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アイスホッケー関東大学リーグDiv.ⅠB開幕、4試合を取材。

前夜来の雨が降り続いています。

雨が私を眠らせる、といきたいところですが、近所の内科医で処方してもらっているお薬が連休中になくなりそうだったので、9時過ぎに通院します。
三連休前の検診ということで混んでいて、受付のお嬢さんから、
「申し訳ありませんが3時間くらい待ちになります」と言われました。
一度自宅に引き上げても良かったのですが、雨も降っているし、どうせ暇だから待合室に待っていると受け付けのお嬢さんの神対応、1時間30分ほどで受信できることが出来ました。
先月は、相当不摂生をしたのに血液検査の結果はマズマズ。でも今月の結果は悪いでしょうね。

薬局で薬を受け取りいったん帰宅。
12時すぎ、DyDo ドリンコアイスアリーナに向かいます。
今日から関東大学アイスホッケーリーグ戦Div.ⅠBグループが開幕します。
今季も6チームが、2回戦総当たり1チームは10試合を戦いますが、少し試合数が少ないような気もします。6チームなら3回戦総当たりにするか、チーム数を2増やして8チームでやるのがいいのでしょうが、日程消化の問題や、チームの実力の問題(Div.Ⅱの上位2チームを昇格してもレベルの差がありすぎる)もありますからね。
実は、現在のDiv.ⅠBグループも上位4チーム(日本、大東文化、専修、青山学院)と神奈川、立教に実力差がありすぎ、どこまで格差を狭められるかが問題になっています。
神奈川は、ここ数年選手数を増やし、リクルートも上手くいき、選手強化の功は上がってきています。5強と呼ばれる日もちかいでしょう。
問題は、わたしが御贔屓にしている立教です。ここ3年間リーグ戦で勝ち星なし。入れ替え戦では頑張ってなんとかDiv.Ⅰの残っていますが、かつての栄光の時代をしっている身にとっては、寂しい限りです。その立教が、Bグループに落ちてきた日本の胸を借りました。

立教のスターティングラインアップは、GK田中(人吉4)。DF上床(拓大一3)、矢部(学習院1)。FW大宮(東京都市大付4)、竹高(水戸啓明2)、梶原(水戸敬明1)。フレッシュマンを7人も迎え戦力は充実しつつあります。
対する日本の先発は、GK小西(北海3)。DF小笠原(八戸工大一3)、小野(日航明峰4)。FW児玉(八戸工大一3)、中道(北海1)、江良(北海4)。高校アイスホッケー界のスター選手揃いです。日本の選手個々のクォリティーは、Div.ⅠA並みです。
12時40分、フェースオフで試合開始。
伝統的に日本の功g壁は速い。選手にスピード感がありアタッキングサードに入るスピードも速い。パスも速い。ただ、一本調子なので、そのスピードにはまるとディフェンスがし易い、というのが玉に瑕なところもあります。今日の立教も上手く日本のスピードに対応できました。
1分37秒、立教の鈴木(八戸1)がトリッピングの販促で2分間退場。いきなり立教はショートハンドのピンチ。まあ、技術的に稚拙なのでペナルティーをおかすのでしょうが、格下チームは絶対にショートハンドになってはいけません。ところが、日本は最初のパワープレーを生かせません。
10分近くまで立教は攻められませんでしたが、守りは上手く対応できていました。
9分52秒、ようやく日本の攻撃が機能します。児玉のアシストで笹川(八戸工大一3)がゴール、先制します。
10分22秒、立教の佐山(立教池袋2)がトリッピングの販促で2分間退場。日本はパワープレーのチャンスを逃さず、11分11秒に興津(釧路江南4)、川口(武修館2)のダブルアシストで館山(北海3)がゴール、0-2。
12分1秒、日本の児玉がニーィングの販促で2分間退場。立教は初めてのパワープレーのチャンスび」前がかりになりますが、ここを日本が切り返します。
12分27秒、佐藤(北海3)のアシストで相澤(武修館2)がゴール0-3。
畳みこむように13分31秒、日本は藤本(日航明峰1)のパスを受けた川口がゴール、0-4。立教、ショートハンドの日本に2点を奪われてはお話になりません。
立教GK田中は、1度失点してしまうと精神的に切り替えられず立ち直れない傾向があり、これが傷口を広げます。16分42分、日本は江良のアシストで小野がゴール、0-5。これで、ほぼ試合は決まってしまいました。
17分、立教の矢部がホールディングの販促で2分間退場。反撃の機会を少なくします。
18分21秒、日本の小笠原と立教の竹高が同時にペナルティーボックスに入り3 on 4。ともにそのまま第1ピリオッドが終了します。シュート数は1-22と一方的に日本がリードしました。

12分間の整氷インターバルを挟んで、第2ピリオッド開始。
先に立教がペナルティーを犯し、反撃のチャンスを逸します。44秒、大宮がホールディングの反則で2分間退場。このパワープレーのチャンスを日本は生かせません。
3分37秒、日本の月舘(八戸工大一1)がエルボーイングの販促で2分間退場。立教は、パワープレーでの失点を恐れてか思い切った攻撃が出来ません。
ここから暫く膠着状態が続き、再び立教は日本の攻撃に対応します。
しかし、13分22秒に日本が佐藤のパスを受けた児玉が左45度遠目からシュートを決めると、再び立教GK田中のディフェンス力に問題が起きます。
13分57秒、笹川、館山と繋いで佐藤がゴール、0-7。
18分9秒には佐藤が中央突破すると見せて左の川口にパス、川口が左45度からシュート。2人が連動した見事なシュート。GK田中もお手上げでした。0-8。
このまま第2ピリオッドが終了しました。シュー著数は5-16でした。

第3ピリオッドに入ると、日本はリラックスして攻撃をしだします。
50秒に江良のアシストで中道(北海1)がゴール、0-9。
1分48秒には武田がノーアシストでゴール、0-10。大会規定のより、ゴール時とペナルティー時以外は時計を止めない促進ルールに入ります。名門・立教にとっては初戦から屈辱です。
その後も日本は、月舘、中道、館山、興津、武田らがゴール。大量15点をゲットしました。
立教は、6分35秒に4 on 4のシチュエーションで竹高がゴール。一矢を報いましたが、プログラムに書かれていた「立教魂」は感じられず、大敗を喫しました。
同じ大学生で戦っているのです。なんとか頭を絞り、ハードワークして次戦からは頑張ってほしいものです。それにおは、まずペナルティーを犯さないこと。得点で最後まで食らいつくことが大切。そうすれば、あいての焦りも出るだろうし、勝機も現れてくると思います。まずは相手にボディーチェックする、最後まであきらめずスティックを絡めるなど、そういうことが「立教魂」ではないでしょうか。
総シュート数は8-51。結果は当然かもしれません。
次戦の両チームの検討を期待しましょう。

続く

[結果]
Div.ⅠBグループ
立教 1-15 日本(0-5、0-3、1-7)
神奈川 1-6 大東文化(0-1、1-1、0-4)
青山学院 0-1 専修(0-1、0-0、0-0)
Div.Ⅴ
帝京 3-1 聖マリアンナ医科(1-1、0-0、2-0)

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