SSブログ

ゴルフ マスターズオープンで松山英樹がアジア人初優勝! 潮目は変わったか?

未明から、というかほぼ徹夜でゴルフを見てしまいました。

こんなに真剣にゴルフをテレビ観戦したのは、一昨年の全英女子オープンの渋野日向子優勝の時以来のことです。

松山選手には、これまで何度も期待を裏切られてきました。
それは、日本のマスメディアのせいもあるのですが、初日、2日目あたりで調子がいいと、すぐに
「日本人男子初のメジャー制覇」などと騒ぎ始める。
期待して3日目に見ると、パッティングで崩れて順位を落とし、結局、
「ああ、またダメだった」というのが、あまりにも多すぎました。

今回は3日目に好プレーが続き、2位と4打差。
それでも、私は、
「崩れるとあっという間だからな」と思っていました。

2位でスタートしたザラトリスが、最初から好調でバーディ&バーディー。あっという間に2差。
松山も第2ホールでボギー。ああやぱりな、と思いきや、なんとかバーディーを取り直す。
サラトリスも簡単なパットを外してくれて、なんとか首位キープ。
いつもと異なり松山も難しいパーパットを捻じ込んで、なんとか単独トップをキープして13(3バーディー、1ボギー)で「サンデーバックナイン」に入っていきます。

14ホールまでは、なんとかヴィクトリーロードを歩んでいた松山でしたが、アーメンコーナーを超えたと思いきや好事魔多しとはこの事。
15ホール、第1打はフェアウェーをキープしたが、第2打でミスショット。なんと隣の池に池ポシャ。
息を吹き返してきた2日連続同じ組で回っているシャウフェレと2打差になってしまいます。
こうなってくると窮地に弱い松山、大ピンチでした。しかし、ここを上手く切りぬけ、なんとか大崩れせずに済みました。

ところが16番ホールで、そのシャウフェレも池ポシャ。助かりました。
逆に、一度落ち込んでいたザラトリスが再び持ち直してきます。ザラトリスは9まで持ち直し、松山にプレッシャーをかけてきます。
それでも残り3ホール、2打差あったのが松山に余裕を与えました。
最終ホール、松山は決めるべきパットを外し、なんとか10でフィニッシュ。辛くも1打差で逃げ切りました。ザラトリスが途中何度もイージーなパットを外してくれたのが響いた結果ですが、松山はラッキーでした。

なんとか松山には2打差のまま勝って欲しかったですが、そんなに簡単に勝てるわけがありません。
4打差でスタートしましたが、結局は1打差の辛勝でした。
85回目のマスターズ。日本人はおろかアジア人初優勝。
偉業には間違いありません。

TBSのアナウンサーが、泣きながら放送していました。
嬉しいのはわかるが、やはり同じジャーナリストの立場から言わしていただければ、やはり冷静に放送すべき。解説の中島さんや優作さんが泣くのはわかりますが…。

先週、オリンピック予選を兼ねて行われた水泳の全日本選手権で白血病を克服して4種目に優勝した池江璃歌子選手の活躍、そして今日のゴルフの松山英樹選手のマスターズ制覇。
これで、少しだけ潮目が変わったような気もします。
これまで多くの日本人は東京オリンピック2021に対して、
「中止すべき」「延期すべき」という開催に後ろ向きの声が圧倒的に大きかった。
が、池江選手と松山選手の活躍で、
「池江選手の出場するオリンピックを見てみたい」「松山選手の金メダルを見てみたい」という声も少ななからず上がるようになりました。
聖火リレーが始まっても、いっこうに盛り上がらなかった雰囲気が、二人の活躍で少しだけ上向きになったような気がします。

スポーツで世の中を明るくできる。
そんなことを池江、松山両選手の健闘で感じたような週末でした。

マスターズを見届けて、床につきました。
1日潰れたような月曜日。まあ、たまには良いでしょう。

今日の東京の新規感染者は306人。月曜日で数字的には少ないですが、前の週の数よりは多い。
愛知県は122人。こちらも高止まりです。

そんなスポーツ三昧でした。

nice!(0)  コメント(0) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。