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オリンピック終了後、初の週末。今日も雨です。

今朝未明、たぶん3時30分頃かと思います。
近所の有線放送(それだけ実家は田舎です)のスピーカーが突然アナウンス。
「庄内川の水位が危険な状態になっています。高齢者の方は早めの避難をお願いします」との事。
外はかなり激しい雨が降っています。

我が家は、西暦2000年の9月、2mくらいの水に襲われ水没。
その救援作業のため、シドニー・オリンピックの取材に行くばかりになっていた私は、渡航を諦めた事がありました。開会式は、泥だらけの実家の後片付けをラジオで聞きながらやった覚えがあります。
庄内川と新川という二つの河川に囲まれた我が街・西批杷島町は、低いところで有名な町なのです。

深夜のアナウンスは、その水害の再来を予感させるものでした。
実際、庄内川の河川敷にあるゴルフ練習場は水没。洪水一歩手前だったようです。
自宅で待機していましたが、結局それから一睡もできず、朝を迎えました。

オリンピックが終わってから初めての週末です。
雨は、昨日までよりは収まったような感んじですが、今日も高校野球は中止になりました。

特にやる事もなく、普段はあまり見ないテレビのドキュメントで終戦特集を探してみる事にしました。
BS1スペシャル「戦火を駆け抜けた男たち プレーボール 昭和20年11月23日」は、以前放送された番組の再放送だったが、面白かった。
戦後初の職業野球の再現だが、写真も録音も残されていない。ただ、スコアーシートだけが残っていて古田淳也氏と杉下茂氏が読み解いていく。音楽の楽譜と同様、野球のスコアブックも、何年たってもその実像を再現することができる。その実感放送が、再現された。
出場している選手が凄い。藤村富美男、千葉茂、大下弘、その人たちが、戦地でどんな体験をしたかも番組では追っている。貴重な記録とも言える。
そして戦争で命を落とした選手たちも紹介される。景浦正樹、沢村栄治ら。
プロ野球には、東京ドームの一角に「戦没者英霊の碑」が立っている。オリンピック選手でも、たくさんの関係者が戦争で命を落としています。ぜひ、現在のJOCの敷地内に建ててほしいものです。
ともかく、楽しく興味ふかく見られた作品でした。

「ヒトラーに傾倒した男〜A級戦犯・大島浩の告白〜」も面白かった。
日本の駐ドイツ特命全権大使を務め日独防共協定や日独伊三国同盟締結のフィクサーだった大島浩。ヒトラーに一番近づいた日本人と言われた大島は、戦後A級戦犯となり、一切の発言をしなかったが、生前にある政治学者の取材を受け、「公表しない」ということを条件に録音テープ12時間にわたる取材を受けていた。死後、大島夫人が「テープの内容を公表しても良い」と発言。大島とヒトラーの交渉や三国同盟の裏話などが一挙に明るみに出た。
日本を敗戦にミスリードした大島の証言は貴重です。

明日もまた同じようなドキュメンタリーやドラマが放送されることと思います。
明日は8月15日、敗戦記念日です。

今日の東京都の新規感染者は、5094人。2日連続5000人超え。2日間で1万人ですよ。
最近では、JR渋谷駅の駅員やデパートの食品売り場の売り子さんがクラスターになっているとか。デルタ株恐るべしです。マスクをしていても接触しただけで感染するのでしょう。
愛知県は698人、大阪府は1828人。西も東も大変なことになっている。

私は雨の合間を縫って買い物に出たくらいです。
ともかく移動10日間は隔離状態です。

そんなスポーツ三昧でした。
<了>

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