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ホッケーREADY STEADY TOKYO最終日を取材。

朝7時30分に家を出て取材に向かいます。
フリーランスのスポーツジャーナリストが、こんなに早く家を出るなんて取材のある時しかありません。

だいたい朝のラッシュアワーの時間に通勤電車に乗るのが嫌で、このしがない商売をしているわけですから。
それにしても人口が減っているとか、働き手が居ないとか世の中言われていますが、なんでラッシュアワーの電車は人がおおいのでしょう。よく我慢していますね。しかも夏休み中ですから、これでも空いているほうです。ほんと、暴動が起こらないのが不思議。

我慢して西武新宿線を高田馬場へ。山手線で品川へ。もう、へとへとです。

都バスで八潮南へ。歩いて大井スポーツセンターに着いたのが9時20分。ADカードを受け取り、ノースピッチへ。男子3位決定戦の日本男子vs.マレーシア男子の試合を取材します。

続く

[結果]
日本男子代表 6-1 マレーシア男子代表(0-0、0-1、5-0、1-0)
日本女子代表 1-2 インド女子代表(1-1、0-0、0-1、0-0)

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田無の中央総合病院で定期検診の後、サッカー女子早関定期戦を取材。

ホッケーREADY STEADY TOKYOの3日目の開催日でしたが、5週間に1度の循環器科の定期検診の日に当たっており、大井ホッケー場には行けませんでした。

9時には出発。田無の総合病院に出向きます。
9時45分着。受付を済ませて10時10分には診察室へ。
血圧測定、聴診器で胸と背中の音を聞き、問診だけで終了。
次回は9月24日なのですが、翌25日には眼科の検診があります。2日連続で病院通いになってしまいました。トホホ。

一度、帰宅。
自宅で作業しますが、またぞろ自宅のラン回線の調子が悪い。

夕方4時、薬局によって早稲田大学のグラウンドに向かう頃からポツポツと雨が。
そのうち、本格的な雨が降ってきてゴロゴロと雷音が鳴りだした。雷光はないのですが。
グラウンドに行ってみると、選手は教室に避難中。簡易スタンドに座って待っていると、
「5時30分に決行か中止か決めますが、それまでは後ろの建物のところで待機してください。危ないですから」と非難を促されました。
その時点では雨が上がりかけていて、明るくなってきていたのですが……。

5時30分、レフェリーが現われ、三々五々、選手たちもピッチに登場。予定より1時間遅れてのキックオフとなりました。
早稲田大学ア式蹴球部と関西学院大学体育会サッカー部の交流の歴史は古い。男子の部は戦前から行われています。全国規模の大学大会がなかったころ、関西で覇者になることが多かった関西学院、関東では圧倒的に強かった早稲田。両チームの対決が事実上の日本一決定戦になることが多く、東西では随一の大学定期戦になっています。
女子は、その男子の流れで定期戦が始まりましたが、まだ8回目。とても胸を張って「伝統の一戦」とまでは言えません。これから1年1年対戦を積み上げていき、ゆくゆくは「伝統の一戦」になることを祈っています。
早稲田大学ア式蹴球部女子(以下「早稲田ア女」と記す)のスターティングラインアップは、GK川端(十文字3)。DF富田(作陽3)、ブラフ・シヤーン(スフィーダ世田谷ユース1)、中條(JFAアカデミー福島4)、源関(ちふれASエルフェン埼玉4)。MFアンカー高瀬(JEF千葉U-18・4)、右翼が阪本(大商学園3)、左翼が松本(十文字3)、トップ下が高橋(日ノ本学園1)と村上(十文字3)。FW山田(大商学園4)。4:1:4:1の布陣です。(カッコ内)はユース年代の所属先、数字は学年です。松本と村上が日本ユニバ―シアード代表。
対する関西学院大学体育会サッカー部女子の先発は、GK原田(北摂三田3)。DF山本(京都向陽1)、渡邉(鎮西学院4)、馬場(福岡女学院2)、木成(大阪桐蔭3),。MF前原(神戸FC 3)、中戸(神戸FC 3)のダブルボランチ、右翼が橋本(三田祥雲館3)、左翼が山崎(聖和学園4)。FW岡(三田祥雲館1)、小河原(椙山女学園1)。中盤ボックスの4:4:2の布陣です。
両チーム集合写真撮影の後、午後6時2分に関西学院のキックオフで試合開始。

試合開始早々に早稲田ア女と関西学院にかなりの実力差があることが判明しました。
失礼な言い方を許していただけるなら、関西学院は「同好会に毛がはえたレベル」と言っても過言ではありませんでした。出身校を拝見しても、いわゆる高校女子サッカーの強豪校や有名クラブチーム出身は数名です。サッカーが好きで関西学院大学に入学してきた選手がサッカーを楽しみにプレーしているレベル。特にHPにはFW登録の原田天衣選手がGKをやっていました。ゴール枠に飛んできたボールは、ほぼゴールインという状態。GKだけは経験者でないと、大学の体育会レベルでは厳しい。
不幸なことに、週末に関東女子大学リーグ開幕戦を控える早稲田ア女は、ほぼベストのレギュラーで最終確認のつもりか本気モードでゴールに向かい、完封を期して守りを固めてきました。
たとえば、慶應義塾大学ソッカー部女子も、定期戦が始まった18年前は、今日の関西学院と同じようなレベルで最初の6年間は、0-11、0-10、0-13、0-13、0-10、0-9という大差がつきました。しかし、7年目に0-3と善戦、8年目は0-0で引き分けています。慶應ソ女には推薦入学という制度がなく高校の優秀な選手をAO入試でスカウティング、徐々に強化して関東女子リーグで1部(今年度は2部で戦っています)、関東女子大学リーグも1部に昇格しています。大学やサッカー部のやる気さえあれば強化はいくらでもできます。要は関西学院大学当局やサッカー部に、その意志があるかどうかが問題です。やはりGKは元より、優秀な選手を積極的に集めなければ、いつまでたっても今日のような状態になってしまうでしょう。
まあ、早稲田も関東インカレ制覇をめざし、チームコンセプトに基づき全力で戦った結果です。それはそれで見事でした。

