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名古屋ベース4日目、今日も不要不急の外出はせず自粛。東京の感染者数にびっくり!

ここのところ名古屋に移動し、心休まる日々を過ごしております。

早朝5時に起床。
「クラシック倶楽部」という番組を見ながら目を覚まします。
今日はバイオリンとピアノのデュオでしたが、ドビュッシーとプロコフィエフのバイオリン・ソナタなど聴きなれない曲だったので興味深かったです。

昔、音楽で飯を食おう、などと考えていた時期があったせいもあり、最近時間ができてクラシック音楽を聴く時間が長くなっています。
それは、師と仰ぐある方の影響があるのだと思います。
その方は、私が40年近く携わったきた「高校サッカー年鑑」(講談社刊)という本でお世話になった全国高体連サッカー部の元部長だった故川口玲雄先生です。
ある時、何か昔のことで分からない事があったので、ご自宅にお電話を差し上げたのですが、受話器の向こうからウォルフガング・アマデウス・モーツアルトの弦楽四重奏曲が聴こえてきたのです。
「ああ、私も老後はこんな風に過ごしたいな」と思ったものです。

川口先生は、1942(昭和17)年夏に開催された「橿原神宮大会」(本来は大阪毎日新聞社主催の全国中等学校蹴球大会に出場する予定だったのですが、太平洋戦争の影響で国の管轄になり大毎が手を引いたため回数にカウントされていない幻の大会)に出場されたと言われていましたから、ご存命ならば90歳ぐらいだと思います。
敗戦時は、九十九里浜で米軍の本土上陸に備えて蛸壺を掘られていたと言いますから、本当に戦地に赴く一歩手前であったと思います。
「戦争直後は、やることがなくてね、寄席に通ってばかりいましたよ」という粋人でした。
体育の先生が多い高体連の先生方の中で、国語の教師をされていた数少ない教養人であったと思います。

まあ、そんな川口先生のご遺徳を偲びながら、クラッシックを聞いているわけです。

朝食後、今日は「ファブリ音楽全集」(平凡社刊)の「スッペ」と「オーベール」の巻を聴きました。
講談社版「ステレオ音楽全集」は各巻に30cmLPレコードが2枚付いてくるのですが、「ファブリ」の方は25cmLPが1枚付属しています。
半径が5cm短いせいか、はたまたカッティング技術が数年で向上したのか、ファブリ版ではワウフラッター(回転ムラ)が気になりませんでした。
ファブリは全60巻。これも全てデジタル化しようとすれば大変ですね。

昼食後、「ステレオ世界音楽全集」のデジタル化を続けます。
今日は第6回配本のショパン、リスト、パガニーニの巻です。
ショパンのピアノ協奏曲ホ短調 作品11、即興曲第4番嬰ハ短調 作品66「幻想即興曲」、前奏曲 作品28--第15番変ニ長調「雨だれ」、ポロネーズ第3番イ長調 作品40の1「軍隊」、夜想曲変ホ長調 作品9の2、練習曲ホ長調 作品10の3「別れの曲」、バラード第1番ト短調 作品23、ピアノ奏鳴曲第2番変ロ短調 作品35--第 3楽章「葬送」。
リストのピアノ協奏曲第1番変ホ長調、ハンガリー狂詩曲第2番嬰ハ短調、交響詩「レ・プレリュード」、愛の夢第3番変イ長調。
パガニーニの「ラ・カンパネッラ」、奇想曲第17番変ホ長調、奇想曲第24番イ短調。
以上14曲を2時間余り聴きました。

今日もアオキスーパーに買い物に行ったくらい。

東京都の新規感染者が224人と史上最多に。検査したのが3000人規模なので、
「これくらいの数字は想定内」と小池さんは言うが、かなりやばい数字です。
新宿区はコロナ陽性者に10万円払うと言いますが、あるホストがインタビューで、
「月収5万円のホストが大勢いるのに、コロナにかかれば10万円もらえる。それならコロナにかかろう」と言う大馬鹿者もいるそうです。税金を何だと思っているのか?
全国の感染者も335人。東京都からジリジリと各地に広がりつつあるコロナ菌。
それでも国は何の手も打たず経済活動を進めていく(明日からはプロ野球もお客さん入れてやるらしい)。
もう絶望的になってきました。

申し訳ないですが、名古屋ベースで心安らかに過ごしているスポーツ三昧です。

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