SSブログ

アイスホッケーの重要な試合を2試合取材。

朝の検温36.3度。鼻水も出るし、風邪がぶり返したのかも。

今日は埼玉スタジアム2〇〇2で、Jリーグの開幕を告げるXEROXスーパーサッカー、昨年Jリーグ優勝の川崎フロンターレvs.昨年度天皇杯優勝の浦和レッズ戦があったのですが、ご近所のDyDoアイス
アリーナでアイスホッケーの重要な試合が2試合あたので、アイスホッケーの取材に行くことにしました。

第1試合は、男子の試合。女子リーグの試合を取材に行ったらアイスアリーナにポスターが貼ってあり試合があることを知りました。ポスターには、
「東京ブルース創設試合」とありました。インターネットで検索したところ、東京をホームとする新しいクラブチームを作るらしい。
2009年にSEIBUプリンスラビッツが廃部になって以来、首都・東京にアイスホッケーのトップクラブが10年間存在していません。近い将来、東京にホームを置くアイスホッケークラブチームを創設しようとするムーブメントのようです。
おりから、釧路にホームを置く日本製紙クレインズが今年度いっぱいで活動をやめるようです。
日光を本拠地に置くHC栃木日光アイスバックス、八戸を本拠にする東北ブルーウェーブスも一応の成功を見せています。新しいクラブは、ファンにとっても待望といってもよいでしょう。

午前中に、HPで登録選手をし食べたら、東京ブルーナイツは関東大学リーグ戦のオールスターチームのようです。登録がどうなっているのか不明ですが、おもしろそうなチーム。メンバーはは下記のとおりです。
GK
金子正太朗(中央大4年・駒大苫小牧)
佐藤 諒(青山学院大学2年・釧路江南)
DF
福島勇啓(法政大2年・北海)
叶多洸大(中央大2年・武相)
小川翔太(中央大2年・東北)
三戸部凌也(日本体育大1年・北海)
簑島圭悟(中央大4年・白樺学園)
FW
志田凌大(法政大3年・苫小牧東)
矢島翔吾(中央大1年・駒大苫小牧)
茂木慎之介(大東文化大3年・埼玉栄)
佐野靖也(日本大1年・武修館)
史 習成リック(慶応義塾大4年・駒大苫小牧)
武田裕大(日本大2年・八戸工大一)
竹高成喜(立教大2年・水戸敬明)
伊藤俊之(法政大1年・北海)
宮本明朗(中央大2年・日光明峰)
矢野倫太朗(中央大4年・苫小牧東)
松淵雄太(大東文化大4年・埼玉栄)
阿部 翼(中央大3年・武修館)

以上です。DFが3人少ない、明治大、早稲田大、東洋大からの参加はありませんが、Div.Ⅰのほとんどのチームから選手が参加しており、出身校もほぼ全国の強豪校を網羅しています。
まあ、なかなか良いセレクトだと思いました。ただ、二重登録は厳禁なはずで、現役学生が来年度
から関東大学リーグに参加できるのかは疑問です。その点が心配でした。

1時30分に自宅を出発。アイスアリーナに向かいます。
創設試合にも関わらず、けっこうな賑わい。やはり東京アイスホッケーファンにとってはとっては待望のクラブ創立なのでしょう。最近までフジテレビで木村拓哉主演のアイスホッケーを題材としたドラマ「プライド」の再放送があった影響もあるのでしょう。
報道受付もあり、すでにカメラマン、ライターも多数来場しているようでした。注目の高さが伺えました。
受付で、登録の件だけ質問したら、
「登録は問題ではありません。選抜チームと同じ扱いで、今日限りのドリームチームと考えてください。春の選手権には、それぞれのチームに戻って出場します」との返答でした。
まあ、それなら問題はありません。今日のゲームを楽しみましょう。
対戦相手は、東京社会人リーグS級所属の電通です。関東大学リーグの若手OB選抜といった実力のチームです。
観客は、最終的には関東大学リーグDiv.ⅠAグループの試合ほど。それほど宣伝もしていないのに、よく集まったと思います。
早慶定期戦のように照明を暗くし、電光掲示も使う。けっこうお金を使ってのショーアップ。
十分に盛り上がったところで、スポンサーさんの記念フェースオフも行われ試合は開始されます。

オールメンバー19人の東京ブルーナイツのスターティングラインアップは、GK金子。DF福島、水戸部。FW矢野、宮本、茂木。
対するオールメンバー20人の電通の先発は、GK大塚玲央。DF#13(指名不詳)、篠原聡志。FW吉田厳介。勝田貴光、種田繁人。この試合、メンバー表が配布されなかったのは残念です。
午後2時5分、フェースオフで試合開始。

