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天竜浜名湖鉄道に乗ってサッカーJFL Honda FC vs.東京武蔵野シティFC戦を取材に行く。

今日9月26日は、61年前に伊勢湾台風が名古屋地方を襲った日。
5028名もの死者、行方不明者が出ました。
この数字は、神戸淡路大震災の数字に抜かれるまで日本の自然災害の記録でした。
ともかく名古屋人にとっては忘れられない日です。

昨日の雨は、なんとか上がり、朝はお日様が燦々と降り注ぐ日になりましたが、
少しづつ曇ってきて出かける11時頃には、
「ひょっとすると雨が降るかも」という空模様になりました。

今日は浜松市北区にある本田の都田サッカー場まで取材に行きました。
有名なサッカー場ですが、行くのは初めて。興味津津でした。
例のように自転車でアオキスーパーへ。買い物を済ませてからJR枇杷島駅にある駐輪場に自転車をデポしていきます。

枇杷島11時51分発の各停で旅がスタート。
名古屋で12時1分発の豊橋行きの快速に乗り換えます。
このルートは、「青春18きっぷ」で東京に帰る時のルート。慣れてものです。
今日は電車賃片道1520円を支払います。
豊橋で浜松行きの各停に乗り換え。13時1分発で駅で2個目。新所原で天竜浜名湖鉄道に乗り換えます。

天浜線に乗るのは、これで2度目。東側の掛川から遠州森まで2002年のFIFAワールドカップの際m乗車したことがあります。日本代表のキャンプ地が森にあり、日本代表の練習用プレスセンターがあったのです。それ以来の乗車ですが、新所原サイド(天浜線の西側のサイド)を乗車するのは初めてです。
一度JRの改札を出て階段を降り、小さな改札で切符を買って乗車。目的地の都田まで片道770円です。
列車は1両のディーゼルカー。ワンマンです。
なんでも全線が国の登録有形文化財になっているそうな。元国鉄の二俣線が第3セクターで運営されているとのこと。
ともかくローカル感たっぷり。線路は森の中を走っているよう。途中から奥琵琶湖も望めるし、止まる駅がレトロ感満点。枇杷島を走っている愛知環状鉄道とは訳が違います。
16番目の小さな駅が目的地の都田。無人駅ですが、駅舎がカフェに改造されていてお客さんで満員でした。新所原から単線のすれ違い待ち合わせが1度あり、約59分かかって到着。
駅前にバス停があるものの連絡が悪く、1時間近く待つ羽目に。持参した助六寿司を食べ、昼食としました。
都田テクノ経由浜松駅行きの遠鉄バスは15時15分、少し遅れてやってきました。これが最終(?)みたいで、本当は18時キックオフの試合まで3時間近くあるのですが、仕方がない。
とんでもない田舎道を少し走れば、住宅地、工場地帯が現れ、約13分ほど(バス賃240円)で「本田サッカー場」に到着です。
サッカー場があり、隣にテニス場。本田技研の社員厚生施設感たっぷりです。
あまりにも早く着きすぎたので、しばらく外で待ちました。本当なら、喫茶店か何かで待ちたいところですが、何もない。一軒蕎麦屋さんがありましたが、昼休み中でした。

4時、入り口にいたガードマンさんに、
「取材で伺ったのですが」(まだコロナ対策で一般観客は入場できない)というと、
「駐車場の傍のある小屋が報道受付です」と疑うこともなく教えてくれました。
受付には、私の名前は「日本スポーツプレス協会 白髭隆幸」で通っていましたが、
「できれば取材申請書の原本をいただければ」(FAXでは責任者の印鑑が見にくいらしい。政府はハンコを廃止しようとしているのにね)と言われたので、オリジナルの申請書を渡して取材ADカードを受け取りました。
案内された記者席は、中央2階にあり、太い鉄骨の柱に視界が妨げられピッチの一部が醜くなっています。昔の柏スタジアム(都田にはゴール裏の席はありません)に似ていますが、いずれにせよ規模的には小さくなっています。

他にすることもなく、ラジオで大相撲14日目を聞いて時間をつぶしました。
キックオフ1時間前、午後5時にメンバーリストが手に入りました。
今節まで4勝2分無敗の勝点14で首位に立つJFL4連勝中のディフェンディングチャンピオンHonda FCの先発は、GK白坂(桐光学園)。DF八戸(青森山田)、川浪(ガンバ大阪ユース)、堀内(奈良育英)、石田(流経大柏)。MF松本(西武台)、山藤(ヴェルデイSS相模原ユース)のダブルボランチ、右翼が岡﨑(岡崎城西)、左翼が古橋(磐田東)、トップ下が富田(流経大柏)。FW中村(コンサドーレ札幌U-18)。4:2:3:1の布陣です。(カッコ内)はユース年代の所属先。
対するここまで2勝1分1敗勝点7、暫定順位8位(コロナの影響で試合消化数が少ない)東京武蔵野シティFCのスターティングラインアップは、GK西岡(神戸科学技術)。DF望月(洛北)、金守(四日市中央工)、高(尚志)、金井(鹿島学園)。MF差波(青森山田)、鈴木(武南)のダブルボランチ、右翼が池田(麻布大淵野辺)、左翼が本田(新潟工)、トップ下が中川(浜松開誠館)。FW後藤(矢板中央)。4:2:3:1の布陣です。今日、JFLのガイドブックが手に入ったので、(カッコ内)はユース年代の所属先といたしました。
両チームとも天皇杯3回戦まで進出している好調なチーム同士の対戦となりました。
午後6時、道山悟至レフェリーの笛でHonda FCがキックオフ、試合が始まりました。

すっかり夜の帳が落ちたサッカー場。
記者席は薄暗く、照明をつけたら本田の係員に蛍光灯を消されてしまいました。ならば電気スタンドくらい用意してほしいものです。メモを取るのも見づらい悪条件です。

続く

[結果]
Honda FC 1-1 東京武蔵野シティFC(前半0-0)

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