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サッカーJFL東京武蔵野U vs.FC大阪戦とアイスホッケー日光vs.王子戦を取材。

未明から雨、風が強い春の嵐に襲われた東京。

日曜恒例の早朝から起き出し「サンデーLive!!」「サンデーモーニング」「ワイドナショー」の梯子視聴で午前中は潰れます。

お昼過ぎ、雨の中を自転車で武蔵野陸上競技場へ。
お天気が良ければお花見ができる桜の名所ですが、今日ばかりはそんな気にはなれません。

先週開幕したサッカー日本フットボールリーグ。
我が家に一番近いホームチーム東京武蔵野ユナイテッドFCは、ラインメール青森と2-2の引き分けで新シーズンの幕を切りました。今日は、その第2戦です。
JFLのスタジアムは、Jリーグのスタジアムほど整備されておらず、記者席もびしょ濡れ。役員の方にお願いして雑巾で机と椅子だけ拭いてもらい、なんとか1席記者席を確保。ありがとうございました。
スターティングリストも最初はありませんでしたが、受付の方にお願いしたらメディアルームに出てきました。
新生・東京武蔵野ユナイテッドのスターティングラインアップは、GK古島(帝京)。DF鳥居(東京ヴェルディユース)、金守(四日市中央工)、中川(浜松開誠館)、金井(鹿島学園)。MF高(尚志)、日高(桐蔭学園)のダブルボランチ、右翼が鈴木(武南)、左翼が米田(浦和東)、トップ下が伊藤光。FW飯島。4:2:3:1の布陣です。ちなみに東京ユナイテッド出身の日高は、JFA会長の田嶋幸三会長の義理の甥です。(カッコ内)はユース年代の所属先。
対するFC大阪の先発は、GK田中大(香川西)。DF太田、坂本、橋本(セレッソ大阪U-18)、館野(東京ヴェルディユース)。MF吉田、町田のダブルボランチ、トップ下が木匠(初芝橋本)。FW右翼が大山、左翼が久保、トップが田中直。4:2:1:3の布陣です。
レフェリーは、女性ながら1級審判の山下良美さん。アシスタントレフェリーは長谷川雅、鈴木智也の二氏。
午後1時ちょうど、FC大阪のキックオフで試合開始。

朝から降り続いた大量の雨のため、さしもの武蔵野陸上競技場のピッチも水が浮き、最悪のコンディション。しかし、両フィフティーンの闘志あふれるプレーでゴールに向かい意志を感じる点の取り合いの試合になりました。
まず先手を取ったのは風上に陣を取ったFC大阪。4分に左中間遠目のフリーキックを舘野が直接決めて先制します。
そsの後、試合は一進一退の膠着状態に。22分に飲水タイムに入ります。
飲水タイムのブレイクでFC大阪の集中力が切れたのでしょうか。東京武蔵野の反撃が功を奏します。
26分、東京武蔵野は得意のロングスローからの攻撃。右サイドから飯島が低いボールでスローイン。中央を抜けたボールを日高がワンタッチした後、右足でシュート。1-1の同点に追いつきます。
ここで東京武蔵野は、たたみ込むようにプレッシャーをかけ続け、右サイドからクロス、ペナルティエリア内でポストプレーを試みた鈴木が大阪DFに引き倒され、山下レフェリーは躊躇なく笛を吹きペナルティスポットを指さしました。28分、このPKを鈴木が決めて東京武蔵野は2-1と逆転します。
しかし、FC大阪もすぐ反撃。30分に右タッチライン際から坂本が蹴ったFKをファーに詰めた坂本がヘディングシュート。2-2と試合を放り出しに戻しました。
試合は、アディショナルタイム2分7秒でハーフタイムに入ります。前半のシュート数は2-4と大阪が2本リードしました。

ハーフタイムに東京武蔵野の池上監督(広島皆実)が動きます。MF米田を伊藤大(浦和東)に、FW飯島に石原(市立船橋)に交代します。
後半、風上に回った東京武蔵野。主導権を握るかと思われましたが、強風にうまく対応できません。
6分、大阪はコーナーキックのチャンス。舘野の蹴ったボールを橋本がヘディングシュート。再び
リードを奪います。
12分、1点のビハインドを負った東京武蔵野はMF伊藤光を田口(九州国際大付)に交代。
17分、大阪の塚原監督も動きます。FW大山を後藤に交代。
25分に後半の飲水タイム、大阪はこのタイミングで2枚替え。MF吉田を附木に、木匠を塚田に交代。
東京武蔵野は29分、DF金井に替え真下(青森山田)をピッチに送ります。
徐々に東京武蔵野のプレッシャーが強まっていきますが、なかなかチャンスを生かせません。
ようやく37分、右サイドで相手ボールをインターセプトした鳥居が鈴木につなぎ、鈴木がクロス。鈴木の正確なボールを石原がポストプレー、そのボールを受けた田口が左足でシュート。見事な連動したウレーから同点ゴールが生まれました。
41分、大阪はMF町田に替えて前田がピッチに入り最後のチャンスを生かそうとしましたが、それ以上はゴールが生まれませんでした。
42分、東京武蔵野もMF日高を小松崎に交代。
アディショナルタイムは「3分」表示。3分16秒に山下レフェリーがタイムアップの笛を吹きました。
総シュート数7-7、得点3-3と互角の試合であったと思います。

