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アイスホッケー関東大学リーグ戦Div.ⅠAの2試合を取材。

台風24号は、沖縄から北海道まで縦断していくようです。

関東大学アイスホッケーDiv,ⅠグループAは、1周り目の最終節、ランクが一番近い同士の対戦です。
午前中は、雨も降っておらず、風も吹いていませんでした。
10時からの第1試合、東海vs.日本体育の取材はパス。昨日の西が丘往復サイクリングが堪えたようです。
第2試合の法政vs.慶応義塾戦から取材します。

ランク6位の法政は、東洋に9-7と接戦しながら快勝しましたが、ランクが一つ下の日本体育には2-2からGWS(ゲーム・ウイニング・ショット)で負けました。しかし昨日は東海に9-4と快勝。1周り目の最終戦を2勝1GWS負け3敗の勝点7で迎えました。
一方のランク5位の慶応義塾は、ランク上位4チームには惜敗、下位2チームは快勝と当たり前の成績で勝点6です。今日勝てばランク通りの順位になります。
共にオールメンバーは22人。法制の先発は、GK中島(駒大苫小牧2)。DF松井(武修館3)、田畑(駒大苫小牧3)。FW工藤(駒大苫小牧4)、小西(武修館3)、志田(苫小牧東3)。
対する慶應義塾のスターティングラインアップは、GK小池(浦和3)。DF在家(埼玉栄4)、小嶋(慶応1)。FW滝(慶応4)、田中(慶応3)、運上(埼玉栄2)。
慶応がパワープレーを逃した後、法政が先制します。土田(埼玉栄2のアシストで石田(白樺学園4)がゴールします。
その後、慶應の4選手がペナルティーボックスに入るスクランブル。4 on 4、5 on 3などありましたが、伝統的にパワープレーが得意な法政がゴールを挙げられません。これが慶応の勝因につながっていきます。1-0のまま第1ピリオッドが終了。シュート数は17-6と法政がリード。
12分間の整氷インターバルを挟んで第2ピリオッド開始。
法政の工藤が4分37秒、ホールディングスティックで2分間退場。慶応は、このパワープレーのチャンスを生かします。十文字開紀(八戸3)のパスを受けた史リック(駒大苫小牧4)が左45度遠目からスラップショット。1-1として試合を振り出しに戻します。
11分52秒、法政のシュートが慶応ゴールポストに跳ね返りますが、GK小池がパックを押さえます。
13分、中央の小西がフッキングの反則で2分間退場。慶応はパワープレーに前がかりになり、ショートハンドの法政がカウンターアタック。二線速攻になり沼田(八戸工大一4)が左からクロス、土屋(埼玉栄2)がシュートしますが、GK小池がセーブ。事なきを得ます。
その後、両チームとも1回ずつパワープレーのチャンスがありましたが生かせず、1-1のまま第2ピリオッドが終了します。シュート数は18-10でした。
第3ピリオッド、法政がショートハンドのスタート。慶応はこのパワープレーは生かせませんでしたが、5分43秒に長谷川(慶応3)、十文字開紀のダブルアシストで史がゴール。ついに1-2と逆転します。
この後、慶應は運上が2度もペナルティーボックスに入りピンチを作りますが、キルプレーを耐えました。法政、得意のパワープレーを生かせません。
運上の2回目のペナルティーは17分57秒。つまりショートハンドがタイムアップ3秒前まで続きました。法政は、GK中島を氷上から挙げて6人攻撃。6 on 4の状態で慶応は1点を守り抜きました。
法政は19分5秒にタイムアウトを取りますが薬石効なし。そのまま慶應が1-2で辛勝しました。
総シュート数は48-27。少ないチャンスを生かした慶應が守り勝った試合でした。

法慶戦直後、昼飯を買いに近所のマックまで行ったのですが、物凄い雨。確実に台風24号は近づいているようです。そういえば、次の試合に出場する東洋は、アリーナ内でウォーミングアップをやっていました。
今日の第4試合Div.ⅠA中央vs.明治戦、第5試合のDiv.Ⅴ千葉vs.都留文科戦は中止順延になったようです(東大和のDiv.Ⅲ横浜国立vs.東京都市戦も順延)。JR東日本は午後8時で運休になるらしい。

第3試合は、Div.ⅠA早稲田vs.東洋戦です。
ランク4位の早稲田は、ランク下位チームに4連勝した後、ランク上位の明治、中央を連破、全勝で東伏見のライバル・東洋との対戦になりました。ここまで来たら一回り目は全勝で終えたいところ。
対するランク3位、鈴木貴人監督が率いる東洋は、法政に不覚の1敗を喫したあと、ランク2位の中央に3-3の同点からGWS勝ち。昨日明治には敗れましたが、3勝1GWS勝ち2敗の勝点11です。ここで早稲田を下せば、大混戦になる所でした。
早稲田のスターティングラインアップは、GK谷口(早稲田実3)。DF坂本(八戸工大一4)、篠田(苫小牧東2)。FW矢島(駒大苫小牧4)、高橋(東京インターナショナルハイスクール4)、鈴木(苫小牧東4)。
対する東洋の先発は、GK古川駿(八戸工大一4)。DF福田(日航明峰1)、渡邊(日航明峰4)。FW所(駒大苫小牧3)、武部(苫小牧工2)、猪狩(駒大苫小牧2)。
実力接近の両チーム、勝負の分かれ目は、ショートハンドにならぬこと。先制点を奪い試合の主導権を握ること。
3分55秒、東洋の所がインターフェアランスの反則で2分間退場。ここで早稲田はパワープレーを生かします。5分10秒に澤出(武修館2)、杉本(駒大苫小牧1)のダブルアシストで青木(埼玉栄3)がゴール。やはり拮抗した試合ではパワープレーが勝負を言います。世界選手権でもオリンピックでもそうですね。パワープレーでの得点は、由緒正しきアイスホッケーです。
この後、早稲田は坂本と青木がペナルティーボックスに入りますが、東洋はパワープレーを2回とも生かせませんでした。
そのまま第1ピリオッドが終了。シュート数は12-4と早稲田がリード。
12分間の整氷インターバルを挟んで第2ピリオッド開始。
リンクコンディションが悪く、2分間調整。
次の1点が勝利に向け重要なのは自明の理。両チームともショートハンドにならぬよう慎重な入り。
最初の10分間は一進一退の展開になりました。
ようやく10分19秒、早稲田が先手を打ちます。
10分19秒、高橋、鈴木と繋ぎ最後は矢島がゴール。早稲田は喉から手が出るほど欲しかった2点目をゲットします。
17分3秒、早稲田の澤出がインターフェアランスの反則で2分間退場。中央としては、このパワープレーで得点することが勝利のためには必要でしたが、チャンスを生かすことが出来ません。早稲田がアイシング1、オフサイド1を犯すだけでスピーディーに第2ピリオッドは終了します。シュート数は17-10で早稲田がリード。
第3ピリオッド開始35秒、中央の所が入スティックの反則で2分間退場。ショートハンドになってしまいます。早稲田は、このパワープレーを力押しせず、中央のカウンターをケア、得点は生まれません。
5 on 5に戻ってから5分、早稲田が決定的なゴールを挙げます。
7分38秒、青木、ハリデー(埼玉栄4)のダブルアシストで澤出がゴール。決定的な3点目を得ます。
11分5秒、その澤出がフッキングの反則で2分間退場。時間的には中央は最後の勝利へのチャンス。が、ここでもパワープレーのチャンスを生かせず。4回のパワープレーで無得点だったことが敗因になりました。
終盤に入った17分20秒、ようやく中央は一矢を報います。
阿部(白樺学園4)、出口(駒大苫小牧4)と繋いで古川武(白樺学園4)がゴール。1点を返しました。
得点は2点差、残りは2分40秒。中央は勝利を諦めず反撃します。
18分23秒、タイムアウトを取り最後の作戦を練る中央。
18分36秒、中央はGK古川駿を氷上から上げて乾坤一擲の6人攻撃に出ます。
しかし、これが裏目に出ます。早稲田はパックをスチールした矢野がロングシュート。中央の息の根を止める4点目を挙げました。
19分31秒、早稲田の飛田(早稲田実4)がスラッシングの反則で2分間退場すると、再び中央は6人攻撃を仕掛けましたが、 4 on 6も実らずタイムアップを迎えました。
総シュート数は42-19。早稲田のアグレッシブさが中央を上回った試合でした。

