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鎮魂の週3日目。東京大空襲から76年。忘れられた戦禍。

1945年3月10日。
太平洋戦争の末期、アメリカ軍の空襲により日本全国で壊滅的な被害を受けた被害のうち、最も損害が大きかったものが東京大空襲でした。

被災者数は、広島や長崎の原爆による数に遜色ありません。
木材の家屋が多い日本に焼夷弾を集中的に落とし、火災による被害は甚大なものでした。

しかし、東日本大震災から10年ということでテレビも新聞もネットニュースも東京大空襲に関するものはほとんどありません。
やはり76年という歳月が、戦禍を風化させてしまっているのです。
おそらく東京大空襲のことを覚えているのは、私の父や母の世代です。

昨年3月13日に他界した私の母は、昭和6年(1931)年生まれでしたから、昭和20年といえば14歳です。名古屋に住んでいた母の記憶には名古屋の大空襲の記憶は鮮明だったらしく、
「朝起きたら名古屋城が焼け落ちてなくなっていた(5月14日)のを見て、戦争に負けたと思った」と語っていました。90歳近い方が、そんな状態ですから、東京大空襲が忘れられるのも仕方がないのかもしれません。

東日本大震災も、おそらく76年経てば、こんな状態になるのでしょうか。
多分、これから何年か先には南海トラフとか他の大きな自然災害が出てくるでしょう。
神戸淡路大震災も今年で26年経ちましたが、徐々に風化しています。
新型コロナのことも、いつしか忘れ去られるのかもしれません。

その新型コロナ新規感染者は、東京都が340人と再び300人越え。愛知県は44人。
緊急事態宣言も2度目で再々延長では、もう日常になってしまうのかもしれません。
政府も東京都も、何か抜本的な施策をしなければ感染拡大は止められませんね。

そんなことを考えていたスポーツ三昧でした。

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