田が全勝、明治が1敗。この試合に勝ったほうが優勝(敗数が同数の場合は直接対戦で勝ったほうが上位になるルール)という運びになりました。

先だっての早慶戦と同様、2万5000人収容の秩父宮ラグビー場はコロナ対策として1万人しか入れません。そもそも1980年代から2010年くらいまで早明戦は旧国立競技場に6万の観衆を集めた試合でした。
「腐っても鯛」とは言いませんが、1万しか切符がないのです。手に入れるのは難しい。従って私はテレビ観戦となりました。

早稲田大學ラグビー蹴球部のスターティングラインアップは、FW久保(筑紫4)、冨武(早大学院3)、小林(東福岡3)、大﨑(国学院久我山3)、下川(修猷館4)、相良(早稲田実2)、村田(京都成章1)、丸尾(早稲田実4)。HB小西(桐蔭学園2)、吉村(東福岡2)。TB古賀(東福岡4)、中西(早稲田実3)、長田(東海大仰星3)、槇(国学院久我山2)。FB河瀬(東海大仰星3)。
明治大学体育会ラグビー部の先発は、FW中村(国学院栃木2)、田森(長崎北陽台3)、村上(法政二3)、片倉(明大中野4)、高橋(桐蔭学園4)、福田(国学院栃木3)、繁松(札幌山の手4)、箸本(東海大四)。HB飯沼(日川3)、森(東福岡4)。TB石田(常翔学園2)、廣瀬(東福岡1)、児玉(秋田工3)、石川(報徳学園4)。雲山(報徳学園3)。
午後2時、明治のキックオフで試合開始。

実力拮抗と思われた試合です。両校とも先手を取りたいところ。
この日の早稲田は、序盤にペナルティーが多く、またマイボールのラインアウトのミスが多い。明治は、そこを巧みに突きました。
14分、早稲田を敵陣にクギ付けにした明治。得意のラック連取から箸本がラックサイドを個人技ですり抜けトライ。
19分、ドロップアウトを起点にラックを作り、福田の出したボールを箸本が抜け早稲田BKラインの裏に出て繁松、石川とつなぎ左中間にトライ。
22分にも明治はマイボールラインアウトからモールを作りプッシュ。田森が抑えてトライ。
これら全てを森がコンバートを決め6点追加。0-21と大きくリードを奪います。
いくら実力拮抗といえども3T、3Gを先制されると難しい試合になってしまいます。早稲田ラグビーの黄金時代にチームを率いた日比野弘氏も、
「大切な試合では、最後まで得点で食らいつくことが重要です」と語っていますが、まさにその反対の展開になってしましました。
早稲田は、36分ようやく小西のトリッキーなプレーで小林がポスト下に呼び込みましたが、これも微妙なプレーでした。ともかく1T、1Gを返して後半に勝負を持ち込みました。

後半に入ります。展開は概ね一進一退。どちらが先に得点するか。それで大きく勝負の明暗が変わるような展開であることは自明の理でした。
なんとか先に得点したい早稲田でしたが、相も変わらずペナルティが多い。明治のプレッシャーが強いようです。
12分、明治はモールを連取。最後は左オープン攻撃で1人余し、交代して入っていた斎藤が左隅に虎いい。ゴールはなりませんでしたが7-26とリードを広げます。
これで早稲田は苦しくなりました。明治は、取られてもなるべく粘って時間を経過させれば早稲田に逆転のチャンスは少なくなります。
早稲田が得点したのは25分。逆転にはギリギリの時間帯でした。モールサイドを相良が抜けてラックに。そこのボールを持ち出したSH小西がトライ。直後のボールを上にアゲルパフォーマンスは余り褒められてものではありません。ゴールも決まって14-26と追いすがります。
しかし明治も焦りません。早稲田陣内で戦い、早稲田のペナルティーを誘い37分に25m中央のPGを森が決めて14-29。ほぼ勝利を決めました。
早稲田も最後まで勝負を諦めずに攻めましたが、最後は明治に切り返され飯沼ー石田とつないで左隅にトライ。止めを刺しました。14-34。ロスタイム4分8秒。明治が早稲田を下し、対抗戦連覇を決めました。

先に3トライを先行した明治が、落ち着いて試合を進め、悠々と勝ち切りました。今日の早稲田は接点の勝負で明治に敗れ、セットプレーの精度、ペナルティーの多さで自滅した格好。明治の力が一枚上のような感じでした。
ただ、明治は対抗戦と大学選手権の二冠はないと思います。正月で早稲田の巻き返しはあるのか? 
決勝は国立競技場で行われることが決まっています。新国立なら3万くらい入れryでしょう。
楽しみにんありました。

ホッケーの全日本は終わっていましたが、ハンドボールの日本選手権はEテレで放送しておりみましたが、面白い試合でした。終盤の逆転劇で34-33で豊田合成が大崎電気を下し優勝しました。

これで、今回の東京のミッションはほぼ終了。
東京都の新規感染者は327名。まだまだ高止まりです。
明日帰名する予定のスポーツ三昧でした。
<了>

[結果]
早稲田大学ラグビー蹴球部 14-34 明治大学体育会ラグビー部(前半7-21)

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