早稲田、東洋ともに東伏見に合宿所があるため、台風の影響を受けずに帰れると思います。第4試合から台風の影響で順延となり、久しぶりに早く帰宅。6時前には自宅に帰れました。
帰宅後は、ガラガラのアリーナで行われたバレーボールの世界選手権をみたり、楽しみにしていた「セゴドン」は休止。
「Mr.サンデー」を見て1日を締めたスポーツ三昧でした。
<了>

〔結果}
法政 1-2 慶応義塾(1-0、0-1、0-1)
早稲田 4-1 東洋(1-0、1-0、2-1)

中央vs.明治は台風のため10月10日(水)に順延(DyDoアイスアリーナ、19時30分練習開始)になりました。

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サッカー皇后杯関東大会決勝とアイスホッケー関東大学リーグ2試合を取材。

9月最後の週末、台風24号接近中です。

朝から雨模様でしたが、9時過ぎに雨が上がっていたので早めに家を出て西が丘に向かいます。
目的地は、味の素フィールド西が丘ではなく、その先の北区赤羽スポーツの森球戯場。
25日のブログで書いた通り、皇后杯関東地区予選最終日を取材します。

第1試合は、3位決定戦かと思っていたのですが、これが勘違い。皇后杯には関東地区から7チーム出場できるそうで、7-8位決定戦が行われていたのです。
フェンスに慶応義塾大学ソッカー部の旗が掲げられていたので、なんと慶応ソッカー部が試合をしているのを知りました。すでにキックオフ10分すぎ。右のサイドバックは、昨年の台北ユニバーシアードでインタビューした工藤真子選手でした。7月の早慶戦以来の彼女の雄姿。
相手は、帝京平成大学。元日本女子代表の矢野喬子氏が監督を務めているチームです。
ほぼ、帝京平成が主導権を握っていた試合でしたが、慶應も健闘しました。
しかし、後半10分すぎ、コーナーキックからヘディングシュートを決められ1失点で惜敗。試合後のあいさつで一人タッチライン付近で立ちすくむ工藤選手の姿が印象的でした。彼女は日テレ・メニーナでプレーしていたので、敗戦はなかなか受け入れられないのでしょう。

第2試合は決勝戦。すでに両チームとも本大会出場を決めていますが、やhり関東地区大会という限り優勝チームを決めたほうが良いのでしょう。それに本大会のシード権みたいなものを決める必要なのでしょう。
早稲田大学ア式蹴球部は、全国インカレ3連覇を果たした後、松原有沙主将、中村みずき、平國瑞希の中盤の柱3人とDFの要・奥川千沙を含む6名の主力が学窓を去りました。大学スポーツの宿命ですが、その穴が完全に埋まっていない状態で、新年度から関東女子リーグ、関東大学女子リーグに望み、ここまで14戦11勝2分け1敗の成績を残しています。その1敗は、今日戦う日テレ・メニーナです。それも内容は完敗の1-3。すでに今季も関東女子10連覇を果たしていますが、ここは同じチームに連敗を喫することは出来ません。
早稲田大学ア式蹴球部女子のスターティングラインアップは、GK木付(日ノ本学園4)。DF渡部(日ノ本学園3)、小林(JEF千葉U-18・3)、源関(ちふれASエルフェン埼玉3)、中田(日ノ本学園3)。MF村上(十文字2)、柳澤(浦和ユース4)のダブルボランチ、右翼が冨田(作陽2)、左翼が熊谷(十文字4)、トップ下が安部(聖和学園4)。FW河野(藤枝順心4)。4:2;3;1の布陣です。(カッコ内)はユース年代の所属先。数字は学年。
木付、熊谷、河野の3人が昨年の台北ユニバーシアードの日本代表選手です。
対する日テレ・メニーナの先発は、GK野田(パディFC)。DF柏村(FC中原)、船木(東八王子フットボールクラブ)、後藤(ALTEえいあんじFC)、安積(富士見ヶ丘州球団)。MF大山(ヴェルディジュニア)、菅野(青梅新町フットボールクラブ)のダブルボランチ、右翼が岩崎(芝南SC、左翼が伊藤(関町サッカークラブ)、トップ下が土方(新庄片山FC少年団)。FW山本(AIRO FCパーシモン)。4:2:3:1の布陣です。
小雨降る中、午後1時30分、早稲田のキックオフで試合開始。

開始早々、メニーナがコーナーキックからヘディングシュート。早稲田GK木付がキャッチ。
早稲田もすぐ反撃。メニーナに激しいプレッシャーを掛け、前回の敗戦時のようにメニーナにボールポゼッションを許しません。
12分、左中間でフリーになった柳沢が得意のミドルシュート。これがメニーナGK柏村の手の届かない所に飛んでゴールイン。早稲田が先制します。
18分、今度はメニーナの大山がバイタルエリアからシュートを放ちますが、早稲田GK
木付がキャッチします。
37分、メニーナは土方が右サイドから左の菅野にパス。菅野がシュートしますが、早稲田GK木付がキャッチ。メニーナ、なかなか木付の堅陣は破れません。
40分、早稲田の柳澤が左サイドの中谷スルーパス。中田はドリブルで中に切れ込んでシュートしますがメニーナGK野田がキャッチ。ともにアタッキングサードまでは攻め込むのですがシュートが決まりません。
アディショナルタイム15秒、前半が終了します。

後半も両チーム同じイレブンでスタートします。
8分、ペナルティエリア近く(わたしはPKかと思いました)でメニーナがFKを得ました。早稲田は4人で壁を作ったのですが、その間をすり抜けたシュートが早稲田ゴール隅に飛びましたが、木付がセーブ、コーナーキックに逃れて事なきを得ます。
その直後のCK。メニーナのヘディングシュートは木付のセーブできない位置に飛びましたがDF渡部がヘディングで弾き出しました。この日、早稲田最大のピンチでした。
メニーナの古川将大監督が先に動きます。15分、DF柏村を野原(ベルナールFCz9に交代。
22分には早稲田の川上喜郎監督も動きます。MF安部に替えて桝田(ちふれASエルフェン埼玉1)をピッチに送ります。
26分、早稲田は中盤に下がっていた河野が左の柳澤にパス、すると柳澤が再びミドルシュート。メニーナGK野田が辛うじてパンチングで逃れます。
メニーナはMF岩崎を菊池(パディFC)に交代。
直後の28分、早稲田が決勝点を挙げました。「必ず1試合に1ゴール」を目標にする河野が左から中田が挙げたアーリークロスをヘディングシュート。2-0とリードを広げます。
30分に早稲田は熊谷がシュートしますが、これは左に外れます。
32分、メニーナは3枚目の交代カードを切りました。FW山本に替え樋坂(上北沢サッカークラブ)をピッチに送ります。
35分、早稲田もMF富田を蔵田(十文字1)に交代。
そのままタイムアップ(この試合は40分ハーフで実施された)を迎えるかと思われたのですが、さすがメニーナ。完封はされませんでした。
39分、土方が右サイドをドリブルで突破。早稲田DFの対応が遅れて後方から倒してしまいました。このPKを菅野が決め一矢を報いました。
アディショナルタイム2分14秒、タイムアップを迎えました。
これで早稲田とメニーナの対戦は今季1勝1敗。もう1試合、12月3日にメニーナのホームで対戦が残っています。その試合が両チームの雌雄を決する試合になります。

