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ボールゲームが佳境に入ってきました。ブラインドサッカーが歴史的な勝利。

日曜日の朝も東京パラリンピック2021のトライアスロンで始まりました。

さすがに今日は、日曜日恒例の「さんで−Live!!」「サンデーモーニング」「ワイドナショー」のはしご市長とはいきません。
「サンデーLive!!」は「TOKYO応援宣言」だけみました。すっかりオリンピックからパラリンピックに衣替えです。
「サンデーモーニング」は、あまり張本氏を見たくないのでトライアスロンを見ておりました。
「ワイドナショー」今日はフジテレビ系列特番のためお休みになっていました。

朝一の観戦は、ブラインドサッカー。4人の視覚障がい者と健常者のGKの5人によるミニサッカーです。英語では「5 a-saide」と表現するようです。
日本の今日の対戦相手は前々回銀メダルの強敵フランス。日本は他にブラジル、中国と同じグループで、まず初戦のフランスに勝つことがネキストステージに進むためには絶対に必要な試合。
6分にターンオーバーからの黒田のシュートで先制。15分にも川村を決め2-0。18分にはがフリーキックから川村がシュート、GKの股間を抜いて3-0。思わぬ先行リード。
後半に入っても7分に6mPKを川村が決めて4-0。絶対的に有利になりました。思いもよらぬ日本の先行です。史上最多得失点差が5点だそうですから、パラリンピック初出場の日本にとっては夢のようなデビューです。
そのまま日本は4-0で押し切り、初戦を飾りました。

ゴールボール女子は、エジプトに対して猛攻を仕掛けた日本。なんと前半で10点差を開き、大会規定によりコールドゲーム。日本が10-0で完勝しました。
ちょっと見ていてエジプトが気の毒になる程の大佐でした。

車いすバスケットボール女子は、日本が好調で一時10点差でリードしていたのに、終盤追いつかれ逆転負け。59-54でグループ3位で準々決勝に進むことになりました。やはりシュートが入らないとバスケは勝てません。点の取り合いなのです。

車いすラグビーは最終日。まず3位決定戦で日本とオーストラリアが再び相見えました。
今回のこのカード、日本はオーストラリアに対して相性が良いようで、序盤からリード。12-11、17-16、14-13、14-13と8分の各クォーターでリードを奪い60-52で完勝しました。これで日本は2大会続けての銅メダル。準決勝はイギリスに完敗を喫しているだけに少し心配したのですが、杞憂に終わりました。

ゴールボール男子は、ブラジルに3-8の完敗。世界ランキング1位のブラジルに対して前半1-3と食らいついた日本でしたが、後半崩れました。次を期待しましょう。

車いすバスケットボール男子のスペイン戦では、日本は高さを誇るスペインになす術なく61-79で完敗。明日のトルコ戦に準々決勝進出をかけます。

陸上競技、伊藤智也選手は、一つ厳しいクラスに挙げられレースに出たものの順位的には問題にならず予選で敗退しましたそれでも伊藤選手は、「スタートラインに立てただけでもよかった」とレース後のインタビューで語っていました。残念でしょうが、地元のパラリンピックのトラックを走れて幸せだったと思います。
400mに続き1500mも佐藤が金メダル、上与那原が銅メダル。伊藤は、相当2人にアドバイスを送りサポートしたという話です。

今日の日本選手の活躍した日で、いわゆるメダルラッシュ。金2、銀1、銅3の計6個を獲得しました。
しかし、あまり国別のメダル数を比較するのは、オリンピックと同様ナンセンスです。これは、あくまでも個人やチームの頑張りの積み重ねです。
それとひとつ考えなければいけないのは、これだけの身体障がい者の方を見る機会というのが、4年に1回のパラリンピックの時だけ、ということです。
普段の我々の生活の中には、時々杖をついている方、盲導犬を連れている方、車いすを使って移動する方などを見ますが、片腕の方とか両足のない方などは、ほとんど見ることがありません。そういった方が一定数いらっしゃることは間違いないのですが、なかなか世の中に出づらい状況にあります。そうした方が、どんどん社会に出てきて活躍する社会というものができないと、パラリンピックのアスリートたちの活躍は、全く一過性のものになってしまうということです。
1986年、アトランタ・オリンピックに行った時、強烈な印象の記憶があります。何かの資料を探しにメインプレスセンターにあるUSOC(アメリカ・オリンピック委員会)のブースを訪ねたことがありました。びっくりしたのは、そこがまるで旅行代理店のような対応(JOCなどはまるでお役所です)をしてくれたこと、そして受付に片腕の女性が座っていたことでした。
JOCもそうですが、日本の企業の受付に片腕の女性を座らせる会社は少ないでしょう。もう25年も前の話です。
USOCのように、障がい者の方も健常者に負けず劣らず堂々と活躍できる社会を目指さないと、パラリンピックの開催も一過性で終わってしまいます。例えば、身体障がい者の国会議員や女子アナの方がどんどん出てこないとダメなように感じます。

今日の東京都の新規感染者は、3081人。前週の日曜日から1311人減りました。
愛知県は逆に180人増え1382人。緊急事態宣言発令の効果が出るのは2週かんごでしょうか?
来週の水曜日に帰京予定のスポーツ三昧は、東京都の新規感染者数が減ってきているのに少し胸をなでおろしているのですが、それにしても3000人越えですからね。怖いです。

そんなスポーツ三昧でした。
<了>
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