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名古屋滞在6日目。JFL東京武蔵野vs.高知戦をリモートで取材。

東京から名古屋に移って最初の週末。
名古屋近辺での取材対象もなく、今日も自宅に監禁状態です。

午後一時からJFL第31節、東京武蔵野ユナイテッドFC vs.高知ユナイテッドFC戦をリモートで取材します。
本来なら、東京の自宅から自転車で15分弱の武蔵野市陸上競技場での開催なので生で観戦したいところですが、今日が母の命日のため名古屋滞在中、名古屋からYouTube経由で取材します。
目下JFL16位の東京武蔵野は、現在のままの順位ですと下からのチームと入れ替え戦になります。すでにいわきFCがJ3昇格の条件を満たしましたが、もしもう1チー昇格チームが出れば、入れ替え戦は逃れられます。ただし2チーム目のJ3昇格候補のFC大阪が、微妙なところにいるので、できれば東京武蔵野は15位に上がって降格圏内から逃れたいところ。残り4試合、ホームが3戦ですが、暫定1位のHonda FCとの試合を残しています。何としても今日は勝点3を積み上げたいところ。
ただし、相手は名将・西村明宏監督率いる高知FCです。高知も暫定13位と残り試合を連敗すると降格圏内に入る可能性もあり、簡単には負けないでしょう。
両チームとも必勝の覚悟での対戦でした。

東京武蔵野ユナイテッドFCのスターティングラインアップは、GK西岡(神戸科学技術)。DF中川(浜松開誠館)、鳥居(東京ヴェルディユース)、西山(横河武蔵野FCユース)。MF伊藤(柏U-18)、小林(流経大柏)、金守(四日市中央工)、小野寺(修徳)、川戸(神戸U-18)、金田(神戸U-18)。FW澤野(横浜創英)。3:5:1の布陣です。(カッコ内)はユース年代の所属先。リモート取材のため詳しいポジショニングまでは確認できませんでした。公式メンバー表でのフォーメーションを記入しました。
対する高知ユナイテッドFCの布陣は、GK井上(セレッソ大阪U-18)。DF藤崎(八王子北)、藤井(立正大湘南)、平田(高川学園)、下堂(樟南)。MF細山(前橋育英)、横竹(広島ユース)、中舛(広島観音)、西村光司()。FW西村勇太(立証大湘南)、長尾(徳島商)。4:4:2の布陣です。
大原謙哉レフェリーの屁で午後1時、東京武蔵野のキックオフで試合開始。

シーズン当初、リトリートしてカウンターアタックを主戦術としていた東京武蔵野。なかなか結果がです、シーズン半ば過ぎからDFラインを高く自然戦からプレッシャーをかけるショートカウンター戦術に変更。ようやく、ここに来て勝点を積み上げられるようになってきました。もちろん、勝ったり負けたりは続いていますが、「暗闇に一筋の光明」というか、ともかくシーズンも深まって、ようやく降格県内脱出が見えてきました。
今日も試合開始早々から前線から球を追い掛け回し、敵陣深くから何度もショートカウンターを仕掛けます。試合開始序盤は、何度か相手ゴール近くでチャンスをつかみましたが、伊藤のシュートがゴールポストに当たるとか、厚く硬い高知の守備の前に、なかなかゴールを上げることができません。
高知は、西村監督指導のもと、ディシプリンの高いチームでした。攻撃ではボールポゼッションを高めオープンからゴールに迫り、ディフェンスでは人数をかけて組織的にゴールに鍵をかけました。
前半は、コーナーキック数で2-6と高知がやや押し気味でしたが、両チームとも得点を上げることができずスコアレスで終了します。シュート数は3-4と互角でした。

ハーフタイムに東京武蔵野の池上寿之監督(広島皆実)が動きます。前半から運動量多く追い回したMF川戸を鈴木裕(武南)に、MF伊藤を飯島(武蔵工大二)に交代します。高知は同じイレブンで後半に望みます。

東京武蔵野は、後半に入ってもラインを高く保ち、高知にプレッシャーをかけ続けます。
高知の西村監督も12分にFW長尾を赤星(熊本工)に、13分にMF中舛をルーカス・ダウベルマン(ブラジル)に、17分にMF細川を吉田(明秀日立)二交代。なんとか局面を打開しようとします。
東京武蔵野も18分にFW澤野を田口(九州国際大付)に交代。両チーム、ゴールを狙いに行きます。
24分すぎ、さしもの高知も守りに齟齬が出始めます。GK井上からのパスを高知DFがミス。これを高い位置で拾った変わったばかりの田口がGKと1対1。落ち着いて左足で決めました。
34分にも東京武蔵野は、高い位置でプレッシャーをかけ高知のミスを誘います。飯島がスチール、田口とワンツーリターン、飯島のスルーパスが小野寺に通り、これまたGKと1対1。小野寺も落ち着いて高知ゴールにシュートを流し込みました。2-0。この追加点は大きかった。
高知は2点のビハインドを追うべくパワープレーに出ます。35分にFW西村勇太を泉(センアーノ神戸ユース)に交代。なんとか1点を、と攻撃に集中します。
2点のリードを奪った東京武蔵野は、ようやく終盤の45+1分にDF西山を小松崎(青森山田)に、MF小野寺を真下(矢板中央)に交代。まあ、これは時間つぶしという面もあったでしょう。
アディショナルタイムは4分25秒、タイムアップの笛が鳴りました。

前節の鈴鹿ポイントゲッターズ戦の逆転勝ちに続き、東京武蔵野は今日も快勝しました。勝点1としてホンダロックと勝点で並び得失点差で15位に上がり、今季初めて降格圏内から一つだけ順位を上げました。
次節はホームで最下位のFC刈谷と対戦します。絶対に落とせない戦いです。翌週の首位のHonda FCとは悪くても引き分け、最終戦のアウェーのMIOびわこ戦でも勝ちたいところ。ただ、この調子でいけば、それは不可能ではないと思います。ようはハードワークができるかどうかにあります。

関東女子リーグの早稲田ア女vs.東洋大女子の試合もあったのですが、こちらもキックオフが1時でしたし、関東女子リーブのネット配信はないので見られませんでした(1-1の同点だったらしい)。

JFLのネット配信は、最近は解説付き実況放送だし、時間もスコアも画面に出るので十分に取材ができます(タブレットでメンバー表を検索すれば完全ですが、フォーメーションまで確認できないのが残念です。そこらあたりも実況で解説してくれると助かるのですが、そこまで要求するのは大変です。

テレビではフィギュアのNHK杯を放送中。日本選手の健闘が目立ちました。

今日は、家から1歩も出ずに完全休養。たまにはいいでしょう。
東京都の新規感染者は24人。愛知県は9人、大阪府は30人でした。

そんなスポーツ三昧でした。
<了>

[結果]
東京武蔵野ユナイテッドFC 2-0 高知ユナイテッドFC(前半0-0)

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