1分、早稲田ア女は山田のスルーパスを受けた松本がドリブルで抜け出し関西学院GK原田をやすやすと抜いて先制します。
3分、今度は右サイドを攻めます。山田のスルーに反応した村上が右サイドからドリブルで切れ込みシュート、2-0。
11分には、左サイドからのクロスを受けた阪本が右サイドを切り裂き中に切れ込んでシュート、3-0。
12分、ようやく関西学院が反撃。遠目から小河原がシュートしますが早稲田ア女GK川端がキャッチ。
13分、左サイドの松本からパスを受けた山田が右45度からシュート。4-0。
15分、右サイドの阪本からのパスを受けた松本がドリブルで持ち込みシュート、5-0。
19分には松本からパスを受けた高瀬が遠目からシュート。GK原田は反応できずゴールイン、6-0。
24分、右サイドの富田が高橋に繋ぎ、高橋がワンタッチで前線の山田にスルー、山田が決めて7-0。
33分、山田がバイタルエリアからシュート、8-0。山田がハットトリック達成。
42分にはGK川端のフィードを受けた松本がドリブルで中央突破してシュート、9-0。松本もハットトリック達成。
43分には右サイドから山田がクロス、松本がヘディングシュートしますが、上に外れます。
しかし1分後、松本がバイタルエリアからシュート、10-0。松本は4点目グランドスラム達成。
アディショナルタイム9秒、ハーフタイムを迎えました。

ハーフタイムに早稲田ア女は3枚替え。MF阪本を蔵田(十文字3)に、MF高橋を並木(藤枝順心2)に、FW山田を土居(ちふれASエルフェン埼玉4)に交代。
関西学院もDF山本を三浦(啓明学院4)に交代しました。

後半に入っても早稲田ア女優位は変わりません。関西学院は鎧袖一触状態です。
8分、土居がバイタルエリアからシュート。11-0。
17分には右サイドをドリブルで持ち上がった富田がクロス、ファーに走りこんだ村上がダイビングヘッド。12-0。この試合が復帰3試合目の富田。アーリークロス、クロスボール、パスの精度が格段に上がってきました。ただし、今日の試合では、前半の阪本、後半の蔵田とのポジションチェンジは効果的ではありませんでした。そもそも関西学院の選手がマーキングの対応できず、ポジションチェンジに惑わされなかったです。
20分には並木がバイタルから強烈なシュート。関西学院GK原田がキャッチしようとしますが、シュートに弾かれゴールイン。13-0。
22分、早稲田ア女は3枚替え。DF富田を加藤(アンジュヴィオレ広島2)に、中條を井上(十文字Ⅰ)に、源関を吉野(聖和学園1)に交代します。
23分、早稲田ア女の猛攻は留まるところをしれません。代わって入ったばかりの右サイドバック吉野が右中間からロングシュート。これまたGKはセーブできずゴールイン、14-0。
28分にも早稲田ア女は3枚替え。DFブラフ・シャーンを船木(日テレ・メニーナ1)に、MF松本を秋山(八王子4)に、村上を桝田(ちふれASエルフェン埼玉3)に交代。GK川端とMF高瀬キャプテンを除きスタメンFP9人が交代しました。
29分、これまた代わって入った加藤がクロス、関西学院のオウンゴールを誘いました。15-0。
31分、左サイドから崩す早稲田ア女。並木とワンツーパスを交わした吉野が左サイドを切り裂きクロスを上げて中に詰めた桝田がゴール。16-0。
35分にはペナルティエリア右に侵入した蔵田が倒されPKを得ると蔵田自身が決めて17-0。
37分には並木がバイタルエリアからシュート。18-0。
その後も早稲田ア女は攻撃の手を緩めず、43分に加藤の蹴ったコーナーキックをヘディン不シュートしますが右ポストに阻まれたり、45+2分にも関西学院DFのボールをスチールした並木がシュートしますが、これまた右ポストに嫌われました。
アディショナルタイム2分10秒、タイムアップを迎えました。

18-0と大勝した早稲田ア女。関東大学女子リーグ開幕を控えて死角なしといった印象でしたが、総シュート数は36-2。一方的な試合で参考にならない試合だったかもしれません。
心配なのは控えGKが手薄なことと、24日からDF船木とFW廣澤(ノジマステラ神奈川相模原ユース1)の2人がU-19日本代表のアメリカ遠征に召集され不在になることくらいです。準備は万端。関東大学女子リーグは、しばらく優勝から離れているので是非優勝を狙いたいところです。

さて、大切な定期戦に完敗した関西学院。これからの強化をどうするのか。
はっきり言って今日の試合はミスマッチでした。あまりに実力に差がありすぎて、定期戦に意味があるのか、大いなる疑問を感じるところです。
関西学院のHPを拝見したところ、大敗の翌日が監督さんの誕生日だったそうでケーキを贈ったとか。
まあ、大学のクラブですから、そういう仲良しクラブの一面もあったほうが良いとも思いますが、これからも「伝統の一戦」を目指していくならば、試合自体の内容の充実も図らねばならないでしょう。
慶應義塾大学ソッカー部女子のように、大学、クラブ両面の努力で強化を図っていただきたい気がします。もちろん、プレーする選手が、それを望んでいないならば別ですが……。
今後も関西学院体育会サッカー部女子の活躍を括目して待ちたいと思っています。

8時30分少し前に帰宅。
雨で少し涼しくなったような気がするスポーツ三昧でした。
<了>

[結果]
早稲田大学ア式蹴球部女子 18-0 関西学院体育会サッカー部女子(前半10-0)

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アメリカンフットボールXリーグ開幕記者会見とサッカー史研究会を取材。

