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サッカー関東大学女子リーグ早稲田vs.大東文化戦とアイスホッケー関東大学リーグ戦を取材。

ジャカルタから帰国後初の日曜日。
アイスホッケー関東大学リーグ戦は、昨日からトップのDiv.ⅠAが開幕。今日も開催日でしたが。昨日8チームを一回り見たので、今日は自宅裏の早稲田大学東伏見グラウンドへ。
すでに8月26日に開幕している関東大学女子サッカーリーグを取材することにしました。
今日がすでに第4節です。早稲田大学ア式蹴球部女子はここまで山梨学院に1-1で引き分け、武蔵丘短期に8-0で、東京国際に2-0で勝ち、2勝1引き分けの勝点7でトップに立っています。
対する大東文化大学体育会サッカー部k女子は、東洋に0-0の引き分け、東京平成に0-3の敗戦、慶應義塾に2-1と勝利。1勝分け1敗の勝点4です。

スポーツ三昧はジャカルタに行っていた関係で関東女子大学リーグは今季初の取材。第4のオフィシャルが居る机に行って、
「プログラム手に入りますか?」と聞くと、係の方がにっこり笑って「1000円になります」といって譲ってくれました。早稲田ア女のマネージャーの方でしょう、なかなか感じの良いお嬢さんでした。
この関東女子大学リーグのプログラムは、試合日程や会場のほか、選手個人のポジション、学年、生年月日、出身都道府県、ユース年代の所属チーム、出身校、サッカープレー年数、身長、代表t歴、そして笑顔の写真と個人情報満載のファンにとっては必携の1冊です。
1部~3部の過去の記録、歴代個人賞受賞者、各代表、なでしこリーグなどの関東大学リーグ歴など資料としても素晴らしい冊です。お早めにお買い求めください。

さて、試合のほうですが、毎度のことながら早稲田ア所は試合前から良い緊張をもって試合に入りますが、大東文化は応援に来ている父兄に手を振ったり、選手同士でじゃれあったり(?)、まあ緊張感の無いこと。これでは試合にはなかなか勝てません。

さすがに関東女子大学リーグだけあって、主審は1級審判、副審も2級の方がさばきます。審判アセッサーも目を光らせます。よき緊張感が漂います。

早稲田大学ア式蹴球部女子のスターティングラインアップは、GK木付(日ノ本学園4)。DF渡部(日ノ本学園4)、小林(JEF千葉U-18・3)、源関(ちふれASエルフェン埼玉3)、中田(日ノ本学園3)。MF村上(十文字2)、安部(聖和学園4)のダブルボランチ、右翼が並木(藤枝順心1)、左翼が熊谷(十文字4)、左翼が田中(セレッソ大阪堺U-18点3)。FW河野(藤枝順心4)。4;2;3;1の布陣です。(カッコ内)はユース年代の所属先。数字は学年。
対する大東文化大学体育会サッカー部女子の先発は、GK高橋(日本航空4)。DF浅田(ASちふれエルフェン埼玉2)、一川(山村学園4)、相田(鹿児島女子4)、高玉(藤枝順心3)。MF日野(常葉学園橘4)、山崎(藤枝順心4)のダブルボランチ、右翼が池田(神村学園1)、左翼が中村(スフィーダ世田谷2)。FW大門(藤枝順心4)、宇津木(幕張総合2)。中盤ボックスの4:4:2の布陣です。
コイントスに勝った大東文化が風上に。11時早稲田ア女のキックオフで試合開始。

早稲田ア女は、大学リーグの一つ格が上の関東女子リーグで、すでに十連覇をきめています。大東文化は、いまだに関東女子リーグ2部にも入っておらず、実力的には早稲田ア女が一つ上。しかしサッカーはやってみないと分かりません。
早稲田ア女、いつものようにポゼッションサッカーを目指しましたが、大東文化の出足が素晴らしかった。早め早めの潰しに会い早稲田はボールを繋げられません。昨年までの松原・中村のように中盤でボールをキープし、チャンスと見るや前線にうまくボールを配給する事ができる選手がいません。それに加えて1トップの河野、3シャドウ気味のオフェンシブな中盤が機能しません。河野は前線に孤立する時間が長く、トップ下、両翼の選手にもボールが収まりません。
風上の大東文化は、つねに早稲田の中盤にプレッシャーをかけ続け、ターンオーバーするやゴールに迫る戦術。チャンスの回数は早稲田を上回りました。
開始早々、早稲田は左サイドからクロス、大東GK高橋がキャッチ。
しかし、その後は大東文化が攻勢に。17分、宇津木がシュート。早稲田GK木付がキャッチ。
19分には宇津木がヘディングシュート。左に外れます。
高温多湿のため20分に飲む水タイム。
27分にも大東は浅田の蹴ったコーナーキックをヘディングシュートしますが左に外れます。
前半のアディショナルタイムは2分4秒、ハーフタイムを迎えます。レフェリーが少しアドバンテージルールを取らず、すぐにフォイッスルを吹いてしまうのが気になりました。

