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東京オリンピック2021も残すところ2日。3回目の週末を迎えます。

昨日のサッカーのキックオフ時刻変更、競技場変更も異例中の異例中でしたが、今朝午後7時スタートのい女子マラソンも、午後7時開始予定が1時間繰り上げられて6時スタートになりました。無観客とはいえめちゃくちゃなオペレーションです。もはや、なんでもあり。

しかも決まったのが前日の午後。日本選手に知らされたのは、前日の夕食時だったそうです。
どこが「アスリート・ファースト」なのか。
しかも、明日の男子マラソンは、予定通り7時スタートだそうです。
もはや首をひねるだけです。

テレビ放送は、日本テレビさんの担当でしたが、5時30分からの「ズームインサタデー」が、30分短くして対応していました。解説は、どうでもいいことをしゃべりすぎる増田明美氏。今日もしゃべりすぎて、放送後に関係者からお目玉をくらったらしい。
日本の代表は、前田穂南、鈴木亜由子、一山麻緒の3人。前田と鈴木は2019年9月に行われたマラソン・グランド・チャンピオンシップ(MGC)で優勝、準優勝。一山は、指定された最後の名古屋ウイメンズマラソンで1番良いタイムを出した選手。
このMGC、選手選考には持っ世も良いアイデアではアチましたが、コースが東京から札幌に変更になったこと、そして会期が2年延期になったことで、選んだ時期から本番まで時間が空きすぎ、最強の3人とは言えなくなった感じです。その間に、鈴木亜由子は怪我ばかりでほとんど走れず、前田もすっかり調子を崩してしまっていました。一山だけは自慢の練習量で、なんとか世界のトップランナーに伍して走れましたが、また区期待外れに終わった日本勢でした。

ご多分にもれず、レースはゆったりしたペースで先頭集団は、大名行列のような誰も飛び出ない形成です。それでも25kmの勝負処まで先頭集団にくらいつけたのは一山ただ一人。前田は1分差、鈴木は45秒さを付けられ、早くも優勝争いからは脱落です。
近代マラソンでは、30kmから先が勝負処なのです。そこから先はおきまりのサバイバル戦です。
ケニア勢2人、エチオペア勢3人、そしてアメリカのサイデル(彼女が期待できるのでスタート時間が早まったのか、と勘ぐりたくなる)がレースを引っ張ります。
ペースの上げ下げで一人二人と先頭グループから振り落とされていきます。残念ながら頑張っていた一山も35kmすぎから先頭グループから話されていきます。
40km付近でケニアの二人がスパート。サイデルも引き離されケニアのワンツーフィニッシュは確実に。
激しい競り合いに勝ったのはケニアのジェプチュルチェル。記録2時間27分20秒。2位は16秒差のコスゲイ(ケニア)。3位はアメリカのサイデル、26秒差。なんとアメリカ勢のメダルは、1984年で優勝したベノイト以来の快挙出会ったとか。
4位デジェレ(エチオピア)、5位マズロ(ベラルーシ)、6位(ドイツ)、7位チェンバ(バーレーン)、そして一山は日本人4大会ブルの8位入賞でした。鈴木が19位、前田が33位。暑い中のサバイバルレースでしたが、マラソン日本としては惨敗と言っても良いでしょう。
MGCが選考会として正しかったのか、検証が必要でしょう。

ゴルフ女子は最終日。
稲見萌寧、片岡那紗の2人にメダルのチャンスが残されていたので見てしまいました。

続く

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