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鎮魂の週5日目。名古屋ウイメンズマラソンの記者会見を取材しました。

週末の金曜日。
名古屋ウイメンズマラソン2日前恒例の選手記者会見の日です。

体調もだいぶ戻ってきたので、名古屋まで自転車で行こうかとも思ったのですが、あいにく雨模様。
仕方がないので電車とバスで名古屋市街地に出ました。

名古屋駅前からループバスで納屋橋へ。
名古屋の記者会見はお愛想なし(東京マラソンの記者会見は軽食、飲み物など提供されます)なので、まず腹ごしらえ。記者会見会場近くの山本屋本店広小路店で名古屋めしの象徴・味噌煮込みうどんを食します。名古屋駅だと1500円近く取られる味噌煮込みうどんが、ここのお店だとお漬物、ごはん付きで1000円以下で食べられます。

午後2時の受付開始の時間に合わせて会場の名古屋観光ホテル2階へ。
「健康チェックシート」を提出すると、取材用ADカードとプレスキットを手渡してくれました。
「無線LANは飛んでいますか?」と尋ねましたが、飛んでいないという。ホテルだから飛んでいるはずですが、パスワードは教えてくれませんでした。

午後3時ちょうど、壇上に負傷で欠場する鈴木亜由子を除く招待4選手が現れました。
松田瑞生、小原怜、佐藤早也加、岩出王令亜の4人。
出席者が司会の東海テレビアナウンサーによって紹介され、まず中日新聞の佐藤記者が代表質問。
続いて、日本陸上界が誇る高橋尚子、野口みずき、有森裕子のオリンピックメダリストの3ジャーナリストが個々に質問。
いつもは数分で終わってしまう質疑応答が、極めて充実したものになりました。

4人の中では、松田の強気な受け答えが印象に残りました。調べたら彼女、まだ25歳でした。
昨年の大阪国際女子マラソンで2時間21分47秒の好タイムで優勝し、東京オリンピックの第3代表に手がかかりながら直後の名古屋ウイメンズで一山麻緒が、日本人国内最高記録2時間20分29秒をマーク、オリンピックの代表切符をかっさわられた。
松田は、生粋の大阪人で、名古屋ウイメンズには出たことがなかったのですが、今年は大阪を回避、あえて名古屋を選びました。その執念を感じました。

同じような意味で小原怜にも覚悟のようなものを感じました。
リオ五輪は、名古屋ウイメンズで1秒差で敗れ、東京ではMGCで鈴木亜由子に4秒差で敗れ、補欠に甘んじています。
「笑ってマラソンのゴールテープを切ったことがない。今回は笑ってゴールした」まさに執念。
佐藤は、やや小声で答え、力強さは感じなかったのですが、それとレースの結果は別。昨年は途中までレースを作りながら30kmすぎに失速しているだけに「今回は」という意気込みは感じました。
所属チームから契約を解除されクラウドファンディングで合宿費用を集めた三重県出身の岩出も背水の陣でレースに挑みます。どんなレースを見せてくれるのか。

会見は写真撮影を含め30分ほどで終了しました。
日曜日の好レースを期待しましょう。

ホテルを出ると、かなりまとまった雨が降っていました。
バスで名駅に戻り、デパ地下で夕食を買い込み、帰宅しました。

今日の新規感染者は相も変わらず高止まり。
これで21日に緊急事態宣言を解除するのか?
東京オリンピック開幕までにもう1波来て3回目の緊急事態宣言発令なんてこともあるかも。
外は、激しい雨。

気持ちが鬱してきたスポーツ三昧でした。
<了>


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