あたらしい週が明けました。お盆休みも終わって、今日から平常です。
ホッケーのREADY STEADY TOKYOはレストデイ、休養日です。

午前中はゆっくりして、11時すぎに自宅を出発。
まずは原宿の岸記念体育館に代わるジャパン・スポーツ・オリンピック・スクエア(JSOS)に向かいます。外苑前に5月に完成した日本スポーツ協会・日本オリンピック委員会関係の諸団体が入っている新しいビルディングです。そこの11階の岸清一メモリアルホールで日本スポーツXリーグの開幕直前記者会見が行われたので取材しました。
場所は、神宮球場の対面あたり。外苑前から歩くと少し距離があります。JSDSとともに新築された日本青年館の一つ奥です。
こぎれいな玄関の脇には東京オリンピック・パラリンピック、茨城国体、ラグビーワールドカップなどのグッツを売っているショップがありました。
1階入って正面に受付があり、ここで入館証を受け取らないとビル内に入れません。なんだか仰々しい。開かれた感じではありません。
まあ、これくらいセキュリティーをしっかりしないといけないのかもしれませんが、ふらりと入っていけた岸記念体育館が懐かしくもあります。
スポーツマンクラブは3階にあるようです。新しく慣れていないためか、無機質で血が通っていない感じです。

さて、アメリカンフットボールのXリーグ、昨年までは3地域に分けてチームによって対戦するチームもバラバラ。やっているほうも見ているほうも良くわからないシステムでしたが、今年からトップ8チームが1回戦総当たりのラウンドロビン方式(いわゆるリーグ戦)で戦い、1位と4位、2位と3位が準決勝を戦い、12月16日に東京ドームでXボウルを戦い日本一を争う形になりました。
そして8位のチームが入れ替え戦を戦う方式に。
参加するトップ8のヘッドコーチが集い、今シーズンに賭ける抱負を語り、記者からの質問に答えました。
昨年までは東京ドームホテルで立食パーティーの形で行われたミーティングでしたが、今年は水1杯でないお愛想なしの記者会見。資料とTシャツのお土産はありましたが、まあ一食損した感じ。せちがらくなってきました。

午後1時30分には会見終了。次の予定は午後7時の御茶ノ水JFAハウスでのサッカー史研究会。
時間はたっぷり。JSOSのお庭にある岸清一さん、加納治五郎さん、ピエール・ド・クーベルタン男爵の銅像を見たり、東京・札幌・長野の聖火台のレプリカを見学しても、ほんの数分。
ラグビーワールドカップ組織委員会の入っている日本青年館のレセプションえお見ても数分。どうやって時間を潰すか?
そうだ、視ようとい思っていた映画「アルキメデスの大戦」を鑑賞しようと日比谷のTOHO CINEMASへ移動。午後3時35分からの回を見ました。
戦争を題材にした映画ですが、戦闘場面は頭の数分だけ。あとは計算、計測、設計の場面ばかり。まあ、天才数学者の話ですから、仕方ないけど。非戦論者の山本五十六が、実は軍人だったという話は妙に納得。
しかし、大和の建造予算を大幅に安くしていたのは敵を欺くためだったというオチは感心しません。こんな出鱈目が通るようでは、日本が戦争に負けても仕方がない、と納得した次第です。
時間つぶしには、貴重な2時間20分でした。

御茶ノ水への移動は、有楽町からJR。
今日のサッカー史研究会は、「ドイツのサッカー史」。
例によって会のお約束で内容については書くことができません。
悪しからず。

今日もアフターファンクションには参加せず帰宅。
10時過ぎには帰宅できた超多忙(のフリ?)のスポーツ三昧でした。
<了>
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アイスホッケーHC栃木日光アイスバックスvs.ユクリット アイスマッチフェスを取材。

8月も18日というのに、まあ暑い。
昨夜は、もう一杯一杯で大井ホッケー場から帰宅しました。

都内の取材なのに過酷な部類の取材でした。
まず、アクセスがあまりよろしくない。
取材するにも少し不便。昨日も午後9時を回るとメディアセンターの正面玄関はクローズ。真っ暗な非常階段で上下しなければなりません。
メディアセンターもオリンピック本番の物とは程遠い。
なんか、これじゃあ本番1年を切っているのにテスト大会とはいえません。
英語が喋れる人が多数配置されているのに、外国からのメディア関係者は少ない(皆無)。あまり海外から注目されていないのかもしれません。
仮設スタンドはともかく、ホスピタリティーの建物はどうするのか。テントを設営するの?
サウスピッチの電光掲示板も見ずらい。
足の不自由な方が言われていましたが、バスを降りてからサウスピッチはめちゃくちゃ遠い。同感です。
まあ、そんなこんなで疲れました。今日は10時から日本女子vs.中国女子戦がありましたが、午後2時のアイスホッケーの試合に戻ってこようと思っていたので、間に合いそうもないので大井行はキャンセルしました。

午後2時フェースオフの試合は、HC栃木日光アイスバックスvs.ユクリットというフィンランドのクラブチームの試合です。ユクリットはフィンランドのトップリーグに所属するクラブで、今期のNHLのドラフトに2選手が指名されたほどのチーム。日本・フィンランド外交関係樹立100周年を記念するための来日です。
アイスバックスは、前年度はアジアリーグでプレイオフ進出を逃し、今季巻き返しを狙ているところ。絶好のプレシーズンマッチでした。昨日、日光・霜降アリーナで行われた第1戦は3-4でユクリットが辛勝したそうです、なんとかリベンジしたいアイスバックス。

吉元興行とのコラボレーションのイベントということで、若手芸人さんが1時間ほど前から氷上で盛り上げていました。まあ、アイスホッケーとしては新機軸。
アリーナ内は気温19度、湿度72パセーント。涼しくて気持ちが良い。
1時30分ころから両チームが表れてウォーミングアップ開始。

