名古屋に疎開2日目。良質なドキュメントと映画「キューポラのある街」を鑑賞。
新型コロナウイルス蔓延第3波に襲われている東京から名古屋に疎開して2日目。
今日、東京の新規感染者は293人。火曜日としては史上2番目の多さだそうです。
確実に第3波がやってきています。
管首相は、「早目早目に対応する」と言いながら、何もしていないような気がします。
むしろ手をこまねいている、としか言いようのない対応の遅さです。
厚労大臣に石破派の人間を起用した定在適所は評価しますが、対応が後手にならないように祈るばかりです。
疎開先（？）の愛知県ですが、こちらも感染者が増えて129人。決して少なくない数です。
東京が大空襲にあっている時、地方都市でも全国あまねく空襲にあった太平洋戦争時のよう。
まあ、言ってみれば、このコロナ禍は太平洋戦争以来の大ピンチです。
外を歩き回るのは危険なので、夕方に買い物に出かけたくらい。
不要不急の外出は避け自粛しておりました。
やることもなく、BD-Rレコーダーに溜まったソフトを見ていました。
先週の土曜日、TBSラジオの「田中みな実 あったかタイム」を聞いていたらTBSアナウンサーの堀井美香さん（久米宏の「ラジオなんですけど」のアシスタントをやっていた人）がゲストで「プロフェッショナル」という番組で田中みな実が扱われていたのが面白かった、と語っていたのを思い出し、見てみることにしました。
田中みな実は、TBSアナ時代のぶりっ子時代は興味がなかったのですが、フリーランスになってからは興味を持って見ていたアナウンサーの一人。
MXテレビで1年間MCを務めた「昼キュン」はけっこう毎日楽しく観ていたのですが、視聴率が悪くて1年あまりで打ち切りになってしまいました。
その後、テレビのドラマに出たり（変な役が多い）、写真集を出したりして、ファッションリーダーとして扱われることも多くなりました。それにつれて私自身は彼女に興味をなくしてしまったのですが、「プロフェッショナル」に出ていた彼女は面白かった。
まず、すっぴんで出演していたのはびっくり。まるで別人です。それに歯間ブラシで歯を磨いているところとか、カミさんですら見たことのないような33歳の女性の素の姿を見せていました。
これは衝撃的でしたね。
いくらドキュメントとはいえ、これも田中みな実の「あざとさ」の表現なのか。
NHKという放送局は、やる時はやるもんだとびっくりしました。
違う意味で、「スポーツ×ヒューマン」という番組の「速く走れないなら死んでいるのと同じ」の福島千里を取り扱ったドキュメンタリー番組もすごかった。
福島千里さんは、女子陸上競技短距離のエース。北京、ロンドン、リオデジャネイロと3大会連続でオリンピックに出場。100m女子の日本新記録ホルダーです。
その彼女が、コロナ禍で延期された陸上界で苦しんでいます。東京での4大会連続出場も狙っているのですが、オリンピックの標準記録11’80に及ばない12秒台の記録しか出ず、高校生にも負けているという事実。それを彼女の高校生時代のライバルだった中村さんというディレクターが取材している。これもNHKって凄いな、とうなってしまいました。
午後、プレミアムシネマで「キューポラのある街」（1962年製作）を見ました。
伝説の名作です。主演のジュンを演じた吉永小百合さんが輝いています。
埼玉県川口市の鉄工所に勤める貧しい労働者の娘役を体当たりで演じます。
汚れ役からパチンコ屋でバイトする姿、友達と踊りに行ってならず者に乱暴されそうになったり、修学旅行をサボってしまいながらも埼玉県立第一高校（浦和一女？）を目指す優等生という役でもありました。
印象的なのは彼女の弟役の名前が「タカユキ」と私の名前と同じであること。
また、伝書鳩が登場するのですが、私の子供時代には飼っていた友人もいたので懐かしく思いまいた。
それ以上にジュンの友人にお父さんが北朝鮮の帰国事業で北朝鮮にわたる一家がいて、その子から大事にしていた中古の自転車を譲り受ける場面では、思わず涙してしまいました。
この映画は、北朝鮮の故・金正日書記長も好きで見ていたという伝説もあります。
今、日本は再び貧しくなりつつあり、十分な教育が受けられない児童が増えているといいます。高度成長期以前の昭和30年代の日本には、働きながら定時制の高校（中学校）で学ぶ人がたくさんいました。
そういう制度は、バブル以降なくなっていますが、もう一度そうした制度を復活させた方がいい時代が来るかもしれません。
菅首相も、苦労して大学まで行き総理大臣まで上り詰めたそうですが、今一度子どもたちの貧困問題も考えた方が良いかもしれません。
夕方、出かけてJOAコロキウムに注文したポロシャツの代金を振り込み、土曜日のサッカーJFLの取材申請を出し、買い物をして帰ってきました。