こうした花試合は、やや真剣みに欠けることが多いのですが、今日の試合は実力拮抗した意外に面白い試合でした。
3分58秒、ブルーナイツの矢島がフッキングの反則で2分間退場。しかし、4分10秒に電通の江口がトリッピングの反則で2分間退場。4 on 4になってしまいます。
5分47秒にはブルーナイツがメンバーオーバーのベンチマイナー終えなるティー、竹田がぺナボックスに入ってしまします。
しばらく均衡が保たれますが、11分2秒に電通の篠原がGKと1対1になった宮本をスティックで引っ掛けPSに。このPSを宮本が失敗。試合の均衡は崩れません。

ようやく11分30秒、ブルーナイツの矢島が左60度からシュート、電通GK大塚がセーブしますがリバウンドを松淵が叩き、ブルーナイツの記念すべき初ゴール。
しかし、16分17秒にう電通は#99(指名不詳)からパスを受けた竹田拓哉が左からクロス、吉田が決め1-1の同点に追いつきます。
18分38秒、ブルーナイツは再びメンバーオーバーの反則。竹高がペナボックスに入ります。
そのまま第1ピリオッドは終了。シュート数は16-6とブルーナイツがリードしました。

インターバルに小学生の模範試合が5分間、そして整氷に10分間がついやされました。
電通のパワープレーで第2ピリオッドがスタート。ブルーナイツがキルプレーを耐えました。
2分27秒、今度は電通がメンバーオーバー。成田がペナボックスに入ります。
ブルーナイツは、3分2秒にパワープレーを利して茂木、宮本のダブルアシストで武田がゴール、再び2-1とリードを奪います。
6分11秒、電通の児玉がフッキングの反則で2分間退場となりますが、ブルーナイツはパワープレーを生かせず。
14分48秒、電通は佐々木の左サイドからのロングスルーを受けた吉田がゴール。2-2のい同点に追いつきます。
16分33秒、ブルーナイツの水戸部がチャージングの反則でメジャーペナルティー5分間の退場。電通選手の出血が激しく、ザンボニーを入れての整氷作業が必要との判断で、2ピり残り3分27秒を残し、試合をいったん中断。インターバルに入ります。


整氷作業の後、2回目の少年アイスホッケーの模範試合の後、なぜか電源を一度落として2ピりの残り3分27秒が開始。
18分44秒、電通は#13のパスを受けた江口がゴール。再び2-3とリードして2ピりの20分間が終了。
両チームがサイドを変えて、ただちに第3ピリオッドが始まります。2ピりのシュート数はともに10本でした。
開始10秒、電通の田中晃がフッキングの反則で2分間退場。が、ブルーナイツはパワープレーを生かせません。
6分過ぎ、突然ブザーが鳴りレフェリーがオフィシャル席に呼ばれます。どうやら時間が無くなり穴かっちん、これ以降はランニングタイムで試合が実施されることに。
このこの中断に乗じてブルーナイツは、竹高、蓑島と繋いで矢野がゴール。3-3として試合を振り出しに戻します。
6分14秒、ブルーナイツの武田がホールディングの反則で2分間退場。電通は同点に追いつくチャンスでしたが、これは生かせず。
しばらく均衡が保たれましたが、11分1秒にブルーナイツは阿部のアシストで茂木がゴール。4-3と再びリードを奪いましす。
畳みこむように11分31秒、ブルーナイツは志田のパスを受けた矢野がゴール。5-3とリードを広げます。
13分55秒、ブルーナイツの阿部がフェースオフでのディレイド・オブ・ゲームスの反則で2分間退場。電通は最後の反撃のチャンスでしたが、ブルーナイツもキルプレーを耐えます。
18分15秒、電通はGK大塚を氷上からあげ乾坤一擲の6人攻撃に出ます。しかし、これが裏目。
19分5秒、ブルーナイツの宮本がパックをスチール、茂木につないで茂木が慎重に電通ゴールにパックを流し込みました。
ファイナルスコア6-3。ブルーナイツが歴史的な創設試合を勝利で飾りました。
最終週選手にはブルーナイツの矢野が、優秀選手には電通の吉田が選ばれました。

観戦に来ていた日本体育大の石井和利監督は、
「こういう試みがあればウチからは喜んで選手を派遣したい。選手にとっても良い経験になったと思います」と語っていました。わたしも同感です。
ブルーナイツの選手も、電通の選手も、ベストプレーをめざしてファイとしたので、アイスホッケーの面白さが十分に感じられた試合でした。
新たな取り組みは「一歩前進」だったと思います。今後も東京ブルーナイツの動向をv刮目して待ちたいと思います。

午後5時にいったん帰宅。
8時過ぎに再びアイスアリーナに向かいます。

続く

[結果]
東京ブルーズ創設記念試合
ブルーナイツ 6-3 電通(1-1、1-2、4-0)

東京都女子リーグ戦最終戦
SEIBUプリンセスラビッツ 8-0 Tweedia Crest(3-0、2-0、3-0)

nice!(0)  コメント(0) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。