一度選手は引上げ、ちょっと派手な演出で選手入場。
アイスホッケーでは、クラブ同士の対戦でも国家吹奏があるのですが、今回はなんとユクリットの背番号23ユハナ・アホ選手がアカペラでフィンランド国歌を斉唱。こんなの初めてです。
ここで日光も歌自慢の選手が君が代を歌えば最高のおもてなしでしたが、さすがにそれはなく、普通のブラバンの演奏でした。
ビスケッティ佐竹が「令和」の額縁を持ち登場。安倍首相の物まねで開会宣言。
2時フェースオフの運びとなりました。

HC栃木日光アイスバックスのスターティングラインアップは、GK福藤豊。DF佐藤大翔、伊藤剛史。FW牛来拓郎、斎藤哲也、大椋舞人。
対する遠来のゆくりっとの先発は、GKサミ・ラヤ二エミ。DFヤクブ・カルバス、ヴィッレ・ヒュバリネン。FWヨーナス・カリオラ、フレデェリック・ウェイゲル、ヘンリ・ニツカネン。
一進一退の拮抗した試合になりました。
よくぞ、これほど力が近いチームを探してきたもの(もちろん日光に)はホームの利がありユクリットは遠征チーム。その日光のアドバンテージを加味して)だと感心した次第。マッチメイクした方の眼力は尊敬に値します。

続く

[結果]
HC栃木日光アイスバックス 1-2 ユクリット(0-0、0-0、1-2)
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ホッケーREADY STEADY TOKYO初日を取材。

台風10号は日本海を北進中、温帯低気圧になったようです。

台風一過とはいかず、今日も風は強く、太平洋から高温多湿の空気が流れ込み、東京地方は午前中に37度に。こんな日は自宅でタラタラしていても暑いので、予定通り大井ホッケー場で今日から開幕するREADY STEADY TOKYO ホッケーの取材に出かけます。
男女4チームずつが参加、1回戦総当たりのラウンドロビンを行い、1位と2位が決勝戦を、3位と4位が3位決定戦を行うという趣向です。
早い話が東京オリンピックの会場となる大井ホッケー場のグラウンド開き(劇場ではないので「杮落し」という表現は誤り)を兼ねた、プレイベントです。
まあ、ホッケーの国際試合を東京で見られるのはめったにないこと。
いろいろな意味で面白そうなので取材に行ってみました。

9時30分東伏見発、西武新宿線、山手線で品川まで行き、都営バスで港南口から大井海浜公園近くの八潮南まで行ってみました(モノレールだと大井競馬場前が最寄り駅ですが、時間と交通費がかかるのでバスを選択した)。
驚いたのは、東京オリンピックまで1年を切っているというのに、都営バスの運転手さんが大井ホッケー場の最寄りバス停を知らなかったこと。「大井海浜公園」というキーワードで、ようやく、
「それなら八潮南が最寄りのバス停だ」と教えてくれんました。オリンピック会場も知らないで都営バスの運転手が良く勤まるなと思ったような次第。

メディアセンターは、大井スポーツセンターの2階にありました。
事前に取材申請を済ませておいたので、簡単にADカードはゲットできました。今大会のプログラムはなく、ホッケー日本リーグ、男女の日本代表選手のプロフィール、取材活動についてのお願い、男女監督(両方とも外国人)の豊富と紹介などの資料を受け取りました。
が、外国チームの情報に関しては皆無。
日本ホッケー協会が、こうした国際大会の開催に慣れていないのか、実際に仕切っているのが東京都のためか、結構運営がでたらめ。メディア関係者は11時に集合(わたしがメディアセンターに着いたのは11時10分過ぎ。前もって連絡くれれば11時に来てたのに)とか、今大会はメンバーリストを出さないとか(試合後メディアセンターに行ったら山積してあった)、訳がわかりません。
スタジアム自体は、新設で立派なメインスタンド(バック側とゴール裏は本番前に仮設スタンドを組むのでしょう。今日は更地でした)と青を基調にした人工芝ピッチ、電光掲示板は仮設でしたが、なかなかのスペック。ホッケーにも東京にメッカが出来た感じです。

11時45分に日本女子代表のヒットオフで試合開始。
ランキング14位の日本代表のスターティングラインアップは、GK景山(ソニーHC BRAVIA Ladies)。
FP小野(SONPO care)、真野(ソニーHC BRAVIA Ladies)、永井友(ソニーHC BRAVIA Ladies)、永井葉(ソニーHC BRAVIA Ladies)、 及川(東京ヴェルディホッケーチーム)、野村(南都銀行)、狐塚(ゲラクソ・スミスクライン)、金藤(コカ・コーラレッドスパークス)、河村(コカ・コーラレッドスパークス)、鈴木(山梨学院大)。1:3:3:3の布陣です。
対するランキング10位のインドの先発は、GKサヴィタ。FP G.カウル、エッカ、モニカ、コックハール、ラウレムシアミ、N.カウル、プクランバン、ラ二、ミンズ、ゴヤル。

開始早々は日本が押し気味の展開。5分、日本は最初のペナルティーコーナーのチャンス。シュートをインドにブロックされます。
8分、今度はインドがペナルティーコーナーのチャンス。デヴィがヒットしたボールをG.カウルがシュート。インドが先制しました。
14分、インドはN.カウルのクロスを交代出場のカタリヤがゴール前で合わせようとしますが、わずかに合わず。
最初の15分間が終了します。ピッチは相当に暑そうです。

第2クォーター開始1分、日本はインドの守りの集中力が高まる前に速攻。清水のクロスを三橋(コカ・コーラレッドスパークス)が中央からシュート。インドゴール右に突き刺さり1-1、試合を振り出しに戻します。
その後、試合は膠着状態に。双方、有効な攻めが出来ずハーフタイムを迎えます。