しかし、この両チーム。個人のポテンシャルはかなり高かった。前の7位決定戦と比べると、キックの正確さ、トラップの見事な事、個人もチームも戦術が高度。その差がはっきりしました。あまり決勝戦の前に7位決定戦が実施されることは少ないので、余計にその差を感じました。とくにメニーナは、年齢のハンディを感じさせない試合でした。

雨の中、一度帰宅。身体がびしょぬれ。着替えないと、とてもアイスホッケーを取材できる状態ではありませんでした。凍え死んでしまいます。

関東大学アイスホッケーリーグ戦第3試合は、Div.ⅠAの東洋vs.明治戦です。

続く

[結果]
皇后杯サッカー関東地区予選
7位決定戦
帝京平成大学 1-0 慶応義塾大学ソッカー部(前半0-0)
決勝戦
早稲田大学ア式蹴球部女子 2-1 日テレ…メニーナ(前半1-0)

関東大学アイスホッケーリーグDiv.ⅠA
東洋 0-4 明治(0-1,0-1、0-2)
早稲田 3-1 中央(0-1、1-0、2-0)

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アイスホッケー関東大学リーグDiv.Ⅲ、国士館vs.東京医科戦を取材。

台風24号接近中ですが、東京地方は久々の晴れ。
気温も夏日になりました。

10時ころ起きだし、自宅で作業。

今日が最終回でしたが、フジテレビで「東京ラブストーリー」の再放送をしておりました。
まあ、1990年代に放送されたドラマで、すでに結婚していたわたしにとっては、恋愛指南にはなりませんでした([男女7人夏物語」とかが、わたしの恋愛指南番組でした)が、かなり懐かしく見ていました。
その中で主人公が東伏見アイスアリーナにアイスホッケーを見に行った場面があったり、旧国立競技場を俯瞰した日本青年館の屋上の場面は、涙が出るほど嬉しかったです。
とくに国立競技場。世界中のどこにオリンピックスタジアムをぶっ壊して新しい競技場を作る国があるんだと、改めて感じ入った次第です。何がオリンピックのレガシーなのか? 教えてほしいものです。
赤名リカとカンチのお二人を見ていて、つくづくそう思いました。

午後8時30分、自宅を出発。東大和スケートセンターに向かいます。
今宵の対戦カードは、Div.Ⅲ国士館vs.東京医科戦。今季はZDiv.Ⅲの試合が、週末の東大和スケートセンターで行われることが多く、あまり取材できないのですが。国士館も東京医科も2試合目の取材です。
ランク23位、オールメンバー10人の国士館の先発は、GK佐藤(釧路湖陵3)。DF岩崎(真岡2)、高梨(宇都宮南3)。FW新垣(登別朝日3)、鈴木(袖ヶ浦3)、仁平(白河3)。
対するランク28位、オールメンバー15人の東京医科のスタメンは、GK會澤(水戸青陵4)。DF出光(早稲田実4)、麻生(日向学院6)。FW須田(新潟南3)、富岡(渋谷教育学園渋谷6)、延廣(江戸川学園取手4)。
開始早々、個人技に勝る国士館が先制します。43秒、新垣がゴールして先制します。
初戦で日本医科に2-10で大敗を喫した東京医科でしたが、2線目の東京戦では0-2と善戦した東京医科、どうやってチームを立て直したのでしょう。すぐに反撃します。
2分16秒、出光のアシストで須田がゴール。これで息を吹き返します。
その後、両チームとも1回ずつパワープレーのチャンスがありましたが、ともに生かせません。
しかし、国士館は12分6秒に新垣のパスを受けた鈴木がドール、再びリードを奪います。
そのまま第1ピリオッドは終了。シュート数は10-16と両チームともアグレッシブな戦いぶりでした。

5分間の整氷無しインターバルを挟んで第2ピリオッド開始。
21ピりはお互いにショートハンドにならぬよう慎重な戦い。
国士館は2度、東京医科に1回パワープレーのチャンスがありましたが、ゴールは生まれません。国士館はキープ力は高いのですが、個人技に頼りすぎたため、東京医科のゴールを回っているだけのような状態。東京医科は、課題であったディフェンス力はアップしましたが、得点力に問題がありました。
シュート数は15-5で国士館がリード。

12分間の整氷インターバルの後、第3ピリオッド開始。
東京医科はショートハンドのスタートでしたが、5 on 5に戻った2分46秒に麻生のアシストで出光がゴール、2-2として試合を再び振り出しに戻します。
しばらく均衡は保たれましたが、先に勝負を賭けたのは国士館。10分28秒、仁平、鈴木のダブアシストで新垣がゴール、3-2と三度先行します。
ところが国士館。このまま4分32秒間を何事もなく過ごせば勝利できたのに、反則で自らの首を絞めてしまいます12分13秒、GK佐藤がスラッシングの反則で新垣がペナルティーボックスに入ります。
さらに13分38秒には高梨がインターフェアランスの反則で2分間退場。国士館は3 on 5と2人ショートハンドに。
13分56秒、東京医科はこのパワープレーを生かし麻生のアシストで出光がゴール。このホットラインで2点を挙げ、同点に追いつきました。
この後、14分22秒に国士館の仁平と東京医科の出光が同時にペナルティーボックスに入り4 on 4、14分31秒には国士館の新垣も反則を犯し3 on 4の状態で23時9分、タイムアップを迎えました。
東京医科は、初戦を取材しましたが、見違えるようにディフェンス力がアップしました。見事な追いついての引き分けでした。これで1分け2敗となり、はやく1勝がほしいですが、今日の戦いぶりは大きな自信になったと思います。
一方の国士館、2連勝のあとの痛い引き分けになりました。かつては1部で戦っていたこともある古豪です。もう少しチームプレーが出れば個々のポテンシャルを生かせて勝ちにつながると思うのですが、今後に期待しましょう。

今日も23時12分の東大和市発の電車に乗れ、日付が変わるまでに帰宅しました。
遅い夕食を摂り、床に就いたスポーツ三昧でした。
<了>

[結果]
国士館 3-3 東京医科(2-1、0-0、1-2)

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アイスホッケー関東大学リーグDiv.Ⅳ埼玉医科vs.獨協戦を取材。

雨が降り続いています。
まだ9月の最終週なのに、今朝は気温15度を切ったそうです。
11月中旬の気候。秋が無い状態です。

そろそろ冬支度をしないとな。
アイスホッケーの本格的なシーズンになってきました。

夕方までは自宅で作業。
午後8時30分すぎ、今日も東大和スケートセンターへ取材にいきました。
今宵の関東大学アイスホッケーリーグ戦のカードは、Div.Ⅳの埼玉医科vs.獨協戦です。

今季の関東大学リーグ戦、Div.ⅠAの試合数が増えたこともあり、Div.Ⅲ以下の試合がDyDoアイスアリーナと東大和の週末併催になっています。したがってDiv.ⅢとかⅣの試合を例年よりも見ることが少なくなっています。
すでに開幕してから1か月近くたつというのに、東京、首都東京、学習院、東京理科など主力校も試合を1試合も見ていません。埼玉医科も今季初めて取材しました。
埼玉医科は、関東大学リーグに参戦してから5年目。Div,Ⅴに参加して天才的プレーヤー釜田を擁していきなり優勝。次年度もDiv.Ⅳに昇格して活躍しましたが、釜田が学窓をさってからⅣに定着しています。どんなチームになったか注目していました。
一方の獨協、伝統あるチームですが、長い間低迷していましたが、ようやく不調を脱しⅣに昇格。今季も初戦は獨協医科に4-2で快勝しています。
Div.Ⅳくらいのレベルになると、大学にはいってからアイスホッケーを始めるプレーヤーも多く、経験者が居ると大活躍してしまうパターンも多い。今日もそんな試合でした。
また、各チームに極端な実力差がないため、パワープレーの上手い下手の差がスコアーになって現れます。今宵の試合は、そんな典型的な試合になちました。