後半も両チーム同じメンバーでスタート。
展開も、ほぼ変わりません。5分、左からのクロスを受けた並木がシュートレンジに入りますが、大東GK高橋が出足良くキャッチ。
10分、大東の山崎がシュートを放ちますが、上に外れます。
12分、ここで早稲田の川上義郎監督が先に動きます。MF安部を柳澤(浦和ユース4)に、田中を冨田(作陽)に交代。並木をトップ下に入れ、冨田を右翼に回します。これが功を奏します。
16分、大東は浅田の蹴ったコーナーキックをドンピシャのタイミングでヘディングシュートしますが、GK木付の正面に。大東ツキもありません。
21分、早稲田はトップ下に降りていた河野が左の熊谷にパス。熊谷が左からクロスを上げ冨田が折り返しシュートまでいきますが、GK高橋がキャッチ。
22分、柳澤がロングスルー、ゴール前混戦になりますが中央にいた都、富田が絡み最後は小林が頭で押し込みゴール。先制しました。ここで後半の飲水タイム。
ここで、ようやく大東・川本竜史監督が動きます。FW宇津木を樋口(前橋育英3)に交代。
26分、早稲田ア女のエース河野がドリブルシュート。大東GK高橋が辛うじてキャッチ。
29分、大東が2枚目の交代カードを切ります。MF中村を豊原(十文字2)に交代。31分には山崎を深谷(入間向陽3)に替えました。
33分、早稲田ア女は左サイドからアーリークロスを入れると中に詰めた富田がダイレクトボレーで折り返し受けたエース・河野がシュート。2-0として完全に主導権を握ります。
35分、両チームが交代カードを切ります。早稲田ア女は、並木を山田彩(JEF千葉U-18・4)を、大東は大門を鏡(修徳2)に替えました。
早稲田ア女は、山田彩をトップに入れて、河野をトップ下に下げます。この後、41分に村上を松本(十文字2)に替えて試合を閉めました。
アディショナルタイムは5分42秒。タイムアップとなりました。

シュート数は7-7。互角の試合展開でしたが、後半12分の早稲田ア女の選手交代が勝敗の鍵を握ったように思います。しばらく見ていなかった冨田の起用が、早稲田ア女のキーポイントになり2得点に絡む活躍を見せてくれました。今春途中からコンディション不良でまったく試合に出ていなかったので、久しぶりに見た彼女の活躍はうれしくなりました。
大東文化、善戦して早稲田ア女を追い詰めましたが、ゴールが奪えず惜敗。残念な試合でしたが、今後の活躍を期待したいものです。

20分後、今度は育成リーグ(ブロッサムリーグ)の早稲田大学ア式蹴球部女子A vs.大東文化大学体育会サッカー部女子の試合が開始されました。
早稲田ア女Aのスターティングラインアップは、GK鈴木(浦和ユース2)。DF冨田(作陽2)、真田(広島文教1)、中條(JFAアカデミー福島3)、森田(JFAアカデミー福島3)。MF柳澤(浦和ユース4)、杉原(MVLA・USA 3)のダブルボランチ、右翼が関(西宮女子FC1)、左翼が山田仁(大商学園3)、トップ下が阪本(大商学園3)。FW荻原(常盤木学園2)。4:2:3:1の布陣です。(カッコ内)はユース年代の所属先、数字は学年。

続く

[結果]
関東大学女子サッカーリーグ戦第3節
早稲田 2-0 大東文化(前半0-0)
関東大学女子育成リーグ
早稲田A 2-0 大東文化(前半2-0)

関東大学アイスホッケーリーグ戦
Div.ⅠA
法政 2-6.早稲田(0-3、0-0、2-3)
Div.Ⅱ
上智 3-0 昭和(2-0、0-0、1-0)

詳しくは後ほど。




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