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サッカーJ1リーグ川崎フロンターレvs.セレッソ大阪戦を取材。

朝の最低気温もそれほど下がらず、最高気温も20度近くまで跳ね上がった東京。
そろそろ桜も見納めです。散り始めました。

散る桜、残る桜も散る桜。
少し寂しい気分です。

午前中は自宅で作業。
お昼過ぎに所要で田無の市役所へ。
午後3時30分、自転車で家を出ましたが物凄い風。
等々力までのサイクリングは諦めました。

今日はJ1がフライデーナイト3試合。2チームの暫定順位を足すとカシマスタジアムの名古屋グランパス(1位)vs.鹿島アントラーズ(7位)が一番面白そうなのですが、今日中に帰ってこれないかもしれない。浦和レッズ(9位)vs.横浜F・マリノス(8位)も実力接近で面白そうですが、ゆはりバナナとチョコパイにつられて(?)川崎フロンターレ(10位)とセレッソ大阪(12位)の試合をチョイスしました(等々力ホームの試合はDoreのバナナと森永のチョコパイがメディア関係者に配られるのです)。

風が強いので自転車は吉祥寺まで。井の頭線、東横線で武蔵小杉に出て、バスで等々力へ。シャトルバスのアナウンスは知念選手がやっていました。途中、目黒川の桜は特筆すべき美しさでした。

第5節まで勝点6と不調の川崎。スターティングラインアップは、GK鄭成龍(韓国)。DF鈴木(横浜FMユース)、奈良(札幌U-18)、谷口(大津)、登里(香川西)。MF田中(川崎U-18)、守田(金光大阪)のダブルボランチ、右翼が家長(ガンバ大阪ユース)、左翼が阿部(大阪桐蔭)、トップ下が知念(知念)。4:2:3:1の布陣です。(カッコ内)はユース年代の所属先。外国人選手は国名。
対するセレッソ大阪も勝点6と不調です。GKキム・ジンヒョン(韓国)。DF片山(川越)、マティ・ヨニッチ(クロアチア)、木本(静岡学園)。MFレアンドロ・デサバド(アルゼンチン)、ソウザ(ブラジル)のダブルボランチ、右翼が松田(立正大湘南)、左翼が丸橋(セレッソ大阪U-18)。FW2シャドウが清武(大分U-18)、柿谷(セレッソ大阪U-18)、トップが戸倉(川崎U-18)。3:4:2:1の布陣です。

午後7時3分、セレッソ大阪がキックオフ。レフェリーは西村雄一氏。
両チーム、とくにディフェンシブに戦った訳でもないのにシュート数の少ない、見せ場の少ない試合になってしまいました。
おおむね川崎がボールポゼッションを上げ、試合を支配したかに見えましたが、セレッソ大阪は、中盤の両翼をDFラインにまで下げて5バックス状態に。1トップの川崎は、トップの知念がポストプレーヤーでないため、トップ下3人に活躍するスペースが乏しく、なかなか良い形を作れません。
セレッソ大阪は、3DFと4MFで守りを堅め、FW3人だけで攻める態勢。柿谷、清武とキープ力のある選手がいるため、トップの都倉と3人でなんとかフィニッシュまで持っていけます。
22分、セレッソ大阪は中央のソウザが左の丸橋にボールを託し、丸橋がクロス。受けた柿谷がバイタルエリアから思い切ってシュート。先制します。
前半の見せ場は、これくらい。シュート数は2-2と少なすぎです。アディショナルタイム1分21秒、ハーフタイムを迎えました。

後半4分、川崎は右の家長がクロス、受けた田中が知念につなぎドリブルシュート。同点ゴールを生みました。1-1、いよいよ川崎の反撃です。
ここで先に動いたのはセレッソ大阪のロディーナ監督(スペイン)。6分、MF松田を山下(御影工)に交代。
徐々にボールをつなぐだけでなく、前半よりパスのタイミング、スピードを上げる川崎のペースになっていきます。
12分、右サイドからスルーパスを受けた知念が切れ込んでシュートを放ちますが、セレッソ大阪GKキムがナイスセーブ。
16分には、中村の蹴ったコーナーキックを、家長がヘディングシュート。惜しくもGKキムの正面に。
25分、セレッソ大阪はMFデサバトを奥埜(仙台ユース)に交代。29分には川崎が殊勲の知念威代えて小林(麻布大渕野辺)をピッチに送ります。
直後、小林がバイタルエリアからシュート、惜しくも左に外れます。
34分、ようやくセレッソ大阪が反撃。中盤からソウザがフリーキックを蹴ると、都倉がヘディングで折り返し柿谷がシュートしますが、上に外れます。
35分、川崎の鬼木監督(市立船橋)が2枚目の交代カードを切ります。MF中村を長谷川(静岡学園)に交代。
37分、川崎は再び小林が右中間でポストプレー、振り向いてシュートを放ちますが、GKキムがキャッチ。
43分、両監督が同時に3枚目の交代カードを切ります。川崎はMF阿部をレアンドロ・ダミアン(ブラジル)に、セレッソ大阪はFW清武を田中(前橋育英)に交代。
川崎のダミアンが、機能して川崎は何度もチャンスを迎えましたが、あまりにも時間が無さ過ぎました。アディショナルタイム4分15秒。セレッソ大阪が逃げ切った形で引き分けで試合終了。勝点1を分け合う結果に終わりました。総シュート数は9-5。川崎としては勝ち切りたいしあいでしたし、それが可能だっただけに惜しまれる試合でした。

試合後の記者会見でセレッソ大阪のロディーナ監督は興味深いコメントを残しました。
「川崎のようなチームに善戦するには、自陣でボールポゼッションされたら守るのが難しい。前半は、うまく高い位置で我々もボールをキープできた。それが勝点1を奪えた原因だ」と語りました。

公式記録を拾って早めに引き上げました。
澁谷、吉祥寺経由で帰宅。

そんなスポーツ三昧でした。
<了>

[結果]
川崎フロンターレ 1-1 セレッソ大阪(前半0-1)

得点者:前半23分(大阪)柿谷
    後半4分(川崎)知念



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