ランク31位、オールメンバー10人の埼玉医科のスタメンは、GK鈴木(秀明3)。DF吉田(高輪3)、宮田(茗渓学園4)。FW堀澤(中部大春日丘2)、落合(芝浦工大柏6)、藤本(秀明6)。
対するランク36位、オールメンバー12人(うち2人は試合前の練習に参加していなかったので実質10人か)の獨協の先発は、GK工藤(札幌清田2)。DF星(浜名3)、長谷部(獨協埼玉4)。FW奥村(立尾北1)、新垣(沖縄尚学2)、中舘(八戸工大二2)。

試合開始早々の35秒、埼玉医科の吉田がラッフィングの反則で2分間退場。いきなり獨協はパワープレーのチャンスでしたが、これは生かせません。
しばらく拮抗した展開が続きましたが、やはりパワープレーで試合が動きます。
9分に宮田がチャージングの反則で2分間退場。獨協は2回目のパワープレーのチャンスを生かします。中舘のアシストで新垣がゴール。先制します。
ピンチの後にはチャンスあり。11分17秒、獨協の板野(淑徳巣鴨2)がスラッシングの反則で2分間退場。埼玉医科はパワープレーのチャンスでしたが、これを生かせず。
すると獨協にチャンスが回ってきます。14分7秒、長谷部のパスを受けた新垣がゴール。獨協はリードを広げます。0-2のまま第1ピリオッドは終了。シュート数は9-6と埼玉医科がリード。

5分間の整氷無しインターバルを挟んで第2ピリオッド開始。
3分40秒、獨協の板野がチャージングの反則で2分間退場。
ようやく埼玉医科はパワープレーのチャンスを生かします。5分22秒、藤本のアシストで吉田がゴール。埼玉医科が1点差に追いすがり勝負の行方に興味をつなぎます。
5分47秒、獨協の板野がエルボーイングの反則で、この試合3回目の2分間退場。ディフェンス面の反則の多くは1対1で負けている下手な反則。気を付けるべきです。
ところが埼玉医科の藤本が5分22秒にトリッピングの反則で退場。4 on 4になってパワープレーは雲散霧消、逆にピンチになってしまいました。
12分49秒、獨協は長谷部ー新垣のホットラインでつなぎ3-1とリードを広げます。
第2ピリオッドは、このまま終了。シュート数は9-4と埼玉医科がリードします。

12分間の整氷インターバルの後、ボードが割れているのが発覚。その修理のため試合は中断。これで23時12分の電車で帰るのは不可能になりました。
10分ほど中断して最後の15分間が始まります。
5分39秒、埼玉医科の宮田がラッフィングの反則で2分間退場。このパワープレーのチャンスを獨協は生かします。6分47秒、小林(St. Paul American School 2)のパスを受けた新垣がゴール。ほぼ勝利を決めました。
7分8秒、獨協の板野がこの日4度目の反則でペナルティーボックスへ。埼玉医科のパワープレーが、あまり上手くなくて助かりました。明治だったら3点は入れているでしょう。
12分2秒、獨協の中舘がクロスチェッキングの反則で2分間退場。埼玉医科はパワープレーで前がかりになりますが、そこを新垣がカウンターアタック。ショートハンドでダメを押します。1-5。
14分15秒、獨協は新垣がダメ押しの6点目を挙げ試合を締めました。
獨協の新垣は1人で6ゴールのダブルハットトリック。沖縄出身の経験者、2年生の大活躍(数年前の埼玉医科の釜田選手の洋です)で勝利しました。
それにしても埼玉医科の6失点中、ショートハンドでの失点が2点、パワープレー中の失点が1点です。5 on 5での失点は3点ですから、やはりペナルティーの多さが敗因ですね。
埼玉医科は3連敗になりましたが、まだまだ立て直しは出来ると思います。今後の健闘を期待したいと思います。

23時32分、東大和市初の電車で帰路につきました。小平で23時47分発、準急西武新宿域に乗り、西武柳沢に23時56分着。
なんとか0時を少し回った時間に帰宅。遅い夕食を摂り、床に就いたスポーツ三昧でした。
<了>

[結果]
埼玉医科 1-6 獨協(0-2、1-1、3-0)



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サッカー大学対抗ジュニアリーグ、早稲田大学vs.東京農業大学戦を取材。

朝目覚めたら前夜来の雨が降り続いています。

雨がわたしを眠らせる。

10時くらいまでベッドを離れられませんでした。
ゆっくり起きて自宅で作業。

午後、雨が上がったのを見計らって、出版社で仕事をしていたころお世話になったナミオカさんから送っていただいた梨を受け取りに田無郵便局へ。
その帰路、再びポツリポツリと雨が降り出しました。

午後3時30分、自宅裏の早稲田大学東伏見グラウンドで行われたサッカー大学対抗ジュニアリーグ戦第8節、早稲田大学ア式蹴球部 vs.東京農業大学戦を取材に行きます。雨が本降りになってきました。
先週は、ライバル慶応義塾大学ソッカー部に対して、90分間に3回も選手総取り換えという奇策を用いて0-2と敗れた早稲田。そのリベンジ戦です。

雨の中、私以外にも2人の観客が居ました。選手のご家族か、関係者か? 有難いことです。
早稲田大学ア式蹴球部のスターティングラインアップは、GK山田(浦和ユース1)。DF井上(早稲田実4)、高岡(広島皆実4)、大西(浦和ユース1)、冨田(市立浦和4)。MF阿部(横浜FMユース2)、中野(桐光学園2)のダブルボランチ、右翼が石神(市立浦和4)、左翼が中園(早稲田実3)、トップ下が田部井(前橋育英1)。FW鈴木(FC東京U-18・2)。4:2:3:1の布陣です。(カッコ内)はユース年代の所属先。数字は学年。
対する東京農業大学の先発は、GK川島(三菱養和SCユース1)。DF西海(遊学館3)、三浦(大分ユース1)、高嶋(矢板中央1)。MF三富(国学院久我山1)、石田(三菱養和SCユース2)のダブルボランチ、右翼が山田(三菱養和SCユース1)、左翼が森田(山陽学院1)。FW田代(東京ヴェルディユース4)、鈴木(武南4)、宮森(立正大サンズイ松南4)。3:4:3の布陣です。
午後4時59分(TBSラジオの時報で確認)、早稲田のキックオフで試合開始。

東伏見の早稲田大学グラウンドは人工芝で、かなり雨には強いのですが、降り続く雨のため場所によっては水が溜まっていたり、溜まっていなかったりで選手は、プレーする上で大変だったと思います。もちろんスリッピーであるし、条件は良くありません。
ただ、雨が降っている時の試合は、心肺機能的には楽ともいえます。両チーム宇宙の中で運動量も多く激しいプレッシャーの掛け合いでした。
双方、なかなかアタッキングサードに入れず、得点機会は生まれません。
前半27分、早稲田が先に動きます。DF井上を道渕(仙台ユース3)に交代します。
35分、早稲田は前半唯一の得点機を迎えます。右サイドを鈴木がドリブルで切り裂きクロス、中に詰めた田部井がボレーシュートをドンピシャのタイミングで蹴りこみます。しかし、シュートは無情にも東京農大GK川島の正面に。川島が、がっちりキャッチします。
前半のアディショナルタイムは1分表示。今日は45分経過したとき正確に出ました。1分10秒、姜沢英レフェリーがハーフタイムを宣します。

ハーフタイムで今日も早稲田は10人メンバーを入れ替えます(前半途中交代した道渕だけピッチに残りました)。後半の早稲田のメンバは、GK上川(湘南ユース1)。DF道渕、川野(栃木SCユース1)、岡野(広島ユース1)、宮田(洛北3)。MF山本(北越4)、吉田(清水ユース1)のダブルボランチ、右翼が倉持(桐光学園1)、左翼が神山(真岡3)、トップ下が柳沢(清水ユース4)。FW榎本(早稲田実4)。