本当は、東京武蔵野の池上監督にお話を聞きたいところでした、アイスホッケーの試合が3時であったため、記録も拾わずに自転車で移動しました。

自転車をDyDoドリンコアイスアリーナの南側にデポ、昨日もらった取材用ADカードを返していなかったので北口から手指の消毒を済ませ、検温をしてもらい入場。
すでに試合は始まっていましたが、ノーゴール、ノーペナルティーのようでした。
記者席に着いた瞬間に日光の石川貴大(早稲田大)がパックをフェンス外に出してしまいディレイド・オブ・ゲームズで2分間退場。今日はHC栃木日光アイスバックスがオレンジのユニフォーム、王子イーグルスが白いユニフォームを着ています。
このパワープレーを利して王子は4分49秒、橋本僚(北海)、高橋聖二(苫小牧工)のダブルアシストで中屋敷侑史(釧路江南)がゴール。今日も王子が先制します。王子は伝統的にパワープレーがうまい。今日の試合も、その伝統の力を存分に発揮しました。
6分20秒にも日光は、彦坂優がチェッキング・ビハインドの悪質な反則でミスコンダクトペナルティー10分間退場の重い処分。柚木辰徳が2分間退場になります。
これで王子が再びパワープレーのチャンスを迎えますが、7秒後に王子の中屋敷もスラッシングの反則で2分間退場。4 on 4になりパワープレーは解消されてしまいます。
逆に8分58秒、王子は久慈修平(早稲田大)がとリッピング、山田虎太朗(早稲田大)がスラッシングの反則で2分間退場。日光は5 on 3のチャンスでしたが得点できません。
王子は14分41秒にも柴田嗣斗(東洋大)がインターフェアランスの反則で2分間退場。日光はパワープレーのチャンスを迎えますが、ここも日光は得点できません。
このまま第1ピリオッドは0-1で終了。シュート数は15-6と日光がリードしていました。

第2ピリオッドの頭に、両チームの先発メンバーを確認しました。
HC栃木日光アイスバックスのスターティングラインアップは、GK井上光明(法政大)。DF伊藤剛史(中央大)、佐藤大翔(武修館)。FW大椋舞人(明治大)、古橋真来(中央大)、牛来拓都(明治大)。
対する王子イーグルスの先発は、GK成澤優太(東洋大)。DFハリデー慈英(早稲田大)、山下敬史(駒大苫小牧)。FW高橋聖二、レディパック(カナダ)、三田村修平(白樺学園)。
両チームとも昨日の試合とゴーリーを変えただけのメンバーです。
第2ピリオッドに入ると、いっそう王子の試合巧者ぶりが浮き立ちます。
49秒、日光の佐藤がとリッピングの反則で2分間退場。王子は、このパワープレーのチャンスを活かします。1分37秒、高橋、中屋敷と繋いで大澤がゴール。0-2。
3分43秒、日光の坂田駿がとリッピングの反則で2分間退場。王子は、このパワープレーのチャンスも逃しません。4分7秒、中島、中屋敷のダブルアシストで大澤がゴール、0-3とリードを広げます。
ここで、たまりかねて日光のアリペッカ・シッキネン監督(フィンランド)がタイムアウトを撮りました。
しかし、試合の流れは変わりません。
6分ちょうど、王子は大澤のパスを受けた久慈がファインゴール。0-4と点差を広げます。
日光のGK井上も王子の猛攻を止められません。もっとも4点中3点がショートハンドでの失点。仕方がないかもしれません。
10分15秒、王子の芳賀陽介(明治大)がとリッピングの反則で2分間退場。日光は反撃のパワープレーのチャンスですが、王子はキルプレーも上手い。日光に得点を許しません。
このまま第2ピリオッドが終了。シュート数は5-15と王子が大きくリードしました。

第3ピリオッド、反撃したい日光でしたが、先にショートハンドになってしまいます。
5分36秒、伊藤がとリッピングの反則で2分間退場。このキルプレーは、なんとか無失点に抑えた日光でしたが、9分7秒に王子に追加点を許します。
高木健太、小林斗威(白樺学園)と繋ぎ大澤がゴール、0-5。残り時間は10分53秒、このゴールでほぼ王子は勝利を掴みました。
11分19秒、王子の佐々木一正がとリッピングの反則。日光はパワープレーのチャンスですが、ここでも遊的有利を生かすことができません。
逆に14分5秒、王子は山田、久慈のダブルアシストで高木がゴール、0-6。勝負ありました。
18分30秒、王子の高橋がインターフェアランスの反則で2分間退場。なんとかこのパワープレーのチャンスを生かしたい日光でしたが、堅い守りの王子は崩せず、一弛も報えないままタイムアップを迎えました。
総シュート数31-29。日光が2本リードしながら0-6の完敗。昨日は延長戦まで縺れ混んだ好試合でしたが、昨日優勝が決まってしまったこともあり、日光に覇気がありませんでした。

試合後、この試合のジャッジを最後に帰国するフィンランドのレフェリーの帰国式が行われました。
また、日光のホーム最終戦(東北とのアウェー戦は2試合残っている)ということでセルジオ越後シニアでしレクター、シッキネン監督、佐藤主将から挨拶がありました。

オフィシャル・ゲームシートを拾って、買い物を済ませ帰宅。
久しぶりの2日連続の掛け持ち取材は充実していました。

今日の東京の256人。微増です。あまり良い傾向ではありません。

そんな連休のスポーツ三昧でした。
<了>

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