第3クォーター、先にチャンスを掴んだのはインド。3回目のペナルティーコーナーは惜しくも決まらず。
しかし、インド4回目のペナルティーコーナーのチャンス。G.カウルが再びシュートを決めて勝ち越します。
日本は13分、右からドリブルでインドDFを崩し最後は永井友が技ありのフローシュートを見せましたが、わずかにクロスバーの上を越えてノーゴール。
3回目の15分間も終了します。

第4クォーターに入ると激しい消耗戦になります。
1点をリードしたインドは、全体的にリトリートして攻めてきません。逃げ切る態勢です。
日本は12分、最後のワンチャンスを掴み、インドのゴール前で混戦に持ち込みますがインドGKのセーブに会い無得点。
そのまま終了。2-1でインドが辛勝しました。
インドは4回あったペナルティーコーナーのチャンスを2回生かしました。ぎゃくに日本は3回のPCのチャンスを1回も生かせず。この差が勝敗の分かれ目でした。

試合後、ミックスゾーンに行ってみました。サッカーなどと違い、観客からも見られるコート脇。会場のBGMもガンガン聞こえます。やはりホッケーという競技がこうした考えなのでしょう。テレビとペンの区別もなく呉越同舟の個別対応。これでは取材するのも大変だし、選手も苦労するでしょう。

メディアセンターでも、日本のヘッドコーチ、主将、得点した三橋選手の記者会見がありました。ワーキングルームでの会見は、やはり混乱します。別室を設けたほうが良いかも。
第Ⅰ試合のすべてが終わったのは2時30分過ぎ。きちんと記録も出たし、メディアセンターにはメンバー表もありました。やはり会場は東京都が仕切っていて≪メンバー表を試合前に出す」という概念がなかったのでしょう。本番でこうしたことがあると大変です。

スポーツセンターの2階には、お食事処もあったのですが、気分転換に買い物に行ってみました。
バス停で二つ歩くと大きなっショッピングセンターがあり、お弁当、飲み物、カップ麺など購入。
次の試合開始までメディアセンターで暇つぶし。どこからか蝉が侵入して部屋の中にも関わらず蝉しぐれ。

午後6時から、サウスピッチで行われる日本男子代表vs.ニュージーランド男子代表の試合のゲートオープンということでしたが、メンバー表が出ない。メディアセンターでピックアップしないと、会場の記者席では絶対に手にできないと思ったので待っていたら6時30分になってしまいました。
サウスピッチは、メディアセンターから遠い。

続く

[結果]
日本女子代表 1-2 インド女子代表(0-1、1-0、0-1,0-0)
オーストラリア女子代表 2-3 中国女子代表(0-1、0-1、0-1、2-0)

インド男子代表 6-0 マレーシア男子代表(1-0、1-0、1-0、3-0)
日本男子代表 3-4 ニュージーランド男子代表(0-0、0-2、3-0、2-0)


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サッカー早稲田大学ア式蹴球部女子vs.FCふじざくら戦を取材。

未明、台風10号は日本海に突き抜けたようです。

東京地方は、若干風雨にさらされゲリラ豪雨もどきに見舞われましたが、大きな影響は受けませんでした。
今日から軽井沢で女子プロゴルフツアーが始まりました。
全英女子オープンで優勝した澁野日向子選手は、今週もお休みなくツアーに参加するようです。若いとはいえ元気ですね。彼女に「タラタラしてんじゃないよ」といわれないよう、お昼すぎには自宅裏の早稲田大学東伏見グラウンドへ。早稲田大学ア式蹴球部女子vs.FCふじざくらのトレーニングマッチの取材をします。
FCふじざくら、という聞きなれないクラブ。事前にネットで調べてみました。
山梨県女子リーグ2部所属のクラブチーム。運営母体は一般社団法人ふじざくらスポーツクラブ。U-15のアカデミーも持つ総合的なクラブのようです。メインスポンサーは富士観光開発。目下、山梨県女子2部のトップですが、早稲田ア女が所属する関東女子リーグ1部から見れば三つ下のカテゴリー。皇后杯山梨県予選の決勝で山梨学院大に7-2で敗れています。対する早稲田は最近では、なでしこリーグ2部のスフィーダ世田谷に4-2(90分間では4-1)、チャレンジリーグのNGUラブリッジ名古屋には7-3(90分間では5-2)で勝っています。来週末には、いよいよ関東大学女子リーグが開幕します。ここはスカッと勝って夏合宿の成果を見せてほしいものでした。

早稲田大学ア式蹴球部女子のスターティングラインアップは、GK川端(十文字3)、DF富田(作陽3)、小林(JEF千葉4)、ブラフ・シャーン(スフィーダ世田谷ユース1)、源関(ASちふれエルフェン埼玉4)。MFアンカー中條(JFAアカデミー福島4)、右翼が阪本(大商学園3)、左翼が松本(十文字3)、トップ下が村上(十文字3)と高瀬(JEF千葉U-18・4)。FW山田(大商学園4)。4:1:4:1の布陣です。(カッコ内)は前所属チーム、数字は学年。松本と村上は日本ユニバーシアード代表、廣澤(ノジマステラ神奈川相模原ユース1)と船木(日テレ・メニーナ1)はU-19日本代表に選ばれて24日からアメリカに遠征するためスタメンから外れました
対するFCふじざくらの先発は、GK菊池(大妻嵐山)。DF杉村(山梨学院大)、北条(熊本ルネサスFC)、清水碧(とくやまだい)、桑田(立川フットボールクラブ)。MF工藤(ノジマステラ神奈川相模原)、金井(愛媛FCレディース)のダブルボランチ、右翼が中塚(全保連琉球でぃごす)、左翼が引田(藤枝MFC)。FW清水千(大阪学芸)、不明#13(FCふじざくらのHPでは背番号11の選手までしか記載なし)。中盤ボックスの4:4:2の布陣です。
午後0時59分(TBSラジオの時報で確認)、早稲田ア女のキックオフで試合開始。薄曇りで日差しがありますが、南風の強風で、思ったよりは涼しい。FCふじざくらは、関東遠征の初戦(明日は日本体育大、明後日は神奈川大と対戦予定)ということでサポーター(関係者、ご父兄?)も多いです。