後半に入ると東京農大が優勢になります。
気温が寒いグラウンドで、前半45分かけてエンジンがようやく温まったのでしょうか。逆に早稲田はウォーミングアップが足りないのか。やや動きが悪い感じ。
16分、早稲田は前半途中に代って入った道渕に替わって須藤(町田ユース1)が入ります。
25分、東京農大は田代が中央から右に走り込み早稲田GK上川と1対1に。シュートしますが惜しくも左に外れます。
31分にも東京農大は、石田がバイタルエリアから思い切りシュート。右に外れます。
35分には早稲田が右翼から東京農大を崩します。角度のないところから倉持がシュートを放ちますが右に外れます。
その後も中盤で激しい潰しあいが続きましたが、ついに得点は生まれず、アディショナルタイム3分9秒、タイムアップを迎えました。
両チームともハードワークした90分間でしたが、決着はつきませんでした。悪天候の中、両校の健闘を称えたいと思います。
それにしても、早稲田の得点力はやや問題ですね。2試合続けてのノーゴールは情けない。

買い物を済ませ、7時過ぎに帰宅。
夕食を済ませ、早めに床に就いたスポーツ三昧でした。
<了>

[結果]
早稲田大学ア式蹴球部 0-0 東京農業大学


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三連休明けの平日、お休みに早稲田大学ア式蹴球部女子に思いを寄せる。

アイスホッケーとサッカーの取材に明け暮れた秋分の日の三連休。
気温差15度を行ったり来たりして体調はボロボロです。

なんとか検温と血圧測定だけして朝寝。午前中は起きられません。
昼過ぎ、やっと起きだして朝食(?)と投薬。

ここしばらく通年で追いかけている早稲田大学ア式蹴球部女子ですが、皇后杯の関東予選は負けないだろうと鷹をくくって取材しておりませんでした。
1回戦は不戦勝、2回戦は9月16日に清瀬市内山運動公園で前橋育英高校に4-0で大勝、準々決勝は22日に駒澤運動公園第二球技場で日本体育大学FIELDS横浜サテライトに2-0と快勝、準決勝は23日に駒澤第二球技場で大東文化大学に2-1で辛勝。思っていた通り早稲田ア女、決勝に進出しました。

決勝は、9月29日(土)12時30分キックオフで北区赤羽の森運動公園(人工芝)でおこなわれます。
今年度、早稲田ア女は関東女子リーグ13試合、関東女子大学リーグ4試合を戦っていますが、14勝2分け1敗の好成績を収めています。その1敗した相手、日テレ…メニーナ(ベレーザのU-18)が決勝の相手です。
関東女子リーグ第7節、早稲田ア女ホームの東伏見でおこなわれた日テレ…メニーナ戦。わたしも取材しましたが、メニーナは徹底的なボールポゼッションサッカーを展開。完全に主導権を握りました。ボールを支配しながらメニーナは力攻めをせず、じっくりチャンスを待ち、ここぞという時に個人技で早稲田ア女DFに挑み、シュート。土方、木下のゴールで2点を先行します。早稲田ア女も河野のゴールで1点を返しましたが、タイムアップ寸前に土方のゴールでダメを押され1-3の完敗。一敗地にまみれました。
日テレ…メニーナは、U-17日本代表に主力5選手を派遣する時期もあり、関東女子リーグではなかなか実力を発揮できていませんが、メンバーが揃えば、強力なチームになります。
昨年度までインカレ3連覇を果たしている早稲田ア女は、昨年8月のユニバーシアード代表に8人の選手をおくったのですが、松原有沙、中村みずき、平國瑞希ら中心選手が3人抜け、その抜けた穴が完全に埋まっていない状況です。
春のメニーナ戦では、早稲田ア女もGK木付が欠場していましたが、三浦、渡部、熊谷、河野のユニバーシアード組は出場していました。どれだけ春から力がついているか。負けても皇后杯に出場はできるのですが、ここは勝って出場してほしいものです。
もちろん、この試合は取材しようと思っています。この年代の日本女子サッカーの最高峰の試合が期待できます。ぜひお近くの方、赤羽まで足を運んでみてください。

午後から激しい雨が降ってきました。
今日は家から1歩も出ないで蟄居していたスポーツ三昧でした。

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アイスホッケー関東大学リーグ4試合を取材。

三連休3日目。日曜日の秋分の日の代休です。

今日も10時からDyDoアイスアリーナでは関東大学アイスホッケーリーグ戦の開幕日です。
ところが起きられません。雨も降っていないのに……。
昨日まで2日間、外は30度近く、アイスアリーナ内は16度。その気温差と寄る年並みで体が悲鳴を上げていました。第1試合はパス。午前中は休養しました。

第2試合は12時30分練習開始で早明戦です。
Div.ⅠAグループは、今日から1周り目の上位4強の激突です。好カードに、けっこうお客さんも入りました。
Div.ⅠA、ここまでランクしたのチームが上位チームを破ったのは1試合(法政9-7東洋)のみ。今日は番狂わせも起きる予感がしました。それが3試合も続くとは……。

第1試合は、早稲田vs.明治の伝統の一戦。早明戦といえばラグビー、野球の印象も強いですが、アイスホッケーも何度も覇権を競ってきたライバル同士。ここ数年は四強の4番手の位置にいる早稲田ですが、そろそろ明治に一泡吹かせたいところ。
今季の明治は、東海に13-1、日本体育に3-0、法政に6-3、慶応義塾に3-0と25得点4失点と隙の無い強さを見せています。そんな明治に付け入る所はあるのか?
楽しみな一線でした。
ランク4位の早稲田のスターティングラインアップは、GK谷口(早稲田実3)。DF坂本(八戸工大一4)、篠田(苫小牧東2)。FW矢島(駒大苫小牧4)、高橋(東京インターナショナルハイスクール4)、鈴木(苫小牧東4)。
ランク1位の明治の先発は、GK香田(白樺学園2)。DF廣田(清水1)、京谷(清水3)。FW府中(武修館4)、池田(北海3)、高木(日光明峰2)。明治はスタートリストの第2セットで試合を始めました。
開始早々から明治が押し込みます。
1分32秒、青山(釧路江南1)、徳田(武修館2)と繋いで松本(清水4)が左サイドボード際45度から豪快なスラップショット、明治が先制しました。
その後、早稲田は高橋、青木(埼玉栄3)が相次いでペナルティーボックスに。明治も松本、徳田がぺなボックスに入り4 on 4や3 on4などの状態になり、お互いにチャンスが作れません。
11分40秒、早稲田の矢島がスラッシングの反則で2分間退場。パワープレー得意の明治は、13分9秒に京谷のパスを受けた廣田がゴール裏左から右に回り込みクロス、池田が左60度からシュート。0-2とします。
早稲田は15分15秒、高橋のアシストで鈴木が左から中に切れ込みシュート、1点を返します。
18分2秒にもゴール成ったかに見えたのですが、これは審判団協議の結果、アフターフォイッスルのゴールインということで認められません。
その後、明治は植村(清水4)、府中がペナルティーボックスに入り早稲田5 on 3のチャンス。しかし明治はキルプレーも上手い。この5 on 3は2ピりに持ち込まれます。シュート数は24-12と早稲田がリードしました。

