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6月も最後の週末です。わが町・東伏見でサッカーとアイスホッケーを取材。

昨夜、上京して今日は土曜日。
台風の接近で梅雨前線が刺激され、今週末は雨、という天気予報でしたが、なんとか今日1日は雨が降りませんでした。

昨日移動したせいか、腰が重い。
首の寝違いによる痛さも抜けきらず、起きるのも一苦労するほど。
それでも、今日は近場で2競技スポーツを取材しました。

アイスホッケーの関東大学選手権Bグループは、佳境に入ってきています。
今日も2試合が予定されていましたが、時間の都合で半分しか取材できませんでした。

まず、サッカーの関東女子大学リーグ、首位攻防戦の早稲田大学ア式蹴球部女子vs.帝京平成大学女子サッカー部戦の取材をします。
早稲田ア女は、関カレのディフェンデシングチャンピオンです。毎年、優勝争いに絡んでくる強豪、一方の帝京平成は、2011年にFIFA女子W杯で優勝した日本女子代表のメンバー矢野喬子監督を招き、関東女子大学リーグ1部昇格した年にあっという間に覇権を握りました。昨年度は全国大学選手権を初制覇するなど、今年度もリーグ4勝2分けの勝点14、日体大とともに優勝候補の一角です。
この一戦、取材しないわけにはいきません。

2時まで自宅でゆっくりし、丘の上のマックへ。タブレットで色々作業を済ませながら昼食。
3時すぎに坂の下の東伏見グラウンドに移動。
コロナ禍でグラウンドに入れないため、石神井川沿いのプロムナード(散歩道)からフェンス越しに行います。2週間前の日体大戦の時に比べ、ますますフェンスに絡みつく蔦が成長しており、取材は困難になっています。しかし、ここから取材するしかありません。
早稲田大学ア式蹴球部女子のスターティングラインアップは、GK近澤(JFAアカデミー福島3)。DF加藤(アンジュヴィオレ広島4)、後藤(東京ヴェルディメニーナ2)、夏目(聖和学園2)、浦部(スフィーダ世田谷2)。MFアンカーが笠原(横須賀シーガルスJOY2)右翼が木南(ちふれASエルフェン埼玉マリ1)左翼がブラフ・シャーン(スフィーダ世田谷ユース3)。FW右が高橋(日ノ本学園3)、左が廣澤(ノジマステラ神奈川相模原3)、トップが吉野(聖和学園3)。4:3:3の布陣です。(カッコ内)は前書所属チーム。数字は学年)。高橋のみが社会科学部、後の10人はスポーツ科学部です。
対する帝京平成大学女子サッカー部の先発は、GK米澤(日ノ本学園4)。DF倉富(幕張総合4)、藤原(ノジマステラ神奈川相模原ドゥエ4)、渡邉(日ノ本学園2)、浅野(藤枝順心2)。MF江崎(作陽1)、近藤(関志学園4)のダブルボランチ、右翼が小原(藤枝順心2)、左翼が堀越(JEF千葉U-18・2)。FW今田(藤枝順心4)、北川(湘南学院1)。中盤ボックスの4:4:2の布陣です。
午後3時30分、高橋真由美レフェリーの笛で早稲田ア女がキックオフ、試合の火ぶたが切られました。

両チームDFラインから最前線までコンパクトにして一進一退の攻防を繰り広げます。
3分、帝京平成が右サイドで早稲田ア女のパスをスチール、素早く得意のカウンターアタック。右サイド角度の無いところからシュート。早稲田ア女、ポストに救われます。ここで失点していたら試合の流れは大きく帝京に傾いていたでしょう。これも勝負の綾です。
早稲田ア女もボールポゼンッションしながら、ここぞという時にタテ一発パスを通ります。
19分、後藤のロングフィードに反応した吉野がゴールを狙いますが、ここはGK米澤がセーブ。事なきを得ます。
24分、飲水タイム。日差しはありませんが高温多湿。人工芝の暑さは両チームの体力を奪っていきます。
しばらく帝京平成の攻勢が続きます。
32分、左サイドからのアーリークロスをシュートまで持って行きますが早稲田ア女GK近澤がファインセーブを見せ得点を許しません。
39分にも帝京平成は、左サイドを今田が切り裂き早稲田ア女DFを置き去りにしてシュート。しかし、これも左ポストに救われます。
44分にも今田が左サイドからクロスを上げるとファーに走り込んだ北川がシュート。これもポストに阻まれる帝京平成。今日はついていません。
早稲田は、ようやく45分に左サイドの加藤が中央の高橋にボールを託し、最後は吉野がフィニッシュまで行きましたが、GK米澤の正面に。
アディショナルタイムは1分2秒、ハーフタイムを迎えます。シュート数は2-7で帝京平成が圧倒しました。

ハーフタイムに早稲田ア女の福田監督はメンバー交代しませんでしたが、相手とのバランスを考えてプチ修正。吉野、廣澤を2トップにして、笠原、ブラフを2ボランチに、両翼に高橋と木南を配する4:4:2にシステム変更しました。
前半、優勢に試合を進めた帝京平成、矢野監督は同じメンバー同じ布陣で後半に臨みました。

しばらく4:4:2同士の均衡が保たれます。激しい中盤の潰し合いが続きました。
先に動いたのは帝京平成・矢野監督でした。17分、MF小原を越路(帝京長岡1)に、20分にFW北川を古賀(日ノ本学園2)に交代します。
早稲田ア女は、このちょっとした交代の隙をつきます。
23分、中盤でボールを拾った高橋が中央前線の吉野にボールを預けてワンツーリターン、再びボールを受けてシュートまで行きましたが、惜しくもシュートは右にはずれます。
24分、後半の飲水タイムに入ります。
26分、早稲田ア女はリスタートから素早くフリーキック。加藤のクロスをゴール前に待ち受けた廣澤がシュートしますが、インサイドで当てただげ。GK米澤のp正面に飛び、ゴールなりません。
29分、帝京平成はMF近藤を高杉(湘南学院4)に、早稲田ア女はMF木南を井上(十文字3)に交代。
選手交代による新しい展開にフィットせず時間が過ぎていきます。
39分、早稲田ア女はMF笠原を築地(常葉大橘1)に交代。なんとか中盤の運動量を増し、再び主導権を握ろうと必死です。
44分、帝京平成はFW今田を日永田(関志学園4)に交代。最後まで勝負を諦めません。
45分、早稲田ア女は最後のチャンスとでもいうべきコーナーキックを得ます。井上が蹴ったボールを築地がヘディングシュートしますが、GK米澤がガッチリキャッチ。
アディショナルタイムは3分31秒。この一戦で決着はつかず、雌雄を決するのは今後の1000位なりました。
勝点で上回る早稲田ア女は、引き分けでもよかったのか? しかし。連勝記録もこれでストップです。やhり強豪相手にゴールを挙げることができなかったのは今後の課題です。
帝京平成は、すでに2引き分けを喫しており、アウェーとはいえ今日の試合は勝ちたいところでした。負けなくてよかった、ということでしょうか。矢野監督から試合後に話が聞けないのは残念です。

そこまで取材してから一度帰宅して羽毛のグラウンドコートを取りに行き、丘の上のアイスアリーナに向かいます。

続く

[結果]
早稲田大学ア式蹴球部女子 0-0 帝京平成大学女子サッカー部

関東大学アイスホッケー選手権Bグループ
東京学芸大学 1-13 上智大学(1-3、0-2、0-8)

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