SSブログ

札幌オリンピック2021が猛暑の中で開幕。新型コロナは全国的規模に蔓延。

連日、記録的な猛暑が続いています。
暑東京を避け、涼しい札幌で実施を、ということで行われる陸上競技の競歩とマラソンのシリーズが今日から始まります。ところが御多分に洩れず札幌も97年ぶりの猛暑に襲われており、移転の恩恵は全くなし。皮肉な結果になってしまいました。

ご存知の通り、札幌は1972年に第11回冬季オリンピックを開催しており、今回のマラソン、競歩、サッカーの開催で冬と夏のオリンピックを実施した都市になりました。来年の冬季大会を開催する中国の北京も2008年に夏季大会を開催しており、冬と夏の二つのオリンピックを開催する都市になりますが、札幌が1歩先んじたことになります。
もっとも、上には上があるもので、長野県の軽井沢は、1964年の東京オリンピックで馬術の総合競技のクロスカントリーを実施しており、1998年長野冬季大会ではカーリング競技の会場になっています。軽井沢こそが、夏冬両方のオリンピックの競技を行った最初の都市(正しくは「町」ですが)になります。

閑話休題。
私も暑い中でテレビ観戦をしていると、どうも昼寝ぐせがついてくる。
テレビでオリンピックを見ていても、ついウトウトしてしまいます。しっかり観戦していない時間が長くなってしまいます。
陸上競技、女子4×100mリレーは、日本女子が世界リレーで出場権を得てオリンピックに出てきましたが、世界との差は大きく予選落ち。ただし日本記録に迫るシーズンベストを出しました。同じ予選敗退でも、好記録をオリンピック本番で出すことは大切です。あっぱれだと思います。

家にいても暑いので、野暮用で市役所まで行く用事があったので、田無から東伏見近辺をサイクリング。家の中も暑いが外も暑い。
アイスコーヒーの誘惑に負けてマックでお茶をしましたが、だんだん感染のリスクは高くなっており、怖いです。
今日の東京都の新規感染者は、5042人。ついに5000人の大台突破です。すでに緊急事態宣言が発出された大阪府も1085人。3日間連続1000人突破。愛知県も364人。マンボウが発出されそうです。
ともかく、福島も札幌もオリンピックの関係で新規感染者が増えています。それでも。
「オリンピックと感染者増は関係ない」という菅首相。エブデンスを示してほしい。
ただ、知事の英断で有観客で行っている宮城県の増加が少ないのはなぜ?

午後4時30分スタートで、男子20km競歩が札幌大通り公園で行われました。
チケット不要で観戦できるため、かなりの観客が沿道に集まったようです。1周1kmのコースを20周。暑い中を歩き回ります。
この競歩という種目、札幌と同じような炎暑のカタールで開かれた2019世界選手権で、20km、50kmともに日本選手が優勝している期待の種目です。したがって日本はフルエントリーの3人が出場。世界中の一流選手からマークされる存在になりました。
30度を越す暑さ、札幌といえども湿度も高い。レースは、ややスローペースで始まりました。日本お3選手も、あえて集団から飛び出さず、自重します。
あまりのスローペースに、中国の王とインドのクマルールが集団を飛び出しますが、実績のない選手だけに「そのうち潰れるだろう」と集団の選手たちは傍観します。実際、その通りになり12kmすぎに2人は集団に吸収されます。
15kmの勝負処でも戦闘は13人。ここでイタリアのスタノがスパート。ついて行ったのは日本の山西、池田。スペインのガルシア、マルチア、中国の2選手。ドイツのリンケも8番手で続きます。
18kmにスパノがスパート。池田がつきます。山西もしばらく続きましたが、徐々に引き離されていきます。その上、警告を2枚もらい、思い切った歩きが出来ない状態に。
スパルノは、1時間21分5秒で優勝。池田向希が9秒遅れで2位、世界チャンピオンの山西利和が23秒遅れの3位。金メダルは成りませんでしたが、日本勢は2人を表彰台に立てました。

夜は、サッカー男子の3位決定戦。
当初、8時キックオフの予定でしたが、女子の決勝が午前11時からキックオフという過酷さに予定変更。国立から横浜に会場も移し21時キックオフに。それに伴い男子も18時に変更。テレビもEテレ放送でしのいだが、この時間帯ではyれ部が見られない人も続出したという。
まあ、これは無観客の賜物ですが、女子決勝の11時キックオフは、アメリカの放送局のリクエストでしょう。もっともアメリカ女子はベスト8で敗退したので、何時になっても良くなったわけです。そこで夜の試合になって、男子3決が前倒しになったわけです。
もう、OOCとIOCのオペレーションは無茶苦茶ですね。

さて、3決。気の抜けたシャンパンみたいな試合でした。1次リーグで2点を先取し反撃を1点に抑えて逃げ切った日本でしたが、この日はメダルへの思いが強いだけで空回りでした。
2日置きに6試合は過酷でした。森保監督は「勝っている時はチームをいじらない」というジンクスよろしく、警告2枚で出場停止や負傷以外の選手はずっとスタメンで通しました。GK谷はともかく、吉田、遠藤、田中、堂安、久保、林は出ずっぱり。秋田かにパフォーマンスが落ちていました。
途中交代で出場した三苫、上田、旗手らは、何本決定的なシュートを外したのか? メキシコの倍以上のシュートを放ちながら枠に飛ばない。これでは勝てません。
守備もひどかった。リスタートから3点取られたら勝てません。
このオリンピックチームは2017年のU-20ワルドカップから見てきました。森保監督が采配を取らなかった台北ユニバーシアードは買っていますが、他の大会では悉く大切な試合で勝てていません。
「GKと指導者には勝ち運が必要」と言いますが、どうも森保監督にはそれがない。

続く

nice!(0)  コメント(0) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。