12分間の整氷インターバルの後、第2ピリオッド開始。
早稲田は5 on 3スタート。しかし、「パワープレーの上手なチームはキルプレーも強い」の諺の通り明治のショートハンドは堅い。早稲田に付け入る隙を与えません。
早稲田も1分8秒に高橋がスラッシングの反則で2分間退場。植村はペナルティーボックスを出ていたので4 on 4になってしまいます。2分にはGK谷口がディレイド・オブ・ゲームス、2分間退場。最近、,
GKのペナルティーを良く目にします。矢島が代ってぺなボックスに入ります。逆に明治のパワープレーに。
この一連のペナルティー合戦が終わった後、5対5になってから早稲田の同点ゴールが生まれます。
5分7秒、小澤田(早稲田実3)のパスを受けた鈴木がゴール前にクロス、オーバーラップした高橋がシュートして2-2になります。
その後、再びペナルティー合戦。明治が先に2人(徳田、青山)ペナルティーボックスに入り、早稲田もハリデー(埼玉栄4)がトリッピングの反則。カオスは続きましたが、ゴールは生まれません。
ハリデーが氷上に戻った後、12分53秒にハリデーのパスを受けた杉本(駒大苫小牧1)が左ボード際60度からクロス、ゴール前に青木が滑り込み押し込んでシュート、逆転に成功します。
その後7分間、ゲームは動かず2ピりは終了します。シュート数は19-11と早稲田がリード。さすがの明治もショートハンドの時間が長く、攻勢には出られませんでした。
そして勝敗を分ける最後の20分間が始まります。
次の1点が勝敗を分ける大きな1点になることは自明の理でした。
2分57秒、ハリデー、澤出のダブルアシスト、受けた青木がトリッキーなドリブルで中央突破。見事なゴールが決まります。4-2、この1点がダメ押しのゴールになりました。
その後、早明両チームに1回ずつパワープレーのチャンスがありましたが得点は生まれず、試合は終焉を迎えますが、敗退が決まった後に明治の池田がアンスポーツマンライクコンタクトで10分間退場になったのは後味が悪かった。好ゲームに水を差しました。
総シュート数は、59-37。ランク4位の早稲田が意地を見せた1戦でした。

続く

[結果]
Div.ⅠAグループ
東海 3-0 慶応義塾
早稲田 4-2 明治(1-2、2-0、1-0)
東洋 4-3 中央(0-1、2-1、1-1、GWS 1-1、SV 2-1)
日本体育 3-2 法政(0-0、1-1、1-1、GWS 1-0)

Div.Ⅱ
一橋 2-5 明治学院(0-1、1-2、1-2)

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アイスホッケー関東大学リーグ戦とサッカーJFL東京武蔵野シティvs.流経大ドラゴン戦を取材。

暑さ寒さも彼岸まで、などと言いますが、今日は秋分の日の日曜日。

スポーツ三昧はお墓参りにも行かず(白髭家のお墓は滋賀県長浜市にあります)アイスホッケーとサッカーを取材しました。
まず、関東大学アイスホッケーリーグ。
第1試合は、Div.Ⅱの筑波vs.昭和。
今季のDiv.Ⅱは大変な混戦になっています。
すでに2周りまで終わっていますが、2戦全勝チームが一つもないというありさま。
2敗も一橋1チームだけですが、その一橋も残り3戦全勝すれば上位リーグ進出可能です。
ランク15位の筑波は、明治学院に1-3とまさかの敗退。1勝(一橋に7-0)1敗と負けられぬ状況です。
対するランク18位の昭和も上智に0-3と完敗、駒澤に先制しながら追いつかれて1-1の引き分け。まだ勝ち星がありません。春の選手権Bグループ優勝の昭和としては予想外の成績です。もう、負けられない状況です。
春の筑波は、例年学業の関係で医科系学部の選手は参加しておらず、オール筑波になる秋は、登録部員数も増え段違いに実力もアップします。注目すべき一戦でした。
ともにオールメンバー22人、GK2名、4セット回しが可能な陣容。本格的です。
筑波の先発は、GK稲葉(並木中等4)。DF松本(早稲田5)、品川(土浦日大4)。FW大森(膳所3)、峯(駒場東邦5)、内田(松本深志4)。
対する昭和のスターティングラインアップは、GK伊藤悠(学習院4)。DF金森(桜丘4)、杉山(栄東4)。FW田島(獨協4)、伊藤恵(学習院6)、片岡(函館ラサール6)。
10時25分フェースオフで試合開始。
両チーム立ち上がりからショートハンドにならぬよう慎重な立ち上がり。やはり実力拮抗した試合では、得点機はパワープレーが多い。相手にパワープレーのチャンスを与えぬよう、試合を進めます。
13分27秒、昭和の金森が入スティックの反則で2分間退場。金森はなかなか良い選手ですが、1試合に1回くらいペナルティーを犯します。筑波は先制のチャンス。
ところが、これがミスムーブ。昭和は駒澤戦でも最初のキルプレーで先制点を奪っています。筑波が前がかりになっているところを、伊藤恵がカウンターアタック、個人技でパックを筑波ゴールに押し込み今日もキルプレーで先制します。14分17秒のことでした。
最初の15分間は0-1で終了。シュート数は4-4と互角でした。
5分間の整氷無しインターバルを挟んで第2ピリオッド開始。
諸和としては、先に2点目を奪い主導権を奪いたいところでしたが、4分48秒に宮坂主将(金沢桜丘4)がペナルティーボックスへ。ショートハンドになってしまいます。
ここで筑波は、今度こそパワープレーのチャンスを生かします。5分42秒、内田のパスを受けた大森が左ゴール裏がクロス、児玉(土浦日大4)が右45度からシュート。試合を振り出しに戻します。
これで形勢は一気に逆転、筑波が主導権を握ります。
8分34秒、堀部(海洋中等教育6)のパスを受けた品川が左60度遠目からシュート。そのパックをゴール前に待ち構えた杉本(東海4)がスティックでコースを変えゴールイン、2-1と逆転します。
しかし、この日の昭和は怯みません。9分47秒、カウンターアタックから伊藤恵がフレッシュマン谷口(桜丘1)に繋げる新ホットラインが炸裂、2-2の同点に追いつきます。
その後、12分54秒に會田(昭和6)がフッキングの反則で2分間退場。が、昭和はショートハンドを耐え、2-2のまま第2ピリオッドは終了します。シュート数は13-2と大きく筑波がリード。
12分間の整氷インターバルの後、第3ピリオッド開始。
開始早々、筑波の内田主将がインターフェアランスの退場で2分間退場。しかし、昭和はパワープレーのチャンスを生かせません。
6分34秒、昭和のゴールが決まったかに見えました。ゴール判定員もド派手な赤ランプを点灯したのですが、審判団の判定はノーゴール。
ところが、昭和がほっとした筑波の気持ちを逆手に取り決勝ゴールを奪います。直後のフェースオフ、こぼれたパックを伊藤恵が押し込み、これが決勝点になりました。6分34秒のことでした。
その後、昭和はディフェンシブな試合を展開。筑波に攻撃の隙を与えませんでした。
残り30秒、筑波はGK稲葉を氷上からあげ乾坤一擲の6人攻撃に出ます。
14分43秒、タイムキーパーにミスがあったとしてレフェリー協議の末、時間調整を数秒おこないましたが試合展開には影響なく、そのままタイムアップを迎えました。
昭和、嬉しい今リーグ初勝利。勝点4として、上位リーグ参戦に望みを残しました。一方の筑波は、Div.Ⅱトップランカーにも関わらず1勝2敗と負け先行。後がなくなりました。
総シュート数は、23-8と筑波が大きくリード。昭和の我慢の守りと、少ないチャンスを確実に生かす攻撃が功を奏した試合でした。