そんなスポーツ三昧でした。
今日、東京の新規感染者は293人。火曜日としては史上2番目の多さだそうです。
確実に第3波がやってきています。
管首相は、「早目早目に対応する」と言いながら、何もしていないような気がします。
むしろ手をこまねいている、としか言いようのない対応の遅さです。
厚労大臣に石破派の人間を起用した定在適所は評価しますが、対応が後手にならないように祈るばかりです。
疎開先（？）の愛知県ですが、こちらも感染者が増えて129人。決して少なくない数です。
東京が大空襲にあっている時、地方都市でも全国あまねく空襲にあった太平洋戦争時のよう。
まあ、言ってみれば、このコロナ禍は太平洋戦争以来の大ピンチです。
外を歩き回るのは危険なので、夕方に買い物に出かけたくらい。
不要不急の外出は避け自粛しておりました。
やることもなく、BD-Rレコーダーに溜まったソフトを見ていました。
先週の土曜日、TBSラジオの「田中みな実 あったかタイム」を聞いていたらTBSアナウンサーの堀井美香さん（久米宏の「ラジオなんですけど」のアシスタントをやっていた人）がゲストで「プロフェッショナル」という番組で田中みな実が扱われていたのが面白かった、と語っていたのを思い出し、見てみることにしました。
田中みな実は、TBSアナ時代のぶりっ子時代は興味がなかったのですが、フリーランスになってからは興味を持って見ていたアナウンサーの一人。
MXテレビで1年間MCを務めた「昼キュン」はけっこう毎日楽しく観ていたのですが、視聴率が悪くて1年あまりで打ち切りになってしまいました。
その後、テレビのドラマに出たり（変な役が多い）、写真集を出したりして、ファッションリーダーとして扱われることも多くなりました。それにつれて私自身は彼女に興味をなくしてしまったのですが、「プロフェッショナル」に出ていた彼女は面白かった。
まず、すっぴんで出演していたのはびっくり。まるで別人です。それに歯間ブラシで歯を磨いているところとか、カミさんですら見たことのないような33歳の女性の素の姿を見せていました。
これは衝撃的でしたね。
いくらドキュメントとはいえ、これも田中みな実の「あざとさ」の表現なのか。
NHKという放送局は、やる時はやるもんだとびっくりしました。
違う意味で、「スポーツ×ヒューマン」という番組の「速く走れないなら死んでいるのと同じ」の福島千里を取り扱ったドキュメンタリー番組もすごかった。
福島千里さんは、女子陸上競技短距離のエース。北京、ロンドン、リオデジャネイロと3大会連続でオリンピックに出場。100m女子の日本新記録ホルダーです。
その彼女が、コロナ禍で延期された陸上界で苦しんでいます。東京での4大会連続出場も狙っているのですが、オリンピックの標準記録11’80に及ばない12秒台の記録しか出ず、高校生にも負けているという事実。それを彼女の高校生時代のライバルだった中村さんというディレクターが取材している。これもNHKって凄いな、とうなってしまいました。
午後、プレミアムシネマで「キューポラのある街」（1962年製作）を見ました。
伝説の名作です。主演のジュンを演じた吉永小百合さんが輝いています。
埼玉県川口市の鉄工所に勤める貧しい労働者の娘役を体当たりで演じます。
汚れ役からパチンコ屋でバイトする姿、友達と踊りに行ってならず者に乱暴されそうになったり、修学旅行をサボってしまいながらも埼玉県立第一高校（浦和一女？）を目指す優等生という役でもありました。
印象的なのは彼女の弟役の名前が「タカユキ」と私の名前と同じであること。
また、伝書鳩が登場するのですが、私の子供時代には飼っていた友人もいたので懐かしく思いまいた。
それ以上にジュンの友人にお父さんが北朝鮮の帰国事業で北朝鮮にわたる一家がいて、その子から大事にしていた中古の自転車を譲り受ける場面では、思わず涙してしまいました。
この映画は、北朝鮮の故・金正日書記長も好きで見ていたという伝説もあります。
今、日本は再び貧しくなりつつあり、十分な教育が受けられない児童が増えているといいます。高度成長期以前の昭和30年代の日本には、働きながら定時制の高校（中学校）で学ぶ人がたくさんいました。
そういう制度は、バブル以降なくなっていますが、もう一度そうした制度を復活させた方がいい時代が来るかもしれません。
菅首相も、苦労して大学まで行き総理大臣まで上り詰めたそうですが、今一度子どもたちの貧困問題も考えた方が良いかもしれません。
夕方、出かけてJOAコロキウムに注文したポロシャツの代金を振り込み、土曜日のサッカーJFLの取材申請を出し、買い物をして帰ってきました。
そんなスポーツ三昧でした。