カテゴリーが三つ下の格下チームに対して早稲田ア女は、ほぼベストのメンバーで試合に臨みました。意図する攻撃と完封を目指すディフェンスの確認をしたかったのでしょう。
怪我上がりの富田をはじめて先発に起用した川上嘉郎監督。本気モードと見受けられました。ラブリッジ名古屋戦でも試したブラフ・シャーンのセンターバック起用も、これが最終テスト。彼女をSBに起用した時と比べると遥かに守りは安定します。
お互いにボールポゼッションをあげ、攻撃しようとしましたが早稲田ア女が70%近く試合を支配します。ただ、ふじざくらは、個々の選手のポテンシャルが思っていた以上に高くキープ力がありました。ただし、帰陣の早い早稲田ア女に対しては、なかなか突破口が得られずアタッキングサードに入れません。

続く

[結果]
早稲田大学ア式蹴球部 4-0 FCふじざくら(前半2-0)

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74回目の敗戦記念日。台風の直撃を食らった日本列島。

台風10号が西日本を直撃。お盆というのに日本は大混乱です。

74回目の敗戦記念日。けっして終戦記念日ではありません。
敗戦記念日です。

熱帯夜のため夜更かしの日々が続いています。
午前中は、ほぼ睡眠。朝のルーティーンだけは、なんとかこなしていますが……。

今日は、甲子園も早々中止順延が決まりました。
したがって正午の「さきの戦争で犠牲になった皆さんを思い黙とうを捧げます」という恒例の行事もありません。例年、テレビ放送を見ながら黙とうしていたスポーツ三昧ですが、ことしは出来ませんでした。
替わり良いっては何ですが、日本武道館で行われた全国戦没者追悼式のテレビ中継を見ながら黙とうを捧げました。

戦後74回目の敗戦記念日なのに全国戦没者追悼式が57回目というのも不思議です。連合軍に占領され地たのは、たかだか7年くらいですから、それを引いても計算が合いません。
全国戦没者追悼式が始まったのは昭和3年ということですから、日本という国は、先陣に散った人々を追悼するの時間がかかったのですね。
もっとも南方はじめ、外地で亡くなった方々の遺骨収取も、なかなか進みません。
そういう国なのです。

取材の予定もなく、空しく1日をすごした敗戦記念日のスポーツ三昧でした。

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太平洋戦争関係のドキュメント、映画をYouTubeを通して鑑賞。

台風10号が近づいています。
東京は蒸し暑く、時折はげしい雨が降っていました。
台風の進路に当たる西日本地方の被害は甚大のようです。
明日の山陽新幹線は計画運休。阿波踊りも4日の会期中後半2日が中止。
夏の甲子園も15日に行われる予定の3回戦4試合が順延になりました。
したがって、敗戦の日正午に行われる予定だった恒例の黙とうも今年はありません。

取材、執筆の予定は特になく、ネットサーフィンで1日を過ごしました。
YouTubeを通して何本かの太平洋戦争関係のドキュメントをみました。

先週日曜日の夜に見逃したNHKスペシャル「陸軍精鋭部隊全滅 ガタルカナル悲劇の指揮者」も見ることが出来ました。NHKのドキュメントがYouTubeで見られるのは灌漑深い。映像もかなり綺麗でした。
少し古いが、「その時歴史が動いた ガタルカナル島苦渋の撤退」も見てみました。
近代戦争は総力戦です。すべての戦力で劣っていた日本陸軍が、戦術とか運とかあって、日清・日露以来いろいろな条件で勝ってきたわけですが、ついにガタルカナルで始めて大敗北を喫するわけです。それをきかけに、日本は敗走を始めるのですが、その敗因が良くわかる2作品でした。
海軍と陸軍の相反、甘い予測、責任逃れの体質、敗戦後の処理の仕方。すべて現在の日本のあり方のように思いました。

夕方、7時からYahooライブでバスケットボールの日本代表vs.ニュージーランド代表戦を見てみました。
初戦、八村塁の35得点で99-89で快勝した日本でしたが、2戦目の今日は上手くいきませんでした。
だいたいバスケットボールは、実力が近いチームが2試合行えば1勝1敗という結果に落ち着きます。今日は第1クォーターからNZLがリード。ファイナルスコア89-104でニュージーランドが快勝しました。FIBAランキングは、ニュージーランドが38位、日本が48位。まあ、当然の結果でしょうか。第1戦が出来すぎでした。
まあ、本番のワールドカップで上手くいけば一波乱起こせるかも、といったところでしょう。

日付をまたいで映画「日本のいちばん長い日」を視ました。
毎年8月14日から15日にかけてみる映画です。
今回は直情径行な陸軍士官役の松坂桃李の演技が心に刺さりました。旧作では黒沢年男が演じていたでしょうか。NHKの職員で戸田恵梨香が出ていたのは今回の発見でした。
戦争の愚かさ、そして一度始めた戦争を終わりにする時の難しさを再考させられた作品です。
2時間16分、たっぷり鑑賞してから床に就きました。

そんなスポーツ三昧でした。

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関東大学アイスホッケーリーグ戦の日程が発表になりました。

山の日の三連休は、あっという間に過ぎ、世の中はお盆休みに入りました。

暑い日が続きますが、8月31日に開幕する秋の関東大学アイスホッケーリーグ戦の日程が、東京都アイスホッケー連盟のHPに発表されました。

東京都アイスホッケー連盟も現在お盆休み。休み明けに発表されるかと思っていたら、11日付けで発表になっていました。

開幕戦は、Div.Ⅱの筑波vs.駒沢戦。それに続きDiv.Ⅲの明治学院vs.独協医科、一橋vs.東京理科、東京vs.首都東京戦が行われます。
以降、12月初旬まで基本的には毎週土日に開催です。
トップリーグのDiv.ⅠAグループの開幕は、翌週9月7日(土)。日本vs.明治、日本体育vs.早稲田、慶応義塾vs.東洋、法政vs.中央でスタートします。
また平日の火曜日、木曜日の夜の午後9時30分スタートでミッドウィークナイトゲームも行われます。