第2試合からはDiv,ⅠBグループの集中開催、第3レグ。専修vs.大東文化戦です。
ここまでDiv.ⅠBは、ランク上位チームが全て勝つという番狂わせ無し。少し面白みのないシーズンになっています。ここらで専修の健闘を期待したい試合でした。
ランク11位の専修のスタメンは、GK須藤(北海道栄3)。DF高橋雄(北海3)、梶野(武相3)、。FW上村(北海道栄4)、東山(日光明峰4)、園田(日光明峰1)。
対するランク10位の大東文化の先発は、GK酒井(苫小牧工4)。DF狩谷(八戸工大一3)、夏堀(八戸工大一3)。FW大西(釧路工2)、矢島(埼玉栄4)、茂木(埼玉栄3)。
12時26分、フェースオフで試合開始。
4 on4 の状況で3分3秒、狩谷のアシストで松渕(埼玉栄4)がゴール。大東文化が先制。
しかし、専修も反撃。13分55秒に園田、土浦のダブルアシストで上村がゴール。1-1の同点に。
17分44秒に大東文化の夏堀がトリッピングの反則で2分間退場になりますが、専修はパワープレーのチャンスを生かせません。
シュート数は5-14、大東文化がリードして最初の20分間が終了します。
12分間の整氷インターバルを挟んで第2ピリオッド開始。
今日の大東文化、ペナルティーが多すぎます。
20分間で専修の5 on3のパワープレーが3回もありました。これでは攻撃はできません。ところが、専修もパワープレーを生かせたのは1回だけ。7分56秒の生駒(武修館3)のパスを受けた笹川(日光明峰2)が左から右にパスを出し園田が右45度からシュートを決めた1点だけ。せめて、もう1点取れていれば試合も勝てたと思うのですが、チャンスに決め切るだけの力がありませんでした。
逆に大東文化はパワープレーのチャンスが1回だけ。これも生かせず2-1で2ピりは終了します。シュート数は11-6と専修がリードしました。
第3ピリオッドは、負けている大東文化が奮起。あっという間に3連続ゴールを挙げ逆転します。
まず2分15秒に日高(埼玉栄2)のアシストで矢島がゴール、試合を2-2の振り出しに戻します。
9分28秒には山崎(埼玉栄1)が左から右に移動しながらシュート、2-3。
9分54秒には野村(渋川工1)がスラッシングにお反則で2分間退場。専修はパワープレーのチャンスでしたが、前がかりになったところを大東文化の茂木がカウンターアタック、これを決めて2-4とリードを広げます。
しかし、専修も勝負を諦めません。11分13秒に大東文化の相馬(八戸商4がペナルティーボックスに入ると、パワープレーを利して12分35秒に笹川のパスを受けた高橋雄がゴール。1点差に追いすがります。
もう1回パワープレーのチャンスがあった専修、これはモノにできず、1点差のまま終盤へ。
18分13秒、専修はタイムアウトを残り25秒、GK須藤を氷上から上げ乾坤一擲の6人攻撃に出ましたが功を奏せずタイムアップを迎えました。
総シュート数は24-28。スコアは3-4。専修が善戦しましたがランクジョイの大東文化の牙城は崩れませんでした。
2回目の対戦、専修のリベンジを期待したいと思います。

第3試合は、青山学院vs.日本という興味深い一戦でしたが、JFLの試合を取材するため坂の上の武蔵野陸上競技場に移動します。
JFL2ndステージ第9節、東京武蔵野シティFC vs.流経大ドラゴン龍ヶ崎戦を取材します。
我が家から最も近い場所(自転車で10分程度)にホームグラウンドがある東京武蔵野シティFC。機会がある限りホームゲームは取材しています。ジャカルタに行っていたので、取材するのは久しぶりです。
東京武蔵野シティFCのスターティングラインアップは、GK飯塚(静岡学園)。DF古澤(習志野)、金守(四日市中央工)、寺島(流経大柏)、金井(鹿島学園)。MF岩田(川崎U-18)、高(尚志)のダブルボランチ、右翼が池田(麻布大渕野辺)、左翼が水谷(暁)、トップ下が石原(市立船橋)。FW鈴木(市立船橋)。4:2:3:1の布陣です。(カッコ内)はユース年代の所属先。
対する流経大ドラゴン龍ヶ崎の先発は、GK羽野(ガンバ大坂ユース)。DF佐久間(新潟U-18)、黒澤(流経大柏)、石川(鹿島学園)、近藤(新田)。MF菅原(流経大柏)、安居(浦和学院)のダブルボランチ、右翼が河西(流経大柏)、左翼が村越(仙台U-18)、トップ下が関野(相洋)。FW加藤(流経大柏)。
午後3時、東京武蔵野のキックオフで試合開始。

試合開始早々から両チームともアグレッシブに試合を展開しました。
1分、東京武蔵野が小^ナーキックを得て、金井がキック。混戦になり水谷がシュートを放ちますが、ドラゴンGK羽野がセーブ、コーナーキックに逃れます。
このコーナーキック、金井が蹴ったボールを寺島がヘディングシュート。2分に東京武蔵野が先制します。
しかし、この後のキックオフからドラゴンも反撃。東京武蔵野DFがペナルティーエリア内で反則を犯し、ドラゴンにPKが与えられます。このPKをドラゴンの村越が決め、4分に試合は振り出しに戻ります。
21分、東京武蔵野は、高からのパスを受けた磐田が前方の水谷にループパス。水谷が走りこんでパスに追いつきドラゴンGK羽野と1対1。水谷が落ち着いてシュートを打ち、再び2-1とリードを奪います。
ドラゴンは、38分にFW加藤を原岡(大津)に交代。
45+2分、ドラゴンはCKからチャンスを掴みますが、これは得点には成らず、アディショナルタイム4分18秒、ハーフタイムに入ります。

ハーフタイム、東京武蔵野の池上監督(広島皆実)も動きます。DF古澤を本田(新潟工)に交代。池田をSBに下げ、本田を右翼に入れます。
後半も前半同様アグレッシブな展開になりました。
11分、ドラゴンの黒澤がバイタルエリアからシュート。上に外します。
22分、東京武蔵野は再び中央突破のカウンターアタックを狙います。岩田のパスを受けた水谷がフローパス、石原が走りこんでGK羽野と1対1になり羽野の頭上を越す技ありのシュート、3-1とリードを広げます。
26分、ドラゴンの手呂内監督(古河一)も動きます。MF関野に替えて亀田(千葉敬愛)をピッチに送ります。
しかし、ドラゴンも試合を諦めません。29分、左サイドの近藤がアーリークロス、東京武蔵野のDFの頭に触れたボールが菅原に渡り頭で押し込み3-2、再び1点差に追いすがります。
37分にはドラゴンが3枚目の交代カードを切ります。MF菅原を佐久間(盛岡商)に交代。
40分、再び東京武蔵野はカウンターアタック。ホンダのパスを受けた水谷がスルーパス、石原がマークのDFを振り切ってGK羽野と1対1に。頭上を抜くシュートを放ち4-2。ダメを押しました。
直後、東京武蔵野の池上監督は、FW鈴木を小林(流経大柏)と交代。45+2分には石原を伊藤(FC東京U-18)に交代し、3枚のカードを切り終えました。
アディショナルタイム3分23秒、上田隆生レフェリーがタイムアップの笛を吹きました。
得点力に問題を抱えていた東京武蔵野、少し見ない間に得点力が改善していました。ともかくシュートが枠に飛ぶようになりました。シーズン当初はリトリートしてカウンターだけでしたが、今はスルーあり、クロスあり、リスタートからの得点と多様性に富んできました。終盤に向けて対戦相手は強くなりますが、なんとか目標のシーズンベスト4を達成して欲しいものです。
流経大ドラゴンは、ここの選手が多彩な個人技を見せてくれました。ややディフェンス面に問題はあると思いますが、将来楽しみな選手が多いように思いました。勝負にこだわらず高いレベルを目指すサッカーは、間違った方向ではないと思います。これからもチャレンジ精神で上のレベルを目指してほしいものです。

記者会見を取材しDyDoアイスアリーナに移動します。
すでに第4試合の立教vs.神奈川戦が始まっていると思いきや、試合の進行が遅れており、ちょうど試合が始まる所でした。
ここ3シーズン、Div.ⅠBグループで勝ち星のない立教。今日の対戦相手は、ランクが一番近い神奈川。最近本格的に強化に力を入れオールメンバーも常時22人を越えるようになった相手ですが、一番勝てる可能性が高いチームです。
ランク14位、オールメンバー21人の立教のスターティングラインアップは、GK田中(人吉4)。DF上床(拓殖大一3)、矢部(学習院1)。FW大宮(東京都市大付4)、竹高(水戸啓明2)、梶原(水戸敬明1)。
対するランク13位の神奈川の先発は、GK山本(北海道栄2)。DF三戸(苫小牧東1)、高瀬(武相3)。FW松田(北海道栄2)、塚本(武相3)、田名部(八戸商3)。
午後5時37分、フェースオフで試合開始。
格下の立教としては、ショートハンドにならぬこと、最後まで得点差で食らいつくこと、できれば先行することが勝利への条件でした。
しかし、先制したのは神奈川でした。4分42秒、塚本(武相3)のアシストで松田(北海道栄3)がゴールしましたs。
しばらく均衡が保たれましたが、15分30秒に立教も反撃。竹高のスルーパスを梶原がシュート。同点に追いつきます。
19分33秒、立教は封印するべくペナルティーを犯してしまいます。大宮が入スティックの反則で2分間退場。神奈川は最初のパワープレーのチャンスですが、残り27秒では得点できず、2ピりに積み残されます。シュート数は12-10で立教がリードしました。
12分間の整氷インターバルを挟んで第2ピリオッド開始。
パワープレースタートの神奈川でしたが、13秒に松田がラッフィングの反則で2分間退場。4 on 4になりパワープレーは一時解消しますが、31秒に神奈川の内野(筑紫台3)がエルボーイングの反則で2分間退場。4 on 3に。1分33秒に立教の大宮が氷上に戻り5 on 3になりますが、立教がパワープレーを生かし上床のアシストで熊木(保善2)がゴール。2-1と先行します。
この後、神奈川は、2度パワープレーのチャンスがありましたが生かせず。時間は経過していきます。
12分29秒、神奈川は松田のパスを受けた塚本がゴール。再び2-2と試合は振り出しにのどります。
12分59秒、立教の梶原がエルボーイングの反則で2分間退場。このショートハンドを耐えた立教、梶原がペナルティーボックスを出るタイミングでノーマークの梶原にパックが出ますがスティックが折れる不運。
17分49秒、神奈川の長谷(龍谷富山3)がトリッピングの反則で2分間退場。立教はパワープレーのチャンスでしたが、これを生かせません。
2-2のまま第2ピリオッドが終了します。シュート数は7-7の互角。
勝負を賭けた第3ピリオッド。どちらも先行したいところでした。
3分30秒、立教の関口(栃木4)がトリッピングの反則で2分間退場。ショートハンドになっては先行するのは難しい。パワープレーの神奈川は4分にゴールを決めたかに見えましたが、アフターフォイッスルの判定でノーゴール。事なきを得る立教。
5分18秒には、神奈川のシュートがポストに当たり「キーン」という金属音が響きます。もう隣の記者席で取材している立教スポーツの記者さんたちは、まるでサポーター状態。まあ。彼らが入学してから立教は1勝もしていないのだから、仕方がないか。
応援に来ていった立教の応援団も、チア、ブラバン、リーダー全員が肩を組み
「見よや十字の旗翳し、立教健児の精鋭が武蔵野原をいで行けば~」と声を張らしています。
7分43秒、神奈川は高瀬がゴール裏からクロス、これを松田が至近距離からシュート。好セーブを続けていた立教GK田中も止められませんでした。立教応援団は静まりかえります。
畳みこむように9分14秒、神奈川は星野(水戸敬明2)のアシストで塚本がゴール。ダメを押します。2-4。
立教は再び応援団が懸命に後押しするとあきらめずに攻勢に出ます。
10分58秒、審判が負傷し一時中断。7分間中断して審判交代。
14分24秒、神奈川の内野が入スティックの反則で2分間退場。立教は、このパワープレーのチャンスも生かせず。
18分29秒、立教の細野監督はタイムアウトを取り、最後の作戦を授けました。GK田中を表情から上げ乾坤一擲の6人攻撃に出ますが、薬石効せず。そのままタイムアップを迎えました。
シュート数は26-34。スコアは2-4。妥当な結果かもしれませんが、2回目の対戦が楽しみになる立教のン戦いぶりでした。Div.Ⅰでは体を寄せる、スティックを絡ませるのも難しいかもしれませんが、今日の試合では「立教魂」の片鱗は見せることが出来たと思います。二回り目で油断するランク上位チームを一つでも二つでも食ってほしいと思います。

続く

[結果]
筑波 2-3 昭和(0-1、2-1、0-1)
Div.ⅠB
専修 3-4 大東文化(1-1、1-0、1-3)
立教 2-4 神奈川(1-1、1-1、0-2)
Div.Ⅱ
駒澤 2-4 上智(1-2、1-0、0-2)

サッカーJFL後期第9節
東京武蔵野シティFC 4-2 流経大ドラゴン龍ヶ崎(前半2-1)

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アイスホッケー関東大学リーグ戦Div.ⅠAの4試合を取材。

秋分の日三連休です。
サッカー皇后杯の関東寄席rンなどおこなわれたようですが、そこはアイスホッケーDiv.ⅠAが1st レグノ佳境に入っているので、DyDoアイスアリーナに取材に行きます。今日はzDiv.ⅠAグループの集中開催日です。

まずは伝統の慶明戦。
慶応義塾は、春の早慶戦で久々に勝っており、今季は大いに期待していたのですが、ここまで検討していますがディフェンスの整備が遅れていて4連敗。そろそろ真価を見せてほしいものです。
ランク1位、ディフェンディングチャンピオンの明治は、機体通りの攻撃力と試合巧者ぶりを発揮して3連勝。二連覇に向けて死角なしの状態です。
ここまでトップリーグの下克上は法政の東洋に対する1試合だけ。番狂わせを期待して記者席に座りました。

続く

[結果]
慶応義塾 0-3 明治(0-1、0-0、0-2)
法政 2-5 中央(0-3、1-1、1-1)
日本体育 3-5 東洋(0-3、3-0、0-2)
東海 1-14 早稲田(0-6、1-3、0-5)

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三連休の取材を前に休養をいただきました。

前夜来の雨が降り続いていました。

雨がわたしを眠らせる。

考えてみれば、9月4日に帰国して以来、連休(2日連続して休むの意)がありません。
今日は取材の予定が入っておらず、お休みとさせていただきました。
テニスのパンパシフィック・ジャパンオープンでも取材に行けtれば良いのですが、最近のイベントは媒体がどうの、取材実績がどうのと取材申請の審査が五月蠅すぎます。
フリーランスのスポーツジャーナリストは、基本的には好きなもの(興味がある、の意)を取材するというのが本当だと思うのですが、酷いエージェントになると、
「白髭さんに取材申請を出してもメリットがない」とか「コスト・パフォーマンスが悪い」なんて言われたこともあります。
昔はテニスも良く取材したのですが、まあ、最近はそれほど興味もないし……。パンパシも取材申請は出しておりません。

そんなわけで、秋分の日三連休のハードスケジュールを前に、休養とさせていただきました。
一尾日中、雨が降っていましたし。

夜は、昨日からアゼルバイジャンのバクーで始まった世界柔道をフジテレビで観戦。
録画でもなんでもゴールデンタイムに地上波で放送していただけるのは嬉しいかぎりです。フジテレビさん、ありがとう!
女子52kg級は、日本人同士の決勝対決となり、高校生の阿部詩がディフェンディング…チャンピオンの志々目愛を内股一本勝ちで破って初の世界一の座につきました。
男子66kg級では、ディフェンディングチャンピオンの阿部一二三がカザフスタンのセリクジャノフを内股一本勝ち二連覇を果たしました。兄妹での優勝はj柔道世界選手権史上初だそうです。
これで大会2日目で日本は金3、銀2、銅1という好成績を残しています。

そんなスポーツ三昧でした。
<了>

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