ここまで決まると、なにかワクワクしてきます。
そういえば、今週末にHC栃木日光アイスバックスがフィンランドのクラブチームと国際親善試合を行うようです。17日(土)に日光霜降アイスアリーナで、18日(日)に西東京市DyDoドリンコアイスアリーナで行われます。暑い時期、涼みに行くのも良いかもしれません。

なにか暑い時期にアイスホッケーの話題も何ですが、アイスホッケーファンには、たまらないニュースだと思いました。

とりあえず、そんなスポーツ三昧でした。

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サッカー早稲田大学ア式蹴球部女子 vs.NGUラブリッジ名古屋戦を取材。

世の中、「山の日」の三連休ですが、「毎日が日曜日」状態のスポーツ三昧にとっては、ただの月曜日です。

今日も暑い。
お昼寝でもして時間を潰してもよかったのですが、また澁野日向子さんから、
「タラタラしてんじゃないよ」と言われそうだったので、お昼過ぎから自宅裏の早稲田大学東伏見グランドに出かけてみました。
早稲田大学ア式蹴球部のHPによると、午後1時からア式蹴球部女子(以下「ア女」と記す)とプレナスチャレンジリーグWest所属のNGUラブリッジ名古屋のトレーニングマッチがあるというので取材に行ってみました。
炎天下の暑い中、熱心なファンが集まっていました(昔、お世話になった早稲田ア式蹴球部OBの小野さんにお会いしたのにはビックリ。現在はJヴィレッジの偉いさんですが、お盆休みで帰京されたのでしょうか)。
早稲田ア女が参戦している関東女子リーグは、格からいうと、ラブリッジ名古屋が加盟しているプレナスチャレンジリーグより下のカテゴリーですが、関東女子リーグで10連覇している早稲田ア女は実力的には女子のトップリーグ・なでしこリーグ1部所属のチームと皇后杯で勝ったり負けたりしています。最近では、7月21日になでしこリーグ2部のスフィーダ世田谷と練習試合を行い4-1で勝っています。おそらくラブリッジ名古屋よりもレベルは高いと思われました。関東女子リーグで2連敗中、月末からは関東女子大学リーグの開幕を待つ早稲田ア女にとっては絶好のテストマッチでした。

早稲田ア式蹴球部女子のスターティングラインアップは、GK川端(十文字3)。DF源関(ちふれASエルフェン埼玉4)、小林(JEF千葉4)、ブラフ・シャーン(スフィーダ世田谷ユース1)、吉野(聖和学園1)。MFアンカー中條(JFAアカデミー福島4)、右翼が山田(大商学園4)、左翼が松本(十文字3)、トップ下が村上(十文字3)と高瀬(JEF千葉U-18・4)。FW土居(ASちふれエルフェン埼玉4)。4:1:4:1の布陣です。(カッコ内)は前所属先、数字は学年。松本と村上がにポンユニバーシアード代表です。
対するNGUラブリッジ名古屋の先発は、GK都倉(東海大)。DF北川(スペランツァ高槻)、道倉(伊賀FCくノ一)、瀬倉(新潟医療福祉大)、能崎(尚美学園大)。MFアンカーが清水(ACはりまアルビオン)、右翼が高島(AC長野バルセイロ)、左翼が三宅(アンジュヴィオレ広島)、トップ下が安倍(早稲田大)と三浦(日本体育大)。FW竹林(愛知東邦大)。4:1:4:1の布陣です。
午後0時58分、早稲田ア女のキックオフで試合開始。45分間×3本勝負でした。

両チームともディフェンシブな展開にせず、積極的に攻勢に出ました。DFラインからボールをポゼッションし繋ぐサッカーを目指します。
早稲田ア女は、日テレ・メニーナ戦で左サイド土方のマークを担当した右SBのブラフ・シャーンがチンチンにやられて2失点。今日はCBで起用されましたが無難にこなしました。
6分、早稲田ア女は右からのパスを受けた松本が左から中央へ長躯ドリブル、シュートして先制します。
しかし、名古屋の個々の選手のポテンシャルもかなり高く、13分に左サイドをドリブルで切り裂いた三宅がクロス、右から走りこんだ能崎がシュート、同点に追いつきます。
しかし、早稲田ア女もすぐに反撃。19分、左からのパスを受けた土居が右サイドを突進、正確なクロスを上げ、ファーに詰めた村上がシュート。2-1として再びリード。
ところが、名古屋もカウンターアタックから右に流れた竹林がクロス、ファーに詰めた三宅がファインゴール、2-2の同点に追いつきます。早稲田ア女、ゴールを挙げた後のディフェンスが問題です。
23分、あまりの高温多湿に4分間の飲水タイム(クーリングオフ)。
31分、名古屋はSBの北川を加藤(星槎国際・U-19日本代表候補)に交代。加藤をMF左翼にに入れて三宅を左SBに能崎を右SBに回します。
飲水タイム、選手交代で少しだけ名古屋の集中力が落ちたようです。
35分、早稲田ア女は右から出たサイドチェンジのパスを受けた土居がドリブルで突進しシュート。右ポストに当たったボールは名古屋ゴールに吸い込まれました。エースの3人がそれぞれゴール、早稲田ア女、見事でした。
2分後にも村上のパスを受けた土居がシュートまでいきますが、このシュートはジャストミートせず名古屋GK都倉がキャッチ。
38分には早稲田ア女の村上がバイタルエリアからシュート、クロスバーに阻まれます。
42分、名古屋・三宅のボールをスチールした山田がシュートしますが、名古屋GKがセーブ。
44分、名古屋が反撃。左サイドから安倍がドリブルシュート。惜しくもサイドネットに外れます。
アディショナルタイムは15秒、1本目の45分間が終了しました。

最初の15分間のインターバルで、早稲田ア女は5人の選手を入れ替えます。DF源関を松原(MVLA 4)に、ブラフ・シャーンに替えて田中(セレッソ大阪堺レディース4)を入れトップ下に、トップ下の高瀬をCBに、吉野を富田(作陽3)に。MF中條を桝田(ちふれASエルフェン埼玉3)に、右翼の山田をFWに、左翼の松本を右翼に、FW土居を蔵田(十文字3)に替えてトップ下に入れました。
名古屋は、最初の45分が終わった時のイレブンで2回目の45分に挑みます。

2回目の45分間、新しいメンバーを入れた早稲田ア女が優勢になりました。特に左SBの富田と蔵田が度々ポジションチェンジして名古屋のDFを翻弄しました。富田はワンツーで中に切れ込んだり、サイドを駆け上がったりと変幻自在の動きを見せました。
15分、早稲田ア女は、右からゴール前にクロスを上げると名古屋GKがハンブル、それを松本が頭で押し込み4-2、セーフティーリードに点差を開きます。直後に名古屋はトップ下三浦を伊藤遥(ASはりまアルヴィオン)に交代。
猛暑を考慮して17分に1回目の飲水タイム。20分、試合再開。
24分、早稲田ア女は2回目の選手交代。DF松原を關(大阪教育大付2)に、小林を中條に、高瀬を井上(十文字1)に、MF右翼を松本から阪本(大商学園3)に、村上を並木(藤枝順心2)に、FW山田を萩原(大商学園3)に交代。フレッシュなメンバーを入れていきます。
28分、名古屋はFW竹林を福辻(福岡アンクラス)に交代。
31分、早稲田ア女は蔵田がシュート、右に外れます。
32分には右から上がったクロスを名古屋GKと競った蔵田が押し込みゴール。5-2。
33分、特例ルールの2回目の飲水タイム。
39分に早稲田ア女SBの關が大きなミス、ヒヤリとしましたが事なきを得ました。
41分、名古屋が久しぶりのチャンス。高島が左サイドからシュートしますがサイドネットへ。
45分に早稲田ア女の荻原がシュートしますがクロスバーに嫌われます。
アディショナルタイム3分34秒、2回目の45分間が終わります。

普通の試合であれば、5-2で試合終了ですが、日ごろ試合に出ていない選手に出場機会を与えるため、もう45分間試合を続行しました。
早稲田ア女の3本目は、GK川端。DF井上、船木(日テレ・メニーナ1)、森田(JFAアカデミー福島4)、黒川(大泉4)。MF高橋(日ノ本学園1)、加藤(アンジュビオレ広島2)のダブルボランチ、右翼が秋山(八王子4)、左翼が蔵田、トップ下が並木。FW廣澤(ノジマステラ神奈川相模原1)。4:2:3:1の布陣です。船木と廣澤がU-19日本代表です。
対する名古屋も7人フレッシュなメンバーを入れました。GK佐藤智(新潟医療福祉大)。DF北川、道倉、伊藤優(東海大)、宮川(十文字女子大)。MF堀添(聖泉大)、長谷川(スフィーダ世田谷)のダブルボランチ、右翼が大井(早稲田大)、左翼が伊藤遥。FW佐藤亞(関東学園大)、福井。中盤ボックスの4:4:2の布陣です。

3本目の出だし、両チームとも相手の出方を見る一進一退の展開に。なかなか攻める形が作れず、16分に最初の飲水タイムに入ります。その間、15分に早稲田ア女はMF並木を荻原に交代。
21分に試合は再開。ようやく試合が動き出します。
23分、早稲田ア女は右からのクロスを高橋がシュート。GK佐藤智がキャッチします。
24分、名古屋がカウンターアタック、バイタルエリアから伊藤遥がシュート。久々にゴールに繋げました。
25分、早稲田ア女はDF黒川を渡邊(大宮開成1)に交代。
33分に2回目の飲水タイム。37分に再開します。
35分、早稲田ア女はMF蔵田を阪本に交代。
39分、ようやく早稲田ア女の高橋がシュート。しかしGK佐藤智の正面に。
なかなかゴールを奪えない早稲田ア女。ようやく40分に期待のストライカー廣澤が右45度から強烈なシュート。GK佐藤智がセーブしますが、リバウンドを阪本が押し込みゴール。6-3とします。
41分、名古屋も反撃。バイタルエリアからのシュート性のパスを大井が決めますが、惜しくもオフサイドの判定。
44分、早稲田ア女は右サイドの井上からアーリークロス、中央を名古屋DFに競り勝った廣澤が抜け出しシュート。期待のストライカー廣澤が最後に決めた7-3。
アディショナルタイムは30秒。タイムアップをm替えました。

炎天下での45分×3本の戦い、ご苦労様でした。
早稲田ア女は、いろいろなメンバーでいろいろな戦い方にチャレンジできました。課題になっているゴールへのコンセプトも、ある程度答えは出てきたと思います。8月頭の合宿での特訓がきたのでしょう。いよいよ2週間後に始まる関東インカレに向けて良いテストマッチになったと思います。
まだ、点を取った後の守りに課題は残りました。これは2週間で修正しなければいけません。
ラブリッジ名古屋は、思っていた以上に訓練された好チームでした。女の調子でなでしこ2部を目指してほしいと思いました。

4時過ぎに帰宅。
普通の月曜日を過ごしたスポーツ三昧でした。
<了>

[結果]
早稲田大学ア式蹴球部女子 7-3 NGUラブリッジ名古屋(45分×3;3-2、2-0、2